八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)は、2026年6月、DOCOMOMO Japan(文化遺産としてのモダニズム建築を遺す国際組織の日本支部)が選定する「日本におけるモダン・ムーブメントの建築312選」に新たに選定されました。当館は1980年の開館から45年以上が経過した今もなお、八ヶ岳の豊かなカラマツ林と調和し、地域内外の人々に愛され続けています。今回の選定は、その建築的・歴史的価値が改めて世界的な視点から公に認められたものです。
選定を受けて、八ヶ岳美術館では「選定記念特別展」を開催いたします。建設当時の写真や建築図面などの資料を展示し、改めて当館の建築の魅力について、ご紹介します。
関連イベントとして、選定プレート贈呈式、選定記念講演会、館内見学ツアー、職員によるワークショップ、建築巡りウォーキングツアーなどを開催のほか、選定時から開催のハッシュタグキャンペーン『「森とドームと光の記憶」みんなのフォトギャラリー』に寄せられた写真をご紹介いたします。
◆会期
10月1日(木)~2月21日(日)
※12月7日(月)~11日(金)、12月29日(火)~1月3日(日)は休館
◆関連イベント
・選定プレート贈呈式、見学ツアー、建築講演会
日時:10月24日(土)
11:00〜 選定プレート贈呈式
挨拶・贈呈 鯵坂徹(DOCOMOMO Japan代表理事/鯵坂建築研究所主宰)から牛山貴広原村長へ
11:30~ 建築ガイドツアー
講師 國分元太(東京理科大学 創域理工学部 建築学科 特別講師)
+ Cross Talk 森清敏(建築家/MDS一級建築事務所代表)
13:30~ 選定記念講演会『村野藤吾最晩年の傑作 八ヶ岳美術館の魅力』
講師 松隈洋(近代建築史・村野藤吾研究/神奈川大学建築学科教授)
15:15~ 建築ガイドツアー 國分元太 + Cross Talk 塚崎美歩(当館学芸員)
・ワークショップ
1. 白いミニブロックで作ろう ちいさな名建築・八ヶ岳美術館
日時:1月16日(土)13:30~15:00(定員4名・要予約) 参加費:500円
2. 八ヶ岳美術館ステンドしおりづくり
日時:2月7日(日)10:30~11:30(定員8名・要予約) 参加費:100円
・原村には魅力的な建築がほかにも!村内建築ウォーキングツアー
日時:10月11日(日)10:00~12:00 (定員15名・要予約)
集合場所:原村郷土館・まてのくら 駐車場

当館が高遠町立歴史博物館として開館してから30年が経ちました。今年は伊那市が高遠町・長谷村と合併してから20年の年でもあります。そのような節目の年を迎えている伊那市は、現在古文書保存活用推進事業を実施しており、高遠城下町の歴史を知る上で重要な池上家資料のデジタル化と翻刻を進めています。
当館では、西高遠本町の酒井家で保管していた資料を預かる機会に恵まれました。酒井家は町名主や問屋(後に町年寄という役に統一)、町仕送役等を務めた家柄であったため、町の自治や町人の職に関する古文書・古記録、町人が用いた服飾、書画、古いひな人形等実に多彩な資料が遺されていることが分かりました。町の歴史を知るための史料が徐々に明らかになってきたため、このタイミングで近世の高遠城下町に関する企画展を開催することといたしました。
今回の企画展では江戸時代の高遠町の歴史を今に伝える資料の中から貴重なものを選りすぐって公開し、近世の高遠町(町人地)における自治の仕組み、出来事、生業、文化活動を振り返ります。
会期:令和8年(2026)10月3日(土)~令和9年(2027)2月21日(日)
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
会場:高遠町歴史博物館 2階 第3展示室

【展示内容】
1902 年に刊行され、現在まで世界中で愛され続けているピーターラビット™絵本シリーズ。本展では、その第一作となる『ピーターラビットのおはなし』はもちろん、ピーターラビットシリーズ全 23 冊に登場する「なかまたち」に焦点を当てます。秋冬展は冬のお話や、マザーグースなどのわらべうたを楽しめる全9話をご紹介。
日本におけるビアトリクス・ポター研究の第一人者である故・吉田新一氏(当館名誉顧問)の研究や資料、コレクションをもとに、ピーターラビットのシリーズの物語を追いながら、新たな読み方や魅力をご紹介します。
【画像キャプション】
BEATRIX POTTER™︎© Frederick Warne & Co., 2026
【開館情報】
●開館時間:【10月】9時30分~17時、【11月~1月】10時~16時※それぞれの最終入館は閉館の30分前です。
●休館日:【10月・11月】火、【12月・1月】火~金※11/3は開館、11/4は閉館、12/24~12/31は開館です。
【URL】
https://museen.org/news/3846/

北斎館は今年開館50周年を迎えました。北斎が小布施を訪れ描いたとされる2基の祭屋台天井絵「男浪」「女浪」「龍」「鳳凰」の4点の肉筆画をはじめ、北斎作品を収集、保存、展示、修復し、北斎研究の拠点となるべく歩んでまいりました。また作品の調査研究を始め、国内外の美術館やアーティストとのコラボ企画展の開催など、多方面での活動を進めています。現在ではヨーロッパなどの海外で展覧会を成功させる美術館として成長し、国内外から多くの方々が北斎館を訪れるようになりました。この小さな町、小布施から北斎作品の魅力を多方面に発信し続けていけるようこれからも、活動を続けてまいります。
北斎は幼少期から絵を描くことに触れ、絵師として約70年もの画業人生をあゆみました。代表作である「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」だけではなく、美人画や役者絵、風景画、版本の挿絵や狂歌絵本、絵手本など、あらゆるジャンルで作品を描いたことでも知られています。
晩年になると商業的な作品よりも自身が描きたいものに集中し、肉筆画を数多く制作しました。小布施の豪農商であった髙井鴻山の招きでこの地を訪れた北斎は80歳を超えていましたが、その熱意は衰えることなく精力的に制作に励みました。
本展では、北斎館のコレクションから厳選した肉筆画、版本、錦絵などをご覧いただきます。いくつになっても画力を極めたいと願い、絵の研鑽を続けた北斎の最晩年の傑作とも言われる「富士越龍」も登場します。この機会をどうぞお楽しみください。
作品画像:葛飾北斎「富士越龍」
※第三展示室、祭屋台展示室のみでの開催となります。
【⼊館料】 ⼤⼈500円/⾼校⽣・⼤学⽣300円/小中学生 無料
【開館時間】 9時〜17時(最終⼊館16時半)
【休館⽇】 会期中無休

2026年10月11日(日・祝)
在館時間●10:00~15:00 ※休憩時間あり
『宮沢賢治「猫」の絵本原画展』の関連イベント。
『猫の事務所』(ミキハウス)の絵を担当する植垣歩子のサイン会を開催。
※サインは当館書店にてご購入の
絵本に限らせていただきます。
植垣歩子●うえがきあゆこ
1978年神奈川県生まれ。和光大学芸術学科日本画専攻卒
業。絵本作家。登場人物や物語の世界をユーモラスに描き
つつ、どこかのんびりした画風に定評がある。主な作品に
『にんじんだいこんごぼう』(福音館書店)、『すみれおばあ
ちゃんのひみつ』(偕成社)、『アリゲールデパートではたら
く』(ブロンズ新社)、「おやさいむら」シリーズ(佼成出版社)、
『ようかいおふろ』(ほるぷ出版)、『かめのカメリさんおう
ちをなおす』(理論社)、絵を担当した作品に『おもちのお
ふろ』(文・苅田澄子 Gakken)などがある。
【 宮沢賢治「猫」の絵本原画展 】
2026年10月2日(金)~2027年1月25日(月)
【展示作品】
『どんぐりと山猫』小林 敏也/画(好学社)全点
『セロ弾きのゴーシュ』小林 敏也/画(好学社)全点
『猫の事務所』植垣 歩子/絵(ミキハウス)全点
『注文の多い料理店』高野 玲子/絵(TBSブリタニカ)
他
絵本美術館 森のおうち
399-8301長野県安曇野市穗高有明2215-9
TEL0263-83-5670 FAX0263-83-5885
開館時間●9:30~17:00*12~2月は16:30まで (最終入館は閉館30分前)
休館日●木曜 冬期休館●1/5火~1/14木 祝日振替休有、HP参照
入館料●大人900円 小・中学生500円 3才~250円 3才未満無料

この度の企画展は、当館がその精神世界を指針としている宮沢賢治童話の中から、「猫」の出てくるお話の中から、3人の画家が絵本として表現した4作品の原画を展示いたします。
宮沢賢治は、「猫」という短文の作品の中で「私は猫は大嫌ひです。」と言いながら、たびたび猫を登場させた童話を書いています。さらに、猫の存在が童話の中で重要な役を担っています。
画家・小林敏也は、宮沢賢治作品の絵本シリーズをライフワークとして描き続け、2003年には花巻市などが出す宮沢賢治賞を当時、絵本作家として唯一受賞しています。
『どんぐりと山猫』は、その小林が1979 年に「画本宮澤賢治シリーズ」の1作目として出した作品です。絵はもちろんのこと、文字の書体や大きさ、絵とのレイアウトもデザインのひとつとして物語の世界感を構成していることが分かりやすい1作品です。
また、『セロ弾きのゴーシュ』は6作目、大胆な構図が目を引きます。
植垣歩子が絵を手がけた『猫の事務所』は、現在39冊となっている「ミキハウスの宮沢賢治絵本シリーズ」の中の1冊。植垣は、『猫の事務所』の世界を日本画の画材を使って表現しました。
また、植垣が実際に布から作った猫たちが着ている服や、登場する猫ごとの特徴を分析したラフなどの資料も合わせて展示します。
高野玲子の『注文の多い料理店』は、残念ながら絵本は絶版ですが、シュールさとユーモラスさを兼ね備えた銅版画の表現は、未だ多くの人を引きつけています。
会期中は、絵本作家・画家のサイン会、お話し会も予定しています。
◆宮沢賢治の「猫」絵本原画展◆
2026年10月2日(金)~2027年1月25日(月)
【原画展示作品】
小林 敏也/画 『どんぐりと山猫』、『セロ弾きのゴーシュ』(好学社)
植垣 歩子/絵 『猫の事務所』(ミキハウス)
以上、各原画全点
高野 玲子/絵 『注文の多い料理店』(TBSブリタニカ)抜粋
他
絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30~17:00*12~2月は16:30まで(最終入館は閉館30分前まで)
休館日●木曜、1/5~1/14冬休み、祝日振替あり(変更日は公式サイトカレンダー参照)
入館料●大人900円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9 TEL0263-83-5670 FAX0263-83-5885
http://morinoouchi.com/

フランス・ナントで開催された2025年の「EXPOSITION HOKUSAI 」が、この秋小布施に凱旋!歴史のあるブルターニュ公爵城に展示された、小布施が誇る約160点の北斎の傑作を一堂に展示します。代表作「冨嶽三十六景」シリーズや、北斎が若い頃に描いた貴重な役者絵や摺物、最晩年の傑作「富士越龍」まで、北斎館のコレクションの数々をぜひご覧ください。
前期:10月24日(土)〜12月6日(日)/後期:12月9日(水)〜1月17日(日)
※前後期で一部作品展示替えします。
【⼊館料】 ⼤⼈1200円/⾼校⽣・⼤学⽣500円/⼩中学⽣300円
【開館時間】 9時〜17時(最終⼊館16時半)
※1月1日(金)は15時まで(最終⼊館14時半)
【休館⽇】 12月31日(木)
※12月7日(月)〜12月8日(火)は展示替えのため祭屋台展示室のみでの開館となります。

【展示内容】
クリスマスの季節、ドイツ各地では華やかなクリスマスマーケットが開かれ、街は美しい飾りで彩られます。本展では、木のおもちゃの名産地ドイツ・エルツ地方の工芸品を中心に、木製オーナメントや愛らしいミニチュアなど多彩なクリスマスの飾りをご紹介。グラウプナーの色鮮やかな作品や、クーネルトの白木調のオーナメントなど、木のぬくもりあふれる飾りが並びます。クリスマスを彩る風習や文化とともに、それぞれの飾りに込められた魅力にご注目ください。
【画像キャプション】
サンタ・雪だるまのオーナメント/Graupner Holzminiaturen
白木調のオーナメント/Kuhnert GmbH
窓型オーナメント/Christian Ulbricht
【開館情報】
●開館時間:【10月】9時30分~17時、【11月~1月】10時~16時※それぞれの最終入館は閉館の30分前です。
●休館日:【10月・11月】火、【12月・1月】火~金※11/3は開館、11/4は閉館、12/24~12/31は開館です。
【URL】
https://museen.org/news/3971/
2026 年 、 近 代 の 日 本 建 築 に 多 大 な 影 響 を 与 え た 建 集 家 ・ ア ン ト ニ ン ・ レ - モ ン ド が 亡 く な り 50 年 を 迎 え ま す 。
本 展 で は 、 レ - モ ン ド の 軽 井 沢 で の 仕 事 を 中 心 に 、 美 し き 遺 産 と な る 代 表 作 を 、 写 真 を 通 し て 紹 介 す る と 共 に ア ン ト ニ ン ・ レ - モ ン ド と 彼 の 妻 、 ノ エ ミ ・ レ - モ ン ド が 制 作 し た 絵 画 や ド ロ - イ ン グ 、 彫 刻 等 も 展 示 し 、 芸 術 を 愛 し た 夫 妻 の 精 神 に 触 れ つ つ 、 戦 後 の 日 米 芸 術 交 流 の 執 跡 を 振 り 返 り な が ら 、 ニ ュ - ホ - プ と 軽 井 沢 を 結 ふ 交 流 の 記 憧 を 、 今 に 受 け 継 が れ る 創 造 の 真 価 を 多 角 的 に 紹 介 し て い き ま す 。

長い歴史のなかで生み出された建物・絵画・書跡・工芸品。これらは各地域の風土や時代を映し出す、文化的・歴史的財産です。しかし、これまでに、経年劣化や災害、戦災によって失われた作品も少なくありません。今、私たちが貴重な文化財を鑑賞できるのは、先人たちの「大切に守りたい」という強い意志があったからでしょう。
サンリツ服部美術館は1995 年の開館以来、貴重な文化財を永く後世へ伝えるため、作品の公開と保存に努めてまいりました。
本展では、2021 年以降に修理を終えた絵画と書跡を中心に展示し、あわせて、修理の工程や技法、保存環境についてもご紹介します。先人たちによって大切に紡がれてきた作品をさらに次の世代へ受け継いでいくための一歩として、文化財の保存・修理への関心を高める機会となりましたら幸いです。

旧岡谷市役所庁舎(国登録有形文化財・近代産業化遺産)の歴史にふれるワークショップ
床塗体験とちょっとディープな見学&トーク
国登録有形文化財の床を自分の手で塗装
昭和10年の設計図と現状の違いをディープに解説
トークゲスト
株式会社岡谷組 専務 木下修平さん
岡谷市文化財保護審議会 浜 一平さん
(株式会社サイト社長)
汚れても良い服装でお越しください
日時 令和8年10月10日(土)午前9時~12時
会場 旧岡谷市役所庁舎
対象 小学4年生以上(小学生は保護者同伴)
※小学生向けに出張まゆちゃん工房開催
定員 先着30名(要申込み)
参加費 無料
申込 岡谷蚕糸博物館 TEL0266-23-3489
旧軽井沢に建つ脇田美術館。館に隣接する脇田和のアトリエ山荘は、1970年に脇田和の友人である吉村順三氏の設計により建てられた、日本のモダニズム建築として知られる別荘住宅です。
美術館では1991年の開館以来、様々なアートの形を提唱し、芸術の交流・発信の拠点として活動を続けています。
その意味に於いても、より多くの方が「建築」を思考し芸術に触れる機会を設け、また、永らくアトリエ山荘の維持保存に努めて行きたいと考えます。当館では現在も建設時とかわらず現存するアトリエ山荘を一般公開すると共に、ゲストを招いたシンポジウム等、「建築」を様々な視点や角度から捉えた定期的な勉強会を開催しております。
ゲスト ミッシェル・バンブリング Michele Bambling
ジャパン・ソサエティ・ギャラリ ー シニアディレクター
桑原 規子 Noriko Kuwahara
美術史家・元聖徳大学文学部教授
松隈 洋 Hiroshi Matsukuma
建築史家・神奈川大学建築学部教授
日時 令和8年10月31日(土)13:00~17:30
スケジュール 13:00~ ゲストトーク
15:00~ 「アトリエ山荘」見学
16:30~17:30 懇談会
定員 100名
参加費 4,500円(ドリンク付、税込)※美術館内もご覧いただけます。
お問い合わせ・お申込み先
脇田美術館 TEL:0267-42-2639

日時 2026年10月25日(日) 13:30 開場 14:00 開演
定員 先着100名様・全席自由
※予約申込は定員になりしだい終了させていただきますのでご了承願います。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
参加費用 5,000円(前売り)・6,000円(当日)
※美術館内もご覧いただけます。
お申込み方法
下記の必要事項を添えて、チケットをご予約ください。
必要事項 : お名前、ご住所、ご連絡先電話番号、ご購入枚数
お申込み : 脇田美術館窓口
TEL : 0267-42-2639

脇田和の絵 — 目に映るものたちや、触れるもの、耳に響く小さきものの声も、時に嬉々として躍動し、整然と調和した美しき音色をキャンバスの上で奏でます。
絵を学ぶために15歳でベルリンに渡った時から筆をおくその日まで、脇田は、毎日のデッサンを止めることはありませんでした。
そして、ある日の“鳥との出会い”が、画家を自身と対峙させその先へと導いていきます。
晩年に描いた大作「鳥の来る道」(150号/1986年)は、約80年に及ぶ画業の中で、代表作の一つとなりました。
脇田は、東京にあった最初のアトリエを戦争で焼失しますが、1949年に新たにアトリエを設け創作に打ち込みました。
本展では、戦前や戦後1940年代後半以降に描かれた稀少作品等を新装にて紹介する他、軽井沢にアトリエを構えた1970年以降に描かれた油彩代表作を中心に、素描、コラージュ作品等の習作他、脇田が初期から熱心に取り組んでいた版画作品も多数展示し、画家の創作の原点に触れながら、真摯にみつめてきた芸術の軌跡を多角的に紹介いたします。
画像は「鳥の来る道」1986 油彩
発掘調査により現代に再び姿を現した土器は、そのほとんどが完全な形ではありません。復元作業をすることにより、元の姿になるべく近づけた状態にしています。
今回展示する土器は全て復元作業が施されており、専門員の手によって質感や色合い、模様の有無など土器の特性を活かした復元をしています。元の姿に戻すだけではない、意外と奥深い復元土器の世界をのぞいてみませんか。
開館時間:午前9時00分から17時00分
場 所:信濃町 一茶記念館
一茶記念館を運営する長野県信濃町は、昨年、一茶の最重要資料である「七番日記」を入手しました。
今年は俳人小林一茶の二百回忌にあたり、代表作「痩蛙」の句も収められている「七番日記」を中心とした特別展を開催します。
一茶が「七番日記」を書いたのは、「一茶風」と呼ばれた個性的な作風が開花した円熟期です。
江戸からふるさと信濃町柏原への帰郷、結婚と実子の誕生・死去という人生の大きな転換点を克明に記しています。
この特別展では、普段目にすることのできない貴重な資料を多数集め「七番日記」の出来事を多面的に補いながら詳しく紹介していますので、皆様是非この機会にお越しください。

2011年よりドイツ・ベルリンを拠点に活動する長野県飯山市出身の現代アーティスト、佐々木晴香。自然界のあらゆるものに魂が宿るという感覚と、仏教哲学・神道精神を基盤に、四季のうつろいの中で育まれた、和のたおやかさと感性をもってその宇宙観を顕す。直感的な筆致と日本的な色彩・バランス感覚で生命の純粋なエネルギーや原始的な感覚を表現。
2017年以降は、即興音楽家とのコラボレーションによる墨絵パフォーマンスをヨーロッパ各地で展開。静かな儀式性を伴う即興的実践でその場に生まれる共鳴エネルギーがそのまま作品へと転化される。
ベルリンでの個展をはじめ、ヨーロッパ各国・USでのグループ展やアートフェア、国際色豊かなアートプロジェクトへの参加を通じて日本人としてのアイデンティティを深め、地球と祖先への敬意を作品に還元している。
ベルリンでの15年の実践のアーカイブを故郷飯山で開示する本展は、色彩と墨、静と動、感性と生成といった異なる次元が調和的に響き合う場を創出する。見えないものに形を与えてきた佐々木の芸術の歩みが、個人的なルーツと国際的な実践の交差点において多層的な全体像を現し、飯山の地で初めてその重ねてきた歩みがひらかれる。
八ヶ岳美術館では、令和8(2026)年9月19日(土)~12月6日(日)まで、企画展「松本春崇 縄文ポトラッチーつないで結ぶ八ヶ岳美術館」を開催いたします。
松本春崇(まつもとはるたか)は、「四つ」をテーマに、縄で描く縄文絵画をはじめ多様な表現を展開しています。また、家などの建築物をその場所に関わる人々と共に縄で十字に縛る「家縛りプロジェクト」を実施し、縄で縛ることで記録や記憶を痕跡として残す、新しい縄文芸術としています。
八ヶ岳美術館が位置する八ヶ岳の西南麓では、縄文時代の文化が発展し、多くの集落跡や土器などの考古資料が出土しています。本展では、土器や土偶をモチーフとした絵画を中心に、原村の子どもたちと共に八ヶ岳美術館を縄で縛った作品「つないで結ぶ八ヶ岳美術館」のほか、彫刻や映像作品を展示します。縄文文化の豊かさと贈与をめぐる思想を手掛かりに、縄文を従来の時代区分から解き放ち、現代から未来へと続く「超縄文時代」として捉え直すことを試みます。
展覧会名称:「松本春崇 縄文ポトラッチーつないで結ぶ八ヶ岳美術館」
会 期:令和8(2026)年9月19日(土)~12月6日(日)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協 賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円)
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
図書カードなどの提示により無料で入館できます。
【関連イベント】
■家縛りプロジェクト
八ヶ岳美術館結び:つないで結ぶ八ヶ岳美術館
2026年9月18日(金)
9:00~12:00頃(予定)
参加費不要(入館料のみ)
制作協力 原小学校6学年の児童の皆さん
※雨天の場合は9月19日(土)に延期。詳しくはお問合せください。
原小学校6年生の皆さんと一緒に制作した「四線譜縄」で、建物全体をプレゼントのように十字につないで結ぶアートイベント「家縛りプロジェクト」をおこないます。
八ヶ岳美術館をイメージして選んだ色(コードカラー)で染めた四本の縄を楽譜に見立て、その楽譜に児童一人一人の思い出がつまった古着で音符を作り、思い出のメロディを自由楽譜として創作しました。
みんなの思い出が表現されたこの縄で、児童の皆さんと共に八ヶ岳美術館をつないで結び、コラボレーション作品として展覧会期間中、展示します。
■シンポジウム
縄文開放:縄文の聖地より
2026年10月31日(土)
13:30~16:00
参加費不要(入館料のみ)
要予約
なぜ諏訪・八ヶ岳地域では、これほど豊かな縄文文化が花開いたのか。考古学・哲学・文学・芸術の視点から、この土地に受け継がれる文化の力を探り、縄文を過去の遺産ではなく、現代へと開かれた創造の源泉として捉え直します。
司 会
湯沢 英彦(明治学院大学文学部名誉教授)
登壇者
酒井 健(法政大学文学部名誉教授)
澤田 直(立教大学文学部名誉教授)
守矢 昌文(茅野市尖石縄文考古館特別館長・日本考古学協会員)
松本 春崇(アーティスト)
八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
〒391-0115 長野県諏訪郡原7217-1611
TEL&FAX:0266-74-2701
URL: https://yatsubi.com

ロケ地を、みんなでつくる。
― 映画監督と考える「選ばれる地域」とは ―
■日 時 令和8年 10月17日(土曜)13時30分~15時30分(予定)
■会 場 伊那市創造館 3階 講堂
■参加費 無料
■定員 先着100人(申込必要)
■プログラム(予定)
第1部 映画を地域で撮るということーフィルムコミッションがつなぐ、作品と地域ー
第2部 映画『かくしごと』ができるまでー伊那で映画はどう生まれたのかー
第3部 ロケ地をみんなでつくる。―地域の魅力をどう映画につなげるかー
■ゲスト 関根光才(せきねこうさい)監督 | 映像作家・映画監督
CMやミュージックビデオ、映画をてがけ、カンヌライオンズ(カンヌ国際広告祭)で グランプリを受賞するなど、国内外で活躍。
主な映画監督作に、『生きてるだけで、愛。』、『かくしごと』、『フロントライン』など。
事前申込はこちら→ https://forms.gle/puszbKvTAELCB3SZ7

岡谷市出身の洋画家 宮原麗子(1930-2021)は、スペインやギリシアの風景を明るく柔らかい色彩で描いたことで知られています。
宮原の絵画には、光の移ろいを感じさせるような優しい色が溢れています。その魅力は、赤など強い色を用いた場合でも変わることはありません。その理由は、印象主義絵画のようにさまざまな色が混在しているためと考えられます。
本展では、宮原がよく用いる色や、作品の中での色使いがもたらす効果に着目します。

縄文時代中期の中部高地では、蛇を思わせる独特なうねる文様や把手をもつ土器がつくられました。これらは現在「蛇体文」「蛇体把手」などと呼ばれていますが、本当に蛇を表しているのか、その意味や役割は今も謎に包まれています。本展では岡谷市内出土資料を中心に、こうした土器がどのように研究され、「蛇」と考えられてきたのかを紹介し、縄文人の信仰や精神文化に迫ります。

北澤美術館で開催される展覧会
「ミクロモザイク~緻密なガラスの世界~」に関連したワークショップを開催します。
●ワークショップ「ミクロモザイクのアクセサリー作り」
ミクロモザイクは、1~2ミリの小さなガラス片を並べて模様や絵を描く、イタリア発祥の伝統工芸をルーツにもつガラス工芸。
展覧会の出品作家が講師となり、ペンダントトップやストラップなどを制作します。
1.作家講師:海津屋(なかの雅章・中野とっと)
日時:9月12日(土) 13:30~15:30
受付人数:4名 ※予約優先、空席があれば当日受付可
参加費:真鍮枠ピンブローチ または ペンダントトップ 各5500円(税込/材料費・講師料含む)
2.作家講師:高野江利子
日時:9月13日(日)・20日(日)・22日(火・休)
10月11日(日)・24日(土)
11月7日(土)・8日(日)
各日 ①10:00~、②13:30~(所要60~90分)
受付人数:各回4名 ※予約優先、空席があれば当日受付可
参加費:真鍮枠ピンブローチ または ペンダントトップ 各5500円
木枠(大)ピンブローチ 4400円/木枠(小)ストラップ 3850円
(すべて税込/材料費・講師料含む)
※1.2とも、入館料は別途必要です。
(大人1,200円、中学生700円、小学生以下無料)
※細かい作業ですので、ルーペやメガネが必要な方はお持ちください。
●予約先:北澤美術館(電話0266-58-6000)
ご希望の 1.日時、2.内容、3.人数、4.お名前、5.携帯電話番号 をお知らせください。
===========================
■会場・お問合せ先
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
●美術館公式サイト https://kitazawa-museum.or.jp
●イベント詳細 https://kitazawa-museum.or.jp/exhibition/article-next.php?post_id=5315

ミクロモザイクは、1~2ミリの小さなガラス片を並べて緻密な模様や絵画を描く、イタリア発祥の伝統工芸をルーツにもつガラス工芸です。
この技法ならではの繊細な表現で制作されたアクセサリーや額絵など、作家の個性が光る作品の数々をご覧ください。
会期中、ミクロモザイクを紹介する講演会や、作家によるワークショップも開催いたします。
■出品作家
海津屋(なかの雅章・中野とっと)・川中薫・あこ・高野江利子
■作家在廊日:9月12日(土)・11月8日(日)
■関連イベント
1.講演会「ミクロモザイクの歴史」
9月12日(土)11:00~(約60分/参加無料・要入館券)
2.ワークショップ「ミクロモザイクのアクセサリー作り」
9月12・13・20・22日/10月11・24日/11月7・8日
※予約優先/詳細は当館HPでご確認ください。
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■開催情報
会期:2026年9月12日(土)~11月8日(日)
開館時間:9:00~17:00 ※最終入館は16:30まで
入館料:大人1200円/中学生700円/小学生以下無料
団体(15名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。
■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

自然と生命の美を描き続け、7年前に100歳で亡くなった日本画家・堀文子(1918₋2019)の豊かな芸術世界を紹介します。堀は1979年から軽井沢にアトリエを構えて作品制作に取り組んでいました。「軽井沢高原文庫通信」表紙挿絵を第33号~第62号まで10年間、描いています。自然の中に存在する命をいつくしむように描いた花鳥画や、風景画、ヨーロッパスケッチ、装幀・挿絵本、子どものための絵本など約250点を展示します。
※会期中無休
※10/13,14,15休館
画像:堀文子 《野の花》 1980年代
<関連イベント>
①2026年8月8日(土)午後2時~
「堀文子先生の思い出」
講師:檀ふみ(俳優)
会場:軽井沢タリアセン バーベキューハウス「山里野」
料金:2000円/学生・友の会会員1500円(*料金には堀文子展観覧料が含まれています。)
定員:100名 ※予約受付中(チケットを事前にお求めください。)
②2026年8月22日(土)午後2時~
「堀文子 画家として生きること」
講師:水沢勉(美術史家・美術評論家 前・神奈川県立近代美術館館長)
会場:登録有形文化財 旧・軽井沢郵便局舎「明治四十四年館」1F
料金:2000円/学生・友の会会員1500円(*料金には堀文子展観覧料が含まれています。)
定員:50名 ※予約受付中(チケットを事前にお求めください。)
軽井沢高原文庫
THE LITERARY MUSEUM OF KARUIZAWA
開館時間:9:00~17:00
休館日:会期中無休
料金:大人(高校生以上)800円、小中学生400円
(入館料には堀辰雄1412番山荘、有島武郎別荘「浄月庵」、野上弥生子書斎の見学も含まれています。)
長野県北佐久郡軽井沢町長倉202-3 TEL0267-45-1175 Fax.0267-45-6626
http://kogenbunko.jp 〒389-0111
□交通:JR北陸新幹線・軽井沢駅、または、しなの鉄道・中軽井沢駅下車、タクシー約8分
上信越自動車道・碓氷軽井沢.I.C.より車で15分。
※会期中、次のバスが運行いたしますのでご利用ください。
〈急行塩沢湖線〉通年「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料420円)
〈町内循環バス(東・南廻り線)〉通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「塩沢湖」下車(有料100円)

「書」と聞いたとき、いったいどのようなイメージを持たれるでしょうか。多くの人は、小学校や中学校の国語科書写の授業において筆で文字を書いたその瞬間を思い浮かべるかもしれません。しかし、それはあくまでも書の一側面に過ぎず、実は書の表現はもっとバラエティに富んでいます。
一般に書は文字を素材とした(造形)芸術であると定義されますが、「文字を素材とした」という点で、いささか議論の余地があります。その代表的なジャンルのひとつに、前衛書が挙げられます。前衛書は、文字から派生して発展させたものがある一方で、文字を起点としていないものもあります。前者のみが書であり後者は書としないのかというとそうではないでしょう。どちらも書の範疇に入るべきものといえます。では、書とはどういう芸術なのでしょうか。
この命題については、今日に至るまで多くの人々によって様々な意見が述べられ、また議論されてきました。長野県北佐久郡片倉村(現・佐久市)出身の書家である比田井天来(1872-1939)、その息子で書家の比田井南谷(1912-1999)もそれぞれの掲げる理念をもとに多くの作品を世に生み出し、書道界に大きな影響を与えました。
本展覧会では、天来や南谷の作品、そして南谷と同時代に活躍した前衛美術家たちの作品を通して、「書」の本質について再考します。
【開館時間】 午前9時30分~午後5時00分
*9/12(月)は午前10時15分開館
【観覧料】
・一般個人600円(一般団体500円)
・学生個人410円(学生団体310円)
●18歳未満(高校生)観覧無料
【休館日】9/14(月)・24(木)・28(月)・10/5(月)・13(火)・19(月)・26(月)
主催:佐久市、佐久市教育委員会
特別協力:株式会社天来書院
後援:一般財団法人毎日書道会、エフエム佐久平、株式会社芸術新聞社、株式会社匠出版、株式会社二玄社、株式会社日貿出版社、株式会社日本習字普及協会、株式会社美術年鑑社、株式会社毎日新聞社、佐久ケーブルテレビ株式会社、佐久市民新聞、佐久市立近代美術館友の会、書藝文化新社、美術新聞社、游墨舎ちゃんねる
【会期中のイベント】
9/12(月)「開会記念 無料開放」
9/12(月)10:15~11:10 開会記念「スペシャルギャラリートーク」
講師:比田井和子(株式会社天来書院 取締役会長)
11/3(火)13:00~14:30 座談会「書とはいかなる芸術か」
登壇者:笠嶋忠幸(出光美術館学芸部長・上席学芸員)
比田井和子(株式会社天来書院 取締役会長)
定員:50名(事前申込制)
9/27(日)・10/17(土)14:00~(1時間程度) 美術館スタッフによる展覧会ガイド
掲載写真:比田井南谷《心線作品第一 電のヴァリエーション》1945年 千葉市美術館蔵

1902 年に刊行され、現在まで世界中で愛され続けているピーターラビット™絵本シリーズ。本展では、その第一作となる『ピーターラビットのおはなし』はもちろん、ピーターラビットシリーズ全 23 冊に登場する「なかまたち」に焦点を当てます。夏展はねことねずみ、カエルが登場する7話も紹介。
日本におけるビアトリクス・ポター研究の第一人者である故・吉田新一氏(当館名誉顧問)の研究や資料、コレクションをもとに、ピーターラビットのシリーズの物語を追いながら、新たな読み方や魅力をご紹介します。

木のおもちゃの名産地として知られるドイツ・エルツ地方。代表的なおもちゃである「くるみ割り人形」や「パイプ人形」は、見た目に加え、しかけや機能と合わせて楽しませてくれる。このほかにも、各工房の個性あふれる木彫りの人形を、製作風景を含めてご紹介。また、木工おもちゃだけでなく、ドイツ製のぬいぐるみやパペット、すずのミニチュアなども展示。本展では、エルツ地方をはじめとするさまざまなドイツの人形を展示し、人形の役割や魅力に焦点を当てる。※前期展と一部展示内容が変わります。

花や鳥を主題とした花鳥画は古くから絵画の題材として好まれていました。葛飾北斎(1760-1849)や歌川広重(1797-1858)が活躍した江戸時代には花鳥版画として浮世絵にも取り入れられ、数多く描かれました。1877年創立のアメリカの美術大学、ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン美術館(RISD美術館)には浮世絵を含む数多くの日本美術作品が収蔵されています。その中でも、実業家ジョン・ロックフェラーJr.の妻、アビー・オルドリッチ・ロックフェラーから寄贈された花鳥版画群は質量ともに優れた貴重なコレクションとして知られています。
ロックフェラー・コレクションは1990年に開催された「ロックフェラー浮世絵コレクション展 甦える美・花と鳥と」にて日本で公開されました。本展はそれから35年の時を経て新しく企画された展覧会です。本展では、北斎、広重をはじめとした浮世絵師による花鳥版画を、同コレクション約700点から163点を厳選して紹介します。アメリカのモダン・レディが恋した、可憐な浮世絵をどうぞお楽しみください。
【⼊館料】 ⼤⼈1800円/⾼校⽣・⼤学⽣800円/⼩中学⽣500円
【開館時間】 9時〜17時(最終⼊館16時半)
【休館⽇】 会期中無休

■展覧会内容
諏訪湖のほとりにたたずむ北澤美術館は、19世紀末アール・ヌーヴォーのガラス工芸家エミール・ガレとドーム兄弟の名作を収蔵する施設として国内外に知られています。
このたび当館では、水にちなむテーマの特別展を開催いたします。
ガラスはしばしば清らかな水にもたとえられます。ガレとドームの作品は美しい花の意匠に目を奪われますが、水にまつわる魅力的な作品が数多くあります。本展ではそうした魅力に注目してみました。
ガレの故郷フランス北東部のロレーヌ地方は森と湖にめぐまれ、人々は狩猟や釣りに親しみ、工芸の題材にもなりました。一方、東洋との貿易で栄えたオランダの海浜風景は、異国情緒を誘うテーマとして古くから陶磁器の絵付けに好まれました。ガレとドームはそうした伝統を背景に、当時ヨーロッパを席捲したジャポニスムの影響を受けながら、新しい芸術「アール・ヌーヴォー」を生み出していったのです。
また、深淵な芸術表現を追求したガレは、当時最先端の学問であった海洋学に興味を抱き、タツノオトシゴやクラゲなどそれまで知られていなかった海の生き物をテーマに、幻想的な世界を表現しています。
色とりどりに輝くガラスの魅力をひと味違った視点で探る展覧会です。
■開催情報
会期:2026年3月14日(土)~2027年3月16日(火)
開館時間:9時~17時 ※最終入館は16:30
会期中の休館日:5/19、9/1、9/30、11/24、12/31、1/1、2/16~25
入館料:大人(高校生以上)1200円/中学生700円/小学生以下無料
団体(15名以上)各入館料より100円引
■会場
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
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【関連イベント】
■記念講演会『ガレとドーム、水と風景、自然の美』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2026年5月9日(土) 14時~15時
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
■学芸員によるギャラリートーク
日時:毎月1回(約40分)
※開催日時は北澤美術館ホームページ、SNSに掲載します
参加費:無料(要入館券)、申込み不要

サンリツ服部美術館の服部一郎記念室では、1995 年の開館以来、服部一郎(1932 ~ 1987) が収集した
近現代絵画の西洋絵画をご紹介してきました。このたびはそのなかから「私室」をキーワードに作品をご紹介
いたします。
今日、私たちの生活において絵画は私室を彩る身近な存在となっています。しかし、ヨーロッパでは長い間
絵画は誰かに何かを伝えるものという機能が強かったことから、広い空間で大勢が観ることのできる大型の作
品が注文される傾向がありました。その後市民社会の発展とともに、個人宅にも飾りやすい比較的小さな作品
の需要が高まります。近代以降は画家が自らの探究心に従って制作することも増え、題材の準備が容易でじっ
くり取り組むことのできる静物画や、親しい人物をモデルにした作品が以前にも増して制作されました。
本展ではコレクションの作品を、個人宅での鑑賞を念頭に置いた「小型の作品」と、仕事場や私室などの「親
密な空間」を描いた作品の2つの視点でご紹介いたします。これらの作品を通して、皆様の絵画作品との親
密な時間に想いを馳せていただければ幸いです。

伊那谷フィルムコミッション(伊那谷FC)は、映画・ドラマ・CM・MVなどの映像作品のロケを支援し、地域の魅力を全国に発信してきました。
本展では、過去に伊那周辺で撮影された数々の作品を紹介します。映画『ステキな金縛り』『ロストケア』、WOWOWドラマ『鵜頭川村事件』『地の塩』、テレビドラマ『ゴーイング マイ ホーム』など、数多くの映像がこの地を舞台に生まれました。
会場では、撮影時の貴重なスチール写真や動画、実際に使用された小道具・衣装などを多数展示。
会 期 令和8年4月11日(土曜)
時 間 午前10時~午後5時(最終入館時間午後4時45分)
会 場 伊那市創造館 2階 企画展示室
休館日 毎週火曜日・9月24日(木曜)
観覧料 無料
美しい伊那谷の風景や人々がどのように作品に映し出されたかを体感できます。
八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)は、2026年6月、DOCOMOMO Japan(文化遺産としてのモダニズム建築を遺す国際組織の日本支部)が選定する「日本におけるモダン・ムーブメントの建築312選」に新たに選定されました。当館は1980年の開館から45年以上が経過した今もなお、八ヶ岳の豊かなカラマツ林と調和し、地域内外の人々に愛され続けています。今回の選定は、その建築的・歴史的価値が改めて世界的な視点から公に認められたものです。
選定を受けて、八ヶ岳美術館では「選定記念特別展」を開催いたします。建設当時の写真や建築図面などの資料を展示し、改めて当館の建築の魅力について、ご紹介します。
関連イベントとして、選定プレート贈呈式、選定記念講演会、館内見学ツアー、職員によるワークショップ、建築巡りウォーキングツアーなどを開催のほか、選定時から開催のハッシュタグキャンペーン『「森とドームと光の記憶」みんなのフォトギャラリー』に寄せられた写真をご紹介いたします。
◆会期
10月1日(木)~2月21日(日)
※12月7日(月)~11日(金)、12月29日(火)~1月3日(日)は休館
◆関連イベント
・選定プレート贈呈式、見学ツアー、建築講演会
日時:10月24日(土)
11:00〜 選定プレート贈呈式
挨拶・贈呈 鯵坂徹(DOCOMOMO Japan代表理事/鯵坂建築研究所主宰)から牛山貴広原村長へ
11:30~ 建築ガイドツアー
講師 國分元太(東京理科大学 創域理工学部 建築学科 特別講師)
+ Cross Talk 森清敏(建築家/MDS一級建築事務所代表)
13:30~ 選定記念講演会『村野藤吾最晩年の傑作 八ヶ岳美術館の魅力』
講師 松隈洋(近代建築史・村野藤吾研究/神奈川大学建築学科教授)
15:15~ 建築ガイドツアー 國分元太 + Cross Talk 塚崎美歩(当館学芸員)
・ワークショップ
1. 白いミニブロックで作ろう ちいさな名建築・八ヶ岳美術館
日時:1月16日(土)13:30~15:00(定員4名・要予約) 参加費:500円
2. 八ヶ岳美術館ステンドしおりづくり
日時:2月7日(日)10:30~11:30(定員8名・要予約) 参加費:100円
・原村には魅力的な建築がほかにも!村内建築ウォーキングツアー
日時:10月11日(日)10:00~12:00 (定員15名・要予約)
集合場所:原村郷土館・まてのくら 駐車場

当館が高遠町立歴史博物館として開館してから30年が経ちました。今年は伊那市が高遠町・長谷村と合併してから20年の年でもあります。そのような節目の年を迎えている伊那市は、現在古文書保存活用推進事業を実施しており、高遠城下町の歴史を知る上で重要な池上家資料のデジタル化と翻刻を進めています。
当館では、西高遠本町の酒井家で保管していた資料を預かる機会に恵まれました。酒井家は町名主や問屋(後に町年寄という役に統一)、町仕送役等を務めた家柄であったため、町の自治や町人の職に関する古文書・古記録、町人が用いた服飾、書画、古いひな人形等実に多彩な資料が遺されていることが分かりました。町の歴史を知るための史料が徐々に明らかになってきたため、このタイミングで近世の高遠城下町に関する企画展を開催することといたしました。
今回の企画展では江戸時代の高遠町の歴史を今に伝える資料の中から貴重なものを選りすぐって公開し、近世の高遠町(町人地)における自治の仕組み、出来事、生業、文化活動を振り返ります。
会期:令和8年(2026)10月3日(土)~令和9年(2027)2月21日(日)
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
会場:高遠町歴史博物館 2階 第3展示室

【展示内容】
1902 年に刊行され、現在まで世界中で愛され続けているピーターラビット™絵本シリーズ。本展では、その第一作となる『ピーターラビットのおはなし』はもちろん、ピーターラビットシリーズ全 23 冊に登場する「なかまたち」に焦点を当てます。秋冬展は冬のお話や、マザーグースなどのわらべうたを楽しめる全9話をご紹介。
日本におけるビアトリクス・ポター研究の第一人者である故・吉田新一氏(当館名誉顧問)の研究や資料、コレクションをもとに、ピーターラビットのシリーズの物語を追いながら、新たな読み方や魅力をご紹介します。
【画像キャプション】
BEATRIX POTTER™︎© Frederick Warne & Co., 2026
【開館情報】
●開館時間:【10月】9時30分~17時、【11月~1月】10時~16時※それぞれの最終入館は閉館の30分前です。
●休館日:【10月・11月】火、【12月・1月】火~金※11/3は開館、11/4は閉館、12/24~12/31は開館です。
【URL】
https://museen.org/news/3846/

この度の企画展は、当館がその精神世界を指針としている宮沢賢治童話の中から、「猫」の出てくるお話の中から、3人の画家が絵本として表現した4作品の原画を展示いたします。
宮沢賢治は、「猫」という短文の作品の中で「私は猫は大嫌ひです。」と言いながら、たびたび猫を登場させた童話を書いています。さらに、猫の存在が童話の中で重要な役を担っています。
画家・小林敏也は、宮沢賢治作品の絵本シリーズをライフワークとして描き続け、2003年には花巻市などが出す宮沢賢治賞を当時、絵本作家として唯一受賞しています。
『どんぐりと山猫』は、その小林が1979 年に「画本宮澤賢治シリーズ」の1作目として出した作品です。絵はもちろんのこと、文字の書体や大きさ、絵とのレイアウトもデザインのひとつとして物語の世界感を構成していることが分かりやすい1作品です。
また、『セロ弾きのゴーシュ』は6作目、大胆な構図が目を引きます。
植垣歩子が絵を手がけた『猫の事務所』は、現在39冊となっている「ミキハウスの宮沢賢治絵本シリーズ」の中の1冊。植垣は、『猫の事務所』の世界を日本画の画材を使って表現しました。
また、植垣が実際に布から作った猫たちが着ている服や、登場する猫ごとの特徴を分析したラフなどの資料も合わせて展示します。
高野玲子の『注文の多い料理店』は、残念ながら絵本は絶版ですが、シュールさとユーモラスさを兼ね備えた銅版画の表現は、未だ多くの人を引きつけています。
会期中は、絵本作家・画家のサイン会、お話し会も予定しています。
◆宮沢賢治の「猫」絵本原画展◆
2026年10月2日(金)~2027年1月25日(月)
【原画展示作品】
小林 敏也/画 『どんぐりと山猫』、『セロ弾きのゴーシュ』(好学社)
植垣 歩子/絵 『猫の事務所』(ミキハウス)
以上、各原画全点
高野 玲子/絵 『注文の多い料理店』(TBSブリタニカ)抜粋
他
絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30~17:00*12~2月は16:30まで(最終入館は閉館30分前まで)
休館日●木曜、1/5~1/14冬休み、祝日振替あり(変更日は公式サイトカレンダー参照)
入館料●大人900円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9 TEL0263-83-5670 FAX0263-83-5885
http://morinoouchi.com/

フランス・ナントで開催された2025年の「EXPOSITION HOKUSAI 」が、この秋小布施に凱旋!歴史のあるブルターニュ公爵城に展示された、小布施が誇る約160点の北斎の傑作を一堂に展示します。代表作「冨嶽三十六景」シリーズや、北斎が若い頃に描いた貴重な役者絵や摺物、最晩年の傑作「富士越龍」まで、北斎館のコレクションの数々をぜひご覧ください。
前期:10月24日(土)〜12月6日(日)/後期:12月9日(水)〜1月17日(日)
※前後期で一部作品展示替えします。
【⼊館料】 ⼤⼈1200円/⾼校⽣・⼤学⽣500円/⼩中学⽣300円
【開館時間】 9時〜17時(最終⼊館16時半)
※1月1日(金)は15時まで(最終⼊館14時半)
【休館⽇】 12月31日(木)
※12月7日(月)〜12月8日(火)は展示替えのため祭屋台展示室のみでの開館となります。

【展示内容】
クリスマスの季節、ドイツ各地では華やかなクリスマスマーケットが開かれ、街は美しい飾りで彩られます。本展では、木のおもちゃの名産地ドイツ・エルツ地方の工芸品を中心に、木製オーナメントや愛らしいミニチュアなど多彩なクリスマスの飾りをご紹介。グラウプナーの色鮮やかな作品や、クーネルトの白木調のオーナメントなど、木のぬくもりあふれる飾りが並びます。クリスマスを彩る風習や文化とともに、それぞれの飾りに込められた魅力にご注目ください。
【画像キャプション】
サンタ・雪だるまのオーナメント/Graupner Holzminiaturen
白木調のオーナメント/Kuhnert GmbH
窓型オーナメント/Christian Ulbricht
【開館情報】
●開館時間:【10月】9時30分~17時、【11月~1月】10時~16時※それぞれの最終入館は閉館の30分前です。
●休館日:【10月・11月】火、【12月・1月】火~金※11/3は開館、11/4は閉館、12/24~12/31は開館です。
【URL】
https://museen.org/news/3971/
2026 年 、 近 代 の 日 本 建 築 に 多 大 な 影 響 を 与 え た 建 集 家 ・ ア ン ト ニ ン ・ レ - モ ン ド が 亡 く な り 50 年 を 迎 え ま す 。
本 展 で は 、 レ - モ ン ド の 軽 井 沢 で の 仕 事 を 中 心 に 、 美 し き 遺 産 と な る 代 表 作 を 、 写 真 を 通 し て 紹 介 す る と 共 に ア ン ト ニ ン ・ レ - モ ン ド と 彼 の 妻 、 ノ エ ミ ・ レ - モ ン ド が 制 作 し た 絵 画 や ド ロ - イ ン グ 、 彫 刻 等 も 展 示 し 、 芸 術 を 愛 し た 夫 妻 の 精 神 に 触 れ つ つ 、 戦 後 の 日 米 芸 術 交 流 の 執 跡 を 振 り 返 り な が ら 、 ニ ュ - ホ - プ と 軽 井 沢 を 結 ふ 交 流 の 記 憧 を 、 今 に 受 け 継 が れ る 創 造 の 真 価 を 多 角 的 に 紹 介 し て い き ま す 。

長い歴史のなかで生み出された建物・絵画・書跡・工芸品。これらは各地域の風土や時代を映し出す、文化的・歴史的財産です。しかし、これまでに、経年劣化や災害、戦災によって失われた作品も少なくありません。今、私たちが貴重な文化財を鑑賞できるのは、先人たちの「大切に守りたい」という強い意志があったからでしょう。
サンリツ服部美術館は1995 年の開館以来、貴重な文化財を永く後世へ伝えるため、作品の公開と保存に努めてまいりました。
本展では、2021 年以降に修理を終えた絵画と書跡を中心に展示し、あわせて、修理の工程や技法、保存環境についてもご紹介します。先人たちによって大切に紡がれてきた作品をさらに次の世代へ受け継いでいくための一歩として、文化財の保存・修理への関心を高める機会となりましたら幸いです。

脇田和の絵 — 目に映るものたちや、触れるもの、耳に響く小さきものの声も、時に嬉々として躍動し、整然と調和した美しき音色をキャンバスの上で奏でます。
絵を学ぶために15歳でベルリンに渡った時から筆をおくその日まで、脇田は、毎日のデッサンを止めることはありませんでした。
そして、ある日の“鳥との出会い”が、画家を自身と対峙させその先へと導いていきます。
晩年に描いた大作「鳥の来る道」(150号/1986年)は、約80年に及ぶ画業の中で、代表作の一つとなりました。
脇田は、東京にあった最初のアトリエを戦争で焼失しますが、1949年に新たにアトリエを設け創作に打ち込みました。
本展では、戦前や戦後1940年代後半以降に描かれた稀少作品等を新装にて紹介する他、軽井沢にアトリエを構えた1970年以降に描かれた油彩代表作を中心に、素描、コラージュ作品等の習作他、脇田が初期から熱心に取り組んでいた版画作品も多数展示し、画家の創作の原点に触れながら、真摯にみつめてきた芸術の軌跡を多角的に紹介いたします。
画像は「鳥の来る道」1986 油彩
開館時間:午前9時00分から17時00分
場 所:信濃町 一茶記念館
一茶記念館を運営する長野県信濃町は、昨年、一茶の最重要資料である「七番日記」を入手しました。
今年は俳人小林一茶の二百回忌にあたり、代表作「痩蛙」の句も収められている「七番日記」を中心とした特別展を開催します。
一茶が「七番日記」を書いたのは、「一茶風」と呼ばれた個性的な作風が開花した円熟期です。
江戸からふるさと信濃町柏原への帰郷、結婚と実子の誕生・死去という人生の大きな転換点を克明に記しています。
この特別展では、普段目にすることのできない貴重な資料を多数集め「七番日記」の出来事を多面的に補いながら詳しく紹介していますので、皆様是非この機会にお越しください。

2011年よりドイツ・ベルリンを拠点に活動する長野県飯山市出身の現代アーティスト、佐々木晴香。自然界のあらゆるものに魂が宿るという感覚と、仏教哲学・神道精神を基盤に、四季のうつろいの中で育まれた、和のたおやかさと感性をもってその宇宙観を顕す。直感的な筆致と日本的な色彩・バランス感覚で生命の純粋なエネルギーや原始的な感覚を表現。
2017年以降は、即興音楽家とのコラボレーションによる墨絵パフォーマンスをヨーロッパ各地で展開。静かな儀式性を伴う即興的実践でその場に生まれる共鳴エネルギーがそのまま作品へと転化される。
ベルリンでの個展をはじめ、ヨーロッパ各国・USでのグループ展やアートフェア、国際色豊かなアートプロジェクトへの参加を通じて日本人としてのアイデンティティを深め、地球と祖先への敬意を作品に還元している。
ベルリンでの15年の実践のアーカイブを故郷飯山で開示する本展は、色彩と墨、静と動、感性と生成といった異なる次元が調和的に響き合う場を創出する。見えないものに形を与えてきた佐々木の芸術の歩みが、個人的なルーツと国際的な実践の交差点において多層的な全体像を現し、飯山の地で初めてその重ねてきた歩みがひらかれる。
八ヶ岳美術館では、令和8(2026)年9月19日(土)~12月6日(日)まで、企画展「松本春崇 縄文ポトラッチーつないで結ぶ八ヶ岳美術館」を開催いたします。
松本春崇(まつもとはるたか)は、「四つ」をテーマに、縄で描く縄文絵画をはじめ多様な表現を展開しています。また、家などの建築物をその場所に関わる人々と共に縄で十字に縛る「家縛りプロジェクト」を実施し、縄で縛ることで記録や記憶を痕跡として残す、新しい縄文芸術としています。
八ヶ岳美術館が位置する八ヶ岳の西南麓では、縄文時代の文化が発展し、多くの集落跡や土器などの考古資料が出土しています。本展では、土器や土偶をモチーフとした絵画を中心に、原村の子どもたちと共に八ヶ岳美術館を縄で縛った作品「つないで結ぶ八ヶ岳美術館」のほか、彫刻や映像作品を展示します。縄文文化の豊かさと贈与をめぐる思想を手掛かりに、縄文を従来の時代区分から解き放ち、現代から未来へと続く「超縄文時代」として捉え直すことを試みます。
展覧会名称:「松本春崇 縄文ポトラッチーつないで結ぶ八ヶ岳美術館」
会 期:令和8(2026)年9月19日(土)~12月6日(日)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協 賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円)
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
図書カードなどの提示により無料で入館できます。
【関連イベント】
■家縛りプロジェクト
八ヶ岳美術館結び:つないで結ぶ八ヶ岳美術館
2026年9月18日(金)
9:00~12:00頃(予定)
参加費不要(入館料のみ)
制作協力 原小学校6学年の児童の皆さん
※雨天の場合は9月19日(土)に延期。詳しくはお問合せください。
原小学校6年生の皆さんと一緒に制作した「四線譜縄」で、建物全体をプレゼントのように十字につないで結ぶアートイベント「家縛りプロジェクト」をおこないます。
八ヶ岳美術館をイメージして選んだ色(コードカラー)で染めた四本の縄を楽譜に見立て、その楽譜に児童一人一人の思い出がつまった古着で音符を作り、思い出のメロディを自由楽譜として創作しました。
みんなの思い出が表現されたこの縄で、児童の皆さんと共に八ヶ岳美術館をつないで結び、コラボレーション作品として展覧会期間中、展示します。
■シンポジウム
縄文開放:縄文の聖地より
2026年10月31日(土)
13:30~16:00
参加費不要(入館料のみ)
要予約
なぜ諏訪・八ヶ岳地域では、これほど豊かな縄文文化が花開いたのか。考古学・哲学・文学・芸術の視点から、この土地に受け継がれる文化の力を探り、縄文を過去の遺産ではなく、現代へと開かれた創造の源泉として捉え直します。
司 会
湯沢 英彦(明治学院大学文学部名誉教授)
登壇者
酒井 健(法政大学文学部名誉教授)
澤田 直(立教大学文学部名誉教授)
守矢 昌文(茅野市尖石縄文考古館特別館長・日本考古学協会員)
松本 春崇(アーティスト)
八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
〒391-0115 長野県諏訪郡原7217-1611
TEL&FAX:0266-74-2701
URL: https://yatsubi.com

岡谷市出身の洋画家 宮原麗子(1930-2021)は、スペインやギリシアの風景を明るく柔らかい色彩で描いたことで知られています。
宮原の絵画には、光の移ろいを感じさせるような優しい色が溢れています。その魅力は、赤など強い色を用いた場合でも変わることはありません。その理由は、印象主義絵画のようにさまざまな色が混在しているためと考えられます。
本展では、宮原がよく用いる色や、作品の中での色使いがもたらす効果に着目します。

縄文時代中期の中部高地では、蛇を思わせる独特なうねる文様や把手をもつ土器がつくられました。これらは現在「蛇体文」「蛇体把手」などと呼ばれていますが、本当に蛇を表しているのか、その意味や役割は今も謎に包まれています。本展では岡谷市内出土資料を中心に、こうした土器がどのように研究され、「蛇」と考えられてきたのかを紹介し、縄文人の信仰や精神文化に迫ります。

北澤美術館で開催される展覧会
「ミクロモザイク~緻密なガラスの世界~」に関連したワークショップを開催します。
●ワークショップ「ミクロモザイクのアクセサリー作り」
ミクロモザイクは、1~2ミリの小さなガラス片を並べて模様や絵を描く、イタリア発祥の伝統工芸をルーツにもつガラス工芸。
展覧会の出品作家が講師となり、ペンダントトップやストラップなどを制作します。
1.作家講師:海津屋(なかの雅章・中野とっと)
日時:9月12日(土) 13:30~15:30
受付人数:4名 ※予約優先、空席があれば当日受付可
参加費:真鍮枠ピンブローチ または ペンダントトップ 各5500円(税込/材料費・講師料含む)
2.作家講師:高野江利子
日時:9月13日(日)・20日(日)・22日(火・休)
10月11日(日)・24日(土)
11月7日(土)・8日(日)
各日 ①10:00~、②13:30~(所要60~90分)
受付人数:各回4名 ※予約優先、空席があれば当日受付可
参加費:真鍮枠ピンブローチ または ペンダントトップ 各5500円
木枠(大)ピンブローチ 4400円/木枠(小)ストラップ 3850円
(すべて税込/材料費・講師料含む)
※1.2とも、入館料は別途必要です。
(大人1,200円、中学生700円、小学生以下無料)
※細かい作業ですので、ルーペやメガネが必要な方はお持ちください。
●予約先:北澤美術館(電話0266-58-6000)
ご希望の 1.日時、2.内容、3.人数、4.お名前、5.携帯電話番号 をお知らせください。
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■会場・お問合せ先
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
●美術館公式サイト https://kitazawa-museum.or.jp
●イベント詳細 https://kitazawa-museum.or.jp/exhibition/article-next.php?post_id=5315

ミクロモザイクは、1~2ミリの小さなガラス片を並べて緻密な模様や絵画を描く、イタリア発祥の伝統工芸をルーツにもつガラス工芸です。
この技法ならではの繊細な表現で制作されたアクセサリーや額絵など、作家の個性が光る作品の数々をご覧ください。
会期中、ミクロモザイクを紹介する講演会や、作家によるワークショップも開催いたします。
■出品作家
海津屋(なかの雅章・中野とっと)・川中薫・あこ・高野江利子
■作家在廊日:9月12日(土)・11月8日(日)
■関連イベント
1.講演会「ミクロモザイクの歴史」
9月12日(土)11:00~(約60分/参加無料・要入館券)
2.ワークショップ「ミクロモザイクのアクセサリー作り」
9月12・13・20・22日/10月11・24日/11月7・8日
※予約優先/詳細は当館HPでご確認ください。
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■開催情報
会期:2026年9月12日(土)~11月8日(日)
開館時間:9:00~17:00 ※最終入館は16:30まで
入館料:大人1200円/中学生700円/小学生以下無料
団体(15名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。
■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

「書」と聞いたとき、いったいどのようなイメージを持たれるでしょうか。多くの人は、小学校や中学校の国語科書写の授業において筆で文字を書いたその瞬間を思い浮かべるかもしれません。しかし、それはあくまでも書の一側面に過ぎず、実は書の表現はもっとバラエティに富んでいます。
一般に書は文字を素材とした(造形)芸術であると定義されますが、「文字を素材とした」という点で、いささか議論の余地があります。その代表的なジャンルのひとつに、前衛書が挙げられます。前衛書は、文字から派生して発展させたものがある一方で、文字を起点としていないものもあります。前者のみが書であり後者は書としないのかというとそうではないでしょう。どちらも書の範疇に入るべきものといえます。では、書とはどういう芸術なのでしょうか。
この命題については、今日に至るまで多くの人々によって様々な意見が述べられ、また議論されてきました。長野県北佐久郡片倉村(現・佐久市)出身の書家である比田井天来(1872-1939)、その息子で書家の比田井南谷(1912-1999)もそれぞれの掲げる理念をもとに多くの作品を世に生み出し、書道界に大きな影響を与えました。
本展覧会では、天来や南谷の作品、そして南谷と同時代に活躍した前衛美術家たちの作品を通して、「書」の本質について再考します。
【開館時間】 午前9時30分~午後5時00分
*9/12(月)は午前10時15分開館
【観覧料】
・一般個人600円(一般団体500円)
・学生個人410円(学生団体310円)
●18歳未満(高校生)観覧無料
【休館日】9/14(月)・24(木)・28(月)・10/5(月)・13(火)・19(月)・26(月)
主催:佐久市、佐久市教育委員会
特別協力:株式会社天来書院
後援:一般財団法人毎日書道会、エフエム佐久平、株式会社芸術新聞社、株式会社匠出版、株式会社二玄社、株式会社日貿出版社、株式会社日本習字普及協会、株式会社美術年鑑社、株式会社毎日新聞社、佐久ケーブルテレビ株式会社、佐久市民新聞、佐久市立近代美術館友の会、書藝文化新社、美術新聞社、游墨舎ちゃんねる
【会期中のイベント】
9/12(月)「開会記念 無料開放」
9/12(月)10:15~11:10 開会記念「スペシャルギャラリートーク」
講師:比田井和子(株式会社天来書院 取締役会長)
11/3(火)13:00~14:30 座談会「書とはいかなる芸術か」
登壇者:笠嶋忠幸(出光美術館学芸部長・上席学芸員)
比田井和子(株式会社天来書院 取締役会長)
定員:50名(事前申込制)
9/27(日)・10/17(土)14:00~(1時間程度) 美術館スタッフによる展覧会ガイド
掲載写真:比田井南谷《心線作品第一 電のヴァリエーション》1945年 千葉市美術館蔵

■展覧会内容
諏訪湖のほとりにたたずむ北澤美術館は、19世紀末アール・ヌーヴォーのガラス工芸家エミール・ガレとドーム兄弟の名作を収蔵する施設として国内外に知られています。
このたび当館では、水にちなむテーマの特別展を開催いたします。
ガラスはしばしば清らかな水にもたとえられます。ガレとドームの作品は美しい花の意匠に目を奪われますが、水にまつわる魅力的な作品が数多くあります。本展ではそうした魅力に注目してみました。
ガレの故郷フランス北東部のロレーヌ地方は森と湖にめぐまれ、人々は狩猟や釣りに親しみ、工芸の題材にもなりました。一方、東洋との貿易で栄えたオランダの海浜風景は、異国情緒を誘うテーマとして古くから陶磁器の絵付けに好まれました。ガレとドームはそうした伝統を背景に、当時ヨーロッパを席捲したジャポニスムの影響を受けながら、新しい芸術「アール・ヌーヴォー」を生み出していったのです。
また、深淵な芸術表現を追求したガレは、当時最先端の学問であった海洋学に興味を抱き、タツノオトシゴやクラゲなどそれまで知られていなかった海の生き物をテーマに、幻想的な世界を表現しています。
色とりどりに輝くガラスの魅力をひと味違った視点で探る展覧会です。
■開催情報
会期:2026年3月14日(土)~2027年3月16日(火)
開館時間:9時~17時 ※最終入館は16:30
会期中の休館日:5/19、9/1、9/30、11/24、12/31、1/1、2/16~25
入館料:大人(高校生以上)1200円/中学生700円/小学生以下無料
団体(15名以上)各入館料より100円引
■会場
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
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【関連イベント】
■記念講演会『ガレとドーム、水と風景、自然の美』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2026年5月9日(土) 14時~15時
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
■学芸員によるギャラリートーク
日時:毎月1回(約40分)
※開催日時は北澤美術館ホームページ、SNSに掲載します
参加費:無料(要入館券)、申込み不要

サンリツ服部美術館の服部一郎記念室では、1995 年の開館以来、服部一郎(1932 ~ 1987) が収集した
近現代絵画の西洋絵画をご紹介してきました。このたびはそのなかから「私室」をキーワードに作品をご紹介
いたします。
今日、私たちの生活において絵画は私室を彩る身近な存在となっています。しかし、ヨーロッパでは長い間
絵画は誰かに何かを伝えるものという機能が強かったことから、広い空間で大勢が観ることのできる大型の作
品が注文される傾向がありました。その後市民社会の発展とともに、個人宅にも飾りやすい比較的小さな作品
の需要が高まります。近代以降は画家が自らの探究心に従って制作することも増え、題材の準備が容易でじっ
くり取り組むことのできる静物画や、親しい人物をモデルにした作品が以前にも増して制作されました。
本展ではコレクションの作品を、個人宅での鑑賞を念頭に置いた「小型の作品」と、仕事場や私室などの「親
密な空間」を描いた作品の2つの視点でご紹介いたします。これらの作品を通して、皆様の絵画作品との親
密な時間に想いを馳せていただければ幸いです。
八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)は、2026年6月、DOCOMOMO Japan(文化遺産としてのモダニズム建築を遺す国際組織の日本支部)が選定する「日本におけるモダン・ムーブメントの建築312選」に新たに選定されました。当館は1980年の開館から45年以上が経過した今もなお、八ヶ岳の豊かなカラマツ林と調和し、地域内外の人々に愛され続けています。今回の選定は、その建築的・歴史的価値が改めて世界的な視点から公に認められたものです。
選定を受けて、八ヶ岳美術館では「選定記念特別展」を開催いたします。建設当時の写真や建築図面などの資料を展示し、改めて当館の建築の魅力について、ご紹介します。
関連イベントとして、選定プレート贈呈式、選定記念講演会、館内見学ツアー、職員によるワークショップ、建築巡りウォーキングツアーなどを開催のほか、選定時から開催のハッシュタグキャンペーン『「森とドームと光の記憶」みんなのフォトギャラリー』に寄せられた写真をご紹介いたします。
◆会期
10月1日(木)~2月21日(日)
※12月7日(月)~11日(金)、12月29日(火)~1月3日(日)は休館
◆関連イベント
・選定プレート贈呈式、見学ツアー、建築講演会
日時:10月24日(土)
11:00〜 選定プレート贈呈式
挨拶・贈呈 鯵坂徹(DOCOMOMO Japan代表理事/鯵坂建築研究所主宰)から牛山貴広原村長へ
11:30~ 建築ガイドツアー
講師 國分元太(東京理科大学 創域理工学部 建築学科 特別講師)
+ Cross Talk 森清敏(建築家/MDS一級建築事務所代表)
13:30~ 選定記念講演会『村野藤吾最晩年の傑作 八ヶ岳美術館の魅力』
講師 松隈洋(近代建築史・村野藤吾研究/神奈川大学建築学科教授)
15:15~ 建築ガイドツアー 國分元太 + Cross Talk 塚崎美歩(当館学芸員)
・ワークショップ
1. 白いミニブロックで作ろう ちいさな名建築・八ヶ岳美術館
日時:1月16日(土)13:30~15:00(定員4名・要予約) 参加費:500円
2. 八ヶ岳美術館ステンドしおりづくり
日時:2月7日(日)10:30~11:30(定員8名・要予約) 参加費:100円
・原村には魅力的な建築がほかにも!村内建築ウォーキングツアー
日時:10月11日(日)10:00~12:00 (定員15名・要予約)
集合場所:原村郷土館・まてのくら 駐車場

当館が高遠町立歴史博物館として開館してから30年が経ちました。今年は伊那市が高遠町・長谷村と合併してから20年の年でもあります。そのような節目の年を迎えている伊那市は、現在古文書保存活用推進事業を実施しており、高遠城下町の歴史を知る上で重要な池上家資料のデジタル化と翻刻を進めています。
当館では、西高遠本町の酒井家で保管していた資料を預かる機会に恵まれました。酒井家は町名主や問屋(後に町年寄という役に統一)、町仕送役等を務めた家柄であったため、町の自治や町人の職に関する古文書・古記録、町人が用いた服飾、書画、古いひな人形等実に多彩な資料が遺されていることが分かりました。町の歴史を知るための史料が徐々に明らかになってきたため、このタイミングで近世の高遠城下町に関する企画展を開催することといたしました。
今回の企画展では江戸時代の高遠町の歴史を今に伝える資料の中から貴重なものを選りすぐって公開し、近世の高遠町(町人地)における自治の仕組み、出来事、生業、文化活動を振り返ります。
会期:令和8年(2026)10月3日(土)~令和9年(2027)2月21日(日)
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
会場:高遠町歴史博物館 2階 第3展示室

【展示内容】
1902 年に刊行され、現在まで世界中で愛され続けているピーターラビット™絵本シリーズ。本展では、その第一作となる『ピーターラビットのおはなし』はもちろん、ピーターラビットシリーズ全 23 冊に登場する「なかまたち」に焦点を当てます。秋冬展は冬のお話や、マザーグースなどのわらべうたを楽しめる全9話をご紹介。
日本におけるビアトリクス・ポター研究の第一人者である故・吉田新一氏(当館名誉顧問)の研究や資料、コレクションをもとに、ピーターラビットのシリーズの物語を追いながら、新たな読み方や魅力をご紹介します。
【画像キャプション】
BEATRIX POTTER™︎© Frederick Warne & Co., 2026
【開館情報】
●開館時間:【10月】9時30分~17時、【11月~1月】10時~16時※それぞれの最終入館は閉館の30分前です。
●休館日:【10月・11月】火、【12月・1月】火~金※11/3は開館、11/4は閉館、12/24~12/31は開館です。
【URL】
https://museen.org/news/3846/

『宮沢賢治「猫」の絵本原画展』の関連イベント。
お話し会とサイン会の2部構成で開催。画家・小林敏也が展示作品や「猫」にまつわるお話をする。
イベントは要予約。お申込はお電話にて。
第1部●お話し会
どんぐりと山猫』ほか、「猫」にまつわるお話
13:00~開場受付開始
13:30~開演(終了14:40)
第2部●サイン会 15:00~
参加費●大人2000円(中学生から)
小人1000円 ※美術館入館料込
申込み●事前予約
電話(0263-83-5670/森のおうち代表)
受付時間10:00~16:00

この度の企画展は、当館がその精神世界を指針としている宮沢賢治童話の中から、「猫」の出てくるお話の中から、3人の画家が絵本として表現した4作品の原画を展示いたします。
宮沢賢治は、「猫」という短文の作品の中で「私は猫は大嫌ひです。」と言いながら、たびたび猫を登場させた童話を書いています。さらに、猫の存在が童話の中で重要な役を担っています。
画家・小林敏也は、宮沢賢治作品の絵本シリーズをライフワークとして描き続け、2003年には花巻市などが出す宮沢賢治賞を当時、絵本作家として唯一受賞しています。
『どんぐりと山猫』は、その小林が1979 年に「画本宮澤賢治シリーズ」の1作目として出した作品です。絵はもちろんのこと、文字の書体や大きさ、絵とのレイアウトもデザインのひとつとして物語の世界感を構成していることが分かりやすい1作品です。
また、『セロ弾きのゴーシュ』は6作目、大胆な構図が目を引きます。
植垣歩子が絵を手がけた『猫の事務所』は、現在39冊となっている「ミキハウスの宮沢賢治絵本シリーズ」の中の1冊。植垣は、『猫の事務所』の世界を日本画の画材を使って表現しました。
また、植垣が実際に布から作った猫たちが着ている服や、登場する猫ごとの特徴を分析したラフなどの資料も合わせて展示します。
高野玲子の『注文の多い料理店』は、残念ながら絵本は絶版ですが、シュールさとユーモラスさを兼ね備えた銅版画の表現は、未だ多くの人を引きつけています。
会期中は、絵本作家・画家のサイン会、お話し会も予定しています。
◆宮沢賢治の「猫」絵本原画展◆
2026年10月2日(金)~2027年1月25日(月)
【原画展示作品】
小林 敏也/画 『どんぐりと山猫』、『セロ弾きのゴーシュ』(好学社)
植垣 歩子/絵 『猫の事務所』(ミキハウス)
以上、各原画全点
高野 玲子/絵 『注文の多い料理店』(TBSブリタニカ)抜粋
他
絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30~17:00*12~2月は16:30まで(最終入館は閉館30分前まで)
休館日●木曜、1/5~1/14冬休み、祝日振替あり(変更日は公式サイトカレンダー参照)
入館料●大人900円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9 TEL0263-83-5670 FAX0263-83-5885
http://morinoouchi.com/

フランス・ナントで開催された2025年の「EXPOSITION HOKUSAI 」が、この秋小布施に凱旋!歴史のあるブルターニュ公爵城に展示された、小布施が誇る約160点の北斎の傑作を一堂に展示します。代表作「冨嶽三十六景」シリーズや、北斎が若い頃に描いた貴重な役者絵や摺物、最晩年の傑作「富士越龍」まで、北斎館のコレクションの数々をぜひご覧ください。
前期:10月24日(土)〜12月6日(日)/後期:12月9日(水)〜1月17日(日)
※前後期で一部作品展示替えします。
【⼊館料】 ⼤⼈1200円/⾼校⽣・⼤学⽣500円/⼩中学⽣300円
【開館時間】 9時〜17時(最終⼊館16時半)
※1月1日(金)は15時まで(最終⼊館14時半)
【休館⽇】 12月31日(木)
※12月7日(月)〜12月8日(火)は展示替えのため祭屋台展示室のみでの開館となります。

【展示内容】
クリスマスの季節、ドイツ各地では華やかなクリスマスマーケットが開かれ、街は美しい飾りで彩られます。本展では、木のおもちゃの名産地ドイツ・エルツ地方の工芸品を中心に、木製オーナメントや愛らしいミニチュアなど多彩なクリスマスの飾りをご紹介。グラウプナーの色鮮やかな作品や、クーネルトの白木調のオーナメントなど、木のぬくもりあふれる飾りが並びます。クリスマスを彩る風習や文化とともに、それぞれの飾りに込められた魅力にご注目ください。
【画像キャプション】
サンタ・雪だるまのオーナメント/Graupner Holzminiaturen
白木調のオーナメント/Kuhnert GmbH
窓型オーナメント/Christian Ulbricht
【開館情報】
●開館時間:【10月】9時30分~17時、【11月~1月】10時~16時※それぞれの最終入館は閉館の30分前です。
●休館日:【10月・11月】火、【12月・1月】火~金※11/3は開館、11/4は閉館、12/24~12/31は開館です。
【URL】
https://museen.org/news/3971/
八ヶ岳美術館では、令和8(2026)年9月19日(土)~12月6日(日)まで、企画展「松本春崇 縄文ポトラッチーつないで結ぶ八ヶ岳美術館」を開催いたします。
松本春崇(まつもとはるたか)は、「四つ」をテーマに、縄で描く縄文絵画をはじめ多様な表現を展開しています。また、家などの建築物をその場所に関わる人々と共に縄で十字に縛る「家縛りプロジェクト」を実施し、縄で縛ることで記録や記憶を痕跡として残す、新しい縄文芸術としています。
八ヶ岳美術館が位置する八ヶ岳の西南麓では、縄文時代の文化が発展し、多くの集落跡や土器などの考古資料が出土しています。本展では、土器や土偶をモチーフとした絵画を中心に、原村の子どもたちと共に八ヶ岳美術館を縄で縛った作品「つないで結ぶ八ヶ岳美術館」のほか、彫刻や映像作品を展示します。縄文文化の豊かさと贈与をめぐる思想を手掛かりに、縄文を従来の時代区分から解き放ち、現代から未来へと続く「超縄文時代」として捉え直すことを試みます。
展覧会名称:「松本春崇 縄文ポトラッチーつないで結ぶ八ヶ岳美術館」
会 期:令和8(2026)年9月19日(土)~12月6日(日)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協 賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円)
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
図書カードなどの提示により無料で入館できます。
【関連イベント】
■家縛りプロジェクト
八ヶ岳美術館結び:つないで結ぶ八ヶ岳美術館
2026年9月18日(金)
9:00~12:00頃(予定)
参加費不要(入館料のみ)
制作協力 原小学校6学年の児童の皆さん
※雨天の場合は9月19日(土)に延期。詳しくはお問合せください。
原小学校6年生の皆さんと一緒に制作した「四線譜縄」で、建物全体をプレゼントのように十字につないで結ぶアートイベント「家縛りプロジェクト」をおこないます。
八ヶ岳美術館をイメージして選んだ色(コードカラー)で染めた四本の縄を楽譜に見立て、その楽譜に児童一人一人の思い出がつまった古着で音符を作り、思い出のメロディを自由楽譜として創作しました。
みんなの思い出が表現されたこの縄で、児童の皆さんと共に八ヶ岳美術館をつないで結び、コラボレーション作品として展覧会期間中、展示します。
■シンポジウム
縄文開放:縄文の聖地より
2026年10月31日(土)
13:30~16:00
参加費不要(入館料のみ)
要予約
なぜ諏訪・八ヶ岳地域では、これほど豊かな縄文文化が花開いたのか。考古学・哲学・文学・芸術の視点から、この土地に受け継がれる文化の力を探り、縄文を過去の遺産ではなく、現代へと開かれた創造の源泉として捉え直します。
司 会
湯沢 英彦(明治学院大学文学部名誉教授)
登壇者
酒井 健(法政大学文学部名誉教授)
澤田 直(立教大学文学部名誉教授)
守矢 昌文(茅野市尖石縄文考古館特別館長・日本考古学協会員)
松本 春崇(アーティスト)
八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
〒391-0115 長野県諏訪郡原7217-1611
TEL&FAX:0266-74-2701
URL: https://yatsubi.com

■展覧会内容
諏訪湖のほとりにたたずむ北澤美術館は、19世紀末アール・ヌーヴォーのガラス工芸家エミール・ガレとドーム兄弟の名作を収蔵する施設として国内外に知られています。
このたび当館では、水にちなむテーマの特別展を開催いたします。
ガラスはしばしば清らかな水にもたとえられます。ガレとドームの作品は美しい花の意匠に目を奪われますが、水にまつわる魅力的な作品が数多くあります。本展ではそうした魅力に注目してみました。
ガレの故郷フランス北東部のロレーヌ地方は森と湖にめぐまれ、人々は狩猟や釣りに親しみ、工芸の題材にもなりました。一方、東洋との貿易で栄えたオランダの海浜風景は、異国情緒を誘うテーマとして古くから陶磁器の絵付けに好まれました。ガレとドームはそうした伝統を背景に、当時ヨーロッパを席捲したジャポニスムの影響を受けながら、新しい芸術「アール・ヌーヴォー」を生み出していったのです。
また、深淵な芸術表現を追求したガレは、当時最先端の学問であった海洋学に興味を抱き、タツノオトシゴやクラゲなどそれまで知られていなかった海の生き物をテーマに、幻想的な世界を表現しています。
色とりどりに輝くガラスの魅力をひと味違った視点で探る展覧会です。
■開催情報
会期:2026年3月14日(土)~2027年3月16日(火)
開館時間:9時~17時 ※最終入館は16:30
会期中の休館日:5/19、9/1、9/30、11/24、12/31、1/1、2/16~25
入館料:大人(高校生以上)1200円/中学生700円/小学生以下無料
団体(15名以上)各入館料より100円引
■会場
北澤美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp
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【関連イベント】
■記念講演会『ガレとドーム、水と風景、自然の美』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2026年5月9日(土) 14時~15時
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
■学芸員によるギャラリートーク
日時:毎月1回(約40分)
※開催日時は北澤美術館ホームページ、SNSに掲載します
参加費:無料(要入館券)、申込み不要

サンリツ服部美術館の服部一郎記念室では、1995 年の開館以来、服部一郎(1932 ~ 1987) が収集した
近現代絵画の西洋絵画をご紹介してきました。このたびはそのなかから「私室」をキーワードに作品をご紹介
いたします。
今日、私たちの生活において絵画は私室を彩る身近な存在となっています。しかし、ヨーロッパでは長い間
絵画は誰かに何かを伝えるものという機能が強かったことから、広い空間で大勢が観ることのできる大型の作
品が注文される傾向がありました。その後市民社会の発展とともに、個人宅にも飾りやすい比較的小さな作品
の需要が高まります。近代以降は画家が自らの探究心に従って制作することも増え、題材の準備が容易でじっ
くり取り組むことのできる静物画や、親しい人物をモデルにした作品が以前にも増して制作されました。
本展ではコレクションの作品を、個人宅での鑑賞を念頭に置いた「小型の作品」と、仕事場や私室などの「親
密な空間」を描いた作品の2つの視点でご紹介いたします。これらの作品を通して、皆様の絵画作品との親
密な時間に想いを馳せていただければ幸いです。