現在北澤美術館で開催中の特別展・「北澤美術館のガレ」の関連イベントです。
■『安田泰三(ガラス作家)トークショー』
吹きガラスの名手・安田泰三さんをお招きし、作り手から見たガレの魅力を語っていただきます。
出演:安田泰三氏(ガラス作家)
聞き手:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2024年9月21日(土)13時~14時
参加費:無料(ただし要入館券)
■会場
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
森将軍塚 古墳クラフト展2024
9月15日(日)9時~16時
〘クラフト〙
*tekuteku
*夢真芽
*+いろつち
*u-k-a
*くらふとkei
*miim craft works
*手作り屋C-M-Y
〘ワークショップ〙
*ブラスト倶楽部
*zi:ba
*Sai
*Salon patora
*Sakurairo
*kesa・・pasa & nyaminyami
〘フード〙
*やおよろづや
*弥生農園
*稲荷山のパン屋さんマーロハーモ
*自然酵母石窯ガーデンcoco
*しゅわしゅわレモネード
*シフォンケーキ工房ふわり
*みち草
*のぐー'sキッチン
*桐カフェ
〘キッチンカー〙
*kitchen土野庫
*キッチンカーRin Rin
*やきとりキング
*移動屋台ikayakiこやまん
〘健康ブース〙
*姿勢矯正院
ガラス作家の川北友果さんは、バーナーの炎でガラスを溶かして成形するバーナーワーク技法で、花や植物の美しさをとんぼ玉やコアガラスで表現しています。
また、元木庸子さんは、ガラスに高圧の砂を吹き付けるサンドブラストとエナメル彩技法で、季節の花々や小動物などの世界を描き出しています。
四季折々の自然を彩り豊かにガラスに留めた蓋物や酒器、グラス、とんぼ玉、帯留など、繊細で優しさを感じさせながらも、凛とした佇まいの2人のガラス作品の共演をご覧ください。
■作家在廊日
9月14日(土)、11月4日(月・振替休日)
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■開催情報
会期:2024年9月14日(土)~11月4日(月・振替休日)
開館時間:9月30日(月)まで9:00~18:00
10月2日(水)より9:00~17:00
※最終入館は閉館時間の30分前まで
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。
■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
岡谷市出身の洋画家 髙橋貞一郎(1897-1955)は、教師をするかたわら、岸田劉生に師事し、フランスにも留学するなど画業に励み、春陽展、日展、一水会展などに出品、受賞を重ねました。晩年には自宅を開放して絵画教室を主宰し、そこに集う岡谷ならびに近隣地区の絵を志す人々に大きな影響を与えました。
その髙橋の絵画教室で学んだ一人に、中島覚雄(1921-1985)がいます。中島は伊那市長谷出身、幼いころから絵を描くことを好みました。志願して横須賀海兵団に入団し、終戦後は、絵を描く時間を長く確保したいという理由から、箕輪町で新聞店を営み、絵画制作を続けました。当初は髙橋に師事し、その後は辻村八五郎、辻永、中村研一、田村一男に学びます。光風会会員となり、長野県美術展、光風会展、日展などで受賞を重ねました。その後はフランスのグラン・ド・ショーミエール等で学び、複数回にわたる渡欧では国際展でも入選、受賞を果たしました。
このように中島は生涯で多くの師に学びましたが、最も強く影響を受けたのが髙橋貞一郎であり、1955年に髙橋が逝去した際には、筆を折ることも考えたといいます。髙橋亡き後は、師から受け継いだ作風を発展させ、岡谷や伊那、ヨーロッパの風景を堅実に生き生きと描き出しました。
本展では、中島の作品を、諏訪地域の洋画家の草分けともいえる師 髙橋の作品とともに二期に分けて展示します。両者の作品の共通点、相違点に着目しながら、中島の画業を、髙橋から受けた影響をもとに振り返ります。
会期:7月20日(土)~11月10日(日)※会期中、一部作品の入れ替えがあります
(前半:7月20日(土)~9月16日(月)、後半:9月21日(土)~11月10日(日))
開館時間:10:00~18:00
休館日:8月21、28日
9月4、11、17、18、19、20、24、25日
10月2、9、15、16、23、30日
11月5、6日
※その他臨時休館の場合がございます。
入館料:一般520円(370円)、小・中学生260円(160円)
※( )は10名以上の団体料金
※諏訪6市町村に在住・在学の小・中学生、岡谷市内に在住・在学の高校生は無料です
桜、朝顔、菊、四季を彩る様々な植物たち。北斎が描いた植物の絵は、線一本で描いたシンプルなものから、線や色を重ねて細密に仕上げたものまで作品によって様々な表情を見せてくれます。本展では、北斎が描いた植物の絵で展示室を埋め尽くし「北斎の植物図鑑」と題して、草木、花の世界をお楽しみいただきます。その中で北斎が得意とした筆づかいや様々な描法、独特な表現もご紹介いたします。晩年北斎が過ごした小布施は、緑豊かで華やかな花の町でもあります。そんな小布施で植物の世界を存分にお楽しみください。
北斎館が所蔵する作品の中から植物が描かれたものを選び、種類や特徴を「図鑑」のようにまとめました。北斎が描いた植物の数は大変多く、その数はなんと100種類以上にものぼります。植物といっても千差万別で、草木や花はもちろん、大根や芋、梅にりんごなど野菜や果物も含みます。カエデやイチョウ、バラン、松の葉などあらゆる形の葉っぱもまとめられており、いかに北斎が様々な形の葉に興味を抱いていたかも伺えます。
当時江戸の人々に好まれた植物や、現代の私たちにも親しみのあるおなじみの植物は、北斎の目にどのように写り、どのように描かれたのでしょうか。図鑑のページをめくるように、じっくりとお楽しみください。
おかげさまで2024年4月29日に、当館は開館30周年を迎えました。
その記念すべき年に、近年では夏の恒例のとなっている「いせひでこ絵本原画展」のテーマを「プレリュード(前奏曲)」として7月5日(金)~9月30日(月)の期間、下記の通り開催致します。
いせひでこは長年「音楽」「木」「いのち」をテーマに作品を作り続けています。昨年、その中の「音楽」をテーマにした、初めてのファンタジー絵本『ピアノ』を発刊しました。2013年に刊行の『チェロの木』の姉妹本となります。この絵本『ピアノ』『チェロの木』を中心に、音楽のよろこびを描いた作品を<音楽の部屋>として、各絵本原画を全点展示致します。そして、旅する画家の起源(前奏曲)となる、1990年より画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの足跡をたどる旅をつづけた いせが綴る、芸術に生き、強い絆で結ばれた兄ゴッホと弟テオの物語『にいさん』の原画と、1998年に描いた『フランダースの犬』の原画を、抜粋で<画家の部屋>として展示します。特に『フランダースの犬』は、今年7月にビジュアル特別版が新しく発刊する予定の作品です。
また、関連イベントとして、7月27日(土)と9月7日(土)に、編集者やノンフィクション作家・柳田邦男、作家・山本けんぞうを交えたトークイベントを企画いたしました。
【展示作品】
<音楽の部屋>
『ピアノ』
『チェロの木』
『1000の風 1000のチェロ』
以上、いせひでこ/作・絵、(偕成社) 各全点
<画家の部屋>
『にいさん』 いせひでこ/作・絵、(偕成社)
『フランダースの犬 ビジュアル特別版』 森山京/文、いせひでこ/絵 (世界文化社)
以上、各抜粋
<タブロー>
タブロー「カノン」、他
絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30AM~5:00PM(最終入館は閉館30分前まで、変更日・館HP参照)
休館日●木曜(お盆の週は無休、祝日振り替え有り)
入館料●大人900円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9
TEL0263-83-5670、FAX0263-83-5885
「海なし県」である長野県にもかつて海が広がった時代がありました。この企画展では、長野県域に海が広がり始めた前期中新世(およそ2000万年前~1600万年前)の時代の化石と、当時の様子を紹介します。
前期展示では南信地域および西日本各地の化石を展示します。
(展示協力:阿南町化石館・飯田市美術博物館・瑞浪市化石博物館)
八ヶ岳美術館ではこの度、片田好美水彩画展を開催いたします。
片田好美は版画作家を経て1997年より水彩画家として活動を始め、蓼科に移り住んだ2000年以降は野鳥を中心に森の動植物を描いています。森や野原、水辺の鳥や植物を日々丹念に観察、こつこつと制作に打ち込んで、これまでに描いた野鳥は100種類。他に動物や花などの作品を合わせると400点を超えます。命あるものへの愛情溢れる作品は多くの人々を魅了しています。
3部作となる画文集「森と生きる」Ⅰ~Ⅲを2023年までに刊行したことを記念し、画文集に掲載された作品を中心に集めた展覧会を開催します。四季折々の植物と動物とが織りなす片田好美のユニークで生命感溢れる世界をどうぞご堪能ください。
展覧会名称:画文集出版記念 水彩画展「片田好美 森と生きる」
会 期:令和6年7月13日(土)~令和6年9月23日(月・祝)会期中無休
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協 賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円)
※()内は20名以上の団体料金。
諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
図書カードなどの提示により無料で入館できます。
【関連イベント】
●野鳥観察会
7月15日(月・祝)9:00~11:00頃
参加費:無料/入館料別途 定員15名/要予約
講師:杉山直(日本野鳥の会諏訪支部 支部長)
●片田好美さんによるギャラリートーク
7月20日(土)13:30~1時間程度
参加費:無料/入館料別途 定員なし/要予約
●子どもワークショップ 鳥のブローチ作り
8月11日(土)10:00~11:30
材料費:300円/入館料別途 定員5名/要予約
●八ヶ岳美術館コンサート「森と生きる」音楽会
8月31日(土)18:30~19:30(開場18:00)
参加費:2000円(入館料込) 定員なし/要予約
チェロ:大塚幸穂 フルート:星野奈菜美
曲目:バッハ/G線上のアリア、無伴奏チェロ組曲第1番より
ベートーヴェン、モーツァルト、ドビュッシー、ブラームス、
モンティなど
イベントのお申込みは八ヶ岳美術館(0266‐74‐2701)まで
当館は、主にヨーロッパで作られたおもちゃを幅広く展示する博物館です。収蔵品の中心となるのが、ドイツ・エルツ地方のおもちゃの町、ザイフェンで作られたものです。例えばパイプ人形の制作で知られるKWOやメルテンなど、エルツ地方には多くのおもちゃの工房があります。ドイツ以外にも、スイスのおもちゃメーカー・ネフ社の知育玩具やデンマークのガラス工房・ホルムガードのガラス製品のおもちゃがあります。
本展では、ヨーロッパで作られているおもちゃを工房・メーカーごとに展示します。それぞれのおもちゃの特徴やこだわりなども合わせて紹介します。おもちゃとともに、その裏にある制作者の技術や想いを楽しんでいただけたら幸いです。
企画展サイト https://museen.org/event/4642
北陸新幹線の福井延伸を記念し、軽井沢と福井県は連携事業を行ってきました。その一環として、軽井沢絵本の森美術館では、福井県出身の絵本画家・かこさとしの特別展を開催いたします。
かこさとしの絵本には、自身の経験や洞察が込められています。特に、戦後の自国を復興させようとはたらく人々の姿は、かこさとしの創作の原点となりました。『からすのパンやさん』(偕成社、1973年)、『だるまちゃんとかみなりちゃん』(福音館書店、1968年)といった代表作にも、はたらく人々への思いや力がこめられているのです。
本展では、かこさとしの創作への「まなざし」とともに、かこさとし絵本の魅力をご紹介します。また、会期中に越前市のかこさとしふるさと絵本館「砳」(らく)との連携スタンプラリーイベントも行います。
企画展サイト https://museen.org/event/4895
バーナーの炎でガラスを熔かして成形するバーナーワーク。
北澤美術館で13回目を迎える本展では、現在活躍中の作家4名の作品を紹介します。
それぞれの個性が表れるとんぼ玉、繊細な文様のマーブルやコアガラスの器、
ガラスペン、万華鏡など、この技法ならではの多彩な作品をご覧ください。
■出品作家
久保田ゆかり 坂上友弥 谷口知惠子 古木晶子
■作家在廊日
7月27日(土)、28日(日)
8月3日(土)、4日(日)
9月7日(土)、8日(日)
※在廊作家の詳細は北澤美術館ホームページでご確認ください。
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■開催情報
会期:2024年7月27日(土)~9月8日(日)
開館時間:9:00~18:00 ※最終入館は17:30まで
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。
■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
特別展 エミール・ガレ没後120年記念「北澤美術館のガレ」
関連イベント
◆ワークショップ『ポーセラーツ体験』
草花などの転写紙を磁器に貼り、オリジナルのマグカップ、プレート、小物入れを作ります。
講師:唐木みさ子氏
(ポーセラーツインストラクター、「アトリエ花あみ」主宰)
日時:2024年7月28日(日)、8月24日(土)、9月22日 (日)
各日 ①10:30 ~②13:00~ ③15:00~(所要時間60~90分)
受付:各回4~6名(予約優先・空席があれば当日受付可)
体験料:マグカップ1,700円、プレート2,200円、小物入れ2,800円(税込)
※別途、要入館料
WS終了後、講師が焼付けを行い10日後に発送(送料別途650円)、
または館での受け取り
●ワークショップ事前予約割引:
入館料を大人800円、中学生400円に割引します。
(通常大人1,000円、中学生500円/当日のWSお申し込みは通常入館料金)
■会場・お問合せ先
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
日本初公開作品を含む季節ごとに描かれたペイネのデッサン16作品と、フランスで制作された図録「ペイネの世界旅行」の出版を記念する作品パネルをご覧いただきます。
会期:2024年7月4日(土)~2025年1月13日(月・祝) (12、1月は冬季休館日あり)
時間:午前9時~午後5時(冬季12月~は10時~16時)
会場:重要文化財 アントニン・レーモンド「夏の家」
料金:大人1100円、小中学生500円(軽井沢タリアセン入園料大人900円を含む)
<画像>「四季の原画16デッサンと世界旅行展」チラシ
ペイネ美術館
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217軽井沢タリアセン内 電話0267-46-6161
http://http://www.karuizawataliesin.com/
■展覧会内容
長野県諏訪市の北澤美術館では、エミール・ガレ没後120年を記念した特別展を開催いたします。
19世紀末から20世紀のはじめにかけてヨーロッパに広まった「アール・ヌーヴォー」、ガラス工芸の分野でこの運動を牽引したのが、フランス北東部の都市ナンシーに生まれたエミール・ガレ(1846-1904)です。ガラス・陶芸・木工家具、三つの分野で活躍した彼は、草花や昆虫など自然の形を活かした斬新なデザインと詩的な表現が高く評価され、パリ万国博覧会のグランプリを受賞しました。
2024年はガレの没後120年目に当たります。
ガレがまだあまり知られていなかったおよそ40年前、その魅力にひかれ、「小さくても個性の光る美術館」を目指して収集をはじめたのが、北澤美術館の創立者北澤利男(1917-1997)でした。「美しいものを美しいと感じる素直なこころ」をモットーに、ジャポニスムの影響を受けた初期の作品から、パリ万国博覧会出品作、ひとよ茸ランプをはじめとする黄金期の大作を含む、世界でも稀にみる充実したコレクションが誕生しました。
没後120年を記念するこの展覧会では、普段展示される機会の少ない秘蔵の名作を含め、所蔵品を選りすぐり展示いたします。ガレと人気を競ったドーム兄弟の彩りあふれる作品と共に、ガラス芸術の世界をお楽しみください。
■開催情報
会期:2024年3月16日(土)~2025年3月11日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
年中無休 ※10月1日(火)、12月31日(火)、1月1日(水)は休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
■会場
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
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【関連イベント】
■記念講演会『北澤コレクションの生成』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2024年5月11日(土)14時~15時
参加費:無料(要入館料)
■トークショー『安田泰三(ガラス作家)トークショー』
手吹きガラスの名手・安田泰三さんをお招きし、作り手から見たガレの魅力を語っていただきます。
出演:安田泰三氏(ガラス作家)
聞き手:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2024年9月21日(土)13時~14時
参加費:無料(要入館料)
■ ワークショップ『ポーセラーツ体験』
草花などの転写紙を磁器に貼り、カップ、プレート、小物入れを作ります。
講師:唐木みさ子氏(ポーセラーツインストラクター、「アトリエ花あみ」主宰)
日時:2024年7月28日(日)、8月24日(土)、9月22日 (日)
各日 ①10:30~ ②13:00~ ③15:00~(所要時間60~90分)
受付人数:各回4~6名(予約優先・空席があれば当日受付可)
体験料:マグカップ1,700円、プレート2,200円、小物入れ2,800円(税込/別途、要入館料)
WS終了後、講師が焼付けを行い10日後に発送(送料別途650円)、または館での受け取り
●ワークショップ事前予約割引:
入館料を大人800円、中学生400円に割引します。(通常大人1,000円、中学生500円/当日入館時のWS申し込みは、通常入館料金)
■ エミール・ガレ120年忌
ガレ没後120年忌の2024年9月23日(月・振替休日):ご来館者にプレゼントを差し上げます。
深沢紅子(1903-1993)は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表するかたわら、戦前から訪れていた軽井沢をこよなく愛し、1964年から20年ほど、堀辰雄1412番山荘を夏のアトリエとして、軽井沢高原に咲く多くの野の花を多く水彩で描きました。
深沢紅子は、戦前から文学者たちと交流がありました。1935年、詩人津村信夫から詩集の装幀を依頼されたことがきっかけで軽井沢を訪れ、同じ頃、追分で詩人立原道造を識ります。1939年、立原の死去後、立原の師・堀辰雄と出会い、親交を深めます。1940年、堀の依頼で『堀辰雄詩集』の挿絵を描くため軽井沢をスケッチ旅行に訪れます。戦後は川端康成や福永武彦らの本の装幀も手がけました。
本展では、軽井沢高原文庫で「生誕110年 立原道造展」が開かれるのに合わせて、深沢紅子の野の花の作品約30点と共に、紅子が軽井沢で交流の深かった堀辰雄や立原道造といった文学者たちとの関係をあらためて紹介します。
画像:深沢紅子「マツムシソウ・オミナエシ」 水彩 1991年 (軽井沢・深沢紅子野の花美術館蔵)
<イベント>
「野の花さんぽ2024」
軽井沢の自然の豊かさと、軽井沢タリアセンに残された里山を発見する「野の花さんぽ」シリーズ
を2024年も開催します。四季折々に咲く花や植物たちを、一緒に歩きながら、途中クイズなどに
挑戦しながら楽しく探します。植物に詳しくない初心者の方も大歓迎です。どうぞお気軽にご参加
ください。
日時:7月13日(土)、8月10日(土)、9月14日(土)、10月12日(土)各回13:30~15:00
料金:深沢紅子野の花美術館入館料(大人600円 小・中学生300円)または軽井沢タリアセン入園料
定員:10名程度 ※要予約 ※小雨決行
ガイド:軽井沢サクラソウ会議・自然観察指導員
集合:当日、深沢紅子野の花美術館入館券または軽井沢タリアセン入園料をご購入のうえ、13時25分に軽井沢タリアセン中央ゲート前までお越しください。
予約受付:電話:0267-46-6161 または FAX:0267-45-3663(いずれも軽井沢タリアセン)までご連絡ください。予約は前日まで受け付けております。
<美術館の建物>
1911年(明治44)に軽井沢郵便局として旧軽井沢に建てられ、長年、使用されてきた歴史的建造物を移築復元しました。国登録有形文化財に登録。1996(平成8)年、現在地に移築された際、外壁の色は新築当時のミントグリーンに復元されました。
入館料/大人600円、小中学生300円
会期中無休
開館時間:9:00~17:00
次回展示
「あいらしい高原の花と実たち」
10月23日(水)~2025年1月13日(月・祝)
【休館日・入館料】
会期中無休
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人600円 小中学生300円
【アクセス】
JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」下車、タクシー約10分、または、しなの鉄道「中軽井沢駅」下車、タクシー約7分
上信越自動車道・碓氷軽井沢ICより車で約15分
<急行塩沢湖線>「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料420円)、徒歩5分
<町内循環バス東・南廻り線>通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「風越公園」下車(有料100円)、徒歩12分
深沢紅子野の花美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉217 軽井沢タリアセン内(※軽井沢タリアセンに入園しなくても直接入館できます。)
電話0267―45―3662
FAX0267―45―6466
http://taliesin@karuizawataliesin.com
昨年1月に逝去した飯山市出身の彫刻家、猪瀬清四朗(1937-2023、飯山北高卒、武蔵野美術大学卒)の回顧展を開催します。
猪瀬は国展彫刻部への作品出品を創作活動の軸とし、そこで人体彫刻を 発表し続けました。それらのほとんどは一見愚直なまでに写実性の高い女性像ですが、ともすれば目新しさを追いがちな現代において、反って新鮮さを感じさせるだけでなく、時代に左右されない造形としての完成度の高さを持つに至っています。
1986年以来となる郷里における本回顧展では、国展出品作品の初期から晩年までを網羅展示することで猪瀬が生涯に亘って追究した人体彫刻の変遷を辿ります。
やきものは、成形した素地を加熱する「焼成」という工程を経てつくられます。うつわを焼き締めることで強度や硬度を高めることができるため、焼成は世界各地で古くから行われていました。
焼成の際に欠かせない存在が窯です。窯のなかにうつわを並べてじっくりと時間を掛けて高温で焼いていきますが、炎の具合や土や釉薬に含まれている鉱物、燃料の性質によって、思いもよらない色や模様が生まれることがあります。日本ではそれらを「景色」と呼び、やきものの見どころとなっています。
本展では、うつわの下半分が焼成中に黒く変化したことから雪を頂く富士山を連想して銘がつけられた国宝「白楽茶碗 銘 不二山」をはじめ、薪の灰が降りかかってガラス化し、胡麻のような模様ができた備前の徳利、白色の長石が浮き出た信楽の香合などを展示いたします。
サンリツ服部美術館の所蔵品を通じて、窯のなかで生まれた陶磁器の色や模様をお楽しみください。
服部一郎コレクションの作品を「画材」に注目して紹介する。制作に使われた紙やカンヴァスなどの支持体や、水彩・油彩などの描画材の違いによる表現の違いが味わえる。
ガラス作家の川北友果さんは、バーナーの炎でガラスを溶かして成形するバーナーワーク技法で、花や植物の美しさをとんぼ玉やコアガラスで表現しています。
また、元木庸子さんは、ガラスに高圧の砂を吹き付けるサンドブラストとエナメル彩技法で、季節の花々や小動物などの世界を描き出しています。
四季折々の自然を彩り豊かにガラスに留めた蓋物や酒器、グラス、とんぼ玉、帯留など、繊細で優しさを感じさせながらも、凛とした佇まいの2人のガラス作品の共演をご覧ください。
■作家在廊日
9月14日(土)、11月4日(月・振替休日)
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■開催情報
会期:2024年9月14日(土)~11月4日(月・振替休日)
開館時間:9月30日(月)まで9:00~18:00
10月2日(水)より9:00~17:00
※最終入館は閉館時間の30分前まで
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。
■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
岡谷市出身の洋画家 髙橋貞一郎(1897-1955)は、教師をするかたわら、岸田劉生に師事し、フランスにも留学するなど画業に励み、春陽展、日展、一水会展などに出品、受賞を重ねました。晩年には自宅を開放して絵画教室を主宰し、そこに集う岡谷ならびに近隣地区の絵を志す人々に大きな影響を与えました。
その髙橋の絵画教室で学んだ一人に、中島覚雄(1921-1985)がいます。中島は伊那市長谷出身、幼いころから絵を描くことを好みました。志願して横須賀海兵団に入団し、終戦後は、絵を描く時間を長く確保したいという理由から、箕輪町で新聞店を営み、絵画制作を続けました。当初は髙橋に師事し、その後は辻村八五郎、辻永、中村研一、田村一男に学びます。光風会会員となり、長野県美術展、光風会展、日展などで受賞を重ねました。その後はフランスのグラン・ド・ショーミエール等で学び、複数回にわたる渡欧では国際展でも入選、受賞を果たしました。
このように中島は生涯で多くの師に学びましたが、最も強く影響を受けたのが髙橋貞一郎であり、1955年に髙橋が逝去した際には、筆を折ることも考えたといいます。髙橋亡き後は、師から受け継いだ作風を発展させ、岡谷や伊那、ヨーロッパの風景を堅実に生き生きと描き出しました。
本展では、中島の作品を、諏訪地域の洋画家の草分けともいえる師 髙橋の作品とともに二期に分けて展示します。両者の作品の共通点、相違点に着目しながら、中島の画業を、髙橋から受けた影響をもとに振り返ります。
会期:7月20日(土)~11月10日(日)※会期中、一部作品の入れ替えがあります
(前半:7月20日(土)~9月16日(月)、後半:9月21日(土)~11月10日(日))
開館時間:10:00~18:00
休館日:8月21、28日
9月4、11、17、18、19、20、24、25日
10月2、9、15、16、23、30日
11月5、6日
※その他臨時休館の場合がございます。
入館料:一般520円(370円)、小・中学生260円(160円)
※( )は10名以上の団体料金
※諏訪6市町村に在住・在学の小・中学生、岡谷市内に在住・在学の高校生は無料です
桜、朝顔、菊、四季を彩る様々な植物たち。北斎が描いた植物の絵は、線一本で描いたシンプルなものから、線や色を重ねて細密に仕上げたものまで作品によって様々な表情を見せてくれます。本展では、北斎が描いた植物の絵で展示室を埋め尽くし「北斎の植物図鑑」と題して、草木、花の世界をお楽しみいただきます。その中で北斎が得意とした筆づかいや様々な描法、独特な表現もご紹介いたします。晩年北斎が過ごした小布施は、緑豊かで華やかな花の町でもあります。そんな小布施で植物の世界を存分にお楽しみください。
北斎館が所蔵する作品の中から植物が描かれたものを選び、種類や特徴を「図鑑」のようにまとめました。北斎が描いた植物の数は大変多く、その数はなんと100種類以上にものぼります。植物といっても千差万別で、草木や花はもちろん、大根や芋、梅にりんごなど野菜や果物も含みます。カエデやイチョウ、バラン、松の葉などあらゆる形の葉っぱもまとめられており、いかに北斎が様々な形の葉に興味を抱いていたかも伺えます。
当時江戸の人々に好まれた植物や、現代の私たちにも親しみのあるおなじみの植物は、北斎の目にどのように写り、どのように描かれたのでしょうか。図鑑のページをめくるように、じっくりとお楽しみください。
川中島合戦は、第5回の戦いを終えてから令和6(2024)年で460年となります。第4回の戦いが有名であり、いくつかある『川中島合戦図屏風』では勇壮な一騎打ちの場面が描かれることが多いですが、本展示は、戦にかかわった信州の武者や地元の人々にも焦点をあて、様々な立場から戦いの実際について考える機会としたいと思います。また、それぞれの『川中島合戦図屏風』の制作意図に注目したり、江戸時代以降に描かれた錦絵を取り上げたりして、長野県の歴史を代表する出来事について、来館者の皆様に改めて関心を持っていただく展示としたいと思います。
「武田晴信書状」(当館蔵)
「海なし県」である長野県にもかつて海が広がった時代がありました。この企画展では、長野県域に海が広がり始めた前期中新世(およそ2000万年前~1600万年前)の時代の化石と、当時の様子を紹介します。
前期展示では南信地域および西日本各地の化石を展示します。
(展示協力:阿南町化石館・飯田市美術博物館・瑞浪市化石博物館)
当館は、主にヨーロッパで作られたおもちゃを幅広く展示する博物館です。収蔵品の中心となるのが、ドイツ・エルツ地方のおもちゃの町、ザイフェンで作られたものです。例えばパイプ人形の制作で知られるKWOやメルテンなど、エルツ地方には多くのおもちゃの工房があります。ドイツ以外にも、スイスのおもちゃメーカー・ネフ社の知育玩具やデンマークのガラス工房・ホルムガードのガラス製品のおもちゃがあります。
本展では、ヨーロッパで作られているおもちゃを工房・メーカーごとに展示します。それぞれのおもちゃの特徴やこだわりなども合わせて紹介します。おもちゃとともに、その裏にある制作者の技術や想いを楽しんでいただけたら幸いです。
企画展サイト https://museen.org/event/4642
北陸新幹線の福井延伸を記念し、軽井沢と福井県は連携事業を行ってきました。その一環として、軽井沢絵本の森美術館では、福井県出身の絵本画家・かこさとしの特別展を開催いたします。
かこさとしの絵本には、自身の経験や洞察が込められています。特に、戦後の自国を復興させようとはたらく人々の姿は、かこさとしの創作の原点となりました。『からすのパンやさん』(偕成社、1973年)、『だるまちゃんとかみなりちゃん』(福音館書店、1968年)といった代表作にも、はたらく人々への思いや力がこめられているのです。
本展では、かこさとしの創作への「まなざし」とともに、かこさとし絵本の魅力をご紹介します。また、会期中に越前市のかこさとしふるさと絵本館「砳」(らく)との連携スタンプラリーイベントも行います。
企画展サイト https://museen.org/event/4895
日本初公開作品を含む季節ごとに描かれたペイネのデッサン16作品と、フランスで制作された図録「ペイネの世界旅行」の出版を記念する作品パネルをご覧いただきます。
会期:2024年7月4日(土)~2025年1月13日(月・祝) (12、1月は冬季休館日あり)
時間:午前9時~午後5時(冬季12月~は10時~16時)
会場:重要文化財 アントニン・レーモンド「夏の家」
料金:大人1100円、小中学生500円(軽井沢タリアセン入園料大人900円を含む)
<画像>「四季の原画16デッサンと世界旅行展」チラシ
ペイネ美術館
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217軽井沢タリアセン内 電話0267-46-6161
http://http://www.karuizawataliesin.com/
■展覧会内容
長野県諏訪市の北澤美術館では、エミール・ガレ没後120年を記念した特別展を開催いたします。
19世紀末から20世紀のはじめにかけてヨーロッパに広まった「アール・ヌーヴォー」、ガラス工芸の分野でこの運動を牽引したのが、フランス北東部の都市ナンシーに生まれたエミール・ガレ(1846-1904)です。ガラス・陶芸・木工家具、三つの分野で活躍した彼は、草花や昆虫など自然の形を活かした斬新なデザインと詩的な表現が高く評価され、パリ万国博覧会のグランプリを受賞しました。
2024年はガレの没後120年目に当たります。
ガレがまだあまり知られていなかったおよそ40年前、その魅力にひかれ、「小さくても個性の光る美術館」を目指して収集をはじめたのが、北澤美術館の創立者北澤利男(1917-1997)でした。「美しいものを美しいと感じる素直なこころ」をモットーに、ジャポニスムの影響を受けた初期の作品から、パリ万国博覧会出品作、ひとよ茸ランプをはじめとする黄金期の大作を含む、世界でも稀にみる充実したコレクションが誕生しました。
没後120年を記念するこの展覧会では、普段展示される機会の少ない秘蔵の名作を含め、所蔵品を選りすぐり展示いたします。ガレと人気を競ったドーム兄弟の彩りあふれる作品と共に、ガラス芸術の世界をお楽しみください。
■開催情報
会期:2024年3月16日(土)~2025年3月11日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
年中無休 ※10月1日(火)、12月31日(火)、1月1日(水)は休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
■会場
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
==================================
【関連イベント】
■記念講演会『北澤コレクションの生成』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2024年5月11日(土)14時~15時
参加費:無料(要入館料)
■トークショー『安田泰三(ガラス作家)トークショー』
手吹きガラスの名手・安田泰三さんをお招きし、作り手から見たガレの魅力を語っていただきます。
出演:安田泰三氏(ガラス作家)
聞き手:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2024年9月21日(土)13時~14時
参加費:無料(要入館料)
■ ワークショップ『ポーセラーツ体験』
草花などの転写紙を磁器に貼り、カップ、プレート、小物入れを作ります。
講師:唐木みさ子氏(ポーセラーツインストラクター、「アトリエ花あみ」主宰)
日時:2024年7月28日(日)、8月24日(土)、9月22日 (日)
各日 ①10:30~ ②13:00~ ③15:00~(所要時間60~90分)
受付人数:各回4~6名(予約優先・空席があれば当日受付可)
体験料:マグカップ1,700円、プレート2,200円、小物入れ2,800円(税込/別途、要入館料)
WS終了後、講師が焼付けを行い10日後に発送(送料別途650円)、または館での受け取り
●ワークショップ事前予約割引:
入館料を大人800円、中学生400円に割引します。(通常大人1,000円、中学生500円/当日入館時のWS申し込みは、通常入館料金)
■ エミール・ガレ120年忌
ガレ没後120年忌の2024年9月23日(月・振替休日):ご来館者にプレゼントを差し上げます。
深沢紅子(1903-1993)は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表するかたわら、戦前から訪れていた軽井沢をこよなく愛し、1964年から20年ほど、堀辰雄1412番山荘を夏のアトリエとして、軽井沢高原に咲く多くの野の花を多く水彩で描きました。
深沢紅子は、戦前から文学者たちと交流がありました。1935年、詩人津村信夫から詩集の装幀を依頼されたことがきっかけで軽井沢を訪れ、同じ頃、追分で詩人立原道造を識ります。1939年、立原の死去後、立原の師・堀辰雄と出会い、親交を深めます。1940年、堀の依頼で『堀辰雄詩集』の挿絵を描くため軽井沢をスケッチ旅行に訪れます。戦後は川端康成や福永武彦らの本の装幀も手がけました。
本展では、軽井沢高原文庫で「生誕110年 立原道造展」が開かれるのに合わせて、深沢紅子の野の花の作品約30点と共に、紅子が軽井沢で交流の深かった堀辰雄や立原道造といった文学者たちとの関係をあらためて紹介します。
画像:深沢紅子「マツムシソウ・オミナエシ」 水彩 1991年 (軽井沢・深沢紅子野の花美術館蔵)
<イベント>
「野の花さんぽ2024」
軽井沢の自然の豊かさと、軽井沢タリアセンに残された里山を発見する「野の花さんぽ」シリーズ
を2024年も開催します。四季折々に咲く花や植物たちを、一緒に歩きながら、途中クイズなどに
挑戦しながら楽しく探します。植物に詳しくない初心者の方も大歓迎です。どうぞお気軽にご参加
ください。
日時:7月13日(土)、8月10日(土)、9月14日(土)、10月12日(土)各回13:30~15:00
料金:深沢紅子野の花美術館入館料(大人600円 小・中学生300円)または軽井沢タリアセン入園料
定員:10名程度 ※要予約 ※小雨決行
ガイド:軽井沢サクラソウ会議・自然観察指導員
集合:当日、深沢紅子野の花美術館入館券または軽井沢タリアセン入園料をご購入のうえ、13時25分に軽井沢タリアセン中央ゲート前までお越しください。
予約受付:電話:0267-46-6161 または FAX:0267-45-3663(いずれも軽井沢タリアセン)までご連絡ください。予約は前日まで受け付けております。
<美術館の建物>
1911年(明治44)に軽井沢郵便局として旧軽井沢に建てられ、長年、使用されてきた歴史的建造物を移築復元しました。国登録有形文化財に登録。1996(平成8)年、現在地に移築された際、外壁の色は新築当時のミントグリーンに復元されました。
入館料/大人600円、小中学生300円
会期中無休
開館時間:9:00~17:00
次回展示
「あいらしい高原の花と実たち」
10月23日(水)~2025年1月13日(月・祝)
【休館日・入館料】
会期中無休
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人600円 小中学生300円
【アクセス】
JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」下車、タクシー約10分、または、しなの鉄道「中軽井沢駅」下車、タクシー約7分
上信越自動車道・碓氷軽井沢ICより車で約15分
<急行塩沢湖線>「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料420円)、徒歩5分
<町内循環バス東・南廻り線>通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「風越公園」下車(有料100円)、徒歩12分
深沢紅子野の花美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉217 軽井沢タリアセン内(※軽井沢タリアセンに入園しなくても直接入館できます。)
電話0267―45―3662
FAX0267―45―6466
http://taliesin@karuizawataliesin.com
やきものは、成形した素地を加熱する「焼成」という工程を経てつくられます。うつわを焼き締めることで強度や硬度を高めることができるため、焼成は世界各地で古くから行われていました。
焼成の際に欠かせない存在が窯です。窯のなかにうつわを並べてじっくりと時間を掛けて高温で焼いていきますが、炎の具合や土や釉薬に含まれている鉱物、燃料の性質によって、思いもよらない色や模様が生まれることがあります。日本ではそれらを「景色」と呼び、やきものの見どころとなっています。
本展では、うつわの下半分が焼成中に黒く変化したことから雪を頂く富士山を連想して銘がつけられた国宝「白楽茶碗 銘 不二山」をはじめ、薪の灰が降りかかってガラス化し、胡麻のような模様ができた備前の徳利、白色の長石が浮き出た信楽の香合などを展示いたします。
サンリツ服部美術館の所蔵品を通じて、窯のなかで生まれた陶磁器の色や模様をお楽しみください。
服部一郎コレクションの作品を「画材」に注目して紹介する。制作に使われた紙やカンヴァスなどの支持体や、水彩・油彩などの描画材の違いによる表現の違いが味わえる。
華やかな装束を身にまとった貴族たち、四季折々の風景や心情を歌った和歌、流れるような美しい線で書き連ねた仮名文字、きらびやかな蒔絵の調度品といったように、平安時代に優美なイメージを持っている方も多いでしょう。この時代には、日本の風土や日本人の美意識が反映された文学・書・絵画・工芸品が数多く生み出されました。天皇や貴族たちの研ぎ澄まされた感性により発展していった日本らしい雅やかな文化は、時代が変わっても多くの人々を魅了し続け、今日に至るまで大きな影響を与えて続けているのです。
本展では、『伊勢物語』や『源氏物語』を題材にした色彩豊かな物語絵や工芸品、華麗な料紙に流麗な書風で和歌がしたためられた古筆などを展示いたします。平安王朝への憧れが込められた作品の数々をご堪能いただけますと幸いです。
ガラス作家の川北友果さんは、バーナーの炎でガラスを溶かして成形するバーナーワーク技法で、花や植物の美しさをとんぼ玉やコアガラスで表現しています。
また、元木庸子さんは、ガラスに高圧の砂を吹き付けるサンドブラストとエナメル彩技法で、季節の花々や小動物などの世界を描き出しています。
四季折々の自然を彩り豊かにガラスに留めた蓋物や酒器、グラス、とんぼ玉、帯留など、繊細で優しさを感じさせながらも、凛とした佇まいの2人のガラス作品の共演をご覧ください。
■作家在廊日
9月14日(土)、11月4日(月・振替休日)
===============================================
■開催情報
会期:2024年9月14日(土)~11月4日(月・振替休日)
開館時間:9月30日(月)まで9:00~18:00
10月2日(水)より9:00~17:00
※最終入館は閉館時間の30分前まで
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。
■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
岡谷市出身の洋画家 髙橋貞一郎(1897-1955)は、教師をするかたわら、岸田劉生に師事し、フランスにも留学するなど画業に励み、春陽展、日展、一水会展などに出品、受賞を重ねました。晩年には自宅を開放して絵画教室を主宰し、そこに集う岡谷ならびに近隣地区の絵を志す人々に大きな影響を与えました。
その髙橋の絵画教室で学んだ一人に、中島覚雄(1921-1985)がいます。中島は伊那市長谷出身、幼いころから絵を描くことを好みました。志願して横須賀海兵団に入団し、終戦後は、絵を描く時間を長く確保したいという理由から、箕輪町で新聞店を営み、絵画制作を続けました。当初は髙橋に師事し、その後は辻村八五郎、辻永、中村研一、田村一男に学びます。光風会会員となり、長野県美術展、光風会展、日展などで受賞を重ねました。その後はフランスのグラン・ド・ショーミエール等で学び、複数回にわたる渡欧では国際展でも入選、受賞を果たしました。
このように中島は生涯で多くの師に学びましたが、最も強く影響を受けたのが髙橋貞一郎であり、1955年に髙橋が逝去した際には、筆を折ることも考えたといいます。髙橋亡き後は、師から受け継いだ作風を発展させ、岡谷や伊那、ヨーロッパの風景を堅実に生き生きと描き出しました。
本展では、中島の作品を、諏訪地域の洋画家の草分けともいえる師 髙橋の作品とともに二期に分けて展示します。両者の作品の共通点、相違点に着目しながら、中島の画業を、髙橋から受けた影響をもとに振り返ります。
会期:7月20日(土)~11月10日(日)※会期中、一部作品の入れ替えがあります
(前半:7月20日(土)~9月16日(月)、後半:9月21日(土)~11月10日(日))
開館時間:10:00~18:00
休館日:8月21、28日
9月4、11、17、18、19、20、24、25日
10月2、9、15、16、23、30日
11月5、6日
※その他臨時休館の場合がございます。
入館料:一般520円(370円)、小・中学生260円(160円)
※( )は10名以上の団体料金
※諏訪6市町村に在住・在学の小・中学生、岡谷市内に在住・在学の高校生は無料です
桜、朝顔、菊、四季を彩る様々な植物たち。北斎が描いた植物の絵は、線一本で描いたシンプルなものから、線や色を重ねて細密に仕上げたものまで作品によって様々な表情を見せてくれます。本展では、北斎が描いた植物の絵で展示室を埋め尽くし「北斎の植物図鑑」と題して、草木、花の世界をお楽しみいただきます。その中で北斎が得意とした筆づかいや様々な描法、独特な表現もご紹介いたします。晩年北斎が過ごした小布施は、緑豊かで華やかな花の町でもあります。そんな小布施で植物の世界を存分にお楽しみください。
北斎館が所蔵する作品の中から植物が描かれたものを選び、種類や特徴を「図鑑」のようにまとめました。北斎が描いた植物の数は大変多く、その数はなんと100種類以上にものぼります。植物といっても千差万別で、草木や花はもちろん、大根や芋、梅にりんごなど野菜や果物も含みます。カエデやイチョウ、バラン、松の葉などあらゆる形の葉っぱもまとめられており、いかに北斎が様々な形の葉に興味を抱いていたかも伺えます。
当時江戸の人々に好まれた植物や、現代の私たちにも親しみのあるおなじみの植物は、北斎の目にどのように写り、どのように描かれたのでしょうか。図鑑のページをめくるように、じっくりとお楽しみください。
川中島合戦は、第5回の戦いを終えてから令和6(2024)年で460年となります。第4回の戦いが有名であり、いくつかある『川中島合戦図屏風』では勇壮な一騎打ちの場面が描かれることが多いですが、本展示は、戦にかかわった信州の武者や地元の人々にも焦点をあて、様々な立場から戦いの実際について考える機会としたいと思います。また、それぞれの『川中島合戦図屏風』の制作意図に注目したり、江戸時代以降に描かれた錦絵を取り上げたりして、長野県の歴史を代表する出来事について、来館者の皆様に改めて関心を持っていただく展示としたいと思います。
「武田晴信書状」(当館蔵)
「海なし県」である長野県にもかつて海が広がった時代がありました。この企画展では、長野県域に海が広がり始めた前期中新世(およそ2000万年前~1600万年前)の時代の化石と、当時の様子を紹介します。
前期展示では南信地域および西日本各地の化石を展示します。
(展示協力:阿南町化石館・飯田市美術博物館・瑞浪市化石博物館)
日本初公開作品を含む季節ごとに描かれたペイネのデッサン16作品と、フランスで制作された図録「ペイネの世界旅行」の出版を記念する作品パネルをご覧いただきます。
会期:2024年7月4日(土)~2025年1月13日(月・祝) (12、1月は冬季休館日あり)
時間:午前9時~午後5時(冬季12月~は10時~16時)
会場:重要文化財 アントニン・レーモンド「夏の家」
料金:大人1100円、小中学生500円(軽井沢タリアセン入園料大人900円を含む)
<画像>「四季の原画16デッサンと世界旅行展」チラシ
ペイネ美術館
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217軽井沢タリアセン内 電話0267-46-6161
http://http://www.karuizawataliesin.com/
■展覧会内容
長野県諏訪市の北澤美術館では、エミール・ガレ没後120年を記念した特別展を開催いたします。
19世紀末から20世紀のはじめにかけてヨーロッパに広まった「アール・ヌーヴォー」、ガラス工芸の分野でこの運動を牽引したのが、フランス北東部の都市ナンシーに生まれたエミール・ガレ(1846-1904)です。ガラス・陶芸・木工家具、三つの分野で活躍した彼は、草花や昆虫など自然の形を活かした斬新なデザインと詩的な表現が高く評価され、パリ万国博覧会のグランプリを受賞しました。
2024年はガレの没後120年目に当たります。
ガレがまだあまり知られていなかったおよそ40年前、その魅力にひかれ、「小さくても個性の光る美術館」を目指して収集をはじめたのが、北澤美術館の創立者北澤利男(1917-1997)でした。「美しいものを美しいと感じる素直なこころ」をモットーに、ジャポニスムの影響を受けた初期の作品から、パリ万国博覧会出品作、ひとよ茸ランプをはじめとする黄金期の大作を含む、世界でも稀にみる充実したコレクションが誕生しました。
没後120年を記念するこの展覧会では、普段展示される機会の少ない秘蔵の名作を含め、所蔵品を選りすぐり展示いたします。ガレと人気を競ったドーム兄弟の彩りあふれる作品と共に、ガラス芸術の世界をお楽しみください。
■開催情報
会期:2024年3月16日(土)~2025年3月11日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
年中無休 ※10月1日(火)、12月31日(火)、1月1日(水)は休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
■会場
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
==================================
【関連イベント】
■記念講演会『北澤コレクションの生成』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2024年5月11日(土)14時~15時
参加費:無料(要入館料)
■トークショー『安田泰三(ガラス作家)トークショー』
手吹きガラスの名手・安田泰三さんをお招きし、作り手から見たガレの魅力を語っていただきます。
出演:安田泰三氏(ガラス作家)
聞き手:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2024年9月21日(土)13時~14時
参加費:無料(要入館料)
■ ワークショップ『ポーセラーツ体験』
草花などの転写紙を磁器に貼り、カップ、プレート、小物入れを作ります。
講師:唐木みさ子氏(ポーセラーツインストラクター、「アトリエ花あみ」主宰)
日時:2024年7月28日(日)、8月24日(土)、9月22日 (日)
各日 ①10:30~ ②13:00~ ③15:00~(所要時間60~90分)
受付人数:各回4~6名(予約優先・空席があれば当日受付可)
体験料:マグカップ1,700円、プレート2,200円、小物入れ2,800円(税込/別途、要入館料)
WS終了後、講師が焼付けを行い10日後に発送(送料別途650円)、または館での受け取り
●ワークショップ事前予約割引:
入館料を大人800円、中学生400円に割引します。(通常大人1,000円、中学生500円/当日入館時のWS申し込みは、通常入館料金)
■ エミール・ガレ120年忌
ガレ没後120年忌の2024年9月23日(月・振替休日):ご来館者にプレゼントを差し上げます。
服部一郎コレクションの作品を「画材」に注目して紹介する。制作に使われた紙やカンヴァスなどの支持体や、水彩・油彩などの描画材の違いによる表現の違いが味わえる。