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秋季企画展「上原木呂妖怪画展 つくも神と百鬼夜行 〜暁斎・北斎・国芳 画狂の系譜〜」

秋季企画展「上原木呂妖怪画展 つくも神と百鬼夜行 暁斎・北斎・国芳 画狂の系譜」

2021年9月18日(土)~12月12日(日)

 新潟県出身の上原木呂(うえはら・きろ)は西洋的なシュルレアリスムの作家として制作を続けながらも、水墨による東洋的な抽象表現の追求を行い、妖怪や精霊にも通じる原始的な感覚をもたらす造形のありかたに注目し、創意に満ちた作品を生み出し続けています。上原木呂は、河鍋暁斎、葛飾北斎、歌川国芳と、先人たちにより江戸時代から継承されつつある妖怪像の様式美、存在そのものの伝統を守りながらも、この現代において今新たな妖怪画を描き起こします。

 本展覧会では地元山ノ内町や中野市にて収集・保管されてきた北信濃ゆかりの民具を題材に描きおろした新たな妖怪百鬼夜行図を、実物の民具とあわせて公開します。農具やひょうたん、番傘、木桶といった江戸時代以前より伝わる伝統的な民具から、アルミの水筒や電話器、石炭バケツ、炭火アイロンといった近代の産業革命以降に誕生した新しい民具までが上原木呂の手によって次々と妖怪変化させられていきます。 

 日本妖怪のみならず、西洋の魔術的な雰囲気や現代のコミックキャラクターにも通じるポップさをあわせもつ妖怪たちが縦3m横16mの妖怪大壁画として登場します。また、作家が日々描き続ける一万匹の妖怪図から、明治大正時代の古布(ボロ)を引裂き縫い合わせた物質的な造形作品まで、妖怪画の伝統と上原木呂の創造がひしめき合いながら、ロマン美術館の壁を埋め尽くしていきます。

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主 催:山ノ内町立志賀高原ロマン美術館
会 期:2021 (令和3年)年9月18日(土)~12月12日(日)
休館日:木曜日
開館時間:9:00~17:00(ただし入館は16:30 まで)
入館料:大人500 円/小人300 円

協力:中野市教育委員会 新潟市巻郷土資料館 河鍋暁斎記念美術館 
   山ノ内町立西小学校 山ノ内町立東小学校 

後 援:JR東日本長野支社 長野電鉄(株) 信濃毎日新聞社  SBC信越放送  NBS長野放送 TSBテレビ信州 abn長野朝日放送  北信ローカル・りふれ テレビ北信ケーブルビジョン(株) 山ノ内町観光連盟 志賀高原観光協会 北志賀高原観光協会   (一財)和合会 志賀高原リゾート開発(株)


第72回特別展「高遠今むかし―故矢澤章一氏の資料を繙く―」

 高遠町歴史博物館では、平成27年から「伊那市歴史文化デジタル化事業」と称して古写真のデジタル化を進め、展示や講演会で公開してきました。この事業は、高遠町の郷土史家矢澤章一氏(故人)に全面的に協力していただきました。
 矢澤氏はコンピュータの操作に熟達しており、郷土の歴史資料や風景等の写真に情報を付して整理していただきました。
 一方で、矢澤氏は自身の家に伝わる資料や自ら預かった貴重な資料を当館へ寄附・寄託されました。その中には、高遠藩を代表する儒学者にして砲術家の阪本天山が創始した、荻野流増補新術という砲術に関する書物や武器類、進徳館出身者で衆議院議員として国政に携わった中村弥六と布引丸事件に関する稀少性の高い史料が含まれています。
 そこで、今回の特別展では矢澤氏が整理した膨大な写真及び館へ託した貴重な資料を選りすぐり、関連資料を添えながら、高遠の「今」と「むかし」について紹介します。


翠川昭久と11人の彫刻家

下諏訪町出身の彫刻家 翠川昭久(てるひさ・1928-2016)は、矢崎虎夫に師事し、教職のかたわら、郷土を拠点に制作を続けました。長野県展にて受賞を重ね、1989年には信州美術会事務長・県展幹事長に就任、2000年からは審査員を歴任しました。岡谷市美術会・諏訪美術会の彫刻講習会や、彫刻愛好者の会 彩塑会の講師を務め、多くの後進を育成。作家として、指導者として、現在も多くの人々に親しまれています。

そのほか、1991年より94年まで、岡谷蚕糸博物館・岡谷美術考古館館長を務めるほか、低処高思会・ミレー会・たつのこ会といった美術愛好団体にも所属し、幅広く地域の芸術文化発展に寄与しました。

没後5年を記念した本展では、翠川の作品を通じてその生涯を振り返るとともに、指導を受けた彫刻家11人の作品を展示し、現在活躍中の作家たちや郷土の美術界に与えた影響についても考察します。

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秋季展「鴻山の花鳥山水と若冲の鶏百態図」

  • 場所:髙井鴻山記念館
  • 開催期間:2021-09-17〜2021-12-08
  • お問い合わせ:髙井鴻山記念館☎026-247-4049

鴻山が岸駒や北斎など名だたる絵師から教えを受け、細かい筆使いで鮮やかな色付けをした花鳥画や幽玄な山水画、鴻山が収集した名画から若冲の「鶏百態図」をご覧いただけます。

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宮坂了作展 植物文字と地図の絵画

長野県諏訪市出身の作家、宮坂了作(1950~)の個展を開催します。今回は「植物文字」を美術館外の入口に設置、5つのローマ字を春菊の苗で表現します。一体どんなメッセージが浮かび上がるのでしょうか。
また館内のサロンスペースではライフワークともいえる地図を展開した絵画作品を、大作から小品まで一堂に展示します。多彩な制作活動を精力的に行う宮坂の世界をどうぞご覧ください。

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特別展「麗しのエナメル彩ガラス ーガレ・ドーム・ラリックー」

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2021-03-13〜2022-03-15
  • お問い合わせ:0266-58-6000

■企画内容
19世紀末の芸術潮流「アール・ヌーヴォー」の旗手として活躍したエミール・ガレ(1846-1904)。
ガレが登場した当時、ガラス界ではクリスタル・ガラスの透明な輝きが人気を博していました。その流れを一転させたのが、草花や昆虫など自然のモチーフを取り入れたガレの色ガラス表現でした。自然の彩りを再現する手段として、ガレが最初に挑んだ技法が、ガラス質の絵の具を低温で焼き付ける「エナメル彩」です。絵画のように筆で描くエナメル彩絵付けは、繊細な描写が可能で、金彩を加えることで金銀器にも勝る豪華さが醸し出され、評判となりました。

ガレ、ドーム、ラリックのガラス工芸で世界的にも知られる北澤美術館では、この度エナメル彩ガラスを中心にアール・ヌーヴォーの逸品をご紹介する特別展を開催します。ガレ初期の名作「月光色ガラス」の詩情、ドーム兄弟の細密描写、アール・デコの大胆さを際立たせるラリックの力作など、エレガントで洗練されたエナメル彩ガラスの魅力をお楽しみください。


■開催情報
会期:2021年3月13日(土)~2022年3月15日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月) 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
休館日:年中無休、10月1日(金)一部展示替のため休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※ワークショップ事前予約の方は大人800円、中学生400円

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

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■関連イベント
〇記念講演会
『エナメル彩ガラスの魅力』
【中止】日時:9月20日(月・祝)14時~15時
講師:池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)
予約不要、聴講無料、要入館料

〇ワークショップ ※すべて参加費のほか要入館料
「ミクロモザイクのアクセサリーづくり」
講師:なかの雅章氏(とんぼ玉とミクロモザイク海津屋)
【中止】日時:5月2日(日)・5月3日(月祝)、8月8日(日)、9月19日(日) 
各日 ①11時~②13時30分~③15時~(予約優先)
参加費: 3,000円、5,000円、6,000円(3種類、すべて税込)

「アロマワックスサシェづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:8月1日(日) /【中止】8月21日(土)、9月12日(日)
各日 ①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:2,200円(税込)

「ヒムロスギと木の実のリースづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:11月14日(日)①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:3,300円(税込)

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各予定が変更になる場合があります。
最新情報は当館ホームページ、またはお電話でご確認ください。


令和3年度秋季企画展「全盛期の縄文土器 ー圧倒する褶曲文ー」

  • 場所:長野県立歴史館
  • 開催期間:2021-09-18〜2021-11-23
  • お問い合わせ:026-274-3991(総合情報課)

「人びとはなぜこんなにも土器を華やかに、そして大きくしていったのだろう…。」
土器は生活の道具であると同時に、その文様はアイデンティティーや集団間の関係を映し出す鏡です。動物文様の伝統の上に立ち、他を圧倒する褶曲文(しゅうきょくもん)土器。遠くの文様を柔軟に取り入れ、新たなる造形にチャレンジした水煙文(すいえんもん)土器。約5,000年前から100年間、なぜこれほどまでに土器装飾が複雑化したのかを考えてみます。

【写真】「円環突起付台付鉢」(塩尻市上木戸遺跡出土。当館蔵。)


恋人たちの昼と夜

  • 場所:ペイネ美術館
  • 開催期間:2021-09-02〜2022-01-10
  • お問い合わせ:0267-46-6161

恋をする二人には、常に甘い時間が流れているものですが、そこには昼と夜という区別がつくもの。時間の移り変わりとともに、恋の姿も変わります。例えば、昼は燦々と日を浴びつつ野に遊ぶ一方、夜はロマンチックに愛を語らう。それははじける太陽が昇って沈み、代わって金色の月が静かに浮かぶ様。


レイモン・ぺイネ(1908〜1999)が描いた「恋人たち」も、昼は緑したたる野原で元気いっぱい遊び、夜は言葉少なげに、肩寄せ合って過ごします。それは素朴だけど確かな幸福のひとめぐり、どんなに時がたっても、いつまでも変わることはありません。


ひととき、私たちも恋人たちのそばにお邪魔して、彼らとともに素敵な時間を過ごしましょう。大丈夫、彼らはお互いに夢中で、私たちの視線にはとうてい気づきません。


企画展「北斎 視覚のマジックⅡ-北斎館所蔵名品展-」

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2021-09-04〜2021-11-14
  • お問い合わせ:北斎館(TEL:026-247-5206)

 この展覧会は、昨年開催された「北斎 視覚のマジック」展の第2弾です。北斎館の名品は今回の展覧会でその多くを網羅することになり、長年にわたり保管されてきた作品の数々をご覧いただくまたとない機会となります。
 葛飾北斎は宝暦十年(1760)に現在の東京都墨田区に位置する本所割下水に生まれました。絵師としての人生を歩み始めたのは安永七年(1778)、当時役者絵の第一人者であった勝川春章に弟子入りし、その画風を学んだ北斎は翌年に「勝川春朗」の名で作品を世に送り出します。師の元で役者絵を出す一方、浮絵などの西洋画法を吸収し、幅広い創作活動を展開しました。その後、宗理と号を改めた北斎は独自の画風を模索するなか、「二美人」などにみられる細身で目鼻が小さくうりざね顔の「宗理型美人」を確立し人気を集めました。『春の曙』はそんな美人画で頭角を現し始めた北斎と当時美人画の名手だった喜多川歌麿との貴重な合作です。
 晩年『富嶽百景』で画狂老人卍の号を使う頃から北斎は肉筆画を多く手がけました。天保十三年(1842)、門人髙井鴻山のもとを訪ねた北斎は、以後数回にわたり小布施を訪ね、東町・上町祭屋台の天井絵をはじめ多くの肉筆画を描きました。北斎を支え、自身も絵師として活動した娘のお栄(葛飾応為)も二度目の来訪の折に同行したとされ、北斎親子と小布施を繋ぐ作品や史料は当地に残された貴重な資料として今も受け継がれています。
 展覧会名となる“視覚のマジック“は人や建物、風景などにみられる現実離れした構図ながらも違和感がなく、かえって魅力的に感じさせる北斎の視覚的演出を意味します。いまや国内に留まらず世界に向けて発信される葛飾北斎、その名品の数々を存分にお楽しみください。


内田敏樹とんぼ玉展 ー小さなガラスの中に広がる世界ー

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2021-08-28〜2021-10-03
  • お問い合わせ:0266-58-6000

日本を代表するとんぼ玉作家、内田敏樹氏の展覧会です。森やシャーマン、鳥、花など、様々な事象からインスピレーションを得てつくり上げられる、深遠で神秘的なとんぼ玉の世界をお楽しみください。

【作家のことば】
不思議な造形の花、とりわけその副花冠の面白さに焦点を当てた「トケイソウ」。鳥を図形化し連続模様で表した「鳥のモザイク」。仮に向日葵という花を知らず、Sunflower という単語のみを与えられた時どのような花を想像するか、そうして作り上げた「太陽花」など近年の作を中心に展示します。ご高覧いただければ幸いです。(内田敏樹)

■作家在廊日:【中止】8月28日(土) / 10月3日(日)

※8月28日(土)に予定していた作家の在廊、および制作実演は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止いたします。ご来館を予定されていた皆様にはまことに申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

※今後も感染拡大防止のため各予定が変更になる場合があります。
お出かけ前に当館ホームページ・お電話でご確認ください。

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■開催情報
会期:2021年8月28日(土)~10月3日(日)
開館時間:9月30日まで9時~18時、10月2日より9:00~17:00
(最終入館は閉館30分前まで)
会期中の休館日:10月1日(金)
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。

■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp


2021夏季特別展 「 紅子のにっぽん ―屏風絵・墨絵・掛軸など― 」

  • 場所:深沢紅子野の花美術館
  • 開催期間:2021-06-10〜2021-10-26
  • お問い合わせ:E-Mail:kogenbunko@yahoo.co.jp FAX:0267-45-6466 TEL:0267-45-3662

深沢紅子は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表
するかたわら、軽井沢をこよなく愛し、1964年から20年ほど堀辰雄1412番山荘を夏のアトリエと
して、浅間高原に咲く多くの野の花を水彩で数多く描きました。
今回は、これまであまり公開されていなかった深沢紅子の「和」の作品、屏風絵・墨絵・掛軸など
約40点を集め、少女時代より日本画を学んだ紅子がもとめた独自な清雅な世界をご紹介します。

会期中無休
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人600円 小中学生300円 

【文学者との関係】
深沢紅子は戦前からたびたび軽井沢を訪れ、堀辰雄や立原道造ら軽井沢を愛した文人たちと交友を結び、本の装幀なども手がけました。児童文学者で追分に山荘のあった石井桃子もその一人で、石井の『山のトムさん』は紅子が絵を担当しています。

【イベント】
野の花さんぽ2021 
四季折々に塩沢湖畔に咲く花や植物を、専門家が一緒にご案内します。
日時:①7月31日(土)、②9月25日(土)、③10月16日(土)各13時~15時
料金:1500円<要予約> 定員:5名程度
講師:軽井沢サクラソウ会議・自然観察指導員   集合:深沢紅子野の花美術館
予約受付は随時。FAX、電話で受け付けます。FAX:0267-45-6466 TEL:0267-45-3662

【アクセス】
JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」下車、タクシー約10分、または、しなの鉄道「中軽井沢駅」下車、タクシー約7分
上信越自動車道・碓氷軽井沢ICより車で約15分
<急行塩沢湖線>7/14~通年「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料410円)、徒歩5分
<町内循環バス東・南廻り線>通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「塩沢湖」下車(有料200円)、徒歩5分

深沢紅子野の花美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉217
電話0267―45―3662
FAX0267―45―6466
http://taliesin@karuizawataliesin.com


アーティスト育成展の出品者募集(長野県ゆかりのアーティストを支援します)

岡谷美術考古館では、長野県ゆかりのアーティストまたはグループに対する未来に向けた育成及び支援を目的として、令和4年2月下旬から3月下旬に当館1階 企画展示室を個展会場として無償で提供いたします。
ご希望の方はぜひご応募ください。

アーティスト育成展募集要項

1.応募の条件
①長野県出身及び在住、または岡谷市に関わる題材を扱う作家またはグループ
②平面・立体・インスタレーション・映像等の芸術作品及びこれに類する展示
③展覧会の会期中、原則責任を持って展示室及び作品等を管理できる方。
④会期中に1回以上のアーティストトークまたはワークショップのできる方

2.募集人数
1作家または1グループ(2人とする)

3.募集期間
令和3年8月9日(月)~令和3年9月24日(金)※郵送の場合は9月24日消印有効

4.応募方法
所定の申込書に必要事項を記入し、近作の写真(制作年、作品タイトル、素材、作品サイズを記載)等を同封のうえ、郵送または岡谷美術考古館にご持参ください。
※写真はA4サイズまででお願いします。点数の規定はなく、これまでの展覧会パンフレット等でも可。

5.決定通知
令和3年10月中旬までに全応募者に審査結果を通知します。

6.打合せ・広報等
①打合せ
利用者と当館との打合せを必要に応じて行い、搬出入、展示等については利用者と当館で協議し、必要に応じて当館がサポートを行います。
②当館は以下の広報を行います。
チラシ作成及び配布、バナーの作成及び掲示、ホームページ、公共機関等への広報を行います。

7.展覧会期間
令和4年2月下旬~3月下旬の約1ヶ月の間
(休館日・・・毎週水曜日、祝日の翌日)

9.展示会場
市立岡谷美術考古館(1階 企画展示室) 78.03㎡

※ 上記の募集要項をお読みいただき、申込書にご記載のうえ、当館まで郵送またはご持参ください(申込書は市立岡谷美術考古館ホームページからダウンロードできます)。


夏季特別展「あさまのふもとの子どもの文学―衿子、桃子、俊太郎、、、―」

  • 場所:軽井沢高原文庫
  • 開催期間:2021-07-17〜2021-10-11
  • お問い合わせ:E-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp TEL:0267-45-1175 FAX:0267-45-6626

 高原をかける子ども、野原に憩い草を食む牛や馬。空高くそびえる浅間山の麓には、児童文学に登場するような、牧歌的世界がひろがっています。浅間山麓の自然は、多くの児童文学者たちを魅了してきました。彼ら彼女らは、北軽井沢、追分などに山荘を構え、童心に帰りながら、多くのすぐれた児童文学を紡いできました。夏季特別展では、そんな“あさまのふもと”で育まれた子どもの文学をご紹介します。
 詩人・童話作家の岸田衿子(1929~2011)は、浅間山麓の六里ヶ原で一年の多くを過ごしました。詩集『忘れた秋』など、自然を題材にした作品を多く創作しました。またアニメ「アルプスの少女ハイジ」の主題歌の作詞を手がけ、自身と同じく高原で暮らす少女の心を高らかに唄い上げた歌詞は、誰もが知るところとなりました。父は劇作家・岸田國士、妹は俳優・岸田今日子。なお、本年は岸田衿子没後10年にあたります。
翻訳家・作家の石井桃子(1907~2008)は、少年少女のための文庫の編集、そして児童文学の創作・翻訳、家庭文庫の運営など、子どものための文学の普及に貢献しました。『ノンちゃん雲に乗る』はベストセラーとなり、1969年、追分に山荘を構えて以降はビアトリクス・ポター『ピーターラビットのおはなし』や『ファージョン作品集』など、後世に残る多くの名訳を生みました。
 ほかにも、哲学者で父の谷川徹三に伴われ幼少期より夏を北軽井沢大学村で過ごし、その後も長く訪れている詩人・谷川俊太郎(1931~)、大学村で1年の大半を暮らし、J・シュピリ『ハイヂ』など児童文学を翻訳した作家・野上弥生子(1885~1985)、『100万回生きたねこ』などで知られる絵本作家・エッセイストの佐野洋子(1938~2010)、『大草原の小さな家』など「インガルス一家の物語」シリーズの児童文学翻訳家・恩地三保子(1917~1984) が、浅間山麓で多くの時間を過ごし、子どものための文学を生み出しました。
 本展では、ご遺族ならびにご本人、各関係機関からご協力をいただき、自筆資料や著作など、約250点を展示いたします。山麓に吹く風のように、どこまでも伸びやかで自由な子どもの文学の足跡を、どうぞお楽しみください。

<関連イベント>
■文学さんぽ
「追分文学散歩道を歩く」
9月11日(土)13時~14時30分
初秋の浅間山を眺めながら、旧石井桃子山荘の内部見学はじめ、追分ゆかりの文人たちの山荘や痕跡を訪ねます。
講師:当館学芸員 集合:追分宿駐車場(浅間神社前) ※小雨決行
料金:1500円、友の会会員1000円
■軽井沢再発見講座
「あさまのふもとの子どもの文学者たち」
9月25日(土)13時~14時
講師:大藤敏行(軽井沢高原文庫副館長) 
料金:1300円(入館料含)、友の会会員500円
両イベント  
定員:8名程度(コロナウイルス感染防止の為、定員を例年の半分にさせて頂きます)  
※2つのイベントは要予約:Eメール(e-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp)、FAX(0267-45‐6626)、TEL(0267-45-1175)でお申し込みください。◎予約受付:8/1~

〈次回企画展〉
「文学のふるさと・軽井沢〜避暑地135年ものがたり〜」
10月15日(金)〜11月30日(火) 会期中無休
避暑地軽井沢ゆかりの文学者約50人の詩、小説、随筆など、多彩な資料約200点を展示。


軽井沢高原文庫
〒389-0111
長野県北佐久郡軽井沢町長倉202-3
Tel.0267-45-1175
Fax.0267-45-6626 http://kogenbunko.jp

□交通:JR北陸新幹線・軽井沢駅、または、しなの鉄道・中軽井沢駅下車、タクシー約8分
上信越自動車道・碓氷軽井沢.I.C.より車で15分。
※会期中、次のバスが運行いたしますのでご利用ください。
〈急行塩沢湖線〉通年「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料410円)
〈町内循環バス(東・南廻り線)〉通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「塩沢湖」下車(有料200円)


ロナルド・ヴェンチューラ‐An Introspective

1973年フィリピンのマニラに生まれ、現在も同地で制作を続けるロナルド・ヴェンチューラは、2008年、ニューヨークのギャラリーで「肌の形而上学」展において紹介されて以来、欧米各地と台湾や香港などのアジア圏でも作品を発表し注目を集めています。
ヴェンチューラは、自らの起源(アイデンティティー)を繰り返し深く掘り下げ、内省し、人間の表皮である「肌」の表現の可能性を探求しています。
その表現方法は初期作品から一貫しており、多分野を造形的に、且つ哲学的に取り込み、重ね合わせて絵画や彫刻に反映させています。フィリピンにおける長期間に渡るスペインや、アメリカ、日本からの植民地支配の歴史的背景が黙示録的な色合いを付与し、宗教的文化的背景が祝祭性を与えています。その一方で、繰り返し現れる動植物と人間の共生体(キメラ)はフィリピンの民間伝承、土着文化のアニミズム、そしてギリシャ神話の神獣等をも内包した世界を喚起させます。秩序がないようにも見えるこの作家のカオス的世界は、そのままフィリピンの文化の複雑さを反映しています。
「もともとのイメージが意味するものから解き放たれ、他の要素と融合することで、相互に作用し本来の意味を裏切って、一つのイメージを作ることに興味を持っている。(…中略)そのパターンは無限であり、未だ完成をみたことがない。」と本人が言うように作品に見られるエレメントは、自身のアイデンティティに関わる無意識の衝突のメタファーとして読み取ることができます。    
このたび、Karuizawa New Art Museumではヴェンチューラの30年におよぶ作家人生の半ば回顧的な展覧会として、立体から新作の絵画作品まで100点余りを展示します。日本の美術館では初めての試みであり、多くの方々にご覧いただけますと幸いです。


シンビズム4 -信州ミュージアム・ネットワークが選んだ作家たち-

県内の美術館や学芸員等が協力して、信州ゆかりの現代美術作家を紹介する展覧会の第4弾。
長野県の戦後の現代美術史をたどる上で重要な作家の作品をお楽しみください。

シンビズム4 -信州ミュージアム・ネットワークが選んだ作家たち-
会 期:2021年8月14日(土)~9月12日(日)
休館日:月曜日 ※8/16は開館
時 間:9時~17時(入館は16時半まで)
会 場:安曇野市豊科近代美術館
入場料:500円
※高校生以下・70歳以上の安曇野市民・障がい者手帳所持者は無料

【出品作家】
北澤一伯 (彫刻、パフォーマンス)
小林紀晴 (写真)
小松良和 (絵画、インスタレーション)
根岸芳郎 (絵画)
藤森照信 (建築)
松澤 宥 (観念美術)
丸田恭子 (絵画)

詳しくはシンビズム4ホームページをご覧ください。


特別企画展 「山田孝太郎 FANTASIC WORKS」

数多くの漫画・イラスト作品を手掛ける山田孝太郎氏の作品が集結するほか、デビュー前の高校時代に描かれた作品や手描きの漫画原稿など貴重な作品・資料もご紹介します。
キャラクターをはじめ、衣装や武器、生き物など、細部に至るまで繊細で美しく描かれています。緻密なデザイン、美しい着色、そして多様な絵柄で表現された作品ごとの世界観は圧巻です。

山田孝太郎トークショー
期日:令和3年8月28日(土)午後2時~ 要申込み、要入館料
申込み:令和3年8月1日(日)~ 定員20名


いせひでこ絵本原画展~聞こえた『さよなら』の声

 毎年新作を当館から発表している画家・絵本作家いせひでこの今年刊行となった新作絵本原画を中心に、“いのち”の重さと未来へ向けた祈りをテーマにした企画展です。
 『けんちゃんのもみの木』は、1985年に起きた日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事故で9才の子どもを亡くした作者・美谷島邦子が空の安全を願い、ひたむきにいのちと向き合いつづけた母の軌跡を綴った文と、作者と親交が深く、自らも御巣鷹山慰霊登山を続けてきたいせひでこが寄り添い、受け止めるように描いた絵で創作された絵本です。期間中、いせが絵本の原画完成に至るまでのスケッチやエスキスなど未公開作品も展示致しますので、絵本に込められたメッセージをより深く理解して頂けるかと存じます。
 同時に少年が3本足の犬との交流を支えに理不尽さを乗り越え成長していく『あの路』と、かしの木が見守るいのちの巡りと親子の愛をテーマにした『かしの木の子守歌』の原画全点も展示致します。

【展示作品】
『けんちゃんのもみの木』(美谷島 邦子/文、BL出版刊)
※未公開スケッチ、エスキスなども展示
『あの路』(山本けんぞう/文、平凡社刊)
『かしの木の子もりうた』 (細谷 亮太/文、ロバート・マンチ/原作、岩崎書店刊)


【関連イベント】
●7/31土 講演:美谷島邦子といせひでこ『けんちゃんのもみの木』を語る 
13:00開場 14:00開演(16:30終了)
参加費:大人3000円、小学生1500円(入館料込)
定員:40名*要予約

●8/28土 講演:柳田邦男『魂の歌声に耳をすまして』
13:00開場 14:00開演(16:00終了)
参加費:大人2000円、小学生1000円(入館料込)
定員:40名*要予約 

※ご予約はお電話で承ります(0263-83-5670:森のおうち)9:00~16:00


特別展「飯綱町の文化財」


大妖怪画展~瞼を閉じれば妖怪変化が現る~

  • 場所:髙井鴻山記念館
  • 開催期間:2021-07-09〜2021-09-15
  • お問い合わせ:髙井鴻山記念館☎026-247-4049

髙井鴻山は、晩年何故、妖怪を描いたのか。鴻山自身は「人は云う これは何物ぞ われまたこれを知らず」と言っています。瞼を閉じれば続々と妖怪の群れが現れ描かずにはいられなかった、鴻山がたどり着いた独特な世界、ユーモラスな妖怪、霊魂がのりうつれば妖怪に変ずるという思想の妖怪山水画などから、鴻山の魂を感じていただけます。

◆会期
令和3年7月9日(金)~令和3年9月15日(水)

◆開館時間
午前9時~午後5時

◆入館料
大人 300円
高校生 150円
中学生以下無料


鏡の国のアリス(後期)

『不思議の国のアリス』の続編『鏡の国のアリス』
どんなおはなし?マザーグースやノンセンス詩って?

『不思議の国のアリス』の続編として1871年に出版された『鏡の国のアリス』は今年で出版150周年を迎えます。

『鏡の国のアリス』は、鏡を通り抜けた先のチェスの世界が舞台となり、ゲームに沿ってアリスが進んでいきます。赤の王と女王に加え、白の女王や王が登場し、遂にはアリスも女王になりますが、夢から覚めたアリスは「これは誰の夢だったのか」と考えさせられるのです。
本作には、ハンプティ・ダンプティやトゥイードルディとトゥイードルダムなど、マザーグースの登場人物が出てくるのが特徴です。また、物語の冒頭に出てくる「ジャバウォックの詩」をはじめ、こうしたノンセンスな唄が物語の鍵となります。
『鏡の国』と『不思議の国』がどのように違うのか、マザーグースやノンセンス詩とはどのようなものか。本展では、近現代の画家たちが描いた『鏡の国のアリス』のイラストと合わせ、イギリス絵本史における“ノンセンス”の魅力をひもときます。

作者ルイス・キャロルが『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を作った背景には、実在のアリス・リデルという少女の存在がありました。
本展では、『鏡の国のアリス』のおはなしを章ごとに詳しく紹介し、キャロルやアリス・リデルのエピソードについて解説。アリスのモデルとなったアリス・リデルの実物サイン入り「鏡の国のアリス」を展示します!

企画展ページ https://museen.org/ehon/exhibition

開館時間
【6月の水木金】10:00~16:00 【6月の土日月、7月~10月】9:30~17:00
※最終入館は閉館の30分前


おもちゃが奏でるドイツの音色(後期)

楽器がモチーフのおもちゃとともにドイツの文化をご紹介。

ドイツ東部のエルツ地方は、木工おもちゃづくりで世界的に有名です。20世紀までは鉱業で栄えていましたが、やがて衰退していきます。人々は生計を立てるため、鉱業の技術や手先の器用さを活かして木工おもちゃを作るようになりました。おもちゃの題材となるのは、生誕や聖歌隊など日本では珍しいモチーフから、『グリム童話』などの物語、キリスト教の行事であるイースターやクリスマスなど、ドイツで大切にされてきた文化など様々です。また、虫たちの楽団や天使の楽団など楽器がモチーフのおもちゃも多くあります。
ドイツは、J.S バッハやルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、ヨハネス・ブラームスなどの有名な音楽家を輩出しており、5月~6月には、「バッハ音楽祭」や「ドレスデン音楽祭」、8月末には「ベートーヴェン音楽祭」が行われています。他にもリヒャルト・ワーグナーの楽劇が上演される「バイロイト音楽祭」など、大規模な音楽祭が開催されています。また、伝統的なカーニバルの風習では「バラの月曜日」にパレードを行う地域が多く、そこで音楽に合わせて歌ったり、踊ったりします。地域によっては、仮装をした音楽隊が練り歩くこともあります。このよう
に、ドイツは音楽と関わりの深い国です。楽器がモチーフになっているおもちゃからは、音楽の身近さを感じられます。
本展では、ドイツの様々な文化について、楽器がモチーフになっているおもちゃとともにご紹介します。夏展では、特に楽器を持った天使たちのミニチュアを用いて、「バッハ音楽祭」や「ベートーヴェン音楽祭」、「バイロイト音楽祭」といった音楽祭について紹介しています。また、本物の卵に彩色したイースターエッグなども展示しています。楽器を奏でるおもちゃたちとドイツの魅力に思いを馳せていただけたら幸いです。

【見どころ】
・「バッハ音楽祭」や「ベートーヴェン音楽祭」、「バイロイト音楽祭」をイメージした展示
・「イースター」や「カーニバル」などドイツの様々な文化についての紹介

企画展ページ https://museen.org/erz/exhibition

開館時間
【6月の水木金】10:00~16:00 【6月の土日月、7月~10月】9:30~17:00
※最終入館は閉館の30分前


江戸のやきもの

 動乱の戦国時代に終わりを告げ、泰平の世とも呼ばれる江戸時代が到来します。およそ260年も続いたこの時代は経済的余裕が生まれ、上層階級だけでなく庶民も文化の担い手となり、娯楽や学問、芸術が著しく発展していきました。
 この度の展覧会では、江戸時代に深化を遂げた日本のやきもの文化を、三つの特徴に着目してご紹介いたします。
 まず一つ目に磁器の生産が開始されたことが挙げられます。これにより九州を中心に高級品から日用品にいたるさまざまな製品が生産され、さらには日本を代表する輸出品へと発展していきます。二つ目は新しい絵付の技法が導入されたことです。多色の顔料を用いて文様を描くことが可能となり、洒脱な意匠のうつわが多く作られました。三つ目は茶陶に注目します。桃山時代の茶の湯では侘びた風情の道具が好まれましたが、江戸時代には装飾性の高い道具や華やかな舶載の道具も取り入れられるようになります。
 本展では、サンリツ服部美術館の所蔵品のなかから約40点の陶磁器を展示いたします。成熟した時代に育まれた日本のやきもの文化に触れる機会となりましたら幸いです。


服部一郎コレクション近現代絵画展 かたちを観る

ルノワール、デュフィ、ピカソなどの作品を「かたち」に注目してご紹介。また、2020年5月に惜しまれつつ亡くなった現代美術家クリストのドローイング作品を特集展示します。


秋季企画展「上原木呂妖怪画展 つくも神と百鬼夜行 〜暁斎・北斎・国芳 画狂の系譜〜」

秋季企画展「上原木呂妖怪画展 つくも神と百鬼夜行 暁斎・北斎・国芳 画狂の系譜」

2021年9月18日(土)~12月12日(日)

 新潟県出身の上原木呂(うえはら・きろ)は西洋的なシュルレアリスムの作家として制作を続けながらも、水墨による東洋的な抽象表現の追求を行い、妖怪や精霊にも通じる原始的な感覚をもたらす造形のありかたに注目し、創意に満ちた作品を生み出し続けています。上原木呂は、河鍋暁斎、葛飾北斎、歌川国芳と、先人たちにより江戸時代から継承されつつある妖怪像の様式美、存在そのものの伝統を守りながらも、この現代において今新たな妖怪画を描き起こします。

 本展覧会では地元山ノ内町や中野市にて収集・保管されてきた北信濃ゆかりの民具を題材に描きおろした新たな妖怪百鬼夜行図を、実物の民具とあわせて公開します。農具やひょうたん、番傘、木桶といった江戸時代以前より伝わる伝統的な民具から、アルミの水筒や電話器、石炭バケツ、炭火アイロンといった近代の産業革命以降に誕生した新しい民具までが上原木呂の手によって次々と妖怪変化させられていきます。 

 日本妖怪のみならず、西洋の魔術的な雰囲気や現代のコミックキャラクターにも通じるポップさをあわせもつ妖怪たちが縦3m横16mの妖怪大壁画として登場します。また、作家が日々描き続ける一万匹の妖怪図から、明治大正時代の古布(ボロ)を引裂き縫い合わせた物質的な造形作品まで、妖怪画の伝統と上原木呂の創造がひしめき合いながら、ロマン美術館の壁を埋め尽くしていきます。

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主 催:山ノ内町立志賀高原ロマン美術館
会 期:2021 (令和3年)年9月18日(土)~12月12日(日)
休館日:木曜日
開館時間:9:00~17:00(ただし入館は16:30 まで)
入館料:大人500 円/小人300 円

協力:中野市教育委員会 新潟市巻郷土資料館 河鍋暁斎記念美術館 
   山ノ内町立西小学校 山ノ内町立東小学校 

後 援:JR東日本長野支社 長野電鉄(株) 信濃毎日新聞社  SBC信越放送  NBS長野放送 TSBテレビ信州 abn長野朝日放送  北信ローカル・りふれ テレビ北信ケーブルビジョン(株) 山ノ内町観光連盟 志賀高原観光協会 北志賀高原観光協会   (一財)和合会 志賀高原リゾート開発(株)


第72回特別展「高遠今むかし―故矢澤章一氏の資料を繙く―」

 高遠町歴史博物館では、平成27年から「伊那市歴史文化デジタル化事業」と称して古写真のデジタル化を進め、展示や講演会で公開してきました。この事業は、高遠町の郷土史家矢澤章一氏(故人)に全面的に協力していただきました。
 矢澤氏はコンピュータの操作に熟達しており、郷土の歴史資料や風景等の写真に情報を付して整理していただきました。
 一方で、矢澤氏は自身の家に伝わる資料や自ら預かった貴重な資料を当館へ寄附・寄託されました。その中には、高遠藩を代表する儒学者にして砲術家の阪本天山が創始した、荻野流増補新術という砲術に関する書物や武器類、進徳館出身者で衆議院議員として国政に携わった中村弥六と布引丸事件に関する稀少性の高い史料が含まれています。
 そこで、今回の特別展では矢澤氏が整理した膨大な写真及び館へ託した貴重な資料を選りすぐり、関連資料を添えながら、高遠の「今」と「むかし」について紹介します。


翠川昭久と11人の彫刻家

下諏訪町出身の彫刻家 翠川昭久(てるひさ・1928-2016)は、矢崎虎夫に師事し、教職のかたわら、郷土を拠点に制作を続けました。長野県展にて受賞を重ね、1989年には信州美術会事務長・県展幹事長に就任、2000年からは審査員を歴任しました。岡谷市美術会・諏訪美術会の彫刻講習会や、彫刻愛好者の会 彩塑会の講師を務め、多くの後進を育成。作家として、指導者として、現在も多くの人々に親しまれています。

そのほか、1991年より94年まで、岡谷蚕糸博物館・岡谷美術考古館館長を務めるほか、低処高思会・ミレー会・たつのこ会といった美術愛好団体にも所属し、幅広く地域の芸術文化発展に寄与しました。

没後5年を記念した本展では、翠川の作品を通じてその生涯を振り返るとともに、指導を受けた彫刻家11人の作品を展示し、現在活躍中の作家たちや郷土の美術界に与えた影響についても考察します。

関連ファイル

関井一夫・城下鮎子 我が道しか行けない二人展 ~鍛金・万華鏡・バーナーワークを巡って~

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2021-10-09〜2021-11-14
  • お問い合わせ:0266-58-6000

金属板を金槌で叩き形成する「鍛金」により、仮面や動物など個性的な外観を持つ造形作品を生み出す関井一夫氏と、バーナーの炎でガラスを熔かして成形する「バーナーワーク」で、女性や動植物などが細やかに表現されたとんぼ玉を制作する城下鮎子氏の二人展です。
金属とガラス、異なる素材から生まれた各々の造形美とコラボレーションをご覧ください。

【作家のことば】
◆関井 一夫(鍛金・万華鏡)
鍛金分野の「鎚起(ついき)(薄板を立体に成形する)」技法を主に用いて造形しており、2010年からは金属造形と万華鏡を一体化した作品を多く手掛けています。今回は万華鏡のオブジェクト(画像素材)を依頼した城下先生との2人展です。城下先生のオブジェクトがどの作品の中にあるか?も合わせてお楽しみください。

◆城下 鮎子(バーナーワーク・とんぼ玉)
心の琴線に触れた物をとんぼ玉で表現しています。関井先生の「仮面」の完璧な美しさに憧れて「縄文の人」を作りました。山梨、長野で出土された土偶がモデルですが、この時代の人も美しく生きたと確信しています。遥かなロマンを感じて頂けたら幸いです。


■作家在廊日:10月9日(土)、10月23日(土)、10月24日(日)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各予定が変更になる場合があります。
最新情報はお出かけ前に当館ホームページ・お電話でご確認ください。


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■開催情報
会期:2021年10月9日(土)~11月14日(日)
開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
会期中の休館日:なし
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。

■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp


秋季展「鴻山の花鳥山水と若冲の鶏百態図」

  • 場所:髙井鴻山記念館
  • 開催期間:2021-09-17〜2021-12-08
  • お問い合わせ:髙井鴻山記念館☎026-247-4049

鴻山が岸駒や北斎など名だたる絵師から教えを受け、細かい筆使いで鮮やかな色付けをした花鳥画や幽玄な山水画、鴻山が収集した名画から若冲の「鶏百態図」をご覧いただけます。

関連ファイル

宮坂了作展 植物文字と地図の絵画

長野県諏訪市出身の作家、宮坂了作(1950~)の個展を開催します。今回は「植物文字」を美術館外の入口に設置、5つのローマ字を春菊の苗で表現します。一体どんなメッセージが浮かび上がるのでしょうか。
また館内のサロンスペースではライフワークともいえる地図を展開した絵画作品を、大作から小品まで一堂に展示します。多彩な制作活動を精力的に行う宮坂の世界をどうぞご覧ください。

関連ファイル

企画展「矢野綾子生誕110年 -物語の小径へー 風立ちぬと堀辰雄」

  • 場所:堀辰雄文学記念館
  • 開催期間:2021-10-01〜2022-03-15
  • お問い合わせ:堀辰雄文学記念館 TEL/FAX 0267-45-2050

昭和8年、軽井沢で堀辰雄は矢野綾子に出会い、彼女とすごした日々をもとに『美しい村』や『風立ちぬ』などの物語を紡ぎました。
本展では、物語が生まれた背景や執筆前後の書簡をひもとくことで、堀辰雄と作品の魅力をご紹介します。


特別展「麗しのエナメル彩ガラス ーガレ・ドーム・ラリックー」

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2021-03-13〜2022-03-15
  • お問い合わせ:0266-58-6000

■企画内容
19世紀末の芸術潮流「アール・ヌーヴォー」の旗手として活躍したエミール・ガレ(1846-1904)。
ガレが登場した当時、ガラス界ではクリスタル・ガラスの透明な輝きが人気を博していました。その流れを一転させたのが、草花や昆虫など自然のモチーフを取り入れたガレの色ガラス表現でした。自然の彩りを再現する手段として、ガレが最初に挑んだ技法が、ガラス質の絵の具を低温で焼き付ける「エナメル彩」です。絵画のように筆で描くエナメル彩絵付けは、繊細な描写が可能で、金彩を加えることで金銀器にも勝る豪華さが醸し出され、評判となりました。

ガレ、ドーム、ラリックのガラス工芸で世界的にも知られる北澤美術館では、この度エナメル彩ガラスを中心にアール・ヌーヴォーの逸品をご紹介する特別展を開催します。ガレ初期の名作「月光色ガラス」の詩情、ドーム兄弟の細密描写、アール・デコの大胆さを際立たせるラリックの力作など、エレガントで洗練されたエナメル彩ガラスの魅力をお楽しみください。


■開催情報
会期:2021年3月13日(土)~2022年3月15日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月) 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
休館日:年中無休、10月1日(金)一部展示替のため休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※ワークショップ事前予約の方は大人800円、中学生400円

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

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■関連イベント
〇記念講演会
『エナメル彩ガラスの魅力』
【中止】日時:9月20日(月・祝)14時~15時
講師:池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)
予約不要、聴講無料、要入館料

〇ワークショップ ※すべて参加費のほか要入館料
「ミクロモザイクのアクセサリーづくり」
講師:なかの雅章氏(とんぼ玉とミクロモザイク海津屋)
【中止】日時:5月2日(日)・5月3日(月祝)、8月8日(日)、9月19日(日) 
各日 ①11時~②13時30分~③15時~(予約優先)
参加費: 3,000円、5,000円、6,000円(3種類、すべて税込)

「アロマワックスサシェづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:8月1日(日) /【中止】8月21日(土)、9月12日(日)
各日 ①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:2,200円(税込)

「ヒムロスギと木の実のリースづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:11月14日(日)①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:3,300円(税込)

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各予定が変更になる場合があります。
最新情報は当館ホームページ、またはお電話でご確認ください。


令和3年度秋季企画展「全盛期の縄文土器 ー圧倒する褶曲文ー」

  • 場所:長野県立歴史館
  • 開催期間:2021-09-18〜2021-11-23
  • お問い合わせ:026-274-3991(総合情報課)

「人びとはなぜこんなにも土器を華やかに、そして大きくしていったのだろう…。」
土器は生活の道具であると同時に、その文様はアイデンティティーや集団間の関係を映し出す鏡です。動物文様の伝統の上に立ち、他を圧倒する褶曲文(しゅうきょくもん)土器。遠くの文様を柔軟に取り入れ、新たなる造形にチャレンジした水煙文(すいえんもん)土器。約5,000年前から100年間、なぜこれほどまでに土器装飾が複雑化したのかを考えてみます。

【写真】「円環突起付台付鉢」(塩尻市上木戸遺跡出土。当館蔵。)


恋人たちの昼と夜

  • 場所:ペイネ美術館
  • 開催期間:2021-09-02〜2022-01-10
  • お問い合わせ:0267-46-6161

恋をする二人には、常に甘い時間が流れているものですが、そこには昼と夜という区別がつくもの。時間の移り変わりとともに、恋の姿も変わります。例えば、昼は燦々と日を浴びつつ野に遊ぶ一方、夜はロマンチックに愛を語らう。それははじける太陽が昇って沈み、代わって金色の月が静かに浮かぶ様。


レイモン・ぺイネ(1908〜1999)が描いた「恋人たち」も、昼は緑したたる野原で元気いっぱい遊び、夜は言葉少なげに、肩寄せ合って過ごします。それは素朴だけど確かな幸福のひとめぐり、どんなに時がたっても、いつまでも変わることはありません。


ひととき、私たちも恋人たちのそばにお邪魔して、彼らとともに素敵な時間を過ごしましょう。大丈夫、彼らはお互いに夢中で、私たちの視線にはとうてい気づきません。


企画展「北斎 視覚のマジックⅡ-北斎館所蔵名品展-」

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2021-09-04〜2021-11-14
  • お問い合わせ:北斎館(TEL:026-247-5206)

 この展覧会は、昨年開催された「北斎 視覚のマジック」展の第2弾です。北斎館の名品は今回の展覧会でその多くを網羅することになり、長年にわたり保管されてきた作品の数々をご覧いただくまたとない機会となります。
 葛飾北斎は宝暦十年(1760)に現在の東京都墨田区に位置する本所割下水に生まれました。絵師としての人生を歩み始めたのは安永七年(1778)、当時役者絵の第一人者であった勝川春章に弟子入りし、その画風を学んだ北斎は翌年に「勝川春朗」の名で作品を世に送り出します。師の元で役者絵を出す一方、浮絵などの西洋画法を吸収し、幅広い創作活動を展開しました。その後、宗理と号を改めた北斎は独自の画風を模索するなか、「二美人」などにみられる細身で目鼻が小さくうりざね顔の「宗理型美人」を確立し人気を集めました。『春の曙』はそんな美人画で頭角を現し始めた北斎と当時美人画の名手だった喜多川歌麿との貴重な合作です。
 晩年『富嶽百景』で画狂老人卍の号を使う頃から北斎は肉筆画を多く手がけました。天保十三年(1842)、門人髙井鴻山のもとを訪ねた北斎は、以後数回にわたり小布施を訪ね、東町・上町祭屋台の天井絵をはじめ多くの肉筆画を描きました。北斎を支え、自身も絵師として活動した娘のお栄(葛飾応為)も二度目の来訪の折に同行したとされ、北斎親子と小布施を繋ぐ作品や史料は当地に残された貴重な資料として今も受け継がれています。
 展覧会名となる“視覚のマジック“は人や建物、風景などにみられる現実離れした構図ながらも違和感がなく、かえって魅力的に感じさせる北斎の視覚的演出を意味します。いまや国内に留まらず世界に向けて発信される葛飾北斎、その名品の数々を存分にお楽しみください。


内田敏樹とんぼ玉展 ー小さなガラスの中に広がる世界ー

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2021-08-28〜2021-10-03
  • お問い合わせ:0266-58-6000

日本を代表するとんぼ玉作家、内田敏樹氏の展覧会です。森やシャーマン、鳥、花など、様々な事象からインスピレーションを得てつくり上げられる、深遠で神秘的なとんぼ玉の世界をお楽しみください。

【作家のことば】
不思議な造形の花、とりわけその副花冠の面白さに焦点を当てた「トケイソウ」。鳥を図形化し連続模様で表した「鳥のモザイク」。仮に向日葵という花を知らず、Sunflower という単語のみを与えられた時どのような花を想像するか、そうして作り上げた「太陽花」など近年の作を中心に展示します。ご高覧いただければ幸いです。(内田敏樹)

■作家在廊日:【中止】8月28日(土) / 10月3日(日)

※8月28日(土)に予定していた作家の在廊、および制作実演は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止いたします。ご来館を予定されていた皆様にはまことに申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

※今後も感染拡大防止のため各予定が変更になる場合があります。
お出かけ前に当館ホームページ・お電話でご確認ください。

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■開催情報
会期:2021年8月28日(土)~10月3日(日)
開館時間:9月30日まで9時~18時、10月2日より9:00~17:00
(最終入館は閉館30分前まで)
会期中の休館日:10月1日(金)
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。

■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp


2021夏季特別展 「 紅子のにっぽん ―屏風絵・墨絵・掛軸など― 」

  • 場所:深沢紅子野の花美術館
  • 開催期間:2021-06-10〜2021-10-26
  • お問い合わせ:E-Mail:kogenbunko@yahoo.co.jp FAX:0267-45-6466 TEL:0267-45-3662

深沢紅子は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表
するかたわら、軽井沢をこよなく愛し、1964年から20年ほど堀辰雄1412番山荘を夏のアトリエと
して、浅間高原に咲く多くの野の花を水彩で数多く描きました。
今回は、これまであまり公開されていなかった深沢紅子の「和」の作品、屏風絵・墨絵・掛軸など
約40点を集め、少女時代より日本画を学んだ紅子がもとめた独自な清雅な世界をご紹介します。

会期中無休
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人600円 小中学生300円 

【文学者との関係】
深沢紅子は戦前からたびたび軽井沢を訪れ、堀辰雄や立原道造ら軽井沢を愛した文人たちと交友を結び、本の装幀なども手がけました。児童文学者で追分に山荘のあった石井桃子もその一人で、石井の『山のトムさん』は紅子が絵を担当しています。

【イベント】
野の花さんぽ2021 
四季折々に塩沢湖畔に咲く花や植物を、専門家が一緒にご案内します。
日時:①7月31日(土)、②9月25日(土)、③10月16日(土)各13時~15時
料金:1500円<要予約> 定員:5名程度
講師:軽井沢サクラソウ会議・自然観察指導員   集合:深沢紅子野の花美術館
予約受付は随時。FAX、電話で受け付けます。FAX:0267-45-6466 TEL:0267-45-3662

【アクセス】
JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」下車、タクシー約10分、または、しなの鉄道「中軽井沢駅」下車、タクシー約7分
上信越自動車道・碓氷軽井沢ICより車で約15分
<急行塩沢湖線>7/14~通年「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料410円)、徒歩5分
<町内循環バス東・南廻り線>通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「塩沢湖」下車(有料200円)、徒歩5分

深沢紅子野の花美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉217
電話0267―45―3662
FAX0267―45―6466
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夏季特別展「あさまのふもとの子どもの文学―衿子、桃子、俊太郎、、、―」

  • 場所:軽井沢高原文庫
  • 開催期間:2021-07-17〜2021-10-11
  • お問い合わせ:E-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp TEL:0267-45-1175 FAX:0267-45-6626

 高原をかける子ども、野原に憩い草を食む牛や馬。空高くそびえる浅間山の麓には、児童文学に登場するような、牧歌的世界がひろがっています。浅間山麓の自然は、多くの児童文学者たちを魅了してきました。彼ら彼女らは、北軽井沢、追分などに山荘を構え、童心に帰りながら、多くのすぐれた児童文学を紡いできました。夏季特別展では、そんな“あさまのふもと”で育まれた子どもの文学をご紹介します。
 詩人・童話作家の岸田衿子(1929~2011)は、浅間山麓の六里ヶ原で一年の多くを過ごしました。詩集『忘れた秋』など、自然を題材にした作品を多く創作しました。またアニメ「アルプスの少女ハイジ」の主題歌の作詞を手がけ、自身と同じく高原で暮らす少女の心を高らかに唄い上げた歌詞は、誰もが知るところとなりました。父は劇作家・岸田國士、妹は俳優・岸田今日子。なお、本年は岸田衿子没後10年にあたります。
翻訳家・作家の石井桃子(1907~2008)は、少年少女のための文庫の編集、そして児童文学の創作・翻訳、家庭文庫の運営など、子どものための文学の普及に貢献しました。『ノンちゃん雲に乗る』はベストセラーとなり、1969年、追分に山荘を構えて以降はビアトリクス・ポター『ピーターラビットのおはなし』や『ファージョン作品集』など、後世に残る多くの名訳を生みました。
 ほかにも、哲学者で父の谷川徹三に伴われ幼少期より夏を北軽井沢大学村で過ごし、その後も長く訪れている詩人・谷川俊太郎(1931~)、大学村で1年の大半を暮らし、J・シュピリ『ハイヂ』など児童文学を翻訳した作家・野上弥生子(1885~1985)、『100万回生きたねこ』などで知られる絵本作家・エッセイストの佐野洋子(1938~2010)、『大草原の小さな家』など「インガルス一家の物語」シリーズの児童文学翻訳家・恩地三保子(1917~1984) が、浅間山麓で多くの時間を過ごし、子どものための文学を生み出しました。
 本展では、ご遺族ならびにご本人、各関係機関からご協力をいただき、自筆資料や著作など、約250点を展示いたします。山麓に吹く風のように、どこまでも伸びやかで自由な子どもの文学の足跡を、どうぞお楽しみください。

<関連イベント>
■文学さんぽ
「追分文学散歩道を歩く」
9月11日(土)13時~14時30分
初秋の浅間山を眺めながら、旧石井桃子山荘の内部見学はじめ、追分ゆかりの文人たちの山荘や痕跡を訪ねます。
講師:当館学芸員 集合:追分宿駐車場(浅間神社前) ※小雨決行
料金:1500円、友の会会員1000円
■軽井沢再発見講座
「あさまのふもとの子どもの文学者たち」
9月25日(土)13時~14時
講師:大藤敏行(軽井沢高原文庫副館長) 
料金:1300円(入館料含)、友の会会員500円
両イベント  
定員:8名程度(コロナウイルス感染防止の為、定員を例年の半分にさせて頂きます)  
※2つのイベントは要予約:Eメール(e-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp)、FAX(0267-45‐6626)、TEL(0267-45-1175)でお申し込みください。◎予約受付:8/1~

〈次回企画展〉
「文学のふるさと・軽井沢〜避暑地135年ものがたり〜」
10月15日(金)〜11月30日(火) 会期中無休
避暑地軽井沢ゆかりの文学者約50人の詩、小説、随筆など、多彩な資料約200点を展示。


軽井沢高原文庫
〒389-0111
長野県北佐久郡軽井沢町長倉202-3
Tel.0267-45-1175
Fax.0267-45-6626 http://kogenbunko.jp

□交通:JR北陸新幹線・軽井沢駅、または、しなの鉄道・中軽井沢駅下車、タクシー約8分
上信越自動車道・碓氷軽井沢.I.C.より車で15分。
※会期中、次のバスが運行いたしますのでご利用ください。
〈急行塩沢湖線〉通年「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料410円)
〈町内循環バス(東・南廻り線)〉通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「塩沢湖」下車(有料200円)


ロナルド・ヴェンチューラ‐An Introspective

1973年フィリピンのマニラに生まれ、現在も同地で制作を続けるロナルド・ヴェンチューラは、2008年、ニューヨークのギャラリーで「肌の形而上学」展において紹介されて以来、欧米各地と台湾や香港などのアジア圏でも作品を発表し注目を集めています。
ヴェンチューラは、自らの起源(アイデンティティー)を繰り返し深く掘り下げ、内省し、人間の表皮である「肌」の表現の可能性を探求しています。
その表現方法は初期作品から一貫しており、多分野を造形的に、且つ哲学的に取り込み、重ね合わせて絵画や彫刻に反映させています。フィリピンにおける長期間に渡るスペインや、アメリカ、日本からの植民地支配の歴史的背景が黙示録的な色合いを付与し、宗教的文化的背景が祝祭性を与えています。その一方で、繰り返し現れる動植物と人間の共生体(キメラ)はフィリピンの民間伝承、土着文化のアニミズム、そしてギリシャ神話の神獣等をも内包した世界を喚起させます。秩序がないようにも見えるこの作家のカオス的世界は、そのままフィリピンの文化の複雑さを反映しています。
「もともとのイメージが意味するものから解き放たれ、他の要素と融合することで、相互に作用し本来の意味を裏切って、一つのイメージを作ることに興味を持っている。(…中略)そのパターンは無限であり、未だ完成をみたことがない。」と本人が言うように作品に見られるエレメントは、自身のアイデンティティに関わる無意識の衝突のメタファーとして読み取ることができます。    
このたび、Karuizawa New Art Museumではヴェンチューラの30年におよぶ作家人生の半ば回顧的な展覧会として、立体から新作の絵画作品まで100点余りを展示します。日本の美術館では初めての試みであり、多くの方々にご覧いただけますと幸いです。


いせひでこ絵本原画展~聞こえた『さよなら』の声

 毎年新作を当館から発表している画家・絵本作家いせひでこの今年刊行となった新作絵本原画を中心に、“いのち”の重さと未来へ向けた祈りをテーマにした企画展です。
 『けんちゃんのもみの木』は、1985年に起きた日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事故で9才の子どもを亡くした作者・美谷島邦子が空の安全を願い、ひたむきにいのちと向き合いつづけた母の軌跡を綴った文と、作者と親交が深く、自らも御巣鷹山慰霊登山を続けてきたいせひでこが寄り添い、受け止めるように描いた絵で創作された絵本です。期間中、いせが絵本の原画完成に至るまでのスケッチやエスキスなど未公開作品も展示致しますので、絵本に込められたメッセージをより深く理解して頂けるかと存じます。
 同時に少年が3本足の犬との交流を支えに理不尽さを乗り越え成長していく『あの路』と、かしの木が見守るいのちの巡りと親子の愛をテーマにした『かしの木の子守歌』の原画全点も展示致します。

【展示作品】
『けんちゃんのもみの木』(美谷島 邦子/文、BL出版刊)
※未公開スケッチ、エスキスなども展示
『あの路』(山本けんぞう/文、平凡社刊)
『かしの木の子もりうた』 (細谷 亮太/文、ロバート・マンチ/原作、岩崎書店刊)


【関連イベント】
●7/31土 講演:美谷島邦子といせひでこ『けんちゃんのもみの木』を語る 
13:00開場 14:00開演(16:30終了)
参加費:大人3000円、小学生1500円(入館料込)
定員:40名*要予約

●8/28土 講演:柳田邦男『魂の歌声に耳をすまして』
13:00開場 14:00開演(16:00終了)
参加費:大人2000円、小学生1000円(入館料込)
定員:40名*要予約 

※ご予約はお電話で承ります(0263-83-5670:森のおうち)9:00~16:00


特別展「飯綱町の文化財」


鏡の国のアリス(後期)

『不思議の国のアリス』の続編『鏡の国のアリス』
どんなおはなし?マザーグースやノンセンス詩って?

『不思議の国のアリス』の続編として1871年に出版された『鏡の国のアリス』は今年で出版150周年を迎えます。

『鏡の国のアリス』は、鏡を通り抜けた先のチェスの世界が舞台となり、ゲームに沿ってアリスが進んでいきます。赤の王と女王に加え、白の女王や王が登場し、遂にはアリスも女王になりますが、夢から覚めたアリスは「これは誰の夢だったのか」と考えさせられるのです。
本作には、ハンプティ・ダンプティやトゥイードルディとトゥイードルダムなど、マザーグースの登場人物が出てくるのが特徴です。また、物語の冒頭に出てくる「ジャバウォックの詩」をはじめ、こうしたノンセンスな唄が物語の鍵となります。
『鏡の国』と『不思議の国』がどのように違うのか、マザーグースやノンセンス詩とはどのようなものか。本展では、近現代の画家たちが描いた『鏡の国のアリス』のイラストと合わせ、イギリス絵本史における“ノンセンス”の魅力をひもときます。

作者ルイス・キャロルが『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を作った背景には、実在のアリス・リデルという少女の存在がありました。
本展では、『鏡の国のアリス』のおはなしを章ごとに詳しく紹介し、キャロルやアリス・リデルのエピソードについて解説。アリスのモデルとなったアリス・リデルの実物サイン入り「鏡の国のアリス」を展示します!

企画展ページ https://museen.org/ehon/exhibition

開館時間
【6月の水木金】10:00~16:00 【6月の土日月、7月~10月】9:30~17:00
※最終入館は閉館の30分前


おもちゃが奏でるドイツの音色(後期)

楽器がモチーフのおもちゃとともにドイツの文化をご紹介。

ドイツ東部のエルツ地方は、木工おもちゃづくりで世界的に有名です。20世紀までは鉱業で栄えていましたが、やがて衰退していきます。人々は生計を立てるため、鉱業の技術や手先の器用さを活かして木工おもちゃを作るようになりました。おもちゃの題材となるのは、生誕や聖歌隊など日本では珍しいモチーフから、『グリム童話』などの物語、キリスト教の行事であるイースターやクリスマスなど、ドイツで大切にされてきた文化など様々です。また、虫たちの楽団や天使の楽団など楽器がモチーフのおもちゃも多くあります。
ドイツは、J.S バッハやルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、ヨハネス・ブラームスなどの有名な音楽家を輩出しており、5月~6月には、「バッハ音楽祭」や「ドレスデン音楽祭」、8月末には「ベートーヴェン音楽祭」が行われています。他にもリヒャルト・ワーグナーの楽劇が上演される「バイロイト音楽祭」など、大規模な音楽祭が開催されています。また、伝統的なカーニバルの風習では「バラの月曜日」にパレードを行う地域が多く、そこで音楽に合わせて歌ったり、踊ったりします。地域によっては、仮装をした音楽隊が練り歩くこともあります。このよう
に、ドイツは音楽と関わりの深い国です。楽器がモチーフになっているおもちゃからは、音楽の身近さを感じられます。
本展では、ドイツの様々な文化について、楽器がモチーフになっているおもちゃとともにご紹介します。夏展では、特に楽器を持った天使たちのミニチュアを用いて、「バッハ音楽祭」や「ベートーヴェン音楽祭」、「バイロイト音楽祭」といった音楽祭について紹介しています。また、本物の卵に彩色したイースターエッグなども展示しています。楽器を奏でるおもちゃたちとドイツの魅力に思いを馳せていただけたら幸いです。

【見どころ】
・「バッハ音楽祭」や「ベートーヴェン音楽祭」、「バイロイト音楽祭」をイメージした展示
・「イースター」や「カーニバル」などドイツの様々な文化についての紹介

企画展ページ https://museen.org/erz/exhibition

開館時間
【6月の水木金】10:00~16:00 【6月の土日月、7月~10月】9:30~17:00
※最終入館は閉館の30分前


江戸のやきもの

 動乱の戦国時代に終わりを告げ、泰平の世とも呼ばれる江戸時代が到来します。およそ260年も続いたこの時代は経済的余裕が生まれ、上層階級だけでなく庶民も文化の担い手となり、娯楽や学問、芸術が著しく発展していきました。
 この度の展覧会では、江戸時代に深化を遂げた日本のやきもの文化を、三つの特徴に着目してご紹介いたします。
 まず一つ目に磁器の生産が開始されたことが挙げられます。これにより九州を中心に高級品から日用品にいたるさまざまな製品が生産され、さらには日本を代表する輸出品へと発展していきます。二つ目は新しい絵付の技法が導入されたことです。多色の顔料を用いて文様を描くことが可能となり、洒脱な意匠のうつわが多く作られました。三つ目は茶陶に注目します。桃山時代の茶の湯では侘びた風情の道具が好まれましたが、江戸時代には装飾性の高い道具や華やかな舶載の道具も取り入れられるようになります。
 本展では、サンリツ服部美術館の所蔵品のなかから約40点の陶磁器を展示いたします。成熟した時代に育まれた日本のやきもの文化に触れる機会となりましたら幸いです。


服部一郎コレクション近現代絵画展 かたちを観る

ルノワール、デュフィ、ピカソなどの作品を「かたち」に注目してご紹介。また、2020年5月に惜しまれつつ亡くなった現代美術家クリストのドローイング作品を特集展示します。


秋季企画展「上原木呂妖怪画展 つくも神と百鬼夜行 〜暁斎・北斎・国芳 画狂の系譜〜」

秋季企画展「上原木呂妖怪画展 つくも神と百鬼夜行 暁斎・北斎・国芳 画狂の系譜」

2021年9月18日(土)~12月12日(日)

 新潟県出身の上原木呂(うえはら・きろ)は西洋的なシュルレアリスムの作家として制作を続けながらも、水墨による東洋的な抽象表現の追求を行い、妖怪や精霊にも通じる原始的な感覚をもたらす造形のありかたに注目し、創意に満ちた作品を生み出し続けています。上原木呂は、河鍋暁斎、葛飾北斎、歌川国芳と、先人たちにより江戸時代から継承されつつある妖怪像の様式美、存在そのものの伝統を守りながらも、この現代において今新たな妖怪画を描き起こします。

 本展覧会では地元山ノ内町や中野市にて収集・保管されてきた北信濃ゆかりの民具を題材に描きおろした新たな妖怪百鬼夜行図を、実物の民具とあわせて公開します。農具やひょうたん、番傘、木桶といった江戸時代以前より伝わる伝統的な民具から、アルミの水筒や電話器、石炭バケツ、炭火アイロンといった近代の産業革命以降に誕生した新しい民具までが上原木呂の手によって次々と妖怪変化させられていきます。 

 日本妖怪のみならず、西洋の魔術的な雰囲気や現代のコミックキャラクターにも通じるポップさをあわせもつ妖怪たちが縦3m横16mの妖怪大壁画として登場します。また、作家が日々描き続ける一万匹の妖怪図から、明治大正時代の古布(ボロ)を引裂き縫い合わせた物質的な造形作品まで、妖怪画の伝統と上原木呂の創造がひしめき合いながら、ロマン美術館の壁を埋め尽くしていきます。

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主 催:山ノ内町立志賀高原ロマン美術館
会 期:2021 (令和3年)年9月18日(土)~12月12日(日)
休館日:木曜日
開館時間:9:00~17:00(ただし入館は16:30 まで)
入館料:大人500 円/小人300 円

協力:中野市教育委員会 新潟市巻郷土資料館 河鍋暁斎記念美術館 
   山ノ内町立西小学校 山ノ内町立東小学校 

後 援:JR東日本長野支社 長野電鉄(株) 信濃毎日新聞社  SBC信越放送  NBS長野放送 TSBテレビ信州 abn長野朝日放送  北信ローカル・りふれ テレビ北信ケーブルビジョン(株) 山ノ内町観光連盟 志賀高原観光協会 北志賀高原観光協会   (一財)和合会 志賀高原リゾート開発(株)


第72回特別展「高遠今むかし―故矢澤章一氏の資料を繙く―」

 高遠町歴史博物館では、平成27年から「伊那市歴史文化デジタル化事業」と称して古写真のデジタル化を進め、展示や講演会で公開してきました。この事業は、高遠町の郷土史家矢澤章一氏(故人)に全面的に協力していただきました。
 矢澤氏はコンピュータの操作に熟達しており、郷土の歴史資料や風景等の写真に情報を付して整理していただきました。
 一方で、矢澤氏は自身の家に伝わる資料や自ら預かった貴重な資料を当館へ寄附・寄託されました。その中には、高遠藩を代表する儒学者にして砲術家の阪本天山が創始した、荻野流増補新術という砲術に関する書物や武器類、進徳館出身者で衆議院議員として国政に携わった中村弥六と布引丸事件に関する稀少性の高い史料が含まれています。
 そこで、今回の特別展では矢澤氏が整理した膨大な写真及び館へ託した貴重な資料を選りすぐり、関連資料を添えながら、高遠の「今」と「むかし」について紹介します。


翠川昭久と11人の彫刻家

下諏訪町出身の彫刻家 翠川昭久(てるひさ・1928-2016)は、矢崎虎夫に師事し、教職のかたわら、郷土を拠点に制作を続けました。長野県展にて受賞を重ね、1989年には信州美術会事務長・県展幹事長に就任、2000年からは審査員を歴任しました。岡谷市美術会・諏訪美術会の彫刻講習会や、彫刻愛好者の会 彩塑会の講師を務め、多くの後進を育成。作家として、指導者として、現在も多くの人々に親しまれています。

そのほか、1991年より94年まで、岡谷蚕糸博物館・岡谷美術考古館館長を務めるほか、低処高思会・ミレー会・たつのこ会といった美術愛好団体にも所属し、幅広く地域の芸術文化発展に寄与しました。

没後5年を記念した本展では、翠川の作品を通じてその生涯を振り返るとともに、指導を受けた彫刻家11人の作品を展示し、現在活躍中の作家たちや郷土の美術界に与えた影響についても考察します。

関連ファイル

関井一夫・城下鮎子 我が道しか行けない二人展 ~鍛金・万華鏡・バーナーワークを巡って~

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2021-10-09〜2021-11-14
  • お問い合わせ:0266-58-6000

金属板を金槌で叩き形成する「鍛金」により、仮面や動物など個性的な外観を持つ造形作品を生み出す関井一夫氏と、バーナーの炎でガラスを熔かして成形する「バーナーワーク」で、女性や動植物などが細やかに表現されたとんぼ玉を制作する城下鮎子氏の二人展です。
金属とガラス、異なる素材から生まれた各々の造形美とコラボレーションをご覧ください。

【作家のことば】
◆関井 一夫(鍛金・万華鏡)
鍛金分野の「鎚起(ついき)(薄板を立体に成形する)」技法を主に用いて造形しており、2010年からは金属造形と万華鏡を一体化した作品を多く手掛けています。今回は万華鏡のオブジェクト(画像素材)を依頼した城下先生との2人展です。城下先生のオブジェクトがどの作品の中にあるか?も合わせてお楽しみください。

◆城下 鮎子(バーナーワーク・とんぼ玉)
心の琴線に触れた物をとんぼ玉で表現しています。関井先生の「仮面」の完璧な美しさに憧れて「縄文の人」を作りました。山梨、長野で出土された土偶がモデルですが、この時代の人も美しく生きたと確信しています。遥かなロマンを感じて頂けたら幸いです。


■作家在廊日:10月9日(土)、10月23日(土)、10月24日(日)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各予定が変更になる場合があります。
最新情報はお出かけ前に当館ホームページ・お電話でご確認ください。


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■開催情報
会期:2021年10月9日(土)~11月14日(日)
開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
会期中の休館日:なし
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。

■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp


秋季展「鴻山の花鳥山水と若冲の鶏百態図」

  • 場所:髙井鴻山記念館
  • 開催期間:2021-09-17〜2021-12-08
  • お問い合わせ:髙井鴻山記念館☎026-247-4049

鴻山が岸駒や北斎など名だたる絵師から教えを受け、細かい筆使いで鮮やかな色付けをした花鳥画や幽玄な山水画、鴻山が収集した名画から若冲の「鶏百態図」をご覧いただけます。

関連ファイル

企画展「矢野綾子生誕110年 -物語の小径へー 風立ちぬと堀辰雄」

  • 場所:堀辰雄文学記念館
  • 開催期間:2021-10-01〜2022-03-15
  • お問い合わせ:堀辰雄文学記念館 TEL/FAX 0267-45-2050

昭和8年、軽井沢で堀辰雄は矢野綾子に出会い、彼女とすごした日々をもとに『美しい村』や『風立ちぬ』などの物語を紡ぎました。
本展では、物語が生まれた背景や執筆前後の書簡をひもとくことで、堀辰雄と作品の魅力をご紹介します。


特別展「麗しのエナメル彩ガラス ーガレ・ドーム・ラリックー」

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2021-03-13〜2022-03-15
  • お問い合わせ:0266-58-6000

■企画内容
19世紀末の芸術潮流「アール・ヌーヴォー」の旗手として活躍したエミール・ガレ(1846-1904)。
ガレが登場した当時、ガラス界ではクリスタル・ガラスの透明な輝きが人気を博していました。その流れを一転させたのが、草花や昆虫など自然のモチーフを取り入れたガレの色ガラス表現でした。自然の彩りを再現する手段として、ガレが最初に挑んだ技法が、ガラス質の絵の具を低温で焼き付ける「エナメル彩」です。絵画のように筆で描くエナメル彩絵付けは、繊細な描写が可能で、金彩を加えることで金銀器にも勝る豪華さが醸し出され、評判となりました。

ガレ、ドーム、ラリックのガラス工芸で世界的にも知られる北澤美術館では、この度エナメル彩ガラスを中心にアール・ヌーヴォーの逸品をご紹介する特別展を開催します。ガレ初期の名作「月光色ガラス」の詩情、ドーム兄弟の細密描写、アール・デコの大胆さを際立たせるラリックの力作など、エレガントで洗練されたエナメル彩ガラスの魅力をお楽しみください。


■開催情報
会期:2021年3月13日(土)~2022年3月15日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月) 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
休館日:年中無休、10月1日(金)一部展示替のため休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※ワークショップ事前予約の方は大人800円、中学生400円

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

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■関連イベント
〇記念講演会
『エナメル彩ガラスの魅力』
【中止】日時:9月20日(月・祝)14時~15時
講師:池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)
予約不要、聴講無料、要入館料

〇ワークショップ ※すべて参加費のほか要入館料
「ミクロモザイクのアクセサリーづくり」
講師:なかの雅章氏(とんぼ玉とミクロモザイク海津屋)
【中止】日時:5月2日(日)・5月3日(月祝)、8月8日(日)、9月19日(日) 
各日 ①11時~②13時30分~③15時~(予約優先)
参加費: 3,000円、5,000円、6,000円(3種類、すべて税込)

「アロマワックスサシェづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:8月1日(日) /【中止】8月21日(土)、9月12日(日)
各日 ①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:2,200円(税込)

「ヒムロスギと木の実のリースづくり」
講師:佐宗りえ氏(アルル主催、フラワー装飾技能士1級)
日時:11月14日(日)①11時~②13時~③14時30分~(予約優先)
参加費:3,300円(税込)

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各予定が変更になる場合があります。
最新情報は当館ホームページ、またはお電話でご確認ください。


令和3年度秋季企画展「全盛期の縄文土器 ー圧倒する褶曲文ー」

  • 場所:長野県立歴史館
  • 開催期間:2021-09-18〜2021-11-23
  • お問い合わせ:026-274-3991(総合情報課)

「人びとはなぜこんなにも土器を華やかに、そして大きくしていったのだろう…。」
土器は生活の道具であると同時に、その文様はアイデンティティーや集団間の関係を映し出す鏡です。動物文様の伝統の上に立ち、他を圧倒する褶曲文(しゅうきょくもん)土器。遠くの文様を柔軟に取り入れ、新たなる造形にチャレンジした水煙文(すいえんもん)土器。約5,000年前から100年間、なぜこれほどまでに土器装飾が複雑化したのかを考えてみます。

【写真】「円環突起付台付鉢」(塩尻市上木戸遺跡出土。当館蔵。)


恋人たちの昼と夜

  • 場所:ペイネ美術館
  • 開催期間:2021-09-02〜2022-01-10
  • お問い合わせ:0267-46-6161

恋をする二人には、常に甘い時間が流れているものですが、そこには昼と夜という区別がつくもの。時間の移り変わりとともに、恋の姿も変わります。例えば、昼は燦々と日を浴びつつ野に遊ぶ一方、夜はロマンチックに愛を語らう。それははじける太陽が昇って沈み、代わって金色の月が静かに浮かぶ様。


レイモン・ぺイネ(1908〜1999)が描いた「恋人たち」も、昼は緑したたる野原で元気いっぱい遊び、夜は言葉少なげに、肩寄せ合って過ごします。それは素朴だけど確かな幸福のひとめぐり、どんなに時がたっても、いつまでも変わることはありません。


ひととき、私たちも恋人たちのそばにお邪魔して、彼らとともに素敵な時間を過ごしましょう。大丈夫、彼らはお互いに夢中で、私たちの視線にはとうてい気づきません。


企画展「北斎 視覚のマジックⅡ-北斎館所蔵名品展-」

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2021-09-04〜2021-11-14
  • お問い合わせ:北斎館(TEL:026-247-5206)

 この展覧会は、昨年開催された「北斎 視覚のマジック」展の第2弾です。北斎館の名品は今回の展覧会でその多くを網羅することになり、長年にわたり保管されてきた作品の数々をご覧いただくまたとない機会となります。
 葛飾北斎は宝暦十年(1760)に現在の東京都墨田区に位置する本所割下水に生まれました。絵師としての人生を歩み始めたのは安永七年(1778)、当時役者絵の第一人者であった勝川春章に弟子入りし、その画風を学んだ北斎は翌年に「勝川春朗」の名で作品を世に送り出します。師の元で役者絵を出す一方、浮絵などの西洋画法を吸収し、幅広い創作活動を展開しました。その後、宗理と号を改めた北斎は独自の画風を模索するなか、「二美人」などにみられる細身で目鼻が小さくうりざね顔の「宗理型美人」を確立し人気を集めました。『春の曙』はそんな美人画で頭角を現し始めた北斎と当時美人画の名手だった喜多川歌麿との貴重な合作です。
 晩年『富嶽百景』で画狂老人卍の号を使う頃から北斎は肉筆画を多く手がけました。天保十三年(1842)、門人髙井鴻山のもとを訪ねた北斎は、以後数回にわたり小布施を訪ね、東町・上町祭屋台の天井絵をはじめ多くの肉筆画を描きました。北斎を支え、自身も絵師として活動した娘のお栄(葛飾応為)も二度目の来訪の折に同行したとされ、北斎親子と小布施を繋ぐ作品や史料は当地に残された貴重な資料として今も受け継がれています。
 展覧会名となる“視覚のマジック“は人や建物、風景などにみられる現実離れした構図ながらも違和感がなく、かえって魅力的に感じさせる北斎の視覚的演出を意味します。いまや国内に留まらず世界に向けて発信される葛飾北斎、その名品の数々を存分にお楽しみください。


ロナルド・ヴェンチューラ‐An Introspective

1973年フィリピンのマニラに生まれ、現在も同地で制作を続けるロナルド・ヴェンチューラは、2008年、ニューヨークのギャラリーで「肌の形而上学」展において紹介されて以来、欧米各地と台湾や香港などのアジア圏でも作品を発表し注目を集めています。
ヴェンチューラは、自らの起源(アイデンティティー)を繰り返し深く掘り下げ、内省し、人間の表皮である「肌」の表現の可能性を探求しています。
その表現方法は初期作品から一貫しており、多分野を造形的に、且つ哲学的に取り込み、重ね合わせて絵画や彫刻に反映させています。フィリピンにおける長期間に渡るスペインや、アメリカ、日本からの植民地支配の歴史的背景が黙示録的な色合いを付与し、宗教的文化的背景が祝祭性を与えています。その一方で、繰り返し現れる動植物と人間の共生体(キメラ)はフィリピンの民間伝承、土着文化のアニミズム、そしてギリシャ神話の神獣等をも内包した世界を喚起させます。秩序がないようにも見えるこの作家のカオス的世界は、そのままフィリピンの文化の複雑さを反映しています。
「もともとのイメージが意味するものから解き放たれ、他の要素と融合することで、相互に作用し本来の意味を裏切って、一つのイメージを作ることに興味を持っている。(…中略)そのパターンは無限であり、未だ完成をみたことがない。」と本人が言うように作品に見られるエレメントは、自身のアイデンティティに関わる無意識の衝突のメタファーとして読み取ることができます。    
このたび、Karuizawa New Art Museumではヴェンチューラの30年におよぶ作家人生の半ば回顧的な展覧会として、立体から新作の絵画作品まで100点余りを展示します。日本の美術館では初めての試みであり、多くの方々にご覧いただけますと幸いです。


特別展「飯綱町の文化財」


江戸のやきもの

 動乱の戦国時代に終わりを告げ、泰平の世とも呼ばれる江戸時代が到来します。およそ260年も続いたこの時代は経済的余裕が生まれ、上層階級だけでなく庶民も文化の担い手となり、娯楽や学問、芸術が著しく発展していきました。
 この度の展覧会では、江戸時代に深化を遂げた日本のやきもの文化を、三つの特徴に着目してご紹介いたします。
 まず一つ目に磁器の生産が開始されたことが挙げられます。これにより九州を中心に高級品から日用品にいたるさまざまな製品が生産され、さらには日本を代表する輸出品へと発展していきます。二つ目は新しい絵付の技法が導入されたことです。多色の顔料を用いて文様を描くことが可能となり、洒脱な意匠のうつわが多く作られました。三つ目は茶陶に注目します。桃山時代の茶の湯では侘びた風情の道具が好まれましたが、江戸時代には装飾性の高い道具や華やかな舶載の道具も取り入れられるようになります。
 本展では、サンリツ服部美術館の所蔵品のなかから約40点の陶磁器を展示いたします。成熟した時代に育まれた日本のやきもの文化に触れる機会となりましたら幸いです。


服部一郎コレクション近現代絵画展 かたちを観る

ルノワール、デュフィ、ピカソなどの作品を「かたち」に注目してご紹介。また、2020年5月に惜しまれつつ亡くなった現代美術家クリストのドローイング作品を特集展示します。