神奈川県大磯町で制作を行う内田敏樹さんの個展です。
内田さんは日本を代表するとんぼ玉作家の1人です。また自身の制作に加えて各地で講師を務め、後進の育成・とんぼ玉の普及にも尽力されています。
森や廃墟、仮面、シャーマン、古代の花や鳥など、様々な事象からインスピレーションを得て創り上げられた、深遠で神秘的なとんぼ玉の世界をお楽しみください。
■作家在廊日(とんぼ玉制作実演予定)
7月26日(土)、7月27日(日)
8月2日(土)、8月3日(日)
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■開催情報
会期:2025年7月26日(土)~9月28日(日)
開館時間:9:00~18:00 ※最終入館は17:30まで
入館料:大人(高校生以上)1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。
■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
いせひでこ絵本原画展~目にはさやかに見えねども~関連イベントⅠ
いせひでこ講演会「絵の具がかわくあいだ」
絵の具はまってくれない
子どももまってくれない
2025年7月26日(土)
13:00開場 14:00開演(16:00終了)※終了後サイン会があります
参加費:大人2500円 小学生1600円(入館料込)
定員:50名(完全予約)
申込み:お電話にて(TEL0263-83-5670:10:00~16:00)
※申込み受付は2025年6月23日から承ります
いせひでこ●1949年北海道札幌生まれ。画家、絵本作家。スケッチの旅を重ね、木と子どもをめぐる創作絵本を制作し続けている。創作童話に『マキちゃんのえにっき』、絵本に『ルリユールおじさん』『1000の風1000のチェロ』『にいさん』『絵描き』『大きな木のような人』『まつり』『あの路』『チェロの木』『かしの木の子もりうた』『おさびし山のさくらの木』『木のあかちゃんズ』『わたしの木、こころの木』『ねぇ、しってる?』『猫だもの』など多数。2018年俳句誌「岳」の表紙絵を構成した、詩画集『見えない蝶をさがして』を出版。42回に渡り週刊文春に連載された「美しき愚かものたちのタブロー」(原田マハ)の挿絵は、画文集『旅する絵描き~タブローの向こうへ』(文藝春秋)として刊行。エッセイに「グレイ」シリーズ、『カザルスへの旅』『ふたりのゴッホ』『七つめの絵の具』『旅する絵描き』など多数。2020年5月、長田弘の詩の絵本『最初の質問』『幼い子は微笑む』に続く3冊目『風のことば 空のことば~語りかける辞典』(いずれも講談社)が刊行。同年10月『けんちゃんのもみの木』(BL出版)刊行。東日本大震災の年の春に、自宅の庭に現れた「たぬき」一家のいのちの物語りを、スケッチと日記でつづった絵本『たぬき』(平凡社)が、2021年11月に発売。好評を博す。2023年5月に韓国釜山図書館オープニング記念として大々的な展示と講演会が開催され大成功をおさめた。2023年10月に、初のファンタジー絵本となる『ピアノ』(偕成社)が刊行。話題を呼んでいる。2025年7月、エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』(講談社)が発刊。
「いせひでこ絵本原画展~目にはさやかに見えねども…」
2025年7月4日(金)~9月29日(月)
【展示作品】
●『雪女』小泉八雲・作 平井呈一・訳(偕成社)●『絵描き』(講談社)
●俳句誌「岳」表紙絵(風・音・光を表現し続けた15年。表紙に込めた物語)
●新刊:エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』(講談社)表紙原画ほか
●タブロー
絵本美術館 森のおうち
〒399-8301長野県安曇野市穗高有明2215-9
TEL0263-83-5670、FAX0263-83-5885
開館時間●9:30~17:00(最終入館は閉館30分前、12~2月は16:30まで)
休館日●木曜日※8月お盆の週は開館 祝日振替休有、HP参照
入館料●大人900円 小・中学生500円 3才~250円 3才未満無料
さて、当館では2025年7月4日(金)~9月29日(月)の期間、夏の恒例となっている画家・絵本作家いせひでこの絵本原画展を、今年は「目にはさやかに見えねども…」のテーマで下記の通り開催致します。
ひと、どうぶつ、木(植物)などとの出会いを大切にし、スケッチと記録を重ねて作品を創り上げる、いせひでこは、15年前(2009年)から、 岳俳句会(主宰・宮坂静生)発行の俳句誌「岳」の表紙絵を担当してきました。その表紙絵には、その時々に創作していた絵本につながるテーマがモチーフになっています。今回はその表紙原画を一同に展示することで、画家が風・音・光を表現し続けた表紙に込めた物語が見えてくる企画展にいたします。
また、発刊から30周年を迎えた『雪女』(小泉八雲/作、平井呈一/訳)の原画を全点展示します。この原画は、和紙を使って気温や風などで質感の違う雪の表情を描き分けた渾身の作品です。昨年の冬にはアイルランドのコーラス・グループ 「アヌーナ」の公演でも使われ話題となりました。その時の様子も写真にて紹介致します。
その他、7月10日に発刊になる(森のおうちは先行して発売)、新エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』の表紙や挿入画の原画のほか、新作タブローを含めご覧頂きます。
さらに、関連イベントとして7月26日に講演会、9月14日には俳句誌「岳」の編集長・小林貴子との対談を予定しております。
記
期間●2025年7月4日(金)~2025年9月29日(月)
「いせひでこ絵本原画展~目にはさやかに見えねども…」
【展示作品】
・『雪女』伊勢英子/絵、小泉八雲/作、平井呈一/訳 (偕成社) 全点
・俳句誌「岳」表紙 と、モチーフに繋がった絵本原画たち
~風・音・光を表現し続けた15年、表紙に込めた物語
・新刊:エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』(講談社)表紙原画ほか
・タブロー「カササギと榕樹」、「見えない蝶をさがして」など
絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30~17:00(最終入館は閉館30分前まで、変更日は当館HP参照)
休館日●木曜※8/14(木)はお盆の週のため開館
入館料●大人900円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9
TEL0263-83-5670 FAX0263-83-5885
www.morinoouchi.com
見慣れた景色が、ちょっと面白くなるジオパークな旅に出かけよう!
目の前に広がる風景も、その中で暮らす生き物たちも、そして私たちが紡いできた文化や伝統も、実は地球がたどってきた長い物語と深く関係しています。
「ジオパーク」は地質・地形から地球の過去を知り、未来を考えて、活動する場所です。
今回の企画展は、全国のジオパークから集めた珍しい石や景色を通して、身近にある地球スケールの物語を紹介する巡回展です。
私たちの地域の「南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク」も 地球時間の視点から、もう一度見直してみましょう。
会場 伊那市創造館2階 企画展示室
会期 令和7年7月5日(土曜)から9月8日(月曜)
時間 午前10時から午後5時
(最終入場は4時45分)
観覧料 無料
主催 南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク協議会
共催 特定非営利活動法人日本ジオパークネットワーク・糸魚川ジオパーク協議会・フォッサマグナミュージアム
八ヶ岳美術館では、令和7(2025)年7月5日(土)~9月15日(月・祝)まで、企画展「堀之内聖―いっしょに生きる私たち―」を開催致します。
堀之内 聖(ほりのうち せい/Sei Horinouchi)は、2014年長野県原村生まれ、現在は小学6年生の芸術家です。堀之内が素直に感じたままに描く、カラフルでいきいきとした動物たちの姿には、動物への愛情とやさしさがあふれ、命が光っているようでもあり、みる人に明るい希望を与えます。3歳のとき、猛獣と恐竜に恋をした堀之内は、保育園時代から絵を描き始め、さまざまな画材を自由
に使うことに喜びを見出しながら、絵画制作を続けてきました。
本展では、急成長を遂げている堀之内の新作とこれまでに描いた作品、原村や八ヶ岳美術館を訪れた方との共同制作から生まれた作品を展示いたします。会期中は滞在制作やワークショップや参加型の制作も予定しています。
展覧会名称:「堀之内聖 いっしょに生きる私たち」
会 期:令和7(2025)年7月5日(土)~9月15日(月・祝)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協 賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円)
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
図書カードなどの提示により無料で入館できます。
【関連イベント】
■作家在館 ライブアート
日時:7月19日(土)・7月20日(日)、8月2日(土)・8月3日(日)、9月6日(土)・7日(日)
13時から13時半頃まで
会場:八ヶ岳美術館 企画展示室2
■親子体験教室
1.アーティスト Makiさんによるコラージュワークショップ
堀之内聖さんが現在、絵を学び描いている富士見町の絵画アトリエを主宰するアーティストMakiさんとともにつくるコラージュ体験教室。大きな紙に参加者みんなでカラフルな紙を切って貼って、壁画のようなコラージュ(貼り絵)の作品をつくります。
講師:アーティスト Makiさん
日時:8月9日(日)13:30~15:00
会場:八ヶ岳美術館 企画展示室2
参加費:500(入館料別途)/定員:20名(要予約)
2.《動物になった私たち》プロジェクト
堀之内聖さんのメッセージに応えて《動物になった私》を描いて誰でも参加できる絵画プロジェクトです。もしも動物になるなら何の動物?あの動物に似てるって、よく言われる。仲良くなれたら嬉しい動物は?こんな気分のときにはあの動物の姿がぴったり…などなど、いろいろな場面をイメージをしながら、《動物になった私》を描いてみよう!みなさんの描いた動物の私は、八ヶ岳美術館のロビーに展示公開いたします。会期中の会場でもご参加いただけます。
展示:八ヶ岳美術館ロビーにて展示 ※7月5日(土)~9月15日(日)の展覧会会期中
日時:会期中は終日参加可能
参加方法:八ヶ岳美術館ロビースペースまたは村内各参加施設に応募用紙(画用紙)を設置しています。応募用紙またはA4の紙に作品を描いて応募箱に投函してください。
●堀之内聖さん プロフィール 堀之内聖(ほりのうちせい/Sei Horinouchi)
2014 年原村生まれ。2023 年ペンキ画家SHOGEN(ショーゲン)と
茅野市でふたり展開催、「中村キースヘリング国際児童コンクール」北杜市⻑賞受賞。
2024年2⽉インドの第9回国際児童絵画コンクールCreative Kids India にてジュニア部⾨⾦賞受賞。村内では「星空の映画祭」ちびっこ実行委員を務め、 2024年8月開催の星空の映画祭で「星空の映画祭を観るオオカミ」がメインビジュアルに起⽤されました。現在、原小学校6年生。
絶滅しそうな動物がいることを知って「動物を救う画家」を志すようになり、絵画制作の利益の一部を保護団体に動物たちを助ける寄付にあてています。
【展示内容】
ドイツ・エルツ地方は、木のおもちゃ作りで世界的に有名な地域です。「おもちゃの町」として名高いザイフェンをはじめ、木のおもちゃ作りを営む地域が多くあります。エルツ地方のおもちゃ工房では、「くるみ割り人形」などの伝統的なおもちゃの他に、多彩なミニチュアも制作されています。
例えば、ライヒセンリンク工房では、春にぴったりな「花」のミニチュアが、エミール・ヘルビッヒ工房では、グリム童話や動物、絵画などをモチーフにした、木彫りのミニチュアが制作されています。
本展では、エルツ地方のおもちゃのなかでも、ミニチュアを中心に展示します。1つ1つ手作業で作られているミニチュアのなかには、それを制作する工房の想いやこだわりが込められています。ミニチュアがつくる世界を楽しみながら、エルツ地方のおもちゃ工房を知る機会になれば幸いです。
【代表画像キャプション】
お花屋さんのミニチュア、はちみつ屋さんのミニチュア、花の木/FLADE
【展示内容】
「イソップ童話」は主に、動物たちの掛け合いや行動から、教訓や風刺を伝えるお話です。教育の一環としても読まれてきた一方、登場する動物たちの習性が物語に活かされており、「どうぶつ絵本」としての側面もあります。
例えば「ライオンとネズミ」では、ライオンがネズミを見つけ食べようとしたところ、命ごいをされ、ライオンは見逃します。その後、ライオンが網にかかってしまったとき、ネズミが網をかみちぎって助けてくれます。ここには、ライオンの「大きくて強い、百獣の王」のイメージと、ネズミの「小さくて小回りがきき、強い前歯を持つ」という特徴が反映されています。イソップ童話は、動物のお話としての魅力も持つのです。
本展では、佐久市在住の絵本作家・いまい あやの氏による『イソップ物語 13のおはなし』を中心に、さまざまなどうぶつ絵本の原画を紹介します。絵本に描かれる動物の特徴やキャラクター性をと照らし合わせながら、どうぶつ絵本の世界を楽しんでいただけたら幸いです。
【代表画像キャプション】
いまいあやの「ライオンとネズミ」『イソップ物語 13のおはなし』©2012 Ayano Imai/BL出版
岡谷市出身のきりえ作家 日達れんげは、季節のものごとや身の回りの風景、諏訪地域の風物などをモチーフにしたきりえ作品を制作しています。その作品は、きりえの持ち味である繊細かつ端正な雰囲気、遊び心のあるかわいらしさ、新鮮な画面構成など、さまざまな美しさをもって私たちの目を楽しませます。
日達はきりえに添えたエッセイも執筆しており、そこには日々の生活で見出したものの美しさや、出会った人々と過ごす心温まるひとときが表現されています。それを読むと、日達のきりえ作品には、優れた構成力やデザイン性、豊かなアイデアとともに、身の回りのものに対する優しい眼差しがあることを感じ取ることができます。
本展では、日達がきりえに出会った岡谷や、のちに移り住んだ原村に関わる作品を展示します。
バーナーの炎でガラスを熔かして成形するバーナーワーク。
毎年開催を重ね、14回目を迎える本展では、現在活躍中の作家4名の作品を紹介します。
さまざまな生き物や植物、古代文様などを表した多彩なとんぼ玉、帯留、モダンなアクセサリーなど、作家の個性が光る作品の数々をご覧ください。
■出品作家
城下鮎子・多鹿由美・林 裕子・宮野美樹
■作家在廊日(バーナーワーク実演予定)
5月31日(土)
6月1日(日)、6月28日(土)、6月29日(日)
7月20日(日)、7月21日(月・祝)
※在廊作家の詳細は、展覧会ページにてご確認ください。
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■開催情報
会期:2025年5月31日(土)~7月21日(月・祝)
開館時間:9:00~18:00 ※最終入館は17:30まで
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。
■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
1986年の開館以来、足立区ゆかりの歴史・美術資料の発掘と収集に尽力されている足立区立郷土博物館には、1000点を超える浮世絵版画のコレクションが収蔵されています。松方三郎旧蔵品を中核としたこのコレクションは、初期浮世絵の奥村政信に始まり、錦絵の創始者鈴木春信や歌麿、北斎、広重、といった人気絵師、さらには明治期の小林清親にまで至る広範なものです。また、現代でも人気の高い歌川国芳の名品や近年注目を集める小原古邨の作品などが含まれる稀少性・先見性もこのコレクションの大きな魅力の一つでしょう。本展ではこの秀逸コレクションの全貌を4期に分けてご紹介します。
【第一期】初期から歌麿まで
5月24日㈯〜6月22日㈰
【第二期】栄之・北斎・英泉
6月28日㈯〜7月27日㈰
【第三期】歌川派の全盛
8月2日㈯〜8月31日㈰
【第四期】明治から昭和へ
9月6日㈯〜10月5日㈰
■展覧会内容
科学と技術の進歩の時代といわれる19世紀。それを象徴する催しが、1851年にロンドンで第1回目が開催された万国博覧会です。最新の発明や発見、遠い異国の生き物や風俗が一大パノラマを展開する光景に、皇帝から庶民まで老若男女が目を見張り、興奮の渦に包まれました。
パリでは1855年から1900年までに5回の万博が開かれました。ガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)はその機会を活かし、回を重ねる毎に成功を勝ち取っていったのです。
ジャポニスムの熱狂を体験した1867年、若き工芸家としてデビューを飾った1878年。エッフェル塔が建設された1889年に初のグランプリを獲得、1900年に再びグランプリに輝き工芸家としてのキャリアの頂点に立ちます。
本展では、20年振りに日本で開催される「2025年大阪・関西万博」にちなみ、万国博覧会出品作を中心にガレの活動を振り返ります。良きライバルとして競い合ったドーム兄弟による万博出品作、1925年のアール・デコ博覧会で脚光を浴びたルネ・ラリックの作品も、あわせて展示いたします。
■開催情報
会期:2025年3月22日(土)~2026年3月10日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
会期中の休館日:5/20、9/2、10/1、11/25、12/31、1/1、2/24
入館料:大人(高校生以上)1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
■会場
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
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【関連イベント】
■記念講演会『エミール・ガレ 万国博覧会への挑戦』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2025年5月10日(土) 14時~15時
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
■学芸員によるギャラリートーク
展示の見どころや作品について解説します。
日時:毎月1回(約30分)
※開催日時は当館ホームページの「お知らせ」、SNSに掲載します。
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
■ワークショップ 『ミクロモザイクのアクセサリー作り』
イタリア発祥の伝統工芸。小さくカットしたガラスで模様を描き、アクセサリーを作ります。
講師:Eriko氏(ミクロモザイクcoloe 主宰)
日時:2025年7月19日(土)、8月24日(日)、9月20日(土)
各日 ①10:30、②13:00、③15:00開始(所要60~90分)
定員:各回4名(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:真鍮枠ピンブローチ または ペンダントトップ 各5500円
木枠大ピンブローチ 4400円・木枠小ストラップ 3850円※すべて税込
※入館料は別途必要
※ワークショップ事前予約割引:入館料を大人500円、中学生300円に割引いたします。
(通常大人1,000円、中学生500円/当日入館時のWS申し込みは、通常入館料金)
中国では、高い技術と研ぎ澄まされた感性によって数々の陶磁器の名品を生み出してきました。特に鮮やかな色彩で知られているのが三彩と五彩です。どちらも複数の色で装飾されていることからつけられた名称ですが、三彩は素地に釉薬を掛け流すのに対し、五彩は上絵具を用いて文様を描いています。器面を覆う艶やかな釉薬、絵画のような精緻な文様など、さまざまな技法と絶妙な配色で華やかに彩られた中国陶磁からは、当時の人々の美意識を感じることができるでしょう。
本展では、サンリツ服部美術館が所蔵する三彩と五彩の名品を一堂に会し、色彩豊かな中国陶磁の魅力をご紹介いたします。
うつわに広がる色鮮やかな中国陶磁の世界をご堪能ください。
深沢紅子(1903-1993)は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表するかたわら、1930年代から訪れていた軽井沢をこよなく愛し、1964年から1983年までの20年間、軽井沢の堀辰雄1412番山荘(現在、軽井沢高原文庫に移築)を夏のアトリエとして使用し、浅間高原に咲く多くの野の花を水彩で描き続けました。
本展では、深沢紅子が長年にわたり描いた野の花の油彩・水彩作品の中から、春から夏にかけて高原を彩る花を描いた作品をご覧いただきます。紅子が野の花作品に込めた思いを感じていただけたら幸いです。子供の頃、日本画を習っていた紅子の特徴がよく出た屏風絵も含め、約50点を展観します。
画像:「風薫る~春から夏を彩る野の花たち~」チラシ表
【休館日・入館料】
入館料/大人600円、小中学生300円
開館時間:9:00~17:00
<イベント>
野の花さんぽ2025
軽井沢の自然の豊かさと、軽井沢タリアセンに残された里山を発見する「野の花さんぽ」シリーズ
を2025年も開催します。四季折々に咲く花や植物たちを、一緒に歩きながら、途中クイズなどに
挑戦しながら楽しく探します。植物に詳しくない初心者の方も大歓迎です。どうぞお気軽にご参加
ください。
日時:5月11日(日)10:00~11:30、7月12日(土)13:30~15:00、8月9日(土)13:30~15:00
料金:深沢紅子野の花美術館入館料(大人600円 小・中学生300円)
定員:10名程度 ※要予約 ※小雨決行
ガイド:軽井沢サクラソウ会議・自然観察指導員
集合:当日、深沢紅子野の花美術館入館券またはミュージアムセット券をご購入のうえ、開始時刻の5分前までに軽井沢タリアセン中央ゲート前までお越しください。
予約受付:電話:0267-46-6161 または FAX:0267-45-3663 までご連絡ください。
予約は前日15時まで受け付けております。
入館料/大人600円、小中学生300円
会期中無休
開館時間:9:00~17:00
次回展示
「山粧う~夏から秋を彩る野の花たち~」
8月28日(木)~2026年1月12日(月)
※展覧会およびイベントは、予告なく変更または中止する場合がございます。
【アクセス】
JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」下車、タクシー約10分、または、しなの鉄道「中軽井沢駅」下車、タクシー約7分
上信越自動車道・碓氷軽井沢ICより車で約15分
<急行塩沢湖線>「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料420円)、徒歩5分
<町内循環バス東・南廻り線>通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「風越公園」下車(有料100円)、徒歩12分
深沢紅子野の花美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉217 軽井沢タリアセン内(※軽井沢タリアセンに入園しなくても直接入館できます。)
電話0267―45―3662
FAX0267―45―6466
http://taliesin@karuizawataliesin.com
この展覧会では、レイモンペイネのユーモアのある作品を中心にご覧いただきます。生涯にわたり画中にユーモアやアイディアを次々と生み出していく様子はまるで枯れない泉のようです。
会期:2025年3月15日(土)~2025年9月2日(火) 会期中無休
時間:午前9時~午後5時
会場:重要文化財 アントニン・レーモンド「夏の家」
料金:大人1100円、小中学生500円(軽井沢タリアセン入園料大人900円を含む)
<画像>「ユーモアが溢れるペイネの展覧会」チラシ
ペイネ美術館
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217軽井沢タリアセン内 電話0267-46-6161
http://http://www.karuizawataliesin.com/
2025年に開館30周年を迎えるサンリツ服部美術館は、長野県で最も大きな湖・諏訪湖のほとりに建っています。建物は「水辺より湧き上がる雲」をイメージして設計されており、館内2階の喫茶室からは春夏秋冬、朝に夕に多彩な表情をみせる諏訪湖を眺めることができます。この度は開館30周年を記念し、服部一郎コレクションより、湖を囲む諏訪の地のように水のある風景を描いた作品をご紹介いたします。
自然の景色は古来より多くの人々をひきつけ、画家たちはその景観を作品に描きこんできました。なかでも刻一刻と変化する湖畔や明るい光に照らされた河川、雄大な海などの水辺の風景を描いた作品は枚挙に暇がなく、画家たちが好んで題材としてきたことがうかがえます。また水には様々なイメージが重ねられ、画家の心象風景を表したり、河川がその地域の風土を象徴するものとして描写されるなど、その表現は多岐にわたっています。
本展ではコレクションより湖・川・海や、水を象徴的に描いた近現代の作品を多数ご紹介いたします。画家たちが描いた多様な水の風景をお楽しみいただけますと幸いです。
神奈川県大磯町で制作を行う内田敏樹さんの個展です。
内田さんは日本を代表するとんぼ玉作家の1人です。また自身の制作に加えて各地で講師を務め、後進の育成・とんぼ玉の普及にも尽力されています。
森や廃墟、仮面、シャーマン、古代の花や鳥など、様々な事象からインスピレーションを得て創り上げられた、深遠で神秘的なとんぼ玉の世界をお楽しみください。
■作家在廊日(とんぼ玉制作実演予定)
7月26日(土)、7月27日(日)
8月2日(土)、8月3日(日)
===============================================
■開催情報
会期:2025年7月26日(土)~9月28日(日)
開館時間:9:00~18:00 ※最終入館は17:30まで
入館料:大人(高校生以上)1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。
■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
先の大戦では、ここ安曇野市域においても人びとは、戦地への出征、銃後の地域社会を支えるなど、それぞれに戦争を経験しました。
本企画展では、生きては帰れぬ特別攻撃(特攻)に出撃して命を落とした若者二人、上原良司さんと浅川又之さん、 女学校を卒業し女子挺身隊員として軍需工場の作業に動員され身体をこわし17歳の誕生日の11日後になくなった中島良子さん、それを受け止めなければならなかった親族のつらい気持ちを、残された書簡、写真や証言などから紹介します。
加えて、満州開拓に向かった人々の新資料、旧堀金村教育委員会が1967年(昭和42)に実施し「戦時 出征、戦没 満州開拓者」のアンケートとともに集められた遺影を展示します。
どうして、多くの人々が命を落とさなければいけない時代だったのでしょう。
平和を守り、戦争を二度と繰り返さないためには、戦争の経験を伝えていくことが重要です。
本企画展により、改めて先の大戦の悲惨さと平和の大切さを考えてみませんか。
さて、当館では2025年7月4日(金)~9月29日(月)の期間、夏の恒例となっている画家・絵本作家いせひでこの絵本原画展を、今年は「目にはさやかに見えねども…」のテーマで下記の通り開催致します。
ひと、どうぶつ、木(植物)などとの出会いを大切にし、スケッチと記録を重ねて作品を創り上げる、いせひでこは、15年前(2009年)から、 岳俳句会(主宰・宮坂静生)発行の俳句誌「岳」の表紙絵を担当してきました。その表紙絵には、その時々に創作していた絵本につながるテーマがモチーフになっています。今回はその表紙原画を一同に展示することで、画家が風・音・光を表現し続けた表紙に込めた物語が見えてくる企画展にいたします。
また、発刊から30周年を迎えた『雪女』(小泉八雲/作、平井呈一/訳)の原画を全点展示します。この原画は、和紙を使って気温や風などで質感の違う雪の表情を描き分けた渾身の作品です。昨年の冬にはアイルランドのコーラス・グループ 「アヌーナ」の公演でも使われ話題となりました。その時の様子も写真にて紹介致します。
その他、7月10日に発刊になる(森のおうちは先行して発売)、新エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』の表紙や挿入画の原画のほか、新作タブローを含めご覧頂きます。
さらに、関連イベントとして7月26日に講演会、9月14日には俳句誌「岳」の編集長・小林貴子との対談を予定しております。
記
期間●2025年7月4日(金)~2025年9月29日(月)
「いせひでこ絵本原画展~目にはさやかに見えねども…」
【展示作品】
・『雪女』伊勢英子/絵、小泉八雲/作、平井呈一/訳 (偕成社) 全点
・俳句誌「岳」表紙 と、モチーフに繋がった絵本原画たち
~風・音・光を表現し続けた15年、表紙に込めた物語
・新刊:エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』(講談社)表紙原画ほか
・タブロー「カササギと榕樹」、「見えない蝶をさがして」など
絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30~17:00(最終入館は閉館30分前まで、変更日は当館HP参照)
休館日●木曜※8/14(木)はお盆の週のため開館
入館料●大人900円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9
TEL0263-83-5670 FAX0263-83-5885
www.morinoouchi.com
見慣れた景色が、ちょっと面白くなるジオパークな旅に出かけよう!
目の前に広がる風景も、その中で暮らす生き物たちも、そして私たちが紡いできた文化や伝統も、実は地球がたどってきた長い物語と深く関係しています。
「ジオパーク」は地質・地形から地球の過去を知り、未来を考えて、活動する場所です。
今回の企画展は、全国のジオパークから集めた珍しい石や景色を通して、身近にある地球スケールの物語を紹介する巡回展です。
私たちの地域の「南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク」も 地球時間の視点から、もう一度見直してみましょう。
会場 伊那市創造館2階 企画展示室
会期 令和7年7月5日(土曜)から9月8日(月曜)
時間 午前10時から午後5時
(最終入場は4時45分)
観覧料 無料
主催 南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク協議会
共催 特定非営利活動法人日本ジオパークネットワーク・糸魚川ジオパーク協議会・フォッサマグナミュージアム
八ヶ岳美術館では、令和7(2025)年7月5日(土)~9月15日(月・祝)まで、企画展「堀之内聖―いっしょに生きる私たち―」を開催致します。
堀之内 聖(ほりのうち せい/Sei Horinouchi)は、2014年長野県原村生まれ、現在は小学6年生の芸術家です。堀之内が素直に感じたままに描く、カラフルでいきいきとした動物たちの姿には、動物への愛情とやさしさがあふれ、命が光っているようでもあり、みる人に明るい希望を与えます。3歳のとき、猛獣と恐竜に恋をした堀之内は、保育園時代から絵を描き始め、さまざまな画材を自由
に使うことに喜びを見出しながら、絵画制作を続けてきました。
本展では、急成長を遂げている堀之内の新作とこれまでに描いた作品、原村や八ヶ岳美術館を訪れた方との共同制作から生まれた作品を展示いたします。会期中は滞在制作やワークショップや参加型の制作も予定しています。
展覧会名称:「堀之内聖 いっしょに生きる私たち」
会 期:令和7(2025)年7月5日(土)~9月15日(月・祝)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協 賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円)
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
図書カードなどの提示により無料で入館できます。
【関連イベント】
■作家在館 ライブアート
日時:7月19日(土)・7月20日(日)、8月2日(土)・8月3日(日)、9月6日(土)・7日(日)
13時から13時半頃まで
会場:八ヶ岳美術館 企画展示室2
■親子体験教室
1.アーティスト Makiさんによるコラージュワークショップ
堀之内聖さんが現在、絵を学び描いている富士見町の絵画アトリエを主宰するアーティストMakiさんとともにつくるコラージュ体験教室。大きな紙に参加者みんなでカラフルな紙を切って貼って、壁画のようなコラージュ(貼り絵)の作品をつくります。
講師:アーティスト Makiさん
日時:8月9日(日)13:30~15:00
会場:八ヶ岳美術館 企画展示室2
参加費:500(入館料別途)/定員:20名(要予約)
2.《動物になった私たち》プロジェクト
堀之内聖さんのメッセージに応えて《動物になった私》を描いて誰でも参加できる絵画プロジェクトです。もしも動物になるなら何の動物?あの動物に似てるって、よく言われる。仲良くなれたら嬉しい動物は?こんな気分のときにはあの動物の姿がぴったり…などなど、いろいろな場面をイメージをしながら、《動物になった私》を描いてみよう!みなさんの描いた動物の私は、八ヶ岳美術館のロビーに展示公開いたします。会期中の会場でもご参加いただけます。
展示:八ヶ岳美術館ロビーにて展示 ※7月5日(土)~9月15日(日)の展覧会会期中
日時:会期中は終日参加可能
参加方法:八ヶ岳美術館ロビースペースまたは村内各参加施設に応募用紙(画用紙)を設置しています。応募用紙またはA4の紙に作品を描いて応募箱に投函してください。
●堀之内聖さん プロフィール 堀之内聖(ほりのうちせい/Sei Horinouchi)
2014 年原村生まれ。2023 年ペンキ画家SHOGEN(ショーゲン)と
茅野市でふたり展開催、「中村キースヘリング国際児童コンクール」北杜市⻑賞受賞。
2024年2⽉インドの第9回国際児童絵画コンクールCreative Kids India にてジュニア部⾨⾦賞受賞。村内では「星空の映画祭」ちびっこ実行委員を務め、 2024年8月開催の星空の映画祭で「星空の映画祭を観るオオカミ」がメインビジュアルに起⽤されました。現在、原小学校6年生。
絶滅しそうな動物がいることを知って「動物を救う画家」を志すようになり、絵画制作の利益の一部を保護団体に動物たちを助ける寄付にあてています。
【展示内容】
ドイツ・エルツ地方は、木のおもちゃ作りで世界的に有名な地域です。「おもちゃの町」として名高いザイフェンをはじめ、木のおもちゃ作りを営む地域が多くあります。エルツ地方のおもちゃ工房では、「くるみ割り人形」などの伝統的なおもちゃの他に、多彩なミニチュアも制作されています。
例えば、ライヒセンリンク工房では、春にぴったりな「花」のミニチュアが、エミール・ヘルビッヒ工房では、グリム童話や動物、絵画などをモチーフにした、木彫りのミニチュアが制作されています。
本展では、エルツ地方のおもちゃのなかでも、ミニチュアを中心に展示します。1つ1つ手作業で作られているミニチュアのなかには、それを制作する工房の想いやこだわりが込められています。ミニチュアがつくる世界を楽しみながら、エルツ地方のおもちゃ工房を知る機会になれば幸いです。
【代表画像キャプション】
お花屋さんのミニチュア、はちみつ屋さんのミニチュア、花の木/FLADE
【展示内容】
「イソップ童話」は主に、動物たちの掛け合いや行動から、教訓や風刺を伝えるお話です。教育の一環としても読まれてきた一方、登場する動物たちの習性が物語に活かされており、「どうぶつ絵本」としての側面もあります。
例えば「ライオンとネズミ」では、ライオンがネズミを見つけ食べようとしたところ、命ごいをされ、ライオンは見逃します。その後、ライオンが網にかかってしまったとき、ネズミが網をかみちぎって助けてくれます。ここには、ライオンの「大きくて強い、百獣の王」のイメージと、ネズミの「小さくて小回りがきき、強い前歯を持つ」という特徴が反映されています。イソップ童話は、動物のお話としての魅力も持つのです。
本展では、佐久市在住の絵本作家・いまい あやの氏による『イソップ物語 13のおはなし』を中心に、さまざまなどうぶつ絵本の原画を紹介します。絵本に描かれる動物の特徴やキャラクター性をと照らし合わせながら、どうぶつ絵本の世界を楽しんでいただけたら幸いです。
【代表画像キャプション】
いまいあやの「ライオンとネズミ」『イソップ物語 13のおはなし』©2012 Ayano Imai/BL出版
岡谷市出身のきりえ作家 日達れんげは、季節のものごとや身の回りの風景、諏訪地域の風物などをモチーフにしたきりえ作品を制作しています。その作品は、きりえの持ち味である繊細かつ端正な雰囲気、遊び心のあるかわいらしさ、新鮮な画面構成など、さまざまな美しさをもって私たちの目を楽しませます。
日達はきりえに添えたエッセイも執筆しており、そこには日々の生活で見出したものの美しさや、出会った人々と過ごす心温まるひとときが表現されています。それを読むと、日達のきりえ作品には、優れた構成力やデザイン性、豊かなアイデアとともに、身の回りのものに対する優しい眼差しがあることを感じ取ることができます。
本展では、日達がきりえに出会った岡谷や、のちに移り住んだ原村に関わる作品を展示します。
1986年の開館以来、足立区ゆかりの歴史・美術資料の発掘と収集に尽力されている足立区立郷土博物館には、1000点を超える浮世絵版画のコレクションが収蔵されています。松方三郎旧蔵品を中核としたこのコレクションは、初期浮世絵の奥村政信に始まり、錦絵の創始者鈴木春信や歌麿、北斎、広重、といった人気絵師、さらには明治期の小林清親にまで至る広範なものです。また、現代でも人気の高い歌川国芳の名品や近年注目を集める小原古邨の作品などが含まれる稀少性・先見性もこのコレクションの大きな魅力の一つでしょう。本展ではこの秀逸コレクションの全貌を4期に分けてご紹介します。
【第一期】初期から歌麿まで
5月24日㈯〜6月22日㈰
【第二期】栄之・北斎・英泉
6月28日㈯〜7月27日㈰
【第三期】歌川派の全盛
8月2日㈯〜8月31日㈰
【第四期】明治から昭和へ
9月6日㈯〜10月5日㈰
■展覧会内容
科学と技術の進歩の時代といわれる19世紀。それを象徴する催しが、1851年にロンドンで第1回目が開催された万国博覧会です。最新の発明や発見、遠い異国の生き物や風俗が一大パノラマを展開する光景に、皇帝から庶民まで老若男女が目を見張り、興奮の渦に包まれました。
パリでは1855年から1900年までに5回の万博が開かれました。ガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)はその機会を活かし、回を重ねる毎に成功を勝ち取っていったのです。
ジャポニスムの熱狂を体験した1867年、若き工芸家としてデビューを飾った1878年。エッフェル塔が建設された1889年に初のグランプリを獲得、1900年に再びグランプリに輝き工芸家としてのキャリアの頂点に立ちます。
本展では、20年振りに日本で開催される「2025年大阪・関西万博」にちなみ、万国博覧会出品作を中心にガレの活動を振り返ります。良きライバルとして競い合ったドーム兄弟による万博出品作、1925年のアール・デコ博覧会で脚光を浴びたルネ・ラリックの作品も、あわせて展示いたします。
■開催情報
会期:2025年3月22日(土)~2026年3月10日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
会期中の休館日:5/20、9/2、10/1、11/25、12/31、1/1、2/24
入館料:大人(高校生以上)1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
■会場
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
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【関連イベント】
■記念講演会『エミール・ガレ 万国博覧会への挑戦』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2025年5月10日(土) 14時~15時
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
■学芸員によるギャラリートーク
展示の見どころや作品について解説します。
日時:毎月1回(約30分)
※開催日時は当館ホームページの「お知らせ」、SNSに掲載します。
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
■ワークショップ 『ミクロモザイクのアクセサリー作り』
イタリア発祥の伝統工芸。小さくカットしたガラスで模様を描き、アクセサリーを作ります。
講師:Eriko氏(ミクロモザイクcoloe 主宰)
日時:2025年7月19日(土)、8月24日(日)、9月20日(土)
各日 ①10:30、②13:00、③15:00開始(所要60~90分)
定員:各回4名(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:真鍮枠ピンブローチ または ペンダントトップ 各5500円
木枠大ピンブローチ 4400円・木枠小ストラップ 3850円※すべて税込
※入館料は別途必要
※ワークショップ事前予約割引:入館料を大人500円、中学生300円に割引いたします。
(通常大人1,000円、中学生500円/当日入館時のWS申し込みは、通常入館料金)
中国では、高い技術と研ぎ澄まされた感性によって数々の陶磁器の名品を生み出してきました。特に鮮やかな色彩で知られているのが三彩と五彩です。どちらも複数の色で装飾されていることからつけられた名称ですが、三彩は素地に釉薬を掛け流すのに対し、五彩は上絵具を用いて文様を描いています。器面を覆う艶やかな釉薬、絵画のような精緻な文様など、さまざまな技法と絶妙な配色で華やかに彩られた中国陶磁からは、当時の人々の美意識を感じることができるでしょう。
本展では、サンリツ服部美術館が所蔵する三彩と五彩の名品を一堂に会し、色彩豊かな中国陶磁の魅力をご紹介いたします。
うつわに広がる色鮮やかな中国陶磁の世界をご堪能ください。
深沢紅子(1903-1993)は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表するかたわら、1930年代から訪れていた軽井沢をこよなく愛し、1964年から1983年までの20年間、軽井沢の堀辰雄1412番山荘(現在、軽井沢高原文庫に移築)を夏のアトリエとして使用し、浅間高原に咲く多くの野の花を水彩で描き続けました。
本展では、深沢紅子が長年にわたり描いた野の花の油彩・水彩作品の中から、春から夏にかけて高原を彩る花を描いた作品をご覧いただきます。紅子が野の花作品に込めた思いを感じていただけたら幸いです。子供の頃、日本画を習っていた紅子の特徴がよく出た屏風絵も含め、約50点を展観します。
画像:「風薫る~春から夏を彩る野の花たち~」チラシ表
【休館日・入館料】
入館料/大人600円、小中学生300円
開館時間:9:00~17:00
<イベント>
野の花さんぽ2025
軽井沢の自然の豊かさと、軽井沢タリアセンに残された里山を発見する「野の花さんぽ」シリーズ
を2025年も開催します。四季折々に咲く花や植物たちを、一緒に歩きながら、途中クイズなどに
挑戦しながら楽しく探します。植物に詳しくない初心者の方も大歓迎です。どうぞお気軽にご参加
ください。
日時:5月11日(日)10:00~11:30、7月12日(土)13:30~15:00、8月9日(土)13:30~15:00
料金:深沢紅子野の花美術館入館料(大人600円 小・中学生300円)
定員:10名程度 ※要予約 ※小雨決行
ガイド:軽井沢サクラソウ会議・自然観察指導員
集合:当日、深沢紅子野の花美術館入館券またはミュージアムセット券をご購入のうえ、開始時刻の5分前までに軽井沢タリアセン中央ゲート前までお越しください。
予約受付:電話:0267-46-6161 または FAX:0267-45-3663 までご連絡ください。
予約は前日15時まで受け付けております。
入館料/大人600円、小中学生300円
会期中無休
開館時間:9:00~17:00
次回展示
「山粧う~夏から秋を彩る野の花たち~」
8月28日(木)~2026年1月12日(月)
※展覧会およびイベントは、予告なく変更または中止する場合がございます。
【アクセス】
JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」下車、タクシー約10分、または、しなの鉄道「中軽井沢駅」下車、タクシー約7分
上信越自動車道・碓氷軽井沢ICより車で約15分
<急行塩沢湖線>「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料420円)、徒歩5分
<町内循環バス東・南廻り線>通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「風越公園」下車(有料100円)、徒歩12分
深沢紅子野の花美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉217 軽井沢タリアセン内(※軽井沢タリアセンに入園しなくても直接入館できます。)
電話0267―45―3662
FAX0267―45―6466
http://taliesin@karuizawataliesin.com
この展覧会では、レイモンペイネのユーモアのある作品を中心にご覧いただきます。生涯にわたり画中にユーモアやアイディアを次々と生み出していく様子はまるで枯れない泉のようです。
会期:2025年3月15日(土)~2025年9月2日(火) 会期中無休
時間:午前9時~午後5時
会場:重要文化財 アントニン・レーモンド「夏の家」
料金:大人1100円、小中学生500円(軽井沢タリアセン入園料大人900円を含む)
<画像>「ユーモアが溢れるペイネの展覧会」チラシ
ペイネ美術館
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217軽井沢タリアセン内 電話0267-46-6161
http://http://www.karuizawataliesin.com/
2025年に開館30周年を迎えるサンリツ服部美術館は、長野県で最も大きな湖・諏訪湖のほとりに建っています。建物は「水辺より湧き上がる雲」をイメージして設計されており、館内2階の喫茶室からは春夏秋冬、朝に夕に多彩な表情をみせる諏訪湖を眺めることができます。この度は開館30周年を記念し、服部一郎コレクションより、湖を囲む諏訪の地のように水のある風景を描いた作品をご紹介いたします。
自然の景色は古来より多くの人々をひきつけ、画家たちはその景観を作品に描きこんできました。なかでも刻一刻と変化する湖畔や明るい光に照らされた河川、雄大な海などの水辺の風景を描いた作品は枚挙に暇がなく、画家たちが好んで題材としてきたことがうかがえます。また水には様々なイメージが重ねられ、画家の心象風景を表したり、河川がその地域の風土を象徴するものとして描写されるなど、その表現は多岐にわたっています。
本展ではコレクションより湖・川・海や、水を象徴的に描いた近現代の作品を多数ご紹介いたします。画家たちが描いた多様な水の風景をお楽しみいただけますと幸いです。
神奈川県大磯町で制作を行う内田敏樹さんの個展です。
内田さんは日本を代表するとんぼ玉作家の1人です。また自身の制作に加えて各地で講師を務め、後進の育成・とんぼ玉の普及にも尽力されています。
森や廃墟、仮面、シャーマン、古代の花や鳥など、様々な事象からインスピレーションを得て創り上げられた、深遠で神秘的なとんぼ玉の世界をお楽しみください。
■作家在廊日(とんぼ玉制作実演予定)
7月26日(土)、7月27日(日)
8月2日(土)、8月3日(日)
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■開催情報
会期:2025年7月26日(土)~9月28日(日)
開館時間:9:00~18:00 ※最終入館は17:30まで
入館料:大人(高校生以上)1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。
■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
先の大戦では、ここ安曇野市域においても人びとは、戦地への出征、銃後の地域社会を支えるなど、それぞれに戦争を経験しました。
本企画展では、生きては帰れぬ特別攻撃(特攻)に出撃して命を落とした若者二人、上原良司さんと浅川又之さん、 女学校を卒業し女子挺身隊員として軍需工場の作業に動員され身体をこわし17歳の誕生日の11日後になくなった中島良子さん、それを受け止めなければならなかった親族のつらい気持ちを、残された書簡、写真や証言などから紹介します。
加えて、満州開拓に向かった人々の新資料、旧堀金村教育委員会が1967年(昭和42)に実施し「戦時 出征、戦没 満州開拓者」のアンケートとともに集められた遺影を展示します。
どうして、多くの人々が命を落とさなければいけない時代だったのでしょう。
平和を守り、戦争を二度と繰り返さないためには、戦争の経験を伝えていくことが重要です。
本企画展により、改めて先の大戦の悲惨さと平和の大切さを考えてみませんか。
いせひでこ絵本原画展~目にはさやかに見えねども~関連イベントⅡ
対談●いせひでこ・小林貴子(俳句誌「岳」編集長)
「見えないものを描く、詠む」
喋らない子どもと笑わない子どもの
特別なことば
9月14日(日)
13:00開場 14:00開演(16:00終了)※終了後サイン会があります
参加費:大人3200円 小学生1700円(入館料込)
定員:50名(完全予約)
申込み:お電話にて(TEL0263-83-5670:10:00~16:00)
※申込み受付開始は、2025年6月23日から承ります
小林貴子●こばやし たかこ
昭和三十四年 長野県飯田市生まれ
昭和五十六年 「信州大学学生俳句会」
「岳」俳句会に入会。宮坂静生に師事
昭和五十七年から平成九年まで「鷹」俳句会に所属
平成十五年 第五十八回現代俳句協会賞受賞
令和二年 句集『黄金分割』にて第八回星野立子賞受賞
令和四年四月より朝日新聞「朝日俳壇」選者
現在「岳」編集長、一般社団法人現代俳句協会副会長
俳文学会会員、日本文藝家協会会員
句集『海市』、『北斗七星』、『紅娘』、『黄金分割』
著書『秀句三五〇選 芸』、『拝啓静生百句』
いせひでこ●1949年北海道札幌生まれ。画家、絵本作家。スケッチの旅を重ね、木と子どもをめぐる創作絵本を制作し続けている。創作童話に『マキちゃんのえにっき』、絵本に『ルリユールおじさん』『1000の風1000のチェロ』『にいさん』『絵描き』『大きな木のような人』『まつり』『あの路』『チェロの木』『かしの木の子もりうた』『おさびし山のさくらの木』『木のあかちゃんズ』『わたしの木、こころの木』『ねぇ、しってる?』『猫だもの』など多数。2018年俳句誌「岳」の表紙絵を構成した、詩画集『見えない蝶をさがして』を出版。42回に渡り週刊文春に連載された「美しき愚かものたちのタブロー」(原田マハ)の挿絵は、画文集『旅する絵描き~タブローの向こうへ』(文藝春秋)として刊行。エッセイに「グレイ」シリーズ、『カザルスへの旅』『ふたりのゴッホ』『七つめの絵の具』『旅する絵描き』など多数。2020年5月、長田弘の詩の絵本『最初の質問』『幼い子は微笑む』に続く3冊目『風のことば 空のことば~語りかける辞典』(いずれも講談社)が刊行。同年10月『けんちゃんのもみの木』(BL出版)刊行。東日本大震災の年の春に、自宅の庭に現れた「たぬき」一家のいのちの物語りを、スケッチと日記でつづった絵本『たぬき』(平凡社)が、2021年11月に発売。好評を博す。2023年5月に韓国釜山図書館オープニング記念として大々的な展示と講演会が開催され大成功をおさめた。2023年10月に、初のファンタジー絵本となる『ピアノ』(偕成社)が刊行。話題を呼んでいる。2025年7月、エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』(講談社)が発刊。
「いせひでこ絵本原画展~目にはさやかに見えねども…」
2025年7月4日(金)~9月29日(月)
【展示作品】
●『雪女』小泉八雲・作 平井呈一・訳(偕成社)●『絵描き』(講談社)
●俳句誌「岳」表紙絵(風・音・光を表現し続けた15年。表紙に込めた物語)
●新刊:エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』(講談社)表紙原画ほか
●タブロー
絵本美術館 森のおうち
〒399-8301長野県安曇野市穗高有明2215-9
TEL0263-83-5670、FAX0263-83-5885
開館時間●9:30~17:00(最終入館は閉館30分前、12~2月は16:30まで)
休館日●木曜日※8月お盆の週は開館 祝日振替休有、HP参照
入館料●大人900円 小・中学生500円 3才~250円 3才未満無料
さて、当館では2025年7月4日(金)~9月29日(月)の期間、夏の恒例となっている画家・絵本作家いせひでこの絵本原画展を、今年は「目にはさやかに見えねども…」のテーマで下記の通り開催致します。
ひと、どうぶつ、木(植物)などとの出会いを大切にし、スケッチと記録を重ねて作品を創り上げる、いせひでこは、15年前(2009年)から、 岳俳句会(主宰・宮坂静生)発行の俳句誌「岳」の表紙絵を担当してきました。その表紙絵には、その時々に創作していた絵本につながるテーマがモチーフになっています。今回はその表紙原画を一同に展示することで、画家が風・音・光を表現し続けた表紙に込めた物語が見えてくる企画展にいたします。
また、発刊から30周年を迎えた『雪女』(小泉八雲/作、平井呈一/訳)の原画を全点展示します。この原画は、和紙を使って気温や風などで質感の違う雪の表情を描き分けた渾身の作品です。昨年の冬にはアイルランドのコーラス・グループ 「アヌーナ」の公演でも使われ話題となりました。その時の様子も写真にて紹介致します。
その他、7月10日に発刊になる(森のおうちは先行して発売)、新エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』の表紙や挿入画の原画のほか、新作タブローを含めご覧頂きます。
さらに、関連イベントとして7月26日に講演会、9月14日には俳句誌「岳」の編集長・小林貴子との対談を予定しております。
記
期間●2025年7月4日(金)~2025年9月29日(月)
「いせひでこ絵本原画展~目にはさやかに見えねども…」
【展示作品】
・『雪女』伊勢英子/絵、小泉八雲/作、平井呈一/訳 (偕成社) 全点
・俳句誌「岳」表紙 と、モチーフに繋がった絵本原画たち
~風・音・光を表現し続けた15年、表紙に込めた物語
・新刊:エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』(講談社)表紙原画ほか
・タブロー「カササギと榕樹」、「見えない蝶をさがして」など
絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30~17:00(最終入館は閉館30分前まで、変更日は当館HP参照)
休館日●木曜※8/14(木)はお盆の週のため開館
入館料●大人900円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9
TEL0263-83-5670 FAX0263-83-5885
www.morinoouchi.com
見慣れた景色が、ちょっと面白くなるジオパークな旅に出かけよう!
目の前に広がる風景も、その中で暮らす生き物たちも、そして私たちが紡いできた文化や伝統も、実は地球がたどってきた長い物語と深く関係しています。
「ジオパーク」は地質・地形から地球の過去を知り、未来を考えて、活動する場所です。
今回の企画展は、全国のジオパークから集めた珍しい石や景色を通して、身近にある地球スケールの物語を紹介する巡回展です。
私たちの地域の「南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク」も 地球時間の視点から、もう一度見直してみましょう。
会場 伊那市創造館2階 企画展示室
会期 令和7年7月5日(土曜)から9月8日(月曜)
時間 午前10時から午後5時
(最終入場は4時45分)
観覧料 無料
主催 南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク協議会
共催 特定非営利活動法人日本ジオパークネットワーク・糸魚川ジオパーク協議会・フォッサマグナミュージアム
八ヶ岳美術館では、令和7(2025)年7月5日(土)~9月15日(月・祝)まで、企画展「堀之内聖―いっしょに生きる私たち―」を開催致します。
堀之内 聖(ほりのうち せい/Sei Horinouchi)は、2014年長野県原村生まれ、現在は小学6年生の芸術家です。堀之内が素直に感じたままに描く、カラフルでいきいきとした動物たちの姿には、動物への愛情とやさしさがあふれ、命が光っているようでもあり、みる人に明るい希望を与えます。3歳のとき、猛獣と恐竜に恋をした堀之内は、保育園時代から絵を描き始め、さまざまな画材を自由
に使うことに喜びを見出しながら、絵画制作を続けてきました。
本展では、急成長を遂げている堀之内の新作とこれまでに描いた作品、原村や八ヶ岳美術館を訪れた方との共同制作から生まれた作品を展示いたします。会期中は滞在制作やワークショップや参加型の制作も予定しています。
展覧会名称:「堀之内聖 いっしょに生きる私たち」
会 期:令和7(2025)年7月5日(土)~9月15日(月・祝)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協 賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円)
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
図書カードなどの提示により無料で入館できます。
【関連イベント】
■作家在館 ライブアート
日時:7月19日(土)・7月20日(日)、8月2日(土)・8月3日(日)、9月6日(土)・7日(日)
13時から13時半頃まで
会場:八ヶ岳美術館 企画展示室2
■親子体験教室
1.アーティスト Makiさんによるコラージュワークショップ
堀之内聖さんが現在、絵を学び描いている富士見町の絵画アトリエを主宰するアーティストMakiさんとともにつくるコラージュ体験教室。大きな紙に参加者みんなでカラフルな紙を切って貼って、壁画のようなコラージュ(貼り絵)の作品をつくります。
講師:アーティスト Makiさん
日時:8月9日(日)13:30~15:00
会場:八ヶ岳美術館 企画展示室2
参加費:500(入館料別途)/定員:20名(要予約)
2.《動物になった私たち》プロジェクト
堀之内聖さんのメッセージに応えて《動物になった私》を描いて誰でも参加できる絵画プロジェクトです。もしも動物になるなら何の動物?あの動物に似てるって、よく言われる。仲良くなれたら嬉しい動物は?こんな気分のときにはあの動物の姿がぴったり…などなど、いろいろな場面をイメージをしながら、《動物になった私》を描いてみよう!みなさんの描いた動物の私は、八ヶ岳美術館のロビーに展示公開いたします。会期中の会場でもご参加いただけます。
展示:八ヶ岳美術館ロビーにて展示 ※7月5日(土)~9月15日(日)の展覧会会期中
日時:会期中は終日参加可能
参加方法:八ヶ岳美術館ロビースペースまたは村内各参加施設に応募用紙(画用紙)を設置しています。応募用紙またはA4の紙に作品を描いて応募箱に投函してください。
●堀之内聖さん プロフィール 堀之内聖(ほりのうちせい/Sei Horinouchi)
2014 年原村生まれ。2023 年ペンキ画家SHOGEN(ショーゲン)と
茅野市でふたり展開催、「中村キースヘリング国際児童コンクール」北杜市⻑賞受賞。
2024年2⽉インドの第9回国際児童絵画コンクールCreative Kids India にてジュニア部⾨⾦賞受賞。村内では「星空の映画祭」ちびっこ実行委員を務め、 2024年8月開催の星空の映画祭で「星空の映画祭を観るオオカミ」がメインビジュアルに起⽤されました。現在、原小学校6年生。
絶滅しそうな動物がいることを知って「動物を救う画家」を志すようになり、絵画制作の利益の一部を保護団体に動物たちを助ける寄付にあてています。
【展示内容】
ドイツ・エルツ地方は、木のおもちゃ作りで世界的に有名な地域です。「おもちゃの町」として名高いザイフェンをはじめ、木のおもちゃ作りを営む地域が多くあります。エルツ地方のおもちゃ工房では、「くるみ割り人形」などの伝統的なおもちゃの他に、多彩なミニチュアも制作されています。
例えば、ライヒセンリンク工房では、春にぴったりな「花」のミニチュアが、エミール・ヘルビッヒ工房では、グリム童話や動物、絵画などをモチーフにした、木彫りのミニチュアが制作されています。
本展では、エルツ地方のおもちゃのなかでも、ミニチュアを中心に展示します。1つ1つ手作業で作られているミニチュアのなかには、それを制作する工房の想いやこだわりが込められています。ミニチュアがつくる世界を楽しみながら、エルツ地方のおもちゃ工房を知る機会になれば幸いです。
【代表画像キャプション】
お花屋さんのミニチュア、はちみつ屋さんのミニチュア、花の木/FLADE
【展示内容】
「イソップ童話」は主に、動物たちの掛け合いや行動から、教訓や風刺を伝えるお話です。教育の一環としても読まれてきた一方、登場する動物たちの習性が物語に活かされており、「どうぶつ絵本」としての側面もあります。
例えば「ライオンとネズミ」では、ライオンがネズミを見つけ食べようとしたところ、命ごいをされ、ライオンは見逃します。その後、ライオンが網にかかってしまったとき、ネズミが網をかみちぎって助けてくれます。ここには、ライオンの「大きくて強い、百獣の王」のイメージと、ネズミの「小さくて小回りがきき、強い前歯を持つ」という特徴が反映されています。イソップ童話は、動物のお話としての魅力も持つのです。
本展では、佐久市在住の絵本作家・いまい あやの氏による『イソップ物語 13のおはなし』を中心に、さまざまなどうぶつ絵本の原画を紹介します。絵本に描かれる動物の特徴やキャラクター性をと照らし合わせながら、どうぶつ絵本の世界を楽しんでいただけたら幸いです。
【代表画像キャプション】
いまいあやの「ライオンとネズミ」『イソップ物語 13のおはなし』©2012 Ayano Imai/BL出版
1986年の開館以来、足立区ゆかりの歴史・美術資料の発掘と収集に尽力されている足立区立郷土博物館には、1000点を超える浮世絵版画のコレクションが収蔵されています。松方三郎旧蔵品を中核としたこのコレクションは、初期浮世絵の奥村政信に始まり、錦絵の創始者鈴木春信や歌麿、北斎、広重、といった人気絵師、さらには明治期の小林清親にまで至る広範なものです。また、現代でも人気の高い歌川国芳の名品や近年注目を集める小原古邨の作品などが含まれる稀少性・先見性もこのコレクションの大きな魅力の一つでしょう。本展ではこの秀逸コレクションの全貌を4期に分けてご紹介します。
【第一期】初期から歌麿まで
5月24日㈯〜6月22日㈰
【第二期】栄之・北斎・英泉
6月28日㈯〜7月27日㈰
【第三期】歌川派の全盛
8月2日㈯〜8月31日㈰
【第四期】明治から昭和へ
9月6日㈯〜10月5日㈰
■展覧会内容
科学と技術の進歩の時代といわれる19世紀。それを象徴する催しが、1851年にロンドンで第1回目が開催された万国博覧会です。最新の発明や発見、遠い異国の生き物や風俗が一大パノラマを展開する光景に、皇帝から庶民まで老若男女が目を見張り、興奮の渦に包まれました。
パリでは1855年から1900年までに5回の万博が開かれました。ガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)はその機会を活かし、回を重ねる毎に成功を勝ち取っていったのです。
ジャポニスムの熱狂を体験した1867年、若き工芸家としてデビューを飾った1878年。エッフェル塔が建設された1889年に初のグランプリを獲得、1900年に再びグランプリに輝き工芸家としてのキャリアの頂点に立ちます。
本展では、20年振りに日本で開催される「2025年大阪・関西万博」にちなみ、万国博覧会出品作を中心にガレの活動を振り返ります。良きライバルとして競い合ったドーム兄弟による万博出品作、1925年のアール・デコ博覧会で脚光を浴びたルネ・ラリックの作品も、あわせて展示いたします。
■開催情報
会期:2025年3月22日(土)~2026年3月10日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
会期中の休館日:5/20、9/2、10/1、11/25、12/31、1/1、2/24
入館料:大人(高校生以上)1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
■会場
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
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【関連イベント】
■記念講演会『エミール・ガレ 万国博覧会への挑戦』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2025年5月10日(土) 14時~15時
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
■学芸員によるギャラリートーク
展示の見どころや作品について解説します。
日時:毎月1回(約30分)
※開催日時は当館ホームページの「お知らせ」、SNSに掲載します。
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
■ワークショップ 『ミクロモザイクのアクセサリー作り』
イタリア発祥の伝統工芸。小さくカットしたガラスで模様を描き、アクセサリーを作ります。
講師:Eriko氏(ミクロモザイクcoloe 主宰)
日時:2025年7月19日(土)、8月24日(日)、9月20日(土)
各日 ①10:30、②13:00、③15:00開始(所要60~90分)
定員:各回4名(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:真鍮枠ピンブローチ または ペンダントトップ 各5500円
木枠大ピンブローチ 4400円・木枠小ストラップ 3850円※すべて税込
※入館料は別途必要
※ワークショップ事前予約割引:入館料を大人500円、中学生300円に割引いたします。
(通常大人1,000円、中学生500円/当日入館時のWS申し込みは、通常入館料金)
この展覧会では、レイモンペイネのユーモアのある作品を中心にご覧いただきます。生涯にわたり画中にユーモアやアイディアを次々と生み出していく様子はまるで枯れない泉のようです。
会期:2025年3月15日(土)~2025年9月2日(火) 会期中無休
時間:午前9時~午後5時
会場:重要文化財 アントニン・レーモンド「夏の家」
料金:大人1100円、小中学生500円(軽井沢タリアセン入園料大人900円を含む)
<画像>「ユーモアが溢れるペイネの展覧会」チラシ
ペイネ美術館
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217軽井沢タリアセン内 電話0267-46-6161
http://http://www.karuizawataliesin.com/