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服部一郎コレクション近現代絵画展 かたちを観る

ルノワール、デュフィ、ピカソなどの作品を「かたち」に注目してご紹介。また、2020年5月に惜しまれつつ亡くなった現代美術家クリストのドローイング作品を特集展示します。


小平陽子展 ~絵本 諏訪の龍神さま と 縄文の癒し~

市立岡谷美術考古館では「小平陽子展 ~絵本 諏訪の龍神さま と 縄文の癒し~」を開催します。
グラフィックデザイナー 小平陽子氏は東京藝術大学卒業後、企業デザイナーを経て独立し、現在は岡谷市のアトリエKODAIRAにて活動を行っています。これまで多くの美術館・博物館やテーマパーク等のグッズやロゴ、パッケージデザインを制作し、当市においては岡谷市民病院エントランスの壁画立体デザイン、シルクファクト宮坂製糸所のグッズデザイン等を手掛けており、当館の考古展示解説イラストもそのひとつです。最近は「諏訪龍神プロジェクト」や「スワんこプロジェクト」において地域の歴史や文化を伝える紙芝居や絵本、ソノリティカードを制作するなど、地域に根ざした活動を行っています。
本展では「諏訪の龍神さま」などの絵本の挿絵をはじめ、小平氏の高校から企業デザイナー時代の作品や、本展のために新しく制作された縄文のイラストもご紹介します。水彩やパステル調の優しい色合いの作品とインスタレーション(空間展示)によって表現される神話と癒しの世界をお楽しみください。


第27回企画展 高遠藩の軍制改革と伊澤修二

  • 場所:伊那市創造館
  • 開催期間:2022-01-22〜2022-05-09
  • お問い合わせ:0265-72-6220

ペリーが来航し、緊張が高まる幕末。幕府や諸藩は欧米の軍事力にも対抗できるように近代的な西洋式軍制へと改革を進めました。高遠藩でもそれは例外ではなく、第七代藩主内藤頼寧は自ら砲術家江川太郎左衛門の門下に入り砲術を学ぶなど、軍制改革の先頭に立ちました。八代藩主頼直の時代、高遠藩は長州征討や北越戦争等に出兵し西洋式の組織と装備で戦いました。
 戦いには鼓手( 西洋式ドラム奏者) が帯同するため、主に年少の藩士が抜擢され調練を行っていました。そのメンバーの一人が伊澤修二です。
 少年時代に西洋のリズムを体感し、身につけた修二は、西洋式調練の傍ら読書を通して英語や欧米の学問を学び、急速に近代世界への理解を深めていきます。
 大きな歴史のうねりの中、幼少期から鍛えられた学びの力でアメリカ留学を果たし、近代教育のエキスパートとして活躍する土台を築いた伊澤修二。来たるべき時代のリーダーとして育ち始めた、若き日の伊澤修二の姿を、諸資料やパネル展示を通して感じ取ってください。

展示会場:2階企画展示室
展示期間中の休館日:毎週火曜日・2月24日(木)
最終入場は午後4時45分
伊那市教育委員会・上伊那教育会 共催


冬季企画展「古井戸 芳生 展 “新”表現の樹木」

2021年度 冬季企画展 「古井戸 芳生 展 “新”表現の樹木」

会期◎2021年12月25日(土)〜 2022年4月3日(日)
開館時間◎9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日◎ 木曜日 Thu ※1/1は休館になります
入館料◎大人500円/小中生300円

 ロマン美術館2021年冬季企画展として「古井戸 芳生 展 “新”表現の樹木」を開催します。古井戸芳生の表現の歩みは、美術史の流れと時に交差し、同調する瞬間にこそ新たな形を得ています。
 これらの作品は20世紀以降の美術の動向を再確認させ、作家自らがその地に足を着けてきたかのような確かな存在感を感じさせられます。その画面からは、感性の発散による思うがままの動きと、解き放たれた色彩描画(ペインティング)がみられ、80年代の美術界に旋風を巻き起こした新表現主義の様相を持ちます。


信州ゆかりの刀剣展

ミヤオビピクチャーズ制作の映画「信虎」が全国公開され、伊那市でも旭座で上映されています。同社からは信虎最期の地高遠で刀剣展を開催したいと依頼があり、戦国時代から江戸時代初期の制作と推定される刀剣を5点お貸しいただくことができ、当館で収蔵する中世の刀剣と併せて「信州ゆかりの刀剣展」と題してミニ展示を企画しました。
現在開催中ですので、信州にゆかりのある刀工の作品、高遠ゆかりの人物に関する貴重な作品をぜひご覧ください。

展覧会名称:「信州ゆかりの刀剣展」
会期:令和3年11月2日(火)~令和4年2月20日(日)
時間:午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分)
会場:伊那市立高遠町歴史博物館 1階 第1展示室
入館料:一般400円(20名以上の団体の場合1人300円)
    高校生以下及び18歳未満は無料
    身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と
    付き添いの方1名は入館料免除
    ※令和3年12月16日(木)より令和4年1月30日(日)の間、伊那市民は無料
主催:ミヤオビピクチャーズ、伊那市立高遠町歴史博物館


髙橋靖夫回顧展

本年4月29日、岡谷市出身の画家 髙橋靖夫先生が逝去されました。

1938年に画家 髙橋貞一郎の五男として岡谷市に生まれた髙橋先生は、幼い頃から芸術に触れて育ち、中学で長野県美術展、高校で一水社展に入選。東京藝術大学油絵画科へ進み、1961年に卒業制作が大橋賞を受賞。翌年、国画会展で初入選を果たします。その後も国画会展において多くの賞を受賞する一方で、女子美術大学教授を務め、地元岡谷においては約40年間絵画教室を主宰、岡谷市美術会の講師を務めるなど、多くの後進の指導にあたり、美術文化の発展に寄与してきました。

髙橋先生は近年、「窓辺」「地にあるものたち」シリーズを制作してきました。黄色を基調に、濃密かつ澄明な色彩で人間・動物・花々を描く、その感性の原風景は地元岡谷で子供の頃に庭で遊んでいた子どもの頃の記憶にあるそうです。

本展では学生時代から近年の作品まで、当館収蔵作品を紹介するほか、ご遺品の資料や貴重な写真なども展示し、髙橋先生を偲びます。

関連ファイル

令和3年度冬季企画展「没後80年 郷愁の画家 丸山晩霞 -師友とその時代」

  • 場所:長野県立歴史館
  • 開催期間:2022-01-15〜2022-02-27
  • お問い合わせ:総合情報課 026-274-3991

明治・大正・昭和戦前期に活躍した水彩画家・丸山晩霞の代表作を一堂に紹介します。現在の長野県東御市祢津に生まれた晩霞は、郷里を拠点に製作をつづけ、明治美術に新風をもたらしました。

【期間】令和4年(2022年)1月15日(土) ~ 2月27日(日)
【場所】長野県立歴史館 企画展示室
【入館料】本展のみ 300円(大学生150円) ※常設展との共通券500円(大学生250円)
【講演会】
   日 時 令和4年1月29日(土) 午後1時30分~
   テーマ 「丸山晩霞の立志-あこがれの地、アメリカ、ヨーロッパへ」
   講 師 佐藤 聡史 氏(丸山晩霞記念館長)
【講座】
   日 時 令和4年2月5日(土) 午後1時30分~
   テーマ 「水彩画家・丸山晩霞の生涯と芸術」
   講 師  林 誠(当館学芸員)
※各種イベントについては、80名限定、事前申込制です。今後の諸事情により中止、延期等を行う場合があります。

【写真】「杏花の里」 (丸山晩霞記念館蔵)


「四季を愛でる~浅間山麓の野の花たち~」

  • 場所:深沢紅子野の花美術館
  • 開催期間:2021-10-28〜2022-01-10
  • お問い合わせ:E-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp TEL:0267-45-1175 FAX:0267-45-6626

深沢紅子野の花美術館では秋季企画展「四季を愛でる~浅間山麓の野の花たち~」を開催いたします。
深沢紅子(1903-1993)は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表するかたわら、軽井沢をこよなく愛し、1961年頃から1983年までの20年余、画家の夫・深沢省三と共に、軽井沢の堀辰雄1412番山荘(現在、軽井沢高原文庫に移築)を夏のアトリエとして過ごし、浅間高原に咲く多様な野の花を数多く描きました。
秋の展示では、深沢紅子作品の中から、「からすうり」「なつはぜ」「びなんかずら」など、浅間高原の秋を描いた水彩画など約30点のほか、「野の花」「よそおう」「縞のブラウス」などの油彩画約10点をご紹介いたします。
また、紅子はすでに戦前からたびたび軽井沢を訪れ、堀辰雄や立原道造ら軽井沢を愛した文人たちとも交友を結んでいました。そうした文学者の本の装幀・挿絵も多く手がけており、今回はその一部も展示しています。
美術館の建物は、今から110年前、1911年(明治44)に軽井沢郵便局として旧軽井沢に建てられ、長年、使用されてきました。国登録有形文化財。1996年(平成8)に現在地に移築保存された際、外壁の色は新築当時のミントグリーンに復元されました。
どうぞごゆっくりご鑑賞ください。


画像:深沢紅子 「野の花」 1983年 油彩 (深沢紅子野の花美術館・軽井沢蔵)


【休館日・入館料】
11月は無休。12月~2022年1月は火・水・木曜日は休館。12月26日~1月1日まで休館。
開館時間:9:00~17:00。ただし、12月~2022年1月は10:00~16:00。
入館料:大人600円 小中学生300円 

【アクセス】
JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」下車、タクシー約10分、または、しなの鉄道「中軽井沢駅」下車、タクシー約7分
上信越自動車道・碓氷軽井沢ICより車で約15分
<急行塩沢湖線>7/14~通年「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料410円)、徒歩5分
<町内循環バス東・南廻り線>通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「塩沢湖」下車(有料200円)、徒歩5分

深沢紅子野の花美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉217
電話0267―45―3662
FAX0267―45―6466
http://taliesin@karuizawataliesin.com


森のおうち所蔵バーナデット・ワッツ絵本原画展

イギリスを代表する絵本作家・バーナデット・ワッツは、これまでに、グリムやアンデルセン童話の挿絵を中心に創作絵本も手がけています。
日本では出版されていない『マッチ売りの少女』(アンデルセン/作 ※ドイツ、イギリスにて出版)や、『くつやのマルチン』(トルストイ民話、西村書店版)、クリスマスにちなんだお話など、当館所蔵原画ではありますが、年に1度しかご覧いただけません。
幻想的な色合いで美しい世界を描いた絵本原画をぜひクリスマス期間にご覧ください。

【展示作品】
『マッチ売りの少女』アンデルセン/作
『くつやのマルチン』トルストイ民話、
『こまったクリスマス』R.ジョンソン/文、
『リサの小さなともだち』ジョック・カール/作、
『つぐみひげの王さま』グリム童話(以上4作、西村書店)

2021年12月18日(土)13:00~は「森のおうちクリスマスお話会」(要予約、参加費2000円・美術館入館料込み、お茶付き)も開催します。

同時展示●「田中清代絵本原画展」
【展示作品】
『くろいの』 田中 清代/作 (偕成社)
『おばけがこわいことこちゃん』 田中 清代/作 (ビリケン出版)
『トマトさん』 田中 清代/作 (福音館書店)


田中清代絵本原画展

「田中清代絵本原画展」では、絵本作家・銅版画家として活躍する田中清代の絵本代表作3作品の原画を各全点展示致します。

ひとりでいる子どもの心に優しく寄り添ってくれる不思議な生きものと女の子との一時を描き、日本絵本賞・大賞(2020)や小学館児童出版文化賞(2019)など4つの賞を受賞した注目の人気絵本『くろいの』は、銅版画の作品です。

また、インパクトの強い独創的な表情をみせる『トマトさん』、こわがりで夜にひとりでトイレに行けない女の子が、おばけの人形をひろったことから勇気を出す『おばけがこわいことこちゃん』は銅版画に手彩色で描き上げた繊細ながら動きのあるタッチの作品で、『くろいの』のモノクロの世界とはまた違った田中の作風を楽しめます。

どの作品も、だれもが体験したことがある幼い頃の感覚を呼び覚ましてくれるような味わいです。

【展示作品】
『くろいの』 田中 清代/作 (偕成社)
『おばけがこわいことこちゃん』 田中 清代/作 (ビリケン出版)
『トマトさん』 田中 清代/作 (福音館書店)

同時展示●「森のおうち所蔵バーナデット・ワッツ絵本原画展」
イギリスを代表する絵本作家バーナデット・ワッツの『マッチ売りの少女』(アンデルセン/作 ※ドイツ、イギリスにて出版)や『くつやのマルチン』など所蔵の作品を展示致します。
幻想的な色合いで美しい世界を描いた絵本原画をクリスマス期間にご覧頂けます。
展示作品】
『マッチ売りの少女』アンデルセン/作
『くつやのマルチン』トルストイ民話、
『こまったクリスマス』R.ジョンソン/文、
『リサの小さなともだち』ジョック・カール/作、
『つぐみひげの王さま』グリム童話(以上4作、西村書店)

2021年12月18日(土)13:00~は「森のおうちクリスマスお話会」(要予約、参加費2000円・美術館入館料込み、お茶付き)も開催します。


めでたづくし 福を招くうつわの文様

 この度サンリツ服部美術館では、新しい年の幕開けにふさわしい、明るく華やかな吉祥文様があらわされた陶磁器をご紹介する展覧会を開催いたします。
 めでたい兆しや繁栄を意味する文様を吉祥文様と呼びます。魚は豊穣、鶴は長寿、牡丹は繁栄などさまざまな動植物や人物、文字に願いや祈りを込め、多種多様な吉祥文様を生み出してきました。生活に欠かせないうつわや贈答品には、色鮮やかな絵付けや装飾がほどこされていることがあります。そのなかには縁起のよい意匠も多くあり、古来より多くの人々が福を招こうとした姿が垣間見えます。
 本展では繰り返し表現されてきた吉祥文様の意味を読み解くとともに、東洋陶磁の技と美をご覧いただきます。当館のコレクションを通じて、幸福に満ち溢れたうつわの数々をお楽しみください。


ヨーロッパ絵本の旅

展示内容:
当館の収蔵作品を北欧、中欧、西欧に分けて展示し、絵本原画とともに各地域の芸術の特徴や歴史をご紹介します。
北欧からは、デンマークが誇る童話作家・アンデルセン童話のイラストを掲げます。カイ・ニールセンやスヴェン・オットーなどの
デンマーク出身の画家をはじめ、幅広くヨーロッパ各国で描かれるアンデルセンの世界をお楽しみください。
中欧からは、ポーランドを代表するヨゼフ・ヴィルコン、スタシス・エイドリゲヴィチウス、ブラティスラヴァ世界絵本原画展の舞台
スロヴァキアよりドゥシャン・カーライらの原画を展示します。
西欧からは、ドイツ出身のクラウス・エンジカート「ぼろきれ箱のサンタクロース」をはじめ、
絵本に描かれるヨーロッパの冬の情景を堪能いただきます。

イベント:
★絵本の森のハロウィン
会期: 10月15日(金)~10月31日(日)
場所:軽井沢絵本の森美術館 絵本図書館
軽井沢絵本の森美術館内の施設・絵本図書館がハロウィン仕様に!
ハロウィンに関する絵本の特集も。
※軽井沢絵本の森美術館 入館料が必要です。

★ムーゼの森 ハロウィンキャンペーン
会期: 10月30日(土)~10月31日(日)
場所: ムーゼの森 絵本のお店/木のおもちゃのお店
ショップ(絵本のお店/木のおもちゃのお店)で商品ご購入の方に、先着でお菓子をプレゼント!
※ショップは入館料不要でご利用いただけます。

企画展URL:https://museen.org/event/3110


サンタと巡るクリスマス

展示内容:
ドイツの「サンタクロース」は12月6日にやってきます。これはサンタの起源とされている「聖ニコラウス」という人物の忌日が、12月6日であるためです。
さらに、よい子にはプレゼントを、悪い子には木の棒をあげる怖い一面も。この他にも、ドイツにはクリスマスならではの文化が多くあります。
本展では、サンタのおもちゃを用いてミニストーリーを展開し、そのストーリーに沿って様々なドイツのクリスマスの文化をご紹介します。

イベント:
★ムーゼの森 ハロウィンキャンペーン
会期: 10月30日(土)~10月31日(日)
場所: ムーゼの森 絵本のお店/木のおもちゃのお店
ショップ(絵本のお店/木のおもちゃのお店)で商品ご購入の方に、先着でお菓子をプレゼント!
※ショップは入館料不要でご利用いただけます。

★ナイトミュージアム「クリスマスに灯すおもちゃたち」
会期:12月25日(日)16時から1時間程度
場所:エルツおもちゃ博物館・軽井沢
木のおもちゃの灯すあたたかな光の中で、学芸員がドイツのクリスマスについて 解説します。
※エルツおもちゃ博物館 入館料が必要です。

企画展URL:https://museen.org/event/3132


第72回特別展「高遠今むかし―故矢澤章一氏の資料を繙く―」

 高遠町歴史博物館では、平成27年から「伊那市歴史文化デジタル化事業」と称して古写真のデジタル化を進め、展示や講演会で公開してきました。この事業は、高遠町の郷土史家矢澤章一氏(故人)に全面的に協力していただきました。
 矢澤氏はコンピュータの操作に熟達しており、郷土の歴史資料や風景等の写真に情報を付して整理していただきました。
 一方で、矢澤氏は自身の家に伝わる資料や自ら預かった貴重な資料を当館へ寄附・寄託されました。その中には、高遠藩を代表する儒学者にして砲術家の阪本天山が創始した、荻野流増補新術という砲術に関する書物や武器類、進徳館出身者で衆議院議員として国政に携わった中村弥六と布引丸事件に関する稀少性の高い史料が含まれています。
 そこで、今回の特別展では矢澤氏が整理した膨大な写真及び館へ託した貴重な資料を選りすぐり、関連資料を添えながら、高遠の「今」と「むかし」について紹介します。


企画展「矢野綾子生誕110年 -物語の小径へー 風立ちぬと堀辰雄」

  • 場所:堀辰雄文学記念館
  • 開催期間:2021-10-01〜2022-03-15
  • お問い合わせ:堀辰雄文学記念館 TEL/FAX 0267-45-2050

昭和8年、軽井沢で堀辰雄は矢野綾子に出会い、彼女とすごした日々をもとに『美しい村』や『風立ちぬ』などの物語を紡ぎました。
本展では、物語が生まれた背景や執筆前後の書簡をひもとくことで、堀辰雄と作品の魅力をご紹介します。


特別展「麗しのエナメル彩ガラス ーガレ・ドーム・ラリックー」

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2021-03-13〜2022-03-15
  • お問い合わせ:0266-58-6000

■企画内容
19世紀末の芸術潮流「アール・ヌーヴォー」の旗手として活躍したエミール・ガレ(1846-1904)。
ガレが登場した当時、ガラス界ではクリスタル・ガラスの透明な輝きが人気を博していました。その流れを一転させたのが、草花や昆虫など自然のモチーフを取り入れたガレの色ガラス表現でした。自然の彩りを再現する手段として、ガレが最初に挑んだ技法が、ガラス質の絵の具を低温で焼き付ける「エナメル彩」です。絵画のように筆で描くエナメル彩絵付けは、繊細な描写が可能で、金彩を加えることで金銀器にも勝る豪華さが醸し出され、評判となりました。

ガレ、ドーム、ラリックのガラス工芸で世界的にも知られる北澤美術館では、この度エナメル彩ガラスを中心にアール・ヌーヴォーの逸品をご紹介する特別展を開催します。ガレ初期の名作「月光色ガラス」の詩情、ドーム兄弟の細密描写、アール・デコの大胆さを際立たせるラリックの力作など、エレガントで洗練されたエナメル彩ガラスの魅力をお楽しみください。


■開催情報
会期:2021年3月13日(土)~2022年3月15日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月) 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
休館日:年中無休、10月1日(金)一部展示替のため休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※ワークショップ事前予約の方は大人800円、中学生400円

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

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■関連イベント
〇記念講演会
『エナメル彩ガラスの魅力』
【中止】日時:9月20日(月・祝)14時~15時
講師:池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)
予約不要、聴講無料、要入館料

〇ワークショップ ※すべて参加費のほか要入館料
「ミクロモザイクのアクセサリーづくり」
講師:なかの雅章氏(とんぼ玉とミクロモザイク海津屋)
【中止】日時:5月2日(日)・5月3日(月祝)、8月8日(日)、9月19日(日) 
各日 ①11時~②13時30分~③15時~(予約優先)
参加費: 3,000円、5,000円、6,000円(3種類、すべて税込)

「アロマワックスサシェづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:8月1日(日) /【中止】8月21日(土)、9月12日(日)
各日 ①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:2,200円(税込)

「ヒムロスギと木の実のリースづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:11月14日(日)①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:3,300円(税込)

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各予定が変更になる場合があります。
最新情報は当館ホームページ、またはお電話でご確認ください。


恋人たちの昼と夜

  • 場所:ペイネ美術館
  • 開催期間:2021-09-02〜2022-01-10
  • お問い合わせ:0267-46-6161

恋をする二人には、常に甘い時間が流れているものですが、そこには昼と夜という区別がつくもの。時間の移り変わりとともに、恋の姿も変わります。例えば、昼は燦々と日を浴びつつ野に遊ぶ一方、夜はロマンチックに愛を語らう。それははじける太陽が昇って沈み、代わって金色の月が静かに浮かぶ様。


レイモン・ぺイネ(1908〜1999)が描いた「恋人たち」も、昼は緑したたる野原で元気いっぱい遊び、夜は言葉少なげに、肩寄せ合って過ごします。それは素朴だけど確かな幸福のひとめぐり、どんなに時がたっても、いつまでも変わることはありません。


ひととき、私たちも恋人たちのそばにお邪魔して、彼らとともに素敵な時間を過ごしましょう。大丈夫、彼らはお互いに夢中で、私たちの視線にはとうてい気づきません。


ロナルド・ヴェンチューラ‐An Introspective

1973年フィリピンのマニラに生まれ、現在も同地で制作を続けるロナルド・ヴェンチューラは、2008年、ニューヨークのギャラリーで「肌の形而上学」展において紹介されて以来、欧米各地と台湾や香港などのアジア圏でも作品を発表し注目を集めています。
ヴェンチューラは、自らの起源(アイデンティティー)を繰り返し深く掘り下げ、内省し、人間の表皮である「肌」の表現の可能性を探求しています。
その表現方法は初期作品から一貫しており、多分野を造形的に、且つ哲学的に取り込み、重ね合わせて絵画や彫刻に反映させています。フィリピンにおける長期間に渡るスペインや、アメリカ、日本からの植民地支配の歴史的背景が黙示録的な色合いを付与し、宗教的文化的背景が祝祭性を与えています。その一方で、繰り返し現れる動植物と人間の共生体(キメラ)はフィリピンの民間伝承、土着文化のアニミズム、そしてギリシャ神話の神獣等をも内包した世界を喚起させます。秩序がないようにも見えるこの作家のカオス的世界は、そのままフィリピンの文化の複雑さを反映しています。
「もともとのイメージが意味するものから解き放たれ、他の要素と融合することで、相互に作用し本来の意味を裏切って、一つのイメージを作ることに興味を持っている。(…中略)そのパターンは無限であり、未だ完成をみたことがない。」と本人が言うように作品に見られるエレメントは、自身のアイデンティティに関わる無意識の衝突のメタファーとして読み取ることができます。    
このたび、Karuizawa New Art Museumではヴェンチューラの30年におよぶ作家人生の半ば回顧的な展覧会として、立体から新作の絵画作品まで100点余りを展示します。日本の美術館では初めての試みであり、多くの方々にご覧いただけますと幸いです。


服部一郎コレクション近現代絵画展 かたちを観る

ルノワール、デュフィ、ピカソなどの作品を「かたち」に注目してご紹介。また、2020年5月に惜しまれつつ亡くなった現代美術家クリストのドローイング作品を特集展示します。


小平陽子展 ~絵本 諏訪の龍神さま と 縄文の癒し~

市立岡谷美術考古館では「小平陽子展 ~絵本 諏訪の龍神さま と 縄文の癒し~」を開催します。
グラフィックデザイナー 小平陽子氏は東京藝術大学卒業後、企業デザイナーを経て独立し、現在は岡谷市のアトリエKODAIRAにて活動を行っています。これまで多くの美術館・博物館やテーマパーク等のグッズやロゴ、パッケージデザインを制作し、当市においては岡谷市民病院エントランスの壁画立体デザイン、シルクファクト宮坂製糸所のグッズデザイン等を手掛けており、当館の考古展示解説イラストもそのひとつです。最近は「諏訪龍神プロジェクト」や「スワんこプロジェクト」において地域の歴史や文化を伝える紙芝居や絵本、ソノリティカードを制作するなど、地域に根ざした活動を行っています。
本展では「諏訪の龍神さま」などの絵本の挿絵をはじめ、小平氏の高校から企業デザイナー時代の作品や、本展のために新しく制作された縄文のイラストもご紹介します。水彩やパステル調の優しい色合いの作品とインスタレーション(空間展示)によって表現される神話と癒しの世界をお楽しみください。


第27回企画展 高遠藩の軍制改革と伊澤修二

  • 場所:伊那市創造館
  • 開催期間:2022-01-22〜2022-05-09
  • お問い合わせ:0265-72-6220

ペリーが来航し、緊張が高まる幕末。幕府や諸藩は欧米の軍事力にも対抗できるように近代的な西洋式軍制へと改革を進めました。高遠藩でもそれは例外ではなく、第七代藩主内藤頼寧は自ら砲術家江川太郎左衛門の門下に入り砲術を学ぶなど、軍制改革の先頭に立ちました。八代藩主頼直の時代、高遠藩は長州征討や北越戦争等に出兵し西洋式の組織と装備で戦いました。
 戦いには鼓手( 西洋式ドラム奏者) が帯同するため、主に年少の藩士が抜擢され調練を行っていました。そのメンバーの一人が伊澤修二です。
 少年時代に西洋のリズムを体感し、身につけた修二は、西洋式調練の傍ら読書を通して英語や欧米の学問を学び、急速に近代世界への理解を深めていきます。
 大きな歴史のうねりの中、幼少期から鍛えられた学びの力でアメリカ留学を果たし、近代教育のエキスパートとして活躍する土台を築いた伊澤修二。来たるべき時代のリーダーとして育ち始めた、若き日の伊澤修二の姿を、諸資料やパネル展示を通して感じ取ってください。

展示会場:2階企画展示室
展示期間中の休館日:毎週火曜日・2月24日(木)
最終入場は午後4時45分
伊那市教育委員会・上伊那教育会 共催


冬季企画展「古井戸 芳生 展 “新”表現の樹木」

2021年度 冬季企画展 「古井戸 芳生 展 “新”表現の樹木」

会期◎2021年12月25日(土)〜 2022年4月3日(日)
開館時間◎9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日◎ 木曜日 Thu ※1/1は休館になります
入館料◎大人500円/小中生300円

 ロマン美術館2021年冬季企画展として「古井戸 芳生 展 “新”表現の樹木」を開催します。古井戸芳生の表現の歩みは、美術史の流れと時に交差し、同調する瞬間にこそ新たな形を得ています。
 これらの作品は20世紀以降の美術の動向を再確認させ、作家自らがその地に足を着けてきたかのような確かな存在感を感じさせられます。その画面からは、感性の発散による思うがままの動きと、解き放たれた色彩描画(ペインティング)がみられ、80年代の美術界に旋風を巻き起こした新表現主義の様相を持ちます。


信州ゆかりの刀剣展

ミヤオビピクチャーズ制作の映画「信虎」が全国公開され、伊那市でも旭座で上映されています。同社からは信虎最期の地高遠で刀剣展を開催したいと依頼があり、戦国時代から江戸時代初期の制作と推定される刀剣を5点お貸しいただくことができ、当館で収蔵する中世の刀剣と併せて「信州ゆかりの刀剣展」と題してミニ展示を企画しました。
現在開催中ですので、信州にゆかりのある刀工の作品、高遠ゆかりの人物に関する貴重な作品をぜひご覧ください。

展覧会名称:「信州ゆかりの刀剣展」
会期:令和3年11月2日(火)~令和4年2月20日(日)
時間:午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分)
会場:伊那市立高遠町歴史博物館 1階 第1展示室
入館料:一般400円(20名以上の団体の場合1人300円)
    高校生以下及び18歳未満は無料
    身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と
    付き添いの方1名は入館料免除
    ※令和3年12月16日(木)より令和4年1月30日(日)の間、伊那市民は無料
主催:ミヤオビピクチャーズ、伊那市立高遠町歴史博物館


令和3年度冬季企画展「没後80年 郷愁の画家 丸山晩霞 -師友とその時代」

  • 場所:長野県立歴史館
  • 開催期間:2022-01-15〜2022-02-27
  • お問い合わせ:総合情報課 026-274-3991

明治・大正・昭和戦前期に活躍した水彩画家・丸山晩霞の代表作を一堂に紹介します。現在の長野県東御市祢津に生まれた晩霞は、郷里を拠点に製作をつづけ、明治美術に新風をもたらしました。

【期間】令和4年(2022年)1月15日(土) ~ 2月27日(日)
【場所】長野県立歴史館 企画展示室
【入館料】本展のみ 300円(大学生150円) ※常設展との共通券500円(大学生250円)
【講演会】
   日 時 令和4年1月29日(土) 午後1時30分~
   テーマ 「丸山晩霞の立志-あこがれの地、アメリカ、ヨーロッパへ」
   講 師 佐藤 聡史 氏(丸山晩霞記念館長)
【講座】
   日 時 令和4年2月5日(土) 午後1時30分~
   テーマ 「水彩画家・丸山晩霞の生涯と芸術」
   講 師  林 誠(当館学芸員)
※各種イベントについては、80名限定、事前申込制です。今後の諸事情により中止、延期等を行う場合があります。

【写真】「杏花の里」 (丸山晩霞記念館蔵)


めでたづくし 福を招くうつわの文様

 この度サンリツ服部美術館では、新しい年の幕開けにふさわしい、明るく華やかな吉祥文様があらわされた陶磁器をご紹介する展覧会を開催いたします。
 めでたい兆しや繁栄を意味する文様を吉祥文様と呼びます。魚は豊穣、鶴は長寿、牡丹は繁栄などさまざまな動植物や人物、文字に願いや祈りを込め、多種多様な吉祥文様を生み出してきました。生活に欠かせないうつわや贈答品には、色鮮やかな絵付けや装飾がほどこされていることがあります。そのなかには縁起のよい意匠も多くあり、古来より多くの人々が福を招こうとした姿が垣間見えます。
 本展では繰り返し表現されてきた吉祥文様の意味を読み解くとともに、東洋陶磁の技と美をご覧いただきます。当館のコレクションを通じて、幸福に満ち溢れたうつわの数々をお楽しみください。


第72回特別展「高遠今むかし―故矢澤章一氏の資料を繙く―」

 高遠町歴史博物館では、平成27年から「伊那市歴史文化デジタル化事業」と称して古写真のデジタル化を進め、展示や講演会で公開してきました。この事業は、高遠町の郷土史家矢澤章一氏(故人)に全面的に協力していただきました。
 矢澤氏はコンピュータの操作に熟達しており、郷土の歴史資料や風景等の写真に情報を付して整理していただきました。
 一方で、矢澤氏は自身の家に伝わる資料や自ら預かった貴重な資料を当館へ寄附・寄託されました。その中には、高遠藩を代表する儒学者にして砲術家の阪本天山が創始した、荻野流増補新術という砲術に関する書物や武器類、進徳館出身者で衆議院議員として国政に携わった中村弥六と布引丸事件に関する稀少性の高い史料が含まれています。
 そこで、今回の特別展では矢澤氏が整理した膨大な写真及び館へ託した貴重な資料を選りすぐり、関連資料を添えながら、高遠の「今」と「むかし」について紹介します。


企画展「矢野綾子生誕110年 -物語の小径へー 風立ちぬと堀辰雄」

  • 場所:堀辰雄文学記念館
  • 開催期間:2021-10-01〜2022-03-15
  • お問い合わせ:堀辰雄文学記念館 TEL/FAX 0267-45-2050

昭和8年、軽井沢で堀辰雄は矢野綾子に出会い、彼女とすごした日々をもとに『美しい村』や『風立ちぬ』などの物語を紡ぎました。
本展では、物語が生まれた背景や執筆前後の書簡をひもとくことで、堀辰雄と作品の魅力をご紹介します。


特別展「麗しのエナメル彩ガラス ーガレ・ドーム・ラリックー」

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2021-03-13〜2022-03-15
  • お問い合わせ:0266-58-6000

■企画内容
19世紀末の芸術潮流「アール・ヌーヴォー」の旗手として活躍したエミール・ガレ(1846-1904)。
ガレが登場した当時、ガラス界ではクリスタル・ガラスの透明な輝きが人気を博していました。その流れを一転させたのが、草花や昆虫など自然のモチーフを取り入れたガレの色ガラス表現でした。自然の彩りを再現する手段として、ガレが最初に挑んだ技法が、ガラス質の絵の具を低温で焼き付ける「エナメル彩」です。絵画のように筆で描くエナメル彩絵付けは、繊細な描写が可能で、金彩を加えることで金銀器にも勝る豪華さが醸し出され、評判となりました。

ガレ、ドーム、ラリックのガラス工芸で世界的にも知られる北澤美術館では、この度エナメル彩ガラスを中心にアール・ヌーヴォーの逸品をご紹介する特別展を開催します。ガレ初期の名作「月光色ガラス」の詩情、ドーム兄弟の細密描写、アール・デコの大胆さを際立たせるラリックの力作など、エレガントで洗練されたエナメル彩ガラスの魅力をお楽しみください。


■開催情報
会期:2021年3月13日(土)~2022年3月15日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月) 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
休館日:年中無休、10月1日(金)一部展示替のため休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※ワークショップ事前予約の方は大人800円、中学生400円

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

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■関連イベント
〇記念講演会
『エナメル彩ガラスの魅力』
【中止】日時:9月20日(月・祝)14時~15時
講師:池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)
予約不要、聴講無料、要入館料

〇ワークショップ ※すべて参加費のほか要入館料
「ミクロモザイクのアクセサリーづくり」
講師:なかの雅章氏(とんぼ玉とミクロモザイク海津屋)
【中止】日時:5月2日(日)・5月3日(月祝)、8月8日(日)、9月19日(日) 
各日 ①11時~②13時30分~③15時~(予約優先)
参加費: 3,000円、5,000円、6,000円(3種類、すべて税込)

「アロマワックスサシェづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:8月1日(日) /【中止】8月21日(土)、9月12日(日)
各日 ①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:2,200円(税込)

「ヒムロスギと木の実のリースづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:11月14日(日)①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:3,300円(税込)

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各予定が変更になる場合があります。
最新情報は当館ホームページ、またはお電話でご確認ください。


ロナルド・ヴェンチューラ‐An Introspective

1973年フィリピンのマニラに生まれ、現在も同地で制作を続けるロナルド・ヴェンチューラは、2008年、ニューヨークのギャラリーで「肌の形而上学」展において紹介されて以来、欧米各地と台湾や香港などのアジア圏でも作品を発表し注目を集めています。
ヴェンチューラは、自らの起源(アイデンティティー)を繰り返し深く掘り下げ、内省し、人間の表皮である「肌」の表現の可能性を探求しています。
その表現方法は初期作品から一貫しており、多分野を造形的に、且つ哲学的に取り込み、重ね合わせて絵画や彫刻に反映させています。フィリピンにおける長期間に渡るスペインや、アメリカ、日本からの植民地支配の歴史的背景が黙示録的な色合いを付与し、宗教的文化的背景が祝祭性を与えています。その一方で、繰り返し現れる動植物と人間の共生体(キメラ)はフィリピンの民間伝承、土着文化のアニミズム、そしてギリシャ神話の神獣等をも内包した世界を喚起させます。秩序がないようにも見えるこの作家のカオス的世界は、そのままフィリピンの文化の複雑さを反映しています。
「もともとのイメージが意味するものから解き放たれ、他の要素と融合することで、相互に作用し本来の意味を裏切って、一つのイメージを作ることに興味を持っている。(…中略)そのパターンは無限であり、未だ完成をみたことがない。」と本人が言うように作品に見られるエレメントは、自身のアイデンティティに関わる無意識の衝突のメタファーとして読み取ることができます。    
このたび、Karuizawa New Art Museumではヴェンチューラの30年におよぶ作家人生の半ば回顧的な展覧会として、立体から新作の絵画作品まで100点余りを展示します。日本の美術館では初めての試みであり、多くの方々にご覧いただけますと幸いです。


漆 うるわし

 この度は、サンリツ服部美術館のコレクションのなかから、日本で作られた漆芸品の魅力をご紹介いたします。
 耐久性・接着性に優れた漆は、約9,000年前の縄文時代から塗料として人々の生活を支えてきました。また漆は、柔らかく艶やかな黒や赤の肌を生み出すことができます。そのため、日本では色漆で文様を描く漆絵や金銀の粉を蒔きつける蒔絵、文様を彫った上から漆を塗る木彫彩漆といった装飾技法も独自に発達し、建物・家具・食器などあらゆるものに使用され、長い間日本の生活文化を豊かに彩ってきました。
 優美な意匠の蒔絵の調度品や、深みのある赤色の肌と精緻な彫刻が見どころの近代の鎌倉彫の作品などを通して、多彩な表現で多くの人々を魅了する漆芸品の世界に触れて頂く機会となりましたら幸いです。


服部一郎コレクション近現代絵画展 かたちを観る

ルノワール、デュフィ、ピカソなどの作品を「かたち」に注目してご紹介。また、2020年5月に惜しまれつつ亡くなった現代美術家クリストのドローイング作品を特集展示します。


小平陽子展 ~絵本 諏訪の龍神さま と 縄文の癒し~

市立岡谷美術考古館では「小平陽子展 ~絵本 諏訪の龍神さま と 縄文の癒し~」を開催します。
グラフィックデザイナー 小平陽子氏は東京藝術大学卒業後、企業デザイナーを経て独立し、現在は岡谷市のアトリエKODAIRAにて活動を行っています。これまで多くの美術館・博物館やテーマパーク等のグッズやロゴ、パッケージデザインを制作し、当市においては岡谷市民病院エントランスの壁画立体デザイン、シルクファクト宮坂製糸所のグッズデザイン等を手掛けており、当館の考古展示解説イラストもそのひとつです。最近は「諏訪龍神プロジェクト」や「スワんこプロジェクト」において地域の歴史や文化を伝える紙芝居や絵本、ソノリティカードを制作するなど、地域に根ざした活動を行っています。
本展では「諏訪の龍神さま」などの絵本の挿絵をはじめ、小平氏の高校から企業デザイナー時代の作品や、本展のために新しく制作された縄文のイラストもご紹介します。水彩やパステル調の優しい色合いの作品とインスタレーション(空間展示)によって表現される神話と癒しの世界をお楽しみください。


第27回企画展 高遠藩の軍制改革と伊澤修二

  • 場所:伊那市創造館
  • 開催期間:2022-01-22〜2022-05-09
  • お問い合わせ:0265-72-6220

ペリーが来航し、緊張が高まる幕末。幕府や諸藩は欧米の軍事力にも対抗できるように近代的な西洋式軍制へと改革を進めました。高遠藩でもそれは例外ではなく、第七代藩主内藤頼寧は自ら砲術家江川太郎左衛門の門下に入り砲術を学ぶなど、軍制改革の先頭に立ちました。八代藩主頼直の時代、高遠藩は長州征討や北越戦争等に出兵し西洋式の組織と装備で戦いました。
 戦いには鼓手( 西洋式ドラム奏者) が帯同するため、主に年少の藩士が抜擢され調練を行っていました。そのメンバーの一人が伊澤修二です。
 少年時代に西洋のリズムを体感し、身につけた修二は、西洋式調練の傍ら読書を通して英語や欧米の学問を学び、急速に近代世界への理解を深めていきます。
 大きな歴史のうねりの中、幼少期から鍛えられた学びの力でアメリカ留学を果たし、近代教育のエキスパートとして活躍する土台を築いた伊澤修二。来たるべき時代のリーダーとして育ち始めた、若き日の伊澤修二の姿を、諸資料やパネル展示を通して感じ取ってください。

展示会場:2階企画展示室
展示期間中の休館日:毎週火曜日・2月24日(木)
最終入場は午後4時45分
伊那市教育委員会・上伊那教育会 共催


冬季企画展「古井戸 芳生 展 “新”表現の樹木」

2021年度 冬季企画展 「古井戸 芳生 展 “新”表現の樹木」

会期◎2021年12月25日(土)〜 2022年4月3日(日)
開館時間◎9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日◎ 木曜日 Thu ※1/1は休館になります
入館料◎大人500円/小中生300円

 ロマン美術館2021年冬季企画展として「古井戸 芳生 展 “新”表現の樹木」を開催します。古井戸芳生の表現の歩みは、美術史の流れと時に交差し、同調する瞬間にこそ新たな形を得ています。
 これらの作品は20世紀以降の美術の動向を再確認させ、作家自らがその地に足を着けてきたかのような確かな存在感を感じさせられます。その画面からは、感性の発散による思うがままの動きと、解き放たれた色彩描画(ペインティング)がみられ、80年代の美術界に旋風を巻き起こした新表現主義の様相を持ちます。


企画展「矢野綾子生誕110年 -物語の小径へー 風立ちぬと堀辰雄」

  • 場所:堀辰雄文学記念館
  • 開催期間:2021-10-01〜2022-03-15
  • お問い合わせ:堀辰雄文学記念館 TEL/FAX 0267-45-2050

昭和8年、軽井沢で堀辰雄は矢野綾子に出会い、彼女とすごした日々をもとに『美しい村』や『風立ちぬ』などの物語を紡ぎました。
本展では、物語が生まれた背景や執筆前後の書簡をひもとくことで、堀辰雄と作品の魅力をご紹介します。


特別展「麗しのエナメル彩ガラス ーガレ・ドーム・ラリックー」

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2021-03-13〜2022-03-15
  • お問い合わせ:0266-58-6000

■企画内容
19世紀末の芸術潮流「アール・ヌーヴォー」の旗手として活躍したエミール・ガレ(1846-1904)。
ガレが登場した当時、ガラス界ではクリスタル・ガラスの透明な輝きが人気を博していました。その流れを一転させたのが、草花や昆虫など自然のモチーフを取り入れたガレの色ガラス表現でした。自然の彩りを再現する手段として、ガレが最初に挑んだ技法が、ガラス質の絵の具を低温で焼き付ける「エナメル彩」です。絵画のように筆で描くエナメル彩絵付けは、繊細な描写が可能で、金彩を加えることで金銀器にも勝る豪華さが醸し出され、評判となりました。

ガレ、ドーム、ラリックのガラス工芸で世界的にも知られる北澤美術館では、この度エナメル彩ガラスを中心にアール・ヌーヴォーの逸品をご紹介する特別展を開催します。ガレ初期の名作「月光色ガラス」の詩情、ドーム兄弟の細密描写、アール・デコの大胆さを際立たせるラリックの力作など、エレガントで洗練されたエナメル彩ガラスの魅力をお楽しみください。


■開催情報
会期:2021年3月13日(土)~2022年3月15日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月) 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
休館日:年中無休、10月1日(金)一部展示替のため休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※ワークショップ事前予約の方は大人800円、中学生400円

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

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■関連イベント
〇記念講演会
『エナメル彩ガラスの魅力』
【中止】日時:9月20日(月・祝)14時~15時
講師:池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)
予約不要、聴講無料、要入館料

〇ワークショップ ※すべて参加費のほか要入館料
「ミクロモザイクのアクセサリーづくり」
講師:なかの雅章氏(とんぼ玉とミクロモザイク海津屋)
【中止】日時:5月2日(日)・5月3日(月祝)、8月8日(日)、9月19日(日) 
各日 ①11時~②13時30分~③15時~(予約優先)
参加費: 3,000円、5,000円、6,000円(3種類、すべて税込)

「アロマワックスサシェづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:8月1日(日) /【中止】8月21日(土)、9月12日(日)
各日 ①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:2,200円(税込)

「ヒムロスギと木の実のリースづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:11月14日(日)①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:3,300円(税込)

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各予定が変更になる場合があります。
最新情報は当館ホームページ、またはお電話でご確認ください。


ロナルド・ヴェンチューラ‐An Introspective

1973年フィリピンのマニラに生まれ、現在も同地で制作を続けるロナルド・ヴェンチューラは、2008年、ニューヨークのギャラリーで「肌の形而上学」展において紹介されて以来、欧米各地と台湾や香港などのアジア圏でも作品を発表し注目を集めています。
ヴェンチューラは、自らの起源(アイデンティティー)を繰り返し深く掘り下げ、内省し、人間の表皮である「肌」の表現の可能性を探求しています。
その表現方法は初期作品から一貫しており、多分野を造形的に、且つ哲学的に取り込み、重ね合わせて絵画や彫刻に反映させています。フィリピンにおける長期間に渡るスペインや、アメリカ、日本からの植民地支配の歴史的背景が黙示録的な色合いを付与し、宗教的文化的背景が祝祭性を与えています。その一方で、繰り返し現れる動植物と人間の共生体(キメラ)はフィリピンの民間伝承、土着文化のアニミズム、そしてギリシャ神話の神獣等をも内包した世界を喚起させます。秩序がないようにも見えるこの作家のカオス的世界は、そのままフィリピンの文化の複雑さを反映しています。
「もともとのイメージが意味するものから解き放たれ、他の要素と融合することで、相互に作用し本来の意味を裏切って、一つのイメージを作ることに興味を持っている。(…中略)そのパターンは無限であり、未だ完成をみたことがない。」と本人が言うように作品に見られるエレメントは、自身のアイデンティティに関わる無意識の衝突のメタファーとして読み取ることができます。    
このたび、Karuizawa New Art Museumではヴェンチューラの30年におよぶ作家人生の半ば回顧的な展覧会として、立体から新作の絵画作品まで100点余りを展示します。日本の美術館では初めての試みであり、多くの方々にご覧いただけますと幸いです。