イベント情報を印刷

ミニギャラリー展「中央道発掘から半世紀」

  • 場所:諏訪市博物館
  • 開催期間:2024-06-01〜2024-07-15
  • お問い合わせ:電話:0266-52-7080 メール:suwamu@city.suwa.lg.jp

中央自動車道西宮線建設に先立つ遺跡の発掘調査は、 諏訪市内では昭和48年から50年(1973-1975)まで行われ、
15遺跡で3冊合計1500ページを超える調査報告書が刊行されています。
出土遺物は800箱ほどあり、一部は長野県宝や市有形文化財に指定されるなど、さまざまな成果がありました。
今回のミニギャラリー展示では、発掘調査から半世紀を経過した中央道発掘を、出土遺物や写真などを展示して
振り返ります。 

 ▽開催期間 令和年6月1日(土)~7月15日(月・祝日)
 ▽会場   2階 常設展示室2内 すわ大昔ミニギャラリー
 ▽入館料  一般310円 小中学生150円

諏訪市博物館ホームページ内展示紹介記事 → https://suwacitymuseum.jp/event/event/422.html


第32回科野のムラ お田植えまつり

  • 場所:千曲市森将軍塚古墳館
  • 開催期間:2024-06-09
  • お問い合わせ:森将軍塚まつり実行委員会 (千曲市森将軍塚古墳館内)☎026-274-3400

第32回科野のムラ
  お 田 植 え ま つ り

6/9(日)13:30~

矢代一重山太鼓の音頭で屋代南高校の早乙女さんによる古代米の田植え
この古代米は 「森将軍塚まつり」で奉納されるお米となります

※一般の飛び入り参加も歓迎します

♦森将軍塚古墳館・長野県立歴史館 観覧料無料
♦古墳見学バス 乗車料無料(9:05~16:00)

主 催  森将軍塚まつり実行委員会
 後 援  千曲市・千曲市教育委員会・長野県立歴史館
 協 力  長野県屋代南高等学校
 協 賛  日本デルモンテ(株)
 問合せ 森将軍塚まつり実行委員会
       (千曲市森将軍塚古墳館内) ☎026-274-3400


将 音 祭 (森将軍塚音楽祭)

将 音 祭 (森将軍塚音楽祭)
  6/9(日)10:00~
  会場 科野の里歴史公園 芝生(森将軍塚古墳館まえ)

第1部 10:00:~12:30
 10:00〜 更埴こども劇場コカリナ
 10:15〜 井出 超
 10:30〜 歌羽
 11:10〜 小嶋シュン
 11:50〜 GUMP BAND

お田植えまつりオープニング12:40~13:20
 12:40〜 MOMED NAGANO
 12:55〜 コリカンチャ工房

第2部 14:30~17:00
 14:30〜 ヤシロオールスターズ
 15:00〜 RISA× KOKO
 15:40〜 羽田 光
 16:20〜 M.O.F
 17:00  終了


古墳クラフト展2024

古墳クラフト展2024 https://sites.google.com/view/kofunmorimori/

6月9日(日) 9:00~16:00 古墳クラフト展
〘 販 売 〙
+いろつち
M ai
コリカンチャ工房
夢真芽
くらふとkei
手作り屋C-M-Y
miim craft works
u-k-a

〘 販売、ワークショップ 〙
Salon patora
Mon chouchou
リュフトランカ
zi:ba Sakurairo

〘 販売,フード,ワークショップ 〙
kesa・・pasa & nyaminyami
コノハナサクヤ

〘 フード 〙
シフォンケーキ工房ふわり
つながるカフェ和かふぇよろづや
自然酵母石窯ガーデンcoco
スリランカ紅茶 megu.tea

〘 骨盤調整、AI姿勢診断 〙
姿勢矯正院


新紙幣発行記念 北斎進化論

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2024-06-15〜2024-08-18
  • お問い合わせ:026-247-5206

 2024年7月、新たに発行される千円札に「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のデザインが採用されます。本作は、葛飾北斎の代表作として知られていますが、その背景には北斎のさまざまな画法を学ぼうとする探究心、己の絵を発展させようとする向上心がありました。
 北斎の壮年期にあたる春朗期・宗理期(44歳まで)は、生涯において最も多くの画法を吸収した時代といえるでしょう。狩野派や土佐派、唐絵などを学び、二代目俵屋宗理として琳派を継承するなど、当時の北斎はさまざまな画法を習得し、自らの絵を進化させていきます。中でも⻄洋絵画に対する関心は高かったようで、「浮絵一ノ谷合戦坂落之図」のような透視図法(遠近法)を用いた作品が春朗の時代に発表されています。北斎は、それ以降も積極的に⻄洋絵画の画風を取り入れた作品を発表し、その作画経験が天保年間初頭の「冨嶽三十六景」をはじめとする「風景版画」の揃物を生み出す土台となっています。

 「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に見られる特徴的な波の表現も、北斎の進化において欠かすことができないポイントです。波は、北斎が何十年という歳月を費やしながら、その様相を変化させてきました。『鎮⻄八郎為朝外伝 椿説弓張月』では船や兵を飲み込むほどの連続的な波を描き、『北斎漫画』では「寄浪」「引浪」2種類の波の様相を紹介しています。「神奈川沖浪裏」に至って、波の表現はひとつの頂点を極めますが、北斎はさらに進化を求め、続く『富嶽百景』の「海上の不二」では大波のスケールを拡大した大胆な作品を発表します。その約10年後、信州小布施を訪れた北斎は、当地に上町祭屋台天井絵「男浪」「女浪」を遺しました。「怒濤図」とも称される本作は、それまでの風景画とは異なり波そのものが印象的に描かれています。北斎の波は進化して、本作でついにその極地へ至ったとも考えられる逸品です。
 本展では、北斎70年の画業を回顧しつつ、進化を目指す絵師北斎の姿に迫ります。今回の新紙幣発行によって、より身近になった北斎作品の数々をお楽しみください。


令和6年度飯山市美術館企画展「猪瀬清四朗彫刻展〜人体彫刻を追究した60年〜」

  • 場所:飯山市美術館
  • 開催期間:2024-06-15〜2024-09-23
  • お問い合わせ:飯山市立美術館 0269-62-1501

 昨年1月に逝去した飯山市出身の彫刻家、猪瀬清四朗(1937-2023、飯山北高卒、武蔵野美術大学卒)の回顧展を開催します。

 猪瀬は国展彫刻部への作品出品を創作活動の軸とし、そこで人体彫刻を 発表し続けました。それらのほとんどは一見愚直なまでに写実性の高い女性像ですが、ともすれば目新しさを追いがちな現代において、反って新鮮さを感じさせるだけでなく、時代に左右されない造形としての完成度の高さを持つに至っています。

 1986年以来となる郷里における本回顧展では、国展出品作品の初期から晩年までを網羅展示することで猪瀬が生涯に亘って追究した人体彫刻の変遷を辿ります。


山崎 葉 ガラス作品展

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2024-06-01〜2024-07-21
  • お問い合わせ:0266586000

山梨県で創作活動を行うガラス作家・山崎葉氏の個展です。

山崎氏は、自身で吹いたガラス器の透明性や厚みを活かしながら、
エナメル顔料で絵付けを施し、絵画のような作品を生み出しています。

みずみずしい色彩と正確な描写で表現された身近な植物たちのしなやかな息吹、
凛とした美しさをご覧ください。


■作家在廊日
6月1日(土)


===============================================
■開催情報
会期:2024年6月1日(土)~7月21日(日)
開館時間:9:00~18:00 ※最終入館は17:30まで

入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
    団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。

■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp


松蔭寺と細川家の秘宝 ブッダと白隠禅師展

  • 場所:飯山市美術館
  • 開催期間:2024-04-20〜2024-06-09
  • お問い合わせ:飯山市美術館 0269-62-1501

 臨済宗中興の祖と称される白隠禅師(1686-1769)は、正受老人(道鏡慧端、1642-1721)の厳しい指導により正受庵で大悟しました。
 今回、日印文化交流ネットワークの協力を得て白隠禅師の複製書画46点とブッダの生涯にまつわる仏跡地や仏像の写真約12点を紹介しています。
 複製書画は白隠宗大本山松蔭寺と細川家が所蔵する世界随一のコレクションから厳選し、高精細スキャニング技術を用いて精密に複製されたものです。
 複製書画とともに書画の説明を展示していますので、この機会に是非ご覧ください。



開館時間: 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休 館 日: 毎週月曜日(ただし、4/29・5/6は開館し、4/30・5/7は休館)
入 場 料: 一般300円(200円)、小中学生200円(100円)
     ( )内は、20名以上の団体料金
     ※障がい者手帳を提示された方とその介添えの方1名まで無料


開館30周年記念「たかおゆうこ 絵本原画展」

【展示作品】
『あなふさぎのジグモンタ』(とみなが まい/作、ひさかたチャイルド)
『うみのたからもの』(講談社)
『こいのぼりくんのさんぽ』(すとうあさえ/作、ほるぷ出版)
『ちいさなふたりの いえさがし』(福音館書店)
以上、各全点
『くるみのなかには』(講談社)1点
他、資料

たかおゆうこさんは、玩具メーカーの企画デザイン室を経て、渡米。カリグラフィー、銅版画を学び、挿絵や絵本を手がけてきました。水彩や色鉛筆、コラージュなどの技法を使って「色の美しさ」「自然の豊かさと不思議」などを描き続けています。
 2019年に当館では、「ひとつぶの魔法 絵本原画展」にて『くるみのなかには』(講談社)を全点展示し、その読む人の想像力をかきたてる絵本づくりの見事さに心を奪われました。
 その後、2023年に『くるみのなかには』の姉妹作『うみのたからもの』を発刊。作品を創るごとに、美しい色の表現が複雑により深く、豊かになって進化を遂げています。
 今回展示の『くるみのなかには』、『ちいさなふたりの いえさがし』、『こいのぼりくんのさんぽ』は、長野県内を取材してできた作品たち。そして、『うみのたからもの』は『くるみのなかには』の姉妹本として、第5回親子で読んでほしい絵本大賞(JPIC読書アドバイザークラブ)「この本読んで! 読者賞」の3位に輝くなど、注目を集めている絵本です。
 期間中には、より展示絵本を深く理解してもらえる機会にしたいと、5月25日(土)に講演会を、26日(日)には、親子で参加できるワークショップも予定しています。


絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30~17:00(最終入館は閉館30分前まで、変更日は当館HP参照)
休館日●木曜※ゴールデンウィーク期間中無休、5/8(水)振替休館
入館料●大人900円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9 TEL0263-83-5670 FAX0263-83-5885
http://morinoouchi.com/


貌&象 SILVA MATER ―森は母― 木下五郎彫鍛金展

安曇野市豊科近代美術館では「貌&象 SILVA MATER ―森は母― 木下五郎彫鍛金展」を開催します。信州の山々に魅せられた工芸作家・木下五郎(1945-)は、1968年に駒ヶ根市に工房を構えて以来、目の前の大自然と向き合いながら作品を制作してきました。銅やアルミ、金箔などを用いて、伝統的な彫鍛金技法でレリーフを形成、金属特有の錆を施し、森羅万象の世界を表現しています。テーマは常に、大地に強く根を張り、逞(たくま)しく命を生み出す母なる森です。大胆な構図の中に、繊細な描写で深い森や樹々の根、風や光などが「かたち」として出現し、美しく、時に厳しい自然界の刻々と移ろう情景を画面に投影します。
本展では日展初入選作の他、日展と日本現代工芸美術展の出品作品をつなげた全長約10メートルのパノラマ型の大作など約60点を展示します。生命のエネルギー溢れる金属芸術の世界をご堪能下さい。


安曇野市豊科近代美術館 春の特別展
『貌&象 SILVA MATER ―森は母― 木下五郎彫鍛金展』
会 期:2024年5月1日(水)~6月2日(日)
休館日:2024年5月7日(火)、13日(月)、20日(月)、27日(月)
時 間:午前9時~午後5時(入館受付は午後4時半まで)
会 場:安曇野市豊科近代美術館 2階展示室全室
主 催:安曇野市豊科近代美術館 公益財団法人 安曇野文化財団
料 金:一般700(600)円、大学生 500(400)円 ※( )は20名以上の団体
高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名無料

画像:木下五郎《霄壌之器―貌―》2023年


北斎と感情

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2024-04-06〜2024-06-09
  • お問い合わせ:026-247-5206

それが悲劇であれ喜劇であれ、登場人物の感情の起伏は物語の大切な魅力の一つでしょう。江戸の人々が楽しんだ物語も例外ではなく、北斎が手掛けた版本の挿絵には、様々な感情を見つけることができます。

北斎は、40代半ば頃から読本挿絵の分野で活躍します。曲亭馬琴や柳亭種彦といった戯作者とタッグを組んで世に送り出した読本作品は、江戸の人々の心をつかみ人気を得ました。

北斎の挿絵が人々を引きつけたわけは、緻密な描写や、大胆な構図などいくつかの理由が考えられますが、そのうちのひとつに感情表現の面白さがあるのではないでしょうか。ある物語の登場人物は悲しみに暮れて涙を流し、また別の物語では、大金を前に大喜びする人物も。こうした豊かな感情表現は、読者を物語の世界へ引き込み大いに魅了したことでしょう。

本展覧会では、北斎の版本挿絵を中心に登場人物の感情表現に焦点を当てます。泣いたり驚いたり喜んだり、登場人物の様々な感情の表現をお楽しみください。


レイモンペイネ 風邪のひき方 展

  • 場所:ペイネ美術館
  • 開催期間:2024-03-16〜2024-07-02
  • お問い合わせ:0267-46-6161

かつてフランスで「風邪のひき方」という変わった名前のカレンダーが配布されていました。こんな行いをしていると風邪を引くよ!というメッセージが描かれていて、ペイネが担当した3つのカレンダーはユーモア溢れる作品集のように作られています。今回の展覧会では1953年と1967年に制作された2つの作品を中心にご覧いただきます。

日 時:2024年3月16日(土) ~ 7月2日(火) 9:00 - 17:00 ※7/3休館
会 場:重要文化財 アントニン・レーモンド夏の家
料 金:大人1100円 小中学生500円(軽井沢タリアセン入園料含む)

ペイネ美術館
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217軽井沢タリアセン内 電話0267-46-6161
http://http://www.karuizawataliesin.com/


「山笑う~春から初夏にかけての花たち~」

深沢紅子野の花美術館では、3月16日から6月17日まで、春季展「山笑う〜春から初夏にかけての花たち〜」を開催いたします。深沢紅子が早春から初夏にかけての野の花を描いた水彩画作品を中心に、油彩も含めて約40点を紹介します。夫・深沢省三の浅間山などを描いた作品も展示します。
深沢紅子は、長い画業人生を通じて、「華やかなものより落ちついたもの」を愛し、軽井沢や山中湖、岩手の土地にひっそりと咲く様々な野の花を描き続けました。軽井沢においては、軽井沢高原に咲くマツムシソウやフシグロセンノウなど多くの野の花を愛し、描きました。
深沢紅子は、1903(明治36)年、岩手県盛岡市に生まれました。16歳の時に上京し、女子美術学校(現・女子美術大学)日本画科に入学、のちに洋画科に転科し、岡田三郎助から西洋画を学びました。1923(大正12)年に同郷の画家・深沢省三と結婚。紅子は一水会、女流画家協会などで活躍し、5人の子どもを育てながら、90歳で亡くなるまで創作活動を続けました。
なお、深沢紅子野の花美術館の建物は、1911(明治44)年に旧軽井沢・本通りに軽井沢郵便局として建てられた建物です。深沢紅子は軽井沢で夏を過ごしている間、郵便物を出しにこの建物を度々訪れました。1996(平成8)年に現在地に移築され、2008(平成20)年に国登録有形文化財に登録されています。
深沢紅子とも縁の深い歴史的建造物において、深沢紅子の抒情性あふれる作品世界にふれて、春の訪れをどうぞ感じて下さい。


<美術館の建物>
1911年(明治44)に軽井沢郵便局として旧軽井沢に建てられ、長年、使用されてきた歴史的建造物を移築復元しました。国登録有形文化財に登録。1996(平成8)年、現在地に移築された際、外壁の色は新築当時のミントグリーンに復元されました。


画像:深沢紅子「ワスレナグサ」 水彩 1991年 (軽井沢・深沢紅子野の花美術館蔵)


【休館日・入館料】
会期中無休
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人600円 小中学生300円 


【アクセス】
JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」下車、タクシー約10分、または、しなの鉄道「中軽井沢駅」下車、タクシー約7分
上信越自動車道・碓氷軽井沢ICより車で約15分
<急行塩沢湖線>「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料420円)、徒歩5分
<町内循環バス東・南廻り線>通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「塩沢湖」下車(有料100円)、徒歩5分


深沢紅子野の花美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉217 軽井沢タリアセン内(※軽井沢タリアセンに入園しなくても直接入館できます。)
電話0267―45―3662
FAX0267―45―6466
http://taliesin@karuizawataliesin.com


服部一郎コレクション近現代絵画展 画材を観る

服部一郎コレクションの作品を「画材」に注目して紹介する。制作に使われた紙やカンヴァスなどの支持体や、水彩・油彩などの描画材の違いによる表現の違いが味わえる。


道具と飾りにみる煎茶のたのしみ

コレクションより、煎茶が流行した幕末から明治中期の煎茶会に注目した展覧会。風雅な魅力あふれる煎茶の世界が楽しめる。初公開作品多数。


没後40年建築展「建築家 村野藤吾と八ヶ岳美術館」

 八ヶ岳美術館では、施設建築を設計した建築家 村野藤吾(1891-1984)の没後40年を迎えることから、特別企画展を開催いたします。
 村野藤吾は佐賀県東松浦郡満島村(現・唐津市)に生まれ、早稲田大学を卒業後、渡辺節建築事務所をへて1929 年に村野建築事務所を開設し、数々の名建築を手がけた日本を代表する建築家です。生涯でおもに5つの博物館・美術館・展示施設に携わり、村野建築の代表作となっています。戦後の1953 年にフジカワ画廊を手掛け、1970 年には最初の美術館である兵庫県立近代美術館(現・兵庫県立美術館 原田の森ギャラリー)を設計しました。1975 年の小諸市立小山敬三美術館に続き、1979年に八ヶ岳美術館が竣工されました。のちの1983 年には谷村美術館が竣工されています。
 このたびは八ヶ岳美術館の模型や設計図、写真などの建築資料を中心に、村野の手掛けた美術館や展示施設について、図面や模型などの資料から紹介します。新たに石田雄琉氏による八ヶ岳美術館の模型を制作展示、松川元希氏が建築を3Dデジタルデータ化して会場に3D映像を投影します。これまでに訪れた来館者や施工担当者の撮影した写真も展示し、八ヶ岳美術館の建設当初の姿をあらゆる角度からご覧いただけます。
 会期中には、第一線で活躍する建築家や研究者による連続建築講演会を開催し、没後40
年をへた村野藤吾建築について理解を深めてゆきます。

  展覧会名称:没後40年建築展「建築家 村野藤吾と八ヶ岳美術館」
  会 期:2024年4月1日(月)~6月2日(日)
  主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会

関連イベント
■連続建築講演会
1. 講演会「村野藤吾と八ヶ岳美術館」
 村野藤吾が設計した展示空間と八ヶ岳美術館の特質、そのルーツについて幅広い建
築史の視点から位置づけ、没後50年の未来へ向けて、その意義について語ります。
     講 師:藤森照信(建築史家/江戸東京博物館館長)
     日 時:4月29日(月・祝)13:30~15:00
2. 講演会「村野藤吾 建築と思想」
 村野藤吾の建築空間や八ヶ岳美術館に影響を与えた作品や設計を支えた思想につい
て村野ののこした言葉や描いたスケッチなどを織り交ぜ具体的に紹介しながら村野の
建築思考の歩みを概観し、八ヶ岳美術館の歴史的な位置について語ります。
     講 師:松隈洋(近代建築史・村野藤吾研究/神奈川大学建築学科教授)
     日 時:5月11日(土) 13:30~15:00
3. 村野藤吾を語る「家族からみた村野藤吾」
 村野藤吾のご遺族が村野先生の思い出を語ります。
     日 時:6月2日(日)10:30~11:30(10:30~1時間程度)
     語り人:村野藤吾の孫 藤田 早穂子氏
                竹中 聡子氏
  ※各回とも要予約(定員60人程度)
   入館料のみでご参加いただける講座です。

■八ヶ岳美術館建築ツアー 
  4月28日(日)13:30~15:00
  5月26日(日)10:00~11:30
     講 師:小泉悦夫(当館館長)
  ※各回とも要予約(定員40名程度)
   入館料のみでご参加いただける講座です。
  

【お問い合わせ・お申込み】
 お電話またはメールにてお申込みください。
 八ヶ岳美術館 原村歴史民俗資料館
 TEL/FAX 0266-74-2701 
 E-mail:info@yatsubi.com
 〒391-0115 長野県諏訪郡原村17217-1611


春季企画展「―池上秀畝生誕150年記念展― 秀畝の画業」

日本画家池上秀畝が誕生して今年で150年を迎えます。近代日本画壇の重鎮として活躍した池上秀畝の作品を多くの方にご覧いただき、秀畝の魅力を改めて感じていただけるよう、長野県立美術館、長野県伊那文化会館、練馬区立美術館、信州高遠美術館、伊那市立高遠町歴史博物館の5館共同開催という形で池上秀畝生誕150年記念の展覧会を開催します。
伊那市立高遠町歴史博物館では、秀畝の祖父休柳、父秀花の作品も紹介し、秀畝の画家としての素地にふれながら、ふるさと高遠をはじめとする全国各地の知人との交流や日常の訓練として行った写生・臨写、古典の研究、作品制作のアイデアを集めるために各地を旅行して取材しながら描いたスケッチについても紹介します。とにかく絵を描くことが好きで、若いころは基礎を疎かにせず、アイデアを集めるために徐々に遠方へも旅行しながら新しい日本画を追究した姿を感じていただけたら幸いです。その上で共同開催している各館へおでかけいただけたらなお幸いです。

会 期:2024年2月23日(金・祝)~6月16日(日)
 ※会期中展示替えあり
休館日:2/26、3/4・11・18・21、4/22・30、
    5/7・8・13・20・27、6/3・10
主 催:伊那市教育委員会、伊那市立高遠町歴史博物館
協 力:信州高遠美術館、伊那市立高遠町図書館、伊那市創造館、
    伊那市立伊那小学校ほか
入館料:一般 400円(20名以上の団体は1名あたり300円)
 ※小中学生、高校生、養護学校生徒及び18歳未満の方は無料
 ※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳
  をお持ちの方とその付き添いの方1名は入館料免除
 ※共同開催している館の池上秀畝生誕150年記念展入場券(半券)
  の提示により入館料が100円引きとなります。
記念事業:伊那市内にある4館(長野県伊那文化会館、信州高遠美術館、
     伊那市創造館、伊那市立高遠町歴史博物館)では、
     企画展に合わせて秀畝カードを配布します。
     すべて集めた方には長野県立美術館の入館券の引換券を贈呈します。


2024年春夏展「ヨーロッパのおもちゃ工房」(前期)

当館は、主にヨーロッパで作られたおもちゃを幅広く展示する博物館です。収蔵品の中心となるのが、ドイツ・エルツ地方のおもちゃの町、ザイフェンで作られたものです。例えばパイプ人形の制作で知られるKWOやメルテンなど、エルツ地方には多くのおもちゃの工房があります。ドイツ以外にも、スイスのおもちゃメーカー・ネフ社の知育玩具やデンマークのガラス工房・ホルムガードのガラス製品のおもちゃがあります。
 本展では、ヨーロッパで作られているおもちゃを工房・メーカーごとに展示します。それぞれのおもちゃの特徴やこだわりなども合わせて紹介します。おもちゃとともに、その裏にある制作者の技術や想いを楽しんでいただけたら幸いです。

ネフ社の積み木・メルテンのパイプ人形・KWOのパイプ人形 他/Naef、Merten、KWO 他


2024年春展「マザーグースを楽しむ」

「ロンドン橋落ちた」などで知られる「マザーグース」は、イギリスで古くから親しまれる伝承童謡です。イギリスの人々は、マザーグースを聞いて育ち、英語の発音やリズム、ユーモアなどを学びます。
さらにマザーグースは、新聞のような身近なメディアや、小説作品にも見られます。代表的なものがルイス・キャロル作『不思議の国のアリス』や『鏡の国のアリス』です。本作には、マザーグースをモチーフとした登場人物や場面が登場します。
多様な解釈ができるマザーグースの不可思議な内容は、多くの芸術家の想像力を促してきました。本展では、近現代のイギリスの絵本作品を中心に、マザーグースとそのイラストをご紹介します。絵本ごとの画家の個性を感じながら、マザーグースの面白さに浸っていただけたら幸いです。

ランドルフ・コールデコット画『ヘイ・ディドルディドルとねんねんころりよ Hey Diddle Diddle and Baby Bunting』(1882年頃)


2024年所蔵品展「至宝の名品-学芸員のイチオシ 長野県民がみた幕末から現代-」

  • 場所:長野県立歴史館
  • 開催期間:2024-03-23〜2024-06-16
  • お問い合わせ:総合情報課 026ー274ー3991

 所蔵品展として、主に幕末以降の近現代に関する史資料に焦点をあて、当館所蔵の逸品を一堂に紹介します。学芸員イチオシポイントに着目し、じっくりご覧ください。
 写真:岩波其残 農耕図(部分)(当館蔵)


ミニギャラリー展「中央道発掘から半世紀」

  • 場所:諏訪市博物館
  • 開催期間:2024-06-01〜2024-07-15
  • お問い合わせ:電話:0266-52-7080 メール:suwamu@city.suwa.lg.jp

中央自動車道西宮線建設に先立つ遺跡の発掘調査は、 諏訪市内では昭和48年から50年(1973-1975)まで行われ、
15遺跡で3冊合計1500ページを超える調査報告書が刊行されています。
出土遺物は800箱ほどあり、一部は長野県宝や市有形文化財に指定されるなど、さまざまな成果がありました。
今回のミニギャラリー展示では、発掘調査から半世紀を経過した中央道発掘を、出土遺物や写真などを展示して
振り返ります。 

 ▽開催期間 令和年6月1日(土)~7月15日(月・祝日)
 ▽会場   2階 常設展示室2内 すわ大昔ミニギャラリー
 ▽入館料  一般310円 小中学生150円

諏訪市博物館ホームページ内展示紹介記事 → https://suwacitymuseum.jp/event/event/422.html


新紙幣発行記念 北斎進化論

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2024-06-15〜2024-08-18
  • お問い合わせ:026-247-5206

 2024年7月、新たに発行される千円札に「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のデザインが採用されます。本作は、葛飾北斎の代表作として知られていますが、その背景には北斎のさまざまな画法を学ぼうとする探究心、己の絵を発展させようとする向上心がありました。
 北斎の壮年期にあたる春朗期・宗理期(44歳まで)は、生涯において最も多くの画法を吸収した時代といえるでしょう。狩野派や土佐派、唐絵などを学び、二代目俵屋宗理として琳派を継承するなど、当時の北斎はさまざまな画法を習得し、自らの絵を進化させていきます。中でも⻄洋絵画に対する関心は高かったようで、「浮絵一ノ谷合戦坂落之図」のような透視図法(遠近法)を用いた作品が春朗の時代に発表されています。北斎は、それ以降も積極的に⻄洋絵画の画風を取り入れた作品を発表し、その作画経験が天保年間初頭の「冨嶽三十六景」をはじめとする「風景版画」の揃物を生み出す土台となっています。

 「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に見られる特徴的な波の表現も、北斎の進化において欠かすことができないポイントです。波は、北斎が何十年という歳月を費やしながら、その様相を変化させてきました。『鎮⻄八郎為朝外伝 椿説弓張月』では船や兵を飲み込むほどの連続的な波を描き、『北斎漫画』では「寄浪」「引浪」2種類の波の様相を紹介しています。「神奈川沖浪裏」に至って、波の表現はひとつの頂点を極めますが、北斎はさらに進化を求め、続く『富嶽百景』の「海上の不二」では大波のスケールを拡大した大胆な作品を発表します。その約10年後、信州小布施を訪れた北斎は、当地に上町祭屋台天井絵「男浪」「女浪」を遺しました。「怒濤図」とも称される本作は、それまでの風景画とは異なり波そのものが印象的に描かれています。北斎の波は進化して、本作でついにその極地へ至ったとも考えられる逸品です。
 本展では、北斎70年の画業を回顧しつつ、進化を目指す絵師北斎の姿に迫ります。今回の新紙幣発行によって、より身近になった北斎作品の数々をお楽しみください。


令和6年度飯山市美術館企画展「猪瀬清四朗彫刻展〜人体彫刻を追究した60年〜」

  • 場所:飯山市美術館
  • 開催期間:2024-06-15〜2024-09-23
  • お問い合わせ:飯山市立美術館 0269-62-1501

 昨年1月に逝去した飯山市出身の彫刻家、猪瀬清四朗(1937-2023、飯山北高卒、武蔵野美術大学卒)の回顧展を開催します。

 猪瀬は国展彫刻部への作品出品を創作活動の軸とし、そこで人体彫刻を 発表し続けました。それらのほとんどは一見愚直なまでに写実性の高い女性像ですが、ともすれば目新しさを追いがちな現代において、反って新鮮さを感じさせるだけでなく、時代に左右されない造形としての完成度の高さを持つに至っています。

 1986年以来となる郷里における本回顧展では、国展出品作品の初期から晩年までを網羅展示することで猪瀬が生涯に亘って追究した人体彫刻の変遷を辿ります。


特別企画展 やきものの景色 窯のなかで生まれる色と模様

 やきものは、成形した素地を加熱する「焼成」という工程を経てつくられます。うつわを焼き締めることで強度や硬度を高めることができるため、焼成は世界各地で古くから行われていました。
焼成の際に欠かせない存在が窯です。窯のなかにうつわを並べてじっくりと時間を掛けて高温で焼いていきますが、炎の具合や土や釉薬に含まれている鉱物、燃料の性質によって、思いもよらない色や模様が生まれることがあります。日本ではそれらを「景色」と呼び、やきものの見どころとなっています。
 本展では、うつわの下半分が焼成中に黒く変化したことから雪を頂く富士山を連想して銘がつけられた国宝「白楽茶碗 銘 不二山」をはじめ、薪の灰が降りかかってガラス化し、胡麻のような模様ができた備前の徳利、白色の長石が浮き出た信楽の香合などを展示いたします。
サンリツ服部美術館の所蔵品を通じて、窯のなかで生まれた陶磁器の色や模様をお楽しみください。


山崎 葉 ガラス作品展

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2024-06-01〜2024-07-21
  • お問い合わせ:0266586000

山梨県で創作活動を行うガラス作家・山崎葉氏の個展です。

山崎氏は、自身で吹いたガラス器の透明性や厚みを活かしながら、
エナメル顔料で絵付けを施し、絵画のような作品を生み出しています。

みずみずしい色彩と正確な描写で表現された身近な植物たちのしなやかな息吹、
凛とした美しさをご覧ください。


■作家在廊日
6月1日(土)


===============================================
■開催情報
会期:2024年6月1日(土)~7月21日(日)
開館時間:9:00~18:00 ※最終入館は17:30まで

入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
    団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。

■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp


開館30周年記念「たかおゆうこ 絵本原画展」

【展示作品】
『あなふさぎのジグモンタ』(とみなが まい/作、ひさかたチャイルド)
『うみのたからもの』(講談社)
『こいのぼりくんのさんぽ』(すとうあさえ/作、ほるぷ出版)
『ちいさなふたりの いえさがし』(福音館書店)
以上、各全点
『くるみのなかには』(講談社)1点
他、資料

たかおゆうこさんは、玩具メーカーの企画デザイン室を経て、渡米。カリグラフィー、銅版画を学び、挿絵や絵本を手がけてきました。水彩や色鉛筆、コラージュなどの技法を使って「色の美しさ」「自然の豊かさと不思議」などを描き続けています。
 2019年に当館では、「ひとつぶの魔法 絵本原画展」にて『くるみのなかには』(講談社)を全点展示し、その読む人の想像力をかきたてる絵本づくりの見事さに心を奪われました。
 その後、2023年に『くるみのなかには』の姉妹作『うみのたからもの』を発刊。作品を創るごとに、美しい色の表現が複雑により深く、豊かになって進化を遂げています。
 今回展示の『くるみのなかには』、『ちいさなふたりの いえさがし』、『こいのぼりくんのさんぽ』は、長野県内を取材してできた作品たち。そして、『うみのたからもの』は『くるみのなかには』の姉妹本として、第5回親子で読んでほしい絵本大賞(JPIC読書アドバイザークラブ)「この本読んで! 読者賞」の3位に輝くなど、注目を集めている絵本です。
 期間中には、より展示絵本を深く理解してもらえる機会にしたいと、5月25日(土)に講演会を、26日(日)には、親子で参加できるワークショップも予定しています。


絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30~17:00(最終入館は閉館30分前まで、変更日は当館HP参照)
休館日●木曜※ゴールデンウィーク期間中無休、5/8(水)振替休館
入館料●大人900円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9 TEL0263-83-5670 FAX0263-83-5885
http://morinoouchi.com/


開館30周年記念 令和6年度夏季企画展「疾風怒涛 木曽義仲~文書と絵画でみる義仲の一生~」

  • 場所:長野県立歴史館
  • 開催期間:2024-07-13〜2024-08-25
  • お問い合わせ:文献史料課 026-274-3993

 長野県歌「信濃の国」で歌われた木曽義仲が近江国打出浜で没して840年、その節目に行う展示です・
 本展示では、木曽義仲の実情を京都とのつながりでとらえなおしました。横田河原の戦いや北陸への転戦を経た義仲の華々しい戦績は、華麗な屏風・絵巻等で紹介します。京都に入った義仲は平家を追い出しました。義仲が京都で出した書状も初公開します。
 義仲は後白河法皇と対立したため法皇を幽閉し政権維持をはかるクーデターをおこないますが、琵琶湖辺の打出浜で戦死しました。入京した際の義仲の兵力は5万騎、最後はわずか5騎となってしまいました。
 しかし、義仲は江戸時代歌舞伎や浄瑠璃などで数多く演じられています。その栄枯盛衰の生涯は俳人松尾芭蕉や、新井白石等から共感されています。
 敗者として描かれる義仲がかくも愛された理由は何か。企画展を通じて皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

「木曽義仲合戦図屏風(部分)」(当館蔵)


レイモンペイネ 風邪のひき方 展

  • 場所:ペイネ美術館
  • 開催期間:2024-03-16〜2024-07-02
  • お問い合わせ:0267-46-6161

かつてフランスで「風邪のひき方」という変わった名前のカレンダーが配布されていました。こんな行いをしていると風邪を引くよ!というメッセージが描かれていて、ペイネが担当した3つのカレンダーはユーモア溢れる作品集のように作られています。今回の展覧会では1953年と1967年に制作された2つの作品を中心にご覧いただきます。

日 時:2024年3月16日(土) ~ 7月2日(火) 9:00 - 17:00 ※7/3休館
会 場:重要文化財 アントニン・レーモンド夏の家
料 金:大人1100円 小中学生500円(軽井沢タリアセン入園料含む)

ペイネ美術館
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217軽井沢タリアセン内 電話0267-46-6161
http://http://www.karuizawataliesin.com/


服部一郎コレクション近現代絵画展 画材を観る

服部一郎コレクションの作品を「画材」に注目して紹介する。制作に使われた紙やカンヴァスなどの支持体や、水彩・油彩などの描画材の違いによる表現の違いが味わえる。


道具と飾りにみる煎茶のたのしみ

コレクションより、煎茶が流行した幕末から明治中期の煎茶会に注目した展覧会。風雅な魅力あふれる煎茶の世界が楽しめる。初公開作品多数。


新紙幣発行記念 北斎進化論

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2024-06-15〜2024-08-18
  • お問い合わせ:026-247-5206

 2024年7月、新たに発行される千円札に「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のデザインが採用されます。本作は、葛飾北斎の代表作として知られていますが、その背景には北斎のさまざまな画法を学ぼうとする探究心、己の絵を発展させようとする向上心がありました。
 北斎の壮年期にあたる春朗期・宗理期(44歳まで)は、生涯において最も多くの画法を吸収した時代といえるでしょう。狩野派や土佐派、唐絵などを学び、二代目俵屋宗理として琳派を継承するなど、当時の北斎はさまざまな画法を習得し、自らの絵を進化させていきます。中でも⻄洋絵画に対する関心は高かったようで、「浮絵一ノ谷合戦坂落之図」のような透視図法(遠近法)を用いた作品が春朗の時代に発表されています。北斎は、それ以降も積極的に⻄洋絵画の画風を取り入れた作品を発表し、その作画経験が天保年間初頭の「冨嶽三十六景」をはじめとする「風景版画」の揃物を生み出す土台となっています。

 「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に見られる特徴的な波の表現も、北斎の進化において欠かすことができないポイントです。波は、北斎が何十年という歳月を費やしながら、その様相を変化させてきました。『鎮⻄八郎為朝外伝 椿説弓張月』では船や兵を飲み込むほどの連続的な波を描き、『北斎漫画』では「寄浪」「引浪」2種類の波の様相を紹介しています。「神奈川沖浪裏」に至って、波の表現はひとつの頂点を極めますが、北斎はさらに進化を求め、続く『富嶽百景』の「海上の不二」では大波のスケールを拡大した大胆な作品を発表します。その約10年後、信州小布施を訪れた北斎は、当地に上町祭屋台天井絵「男浪」「女浪」を遺しました。「怒濤図」とも称される本作は、それまでの風景画とは異なり波そのものが印象的に描かれています。北斎の波は進化して、本作でついにその極地へ至ったとも考えられる逸品です。
 本展では、北斎70年の画業を回顧しつつ、進化を目指す絵師北斎の姿に迫ります。今回の新紙幣発行によって、より身近になった北斎作品の数々をお楽しみください。


令和6年度飯山市美術館企画展「猪瀬清四朗彫刻展〜人体彫刻を追究した60年〜」

  • 場所:飯山市美術館
  • 開催期間:2024-06-15〜2024-09-23
  • お問い合わせ:飯山市立美術館 0269-62-1501

 昨年1月に逝去した飯山市出身の彫刻家、猪瀬清四朗(1937-2023、飯山北高卒、武蔵野美術大学卒)の回顧展を開催します。

 猪瀬は国展彫刻部への作品出品を創作活動の軸とし、そこで人体彫刻を 発表し続けました。それらのほとんどは一見愚直なまでに写実性の高い女性像ですが、ともすれば目新しさを追いがちな現代において、反って新鮮さを感じさせるだけでなく、時代に左右されない造形としての完成度の高さを持つに至っています。

 1986年以来となる郷里における本回顧展では、国展出品作品の初期から晩年までを網羅展示することで猪瀬が生涯に亘って追究した人体彫刻の変遷を辿ります。


特別企画展 やきものの景色 窯のなかで生まれる色と模様

 やきものは、成形した素地を加熱する「焼成」という工程を経てつくられます。うつわを焼き締めることで強度や硬度を高めることができるため、焼成は世界各地で古くから行われていました。
焼成の際に欠かせない存在が窯です。窯のなかにうつわを並べてじっくりと時間を掛けて高温で焼いていきますが、炎の具合や土や釉薬に含まれている鉱物、燃料の性質によって、思いもよらない色や模様が生まれることがあります。日本ではそれらを「景色」と呼び、やきものの見どころとなっています。
 本展では、うつわの下半分が焼成中に黒く変化したことから雪を頂く富士山を連想して銘がつけられた国宝「白楽茶碗 銘 不二山」をはじめ、薪の灰が降りかかってガラス化し、胡麻のような模様ができた備前の徳利、白色の長石が浮き出た信楽の香合などを展示いたします。
サンリツ服部美術館の所蔵品を通じて、窯のなかで生まれた陶磁器の色や模様をお楽しみください。


開館30周年記念 令和6年度夏季企画展「疾風怒涛 木曽義仲~文書と絵画でみる義仲の一生~」

  • 場所:長野県立歴史館
  • 開催期間:2024-07-13〜2024-08-25
  • お問い合わせ:文献史料課 026-274-3993

 長野県歌「信濃の国」で歌われた木曽義仲が近江国打出浜で没して840年、その節目に行う展示です・
 本展示では、木曽義仲の実情を京都とのつながりでとらえなおしました。横田河原の戦いや北陸への転戦を経た義仲の華々しい戦績は、華麗な屏風・絵巻等で紹介します。京都に入った義仲は平家を追い出しました。義仲が京都で出した書状も初公開します。
 義仲は後白河法皇と対立したため法皇を幽閉し政権維持をはかるクーデターをおこないますが、琵琶湖辺の打出浜で戦死しました。入京した際の義仲の兵力は5万騎、最後はわずか5騎となってしまいました。
 しかし、義仲は江戸時代歌舞伎や浄瑠璃などで数多く演じられています。その栄枯盛衰の生涯は俳人松尾芭蕉や、新井白石等から共感されています。
 敗者として描かれる義仲がかくも愛された理由は何か。企画展を通じて皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

「木曽義仲合戦図屏風(部分)」(当館蔵)


服部一郎コレクション近現代絵画展 画材を観る

服部一郎コレクションの作品を「画材」に注目して紹介する。制作に使われた紙やカンヴァスなどの支持体や、水彩・油彩などの描画材の違いによる表現の違いが味わえる。