講演会「室町時代の土佐派とやまと絵―高僧伝絵巻に描かれた生と死の表現をめぐって―」

場所:軽井沢ニューアートミュージアム  開催期間:2022-10-08  お問い合わせ:軽井沢ニューアートミュージアム 0267-46-8691


開館10周年記念展で展示している絵巻「拾遺古徳伝」の公開を記念して講演会を開催します。
その絵巻の作者として伝わるのが、土佐光弘という土佐派の画家です。
今回は土佐派、やまと絵研究の第一人者である東京大学教授の高岸輝先生をお招きし、専門的でありながらわかりやすく楽しいお話をお聞きします。
この時代に馴染みのない方でも興味深くかみ砕いてお話いただきますので、ぜひお越しください。




宮坂了作展 植物文字と地図の絵画

場所:軽井沢ニューアートミュージアム  開催期間:2022-09-21〜2022-10-30  お問い合わせ:軽井沢ニューアートミュージアム 0267-46-8691


軽井沢ニューアートミュージアムでは、長野県諏訪市出身の作家、宮坂了作(1950~)の企画展「宮坂了作展 植物文字と地図の絵画」を10月30日(日)まで開催しています。
昨年に引き続き「植物文字」を美術館外の入口に設置、5つのローマ字をカイワレ大根の苗で表現します。一体どんなメッセージが浮かび上がるのでしょうか。あと1週間ほどすると芽が出てくるそうですが、どんな風になるのか楽しみです。
そのほか、館内のサロンスペースではライフワークともいえる地図を展開した絵画作品を、大作から小品まで約20点を展示します。地図の等高線の色のみを使った絵画作品からも、作家が大地をテーマに制作をしていることが見てとれます。
多彩な制作活動を精力的に行う宮坂の世界をどうぞご覧ください。

関連ファイル



開館10周年記念展「さまざまな人生-生と死よろこびと悲しみ

場所:軽井沢ニューアートミュージアム  開催期間:2022-07-16〜2022-10-30  お問い合わせ:軽井沢ニューアートミュージアム 0267-46-8691


当館は2012年4月にオープンし、この度開館10周年を迎えることとなりました。これを記念して絵巻「紙本著色拾遺古徳伝」(複製)を中心作品として公開する特別展を開催いたします。本作品は浄土宗の開祖である法然上人の後半生が描かれており、讃岐配流から京へ戻り臨終を迎え、最後に埋葬される様までが描かれています。
展覧会はこの作品を中心として、さまざまな人生のシーンや展開を考えていただくように、古典的な名作から現代アーティストの最新作まで、本展のテーマに即した作品を展示しています。
人は生まれてから、多くのよろこびと悲しみを経験し、亡くなっていきます。
各展示室を巡ることで様々な物語に出会うように作品を鑑賞していただけたら幸いです。




企画展「諏訪信仰と仏たち―知られざる上社神宮寺―」

場所:諏訪市博物館  開催期間:2022-10-01〜2022-11-27  お問い合わせ:諏訪市博物館(0266-58-7080)


6世紀半ばに大陸から伝来した仏教は、日本の神道にも様々な形で影響を与えました。古代から中世にかけて、神と仏を一体のものとしてみる「神仏習合」という信仰が全国でうまれ、諏訪社(現 諏訪大社)にも、上社・下社それぞれに多くの寺院や坊が作られるようになりました。
しかし、明治元年(1868)に新政府が出した「神仏判然令」が引き金となり、全国各地で廃仏毀釈運動が起こりました。これにより、五重塔をはじめとした歴史ある寺院や堂は壊され、多くの仏像は諏訪地域の寺院などに移されました。本展示では、150年前に姿を消した諏訪社の「神仏習合」を、現代まで残された貴重な資料をもとに振り返ります。

期 間:令和4年10月1日(土)~11月27日(日)
入館料:一般500円・小中学生150円(団体20名以上 一般400円・小中学生100円)
    諏訪地方在住・在学の小中学生は無料


【期間中のイベント】
●ミニ「諏訪社遊楽図屏風」を作ろう!
日 時:11月6日(日)午後1時30分~4時
場 所:諏訪市博物館 学習室
材料費:200円
内 容:発泡スチロールパネルや紙を貼り合わせて、本物の1/10サイズのミニ屏風を作ります。
対 象:小学生以上(小学校3年生以下は保護者同伴)
その他:事前申し込み制、定員20名(10月6日から申込受付を開始します)

●講演会「諏訪の神さまを讃える仏教音楽―『諏方講之式』についてとその実演―」
日 時:11月12日(土)午後1時30分~3時30分
場 所:諏訪市博物館 学習室
参加費:入館料のみ
講 師:小林崇仁氏(岡谷市平福寺住職・蓮花寺仏教研究所研究員)
    岩崎宥全氏(仏法紹隆寺住職)
その他:事前申込制、定員30名(10月12日から申込受付を開始します)

●展示解説
日 時:10月10日(月・祝)午後1時30分~2時
    11月23日(水・祝)午後1時30分~2時
参加料:入館料のみ
その他:申込不要




第76回特別展「高遠の先人たちのこころ ―預けられた資料から」

場所:伊那市立高遠町歴史博物館  開催期間:2022-09-10〜2022-12-11  お問い合わせ:0265-94-4444


 昨年、当館は5年に一度の寄託期間更新手続きを実施しました。高遠町郷土館時代から現在までに90名の方から合計約1,760点もの資料の寄託を受け、保存・活用してきました。当館の場合、所有者にとって大変重要な意味を持っている品々は、寄附ではなく寄託となる傾向にあります。寄託される場合、寄託者のほぼ全員が公の施設で多くの方に見てもらえるようになることを強く願っています。しかしながら、展示スペースの問題やテーマに合うかどうかといった問題があり、よく出される資料としまわれたままとなる資料とがはっきりしていました。
 そこで、今回の特別展では、当館が収蔵する寄託資料のうち、公開する機会が少なくなっていたものを中心に公開することとしました。高遠藩士の書画、歴史ある城下町高遠ならではの貴重な古文書や古記録、かつての民俗芸能・馬の文化・手筒花火の文化などを伝えるもの、旧高遠藩士の家で代々伝えられてきた武器や調度品、高遠藩主の書画、最後の高遠藩主が神社へ奉納した具足、昔の地理的な情報が満載の絵図・地図などを展示します。
 今回の展示によって高遠の先人たちが各資料にこめた「こころ」が伝われば幸いです。

展示会期 令和4年9月10日(土)~令和4年12月11日(日)
休 館 日 9月12日(月)・20日(火)・26日(月)、
     10月3日(月)・11日(火)・17日(月)・24日(月)・31日(月)、
     11月7日(月)・14日(月)・21日(月)・24日(木)・28日(月)、
     12月5日(月)
展示会場 伊那市立高遠町歴史博物館 2階 第3展示室
入 館 料 大人400円(20名以上の団体300円)、
     高校生以下及び18歳未満は無料
   ※ 身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳を
     お持ちの方と付き添いの方1名の入館料を免除




秋葉絢 ガラス展 ー路傍の楽園ー

場所:北澤美術館  開催期間:2022-10-08〜2022-11-13  お問い合わせ:0266586000


ガラス作家、秋葉絢氏の個展です。

秋葉氏は、熔けたガラスを石膏型に巻き付けて成形するコアガラスと、バーナーワーク技法を組み合わせて作品を制作しています。日常の中で見つけた、心をくすぐられるような一瞬をとらえ、情感豊かに表現した作品は、そこにある物語を感じさせます。

小さなガラスの中に広がる世界をご高覧ください。


◆作家在廊日
10月8日(土)、11月13日(日)

開催内容は今後の感染状況により変更・中止の場合もあります。
最新情報はHPやお電話でご確認ください。

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■開催情報
会期:2022年10月8日(土)~11月13日(日)
開館時間:9:00~17:00 ※最終入館は16:30まで

入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。

■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp




ミニギャラリー展「生誕90年・没後10年 考古学者 戸沢充則」

場所:諏訪市博物館  開催期間:2022-09-10〜2022-10-23  お問い合わせ:TEL0266-52-7080 諏訪市博物館


 岡谷市出身で明治大学学長などを務めた考古学者の戸沢充則は、旧制諏訪中学校(現 諏訪清陵高校)の頃から考古学研究にうちこみ、諏訪市出身の考古学者 藤森栄一に師事し「諏訪考古学研究所」の創設にも関わるなど、諏訪市にも多くの関わりがありました。
 戸沢氏の死去後、所有していた考古学の関連資料や書籍などが一括して当館に寄贈され、そのうち書籍については平成30年に開所した「すわ大昔情報センター」に配架・公開しています。
 本年は戸沢氏の生誕90年および没後10年の節目であることから、寄贈された資料をミニギャラリーで展示し、その功績の一端を紹介することで公開・活用をおこなうとともに、故人をしのぶ機会にもします。

 ▽会  場  2階 常設展示室2内 すわ大昔ミニギャラリー
 ▽入 館 料  9月30日まで 一般310円 小中学生150円
        10月1日から 一般500円 小中学生150円(企画展開催料金)
 ▽展示解説  9月11日(日) 午後1時30分から 30分程度
         ※申込み不要・時間までにミニ展示会場にお集まりください。




秋冬展「アーサー・ラッカムとギフト・ブックの時代」

場所:軽井沢絵本の森美術館  開催期間:2022-10-14〜2023-01-09  お問い合わせ:ムーゼの森 TEL.0267-48-3340 info@museen.org


「挿絵本の黄金時代」を築いたアーサー・ラッカム
彼の作品と「ギフト・ブック」の時代を辿る

 「ギフト・ブック」とは、19世紀末頃から20世紀初めに出版されていた、豪華な装飾がほどこされた挿絵入りの本です。その主な内容は、グリム童話をはじめとする昔話や、アンデルセン童話などの児童文学となっており、芸術家たちによる美しいイラストともに、物語を楽しむことができました。また、クリスマスプレゼントの贈り物としても喜ばれていました。
 こうした「ギフト・ブック」の挿絵画家の代表格が、イギリスの画家アーサー・ラッカムです。ラッカムは『リップ・ヴァン・ウィンクル』(1905年)や『ケンジントン公園のピーター・パン』(1906年)のヒットを皮切りに、一躍人気のイラストレーターとなりました。彼が挿絵をつけた『不思議の国のアリス』(1907年)は、現在でも高い人気を誇ります。また、『グリム童話』(1900年)は、後に豪華増補版が出るほどの売れ行きでした。
 彼が描く妖精や動物、騎士やお姫さまといった登場人物は、美しさや力強さの中にどこかあやしさを兼ね備え、子どもたちの想像力や好奇心を誘いました。彼の表現は「魔力」や「魔術師」と例えられることもあり、没後から80年以上経った今も、ヨーロッパ中で個展が開催され、世界中のイラストレーターに影響を与え続けています。
ラッカムの目覚ましい活躍は、当時「ギフト・ブック」が多くの人に望まれていたことを表します。一方、1914年に起こった第一次世界大戦を境に、その出版数は減少していきました。この時期は印刷コストが制限されたことから、ラッカムはシルエット絵を用いた『シンデレラ』(1919年)を生みだしました。また、遺作となったケネス・グレアム作『たのしい川辺』(1936年)は、依頼を受けた当初は契約や多忙の事情で描くことができず、晩年にようやく取りかかれた仕事でもありました。このように、彼の作品から、「ギフト・ブック」の時代の様相を垣間見ることができます。
 本展では、アーサー・ラッカムの挿絵の魅力にせまりながら、子どもたちの絵本の歴史を飾った「ギフト・ブック」を振り返ります。このほか、当館の収蔵品の中から貴重な60点以上の「ギフト・ブック」と、ラッカムと同時代に活躍した画家であるロビンソン三兄弟、レズリー・ブルックらの原画も展示いたします。

アーサー・ラッカム画「食料品屋のこびと」『アンデルセン童話集/Fairy Tales by Hans Andersen』1932年刊




秋冬展「おもちゃたちのクリスマスマーケット」

場所:エルツおもちゃ博物館・軽井沢  開催期間:2022-10-07〜2023-01-09  お問い合わせ:ムーゼの森 TEL.0267-48-3340 info@museen.org


あたたかな光があふれるドイツのクリスマス

 日照時間も短く寒さも厳しいドイツの冬。長く暗い季節の中、人々が心待ちにしているのが「クリスマス」です。ドイツにはクリスマスに関する様々な文化があります。そのうちの1つが、「クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)」です。
クリスマスマーケットは、クリスマスの準備期間である「アドヴェント(Advent)」の時期に、町の広場で開催されます。大都市では市庁舎や教会の前の広場などで盛大に行われます。グリューワインやソーセージ、ドイツのクリスマスケーキ「シュトレン(Stollen)」を売る屋台など、様々な屋台が立ち並びます。クリスマスツリーの「オーナメント(Baumschmuck)」や「くるみ割り人形(Nussknacker)」、「クリスマスピラミッド(Weihnachtspyramiden)」など木工おもちゃを販売する屋台もあります。クリスマスピラミッドは、ろうそくを灯した状態で窓辺に飾られます。ろうそくを灯すおもちゃのあたたかな光は、人々の心も明るくしてくれるのかもしれません。
 クリスマスマーケット以外にも、クリスマスに家々をまわり聖歌を歌う「聖歌隊(Kurrende)」や「クリスマスプレゼントが2度貰える」、「木の棒を持ったサンタクロースがいる」など、日本では珍しい文化もみられます。
 本展では、クリスマスマーケットにちなんだおもちゃを中心に展示します。クリスマスマーケットの屋台を再現したミニチュアや、シュトレンを抱えたパン屋のパイプ人形などクリスマスマーケットならではのモチーフをご紹介します。また、サンタクロースにまつわる文化や聖歌隊などのクリスマスの慣習も、クリスマスプレゼントにぴったりな木工おもちゃとともに展示します。クリスマスマーケットの雰囲気を味わいながら、お気に入りのおもちゃを見つけていただけたら幸いです。

【見どころ】
〇クリスマスマーケットの屋台を模したミニチュア
〇ドイツのクリスマスの雰囲気を味わえる

クリスマスマーケットの屋台/Gläßer他




特別企画展「生誕140年 宮坂巴堂展」

場所:市立岡谷美術考古館  開催期間:2022-08-11〜2022-10-23  お問い合わせ:0266-22-5854


諏訪市出身の日本画家、宮坂巴堂(はどう 1882-1957)は、のちに岡谷に居を構え、人物画・歴史画などを描きました。中でも美人画を得意とし、明治から大正期の諏訪地域においては貴重な存在となりました。
諏訪市中洲中金子の矢崎家に生まれた巴堂(本名は文弥、のち春章)は、少年時代から守矢篁山(こうざん)に絵を習い、諏訪中学校を卒業、20歳で岡谷市小井川の宮坂家の養子となりました。そののち東京美術学校に入学し、そこで円山派の川端玉章に学び、好成績を修めます。画壇からは距離を置き、生涯を通じて花鳥画や美人画、仏画、伝記や昔話など幅広い題材を、円山派の影響を感じさせる写実的で自然な画風で描き続けました。
本展ではご遺族から多数の作品をお借りし、巴堂の生涯と画業を振り返ります。繊細で温かみに溢れた日本画の数々をお楽しみください。

◆関連展示
宮坂巴堂をとりまく人々
9月16日(金)-9月25日(日)
宮坂巴堂の師 守矢篁山、その師 佐々布篁石など周辺作家の作品を展示し、巴堂の交流関係や系譜をたどります。また、より多くの宮坂巴堂作品もご覧いただけます。

◆関連イベント
ミニ掛軸を作ろう
宮坂巴堂の作品を使って小さな掛軸を作ります。
※絵柄は美人画と山水画どちらか(選べない場合もございます)
講師:宮坂春夫さん
日時:2022年9月18日(日)午後1時~午後2時
参加費:500円
定員:10名(要申込)
掛軸のおよその寸法は縦82cm、横23cmです

ギャラリートーク
講師:宮坂春夫さん
日時: 2022年9月18日(日)午後2時~、9月24日(土)午前10時30分~
要入館料
定員:10名(要申込)
両日とも内容は同じです

関連ファイル



令和4年度秋季企画展「諏訪と武田氏」

場所:長野県立歴史館  開催期間:2022-10-08〜2022-11-20  お問い合わせ:総合情報課 026ー274ー3991


諏訪における武田信玄・勝頼の支配や信仰に注目し、武田氏の権力も利用し発展した諏訪地域と、信仰心とともに神や仏の存在を巧みに利用した武田氏とのかかわりを考えます。




佐藤透 コアガラスの世界 ~響き合う色彩と文様 コアガラスの雅~

場所:北澤美術館  開催期間:2022-08-27〜2022-10-02  お問い合わせ:0266586000


ガラス作家、佐藤透氏の個展です。

佐藤氏は、金属棒の先に耐熱性の芯(コア)を作り、その芯にガラスを熔かしながら被せて作品を成形する「コアガラス」技法により、香水瓶や蓋物、坏などを制作しています。
ガラスパーツやレース模様の棒で装飾を施す独自の表現、豊かな色遣いや繊細な模様、つや消しされたガラスの透明感をご堪能ください。

◆作家によるギャラリートーク
8月27日(土) 14時~14時30分(聴講無料、要入館料)

開催内容は今後の感染状況により変更・中止の場合もあります。
最新情報はHPやお電話でご確認ください。

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■開催情報
会期:2022年8月27日(土)~10月2日(日)
開館時間:9月29日(木)まで9時~18時
     10月1日(土)より9時~17時
※最終入館は各日、閉館の30分前まで
会期中の休館日:9月30日(金)

入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。

■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp




夏季特別展 「生誕100年ドナルド・キーン展―軽井沢と日本語の美―」 Donald Keene 100th Anniversary Exhibition Karuizawa and the beauty of the Japanese language

場所:軽井沢高原文庫  開催期間:2022-07-16〜2022-10-10  お問い合わせ:E-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp TEL:0267-45-1175 FAX:0267-45-6626


 日本の古典から現代文学まで通じ、世界に日本の文化と文学を広めた日本文学研究者、ドナルド・キーン(1922~2019) は1922年、米ニューヨーク州に生まれました。コロンビア大在学中の18歳の時、ニューヨーク・タイムズスクエアの書店でアーサー・ウエーリ訳『源氏物語』2冊本に出会います。ドナルド・キーンの日本文学への遥かな旅路はここから始まりました。日米開戦に伴い1942年、米海軍日本語学校に入学。情報将校としてハワイや沖縄に従軍し、日本兵の日記読解や捕虜の通訳をしました。
 戦後、ハーバード大、ケンブリッジ大で日本文学の研究を続け、1953年から2年間、念願の日本留学(京都大)を果たします。京都での下宿先では終生の友・永井道雄に出会いました。この時期、狂言を習い、嶋中鵬二を通じて三島由紀夫を知り、また谷崎潤一郎や川端康成らの知遇を得ました。英訳『日本文学選集』を編集し、米国の出版社から刊行、日本文学の海外紹介のきっかけを作りました。
 1960年、コロンビア大教授に就任。日米を往復しながら、近松や芭蕉など古典文学を研究。「おくのほそ道」などの古典から安部公房、三島まで、多くの作品を英訳、海外に紹介しました。古事記に始まり現代までを見渡す『日本文学の歴史』全18巻や日記文学論『百代の過客』等を執筆。晩年の20年余は明治天皇、正岡子規ら転換期の評伝に力を注ぎ、日本人の精神を浮かび上がらせました。
 1971年から、1年の前半をニューヨーク、後半を東京下町の見晴らしのよい簡素なマンションで過ごし、夏は軽井沢で執筆に打ち込みました。2011年の東日本大震災後、日本への永住を決め、日本国籍を取得、日本名キーンドナルドには「鬼怒鳴門」の字をあてました。
 ドナルド・キーンと軽井沢の関わりは、1950年代、永井道雄の招きで軽井沢を訪れたことがきっかけでした。清涼な気候を気に入り、1965年に十坪ほどの山荘を建てました。兼好や芭蕉など中世の文人に自身を重ねながら、山麓の深い緑と静寂の中で、半世紀以上にわたり『徒然草』や三島『サド侯爵夫人』の英訳、『石川啄木』などの執筆を行いました。自ら料理を作り、クラシックやオペラなど音楽を楽しみ、周辺の散策をして花や木を愛でました。「季節の移り変わりや自然の美への表現の豊かさが日本語の本質」と語るドナルド・キーンにとって、自然豊かな軽井沢の環境は「日本語の美」とは何かに思い巡らす最適の場だったと言えるかもしれません。    
 本展は、ドナルド・キーンの生誕100年を機に、夏の仕事場のあったゆかりの地において、主要作品や軽井沢との関わりなどを中心に、ドナルド・キーンの人と仕事を紹介しようとするものです。自筆原稿や書簡、蔵書、愛用品など関係資料約200点を展観いたします。


<画像>
軽井沢山荘で仕事をするドナルド・キーン。2014年8月21日。撮影:キーン誠己。

<関連イベント>
■高原文庫の会
「ドナルド・キーンさんの思い出」
お話:浅田次郎(作家)
日時:9月10日(土)午後2時~
会場:軽井沢高原文庫中庭
料金:2000円(友の会会員を除き別途入館券が必要です) 
定員:80名
(※高原文庫の会参加者へ夏季特別展に合わせて刊行した「高原文庫」第37号を1冊贈呈)

■高原の文学サロン
「トーク&演奏♪――ドナルド・キーンを語る」
出演:角地幸男(翻訳家、文芸評論家)、キーン誠己(ドナルド・キーン子息、浄瑠璃三味線奏者)
日時:8月27日(土)午後2時~
会場:軽井沢高原文庫中庭
料金:一般1500円/学生・友の会会員1000円(友の会会員を除き別途入館券が必要です) 
定員:50名

■文学散歩
「ドナルド・キーン山荘を訪ねる」
日時:9月24日(土)午後1時~
ドナルド・キーンが1965年から半世紀余を過ごした軽井沢山荘を訪ねます。内部見学あり。
集合:中軽井沢駅(*送迎あり) 
料金:2000円、友の会会員1500円 定員:13名 ※予約受付8/1午前9時~

※3つのイベントは要予約:Eメール(e-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp)、FAX(0267-45‐6626)でお申し込みください。TEL(0267-45-1175)でも可。

■「女流博物画家 メーリアンの世界展」
7月1日(金)~8月28日(日)
会場:軽井沢高原文庫内 堀辰雄1412番山荘
メーリアン著『スリナム産昆虫変態図譜1726年版』の邦訳初刊行(岡田朝雄・奥本大三郎訳、白石雄治製作総指揮、2022年、鳥影社)を記念して、昆虫標本等も加えた博物学的総合展示を行います。協力:新部公亮。

〈次回企画展〉
「文学のふるさと・軽井沢―朔太郎、犀星、龍之介、辰雄……」
10月14日(金)〜11月30日(水) 会期中無休
萩原朔太郎没後80年にあたり開催される共同企画「朔太郎大全2022」に当館も参加します。


軽井沢高原文庫 
THE LITERARY MUSEUM OF KARUIZAWA
料金:大人(高校生以上)800円、小中学生400円 ※GW期間中は駐車料金500円かかります。
(入館料には堀辰雄1412番山荘、有島武郎別荘「浄月庵」、野上弥生子書斎の見学も含まれています。) 
長野県北佐久郡軽井沢町長倉202-3 TEL0267-45-1175 Fax.0267-45-6626
http://kogenbunko.jp  〒389-0111

□交通:JR北陸新幹線・軽井沢駅、または、しなの鉄道・中軽井沢駅下車、タクシー約8分
上信越自動車道・碓氷軽井沢.I.C.より車で15分。
※会期中、次のバスが運行いたしますのでご利用ください。
〈急行塩沢湖線〉通年「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料420円)
〈町内循環バス(東・南廻り線)〉通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「塩沢湖」下車(有料100円)

※展覧会&イベントにつきましては、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、変更になる場合がございます。何卒ご了承ください。




夏季企画展「世界を歩いて、見て、描いた 松田光一の地球展」

場所:山ノ内町立志賀高原ロマン美術館  開催期間:2022-07-16〜2022-10-23  お問い合わせ:0269-33-8855


2022年 夏季企画展 志賀高原ロマン美術館開館25周年記念展

「世界を歩いて、見て、描いた 松田 光一の地球展」


松田光一が描く絵画は、作家が自分の足で歩いた世界の広さを表します。世界遺産を描くアーティストとして、これまで30カ国91ヶ所以上の世界遺産を巡り、実際に目にしてきた世界の美しさと、自らがその場に身を置いたからこそ得られた一瞬の感覚、高揚感が色や形となって生まれてきます。感動を吸収するための旅が、美術という方法により絵画という形で開放されているのでしょう。
 そんな世界中に点在する美しさが、絵として集まり展示される志賀高原ロマン美術館の展覧会は、まさしく松田光一が表現するひとつの“地球”の形なのです。

松田 光一/Koichi Matsuda
1980年、和歌山県に生まれる。2003年、大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。2011年、東日本大震災を経て、人生の尊さを改めて実感し画家としての独立を決意。世界遺産を巡りながら、壮大な景観を独特の表現手法で描く。 「世界遺産図展」と題する展示会や旅に関する講演や夢を描くワークショップなど、幅広く活動する。2016年より抽象画による表現に挑む。




共同企画展 縄文いきものがたり

場所:八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)  開催期間:2022-07-07〜2022-11-23


縄文人といきものたち

鹿、イノシシ、鳥、へび、カエル…等々、縄文の人々が出会った、たくさんの「いきもの」たち。彼らは食料や資源として、またある時は信仰のモチーフとして、生活に欠かせない存在でした。数千年を遡る縄文時代、この八ヶ岳西麓に生きた人々は、どんな「いきもの」たちと、どんな関わりを持っていたのでしょうか。
八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)では、人といきものの共生をテーマに、土器装飾や狩猟道具など、「いきもの」に関連する出土遺物に焦点を当てて紹介します。




八ヶ岳美術館全国公募展 第9回あなたが選ぶ信州の裂織展

場所:八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)  開催期間:2022-09-17〜2022-12-04  お問い合わせ:八ヶ岳美術館 原村歴史民俗資料館 TEL/FAX 0266-74-2701 〒391-0115 長野県諏訪郡原村17217-1611


隔年にて開催されてきました「あなたが選ぶ信州の裂織展」も今秋、第9回目となります。裂織文化の振興と発展を目的に今回も全国より公募し開催します。ご来場いただいたお客様の投票によって賞が選ばれます。裂織、ぼろ機織りが盛んな原村のみなさまの多くのご来場お待ちしております。




服部一郎生誕90周年記念 名物 記録と鑑賞

場所:サンリツ服部美術館  開催期間:2022-09-16〜2022-12-04  お問い合わせ:電話0266-57-3311


 抹茶を点てるための茶道具は美的価値や伝来などが重視され、大切に伝えられてきたものが数多くあります。特に由緒ある優れた茶道具は名物と呼ばれ、なかには一国一城に匹敵するほどの高い値打ちの評価を受けたものもありました。
 このような貴重な茶道具に並々ならぬ関心をもっていた茶人は多く、図を添えて、寸法、付属品、所蔵者など詳細な情報が記された名物記が数多くつくられています。現在では、人から人へと移動することが多い道具の伝来や、道具に対する価値観の変化、失われてしまった道具の姿を知ることができる史料として、茶道史研究には欠かせない存在となりました。
 この度、サンリツ服部美術館では、名物記の変遷をたどりながら茶道具の名品をご紹介いたします。また、本展では近年収蔵いたしました茶道具も初公開いたします。茶人たちが憧れた名物の世界とともに、当館に新たに加わりました魅力あふれる茶道具の数々をぜひご堪能ください。




いせひでこ絵本原画展~「生きる」をみつめる

場所:絵本美術館&コテージ森のおうち  開催期間:2022-07-08〜2022-10-04  お問い合わせ:絵本美術館 森のおうち TEL0263-83-5670


【展示作品】
『たぬき』 いせひでこ/作・絵 (平凡社)
『愛蔵版 グレイがまってるから』(平凡社) ※2022年6月刊行
『あの路』山本けんぞう/文 いせひでこ/絵 (平凡社)
以上、各全点
・タブロー「ポプラ、聞く樹よ」、「突然現れた樹齢1000年のポプラの木」
・習作「もみの木」
・各作品スケッチ、エスキースなど

 近年、毎年新作を当館から発表している画家・絵本作家いせひでこの今年刊行となった新作絵本『たぬき』の原画全点や、復刊したエッセイに収録の絵などを展示します。
 ひと、どうぶつ、木(植物)などとの出会いを大切にし、スケッチと記録を重ねて作品を創り上げる、いせひでこは、2011年に自身の家に現れた、たぬきの親子をスケッチしていました。これまでにも、短いエッセイなどで他の作品にも登場することもあった“たぬき”たちですが、近年の大きなテーマ“いのち”を描く中で、「生きる」ことを純粋に見つめたいと、絵本『たぬき』として昇華されました。
 そして、エッセイ『愛蔵版 グレイがまってるから』は、いせ自身が飼い犬との暮らしの中で受け取ってきた“いのち”のメッセージを綴っています。1993 年の『グレイがまってるから』、96 年の『気分はおすわりの日』、99 年の『グレイのしっぽ』の3部作が、2017年『グレイのものがたり』として復刊しましたが、さらに3 篇の新たなエッセイ、当時描いたスケッチなどを収録し、今年6月、愛蔵版として刊行されました。
 同時に、3本足の犬と少年の心の触れ合いと成長を描いた『あの路』の原画や、それぞれの作品の取材スケッチや下絵、タブロー作品などもご覧頂きます。

今回の企画展にあたり、画家・絵本作家いせひでこは、「生きなおす」を全体のテーマに掲げました。
この、社会情勢の中で、今企画展を通し、ご来館の方が“絵本”を“自身の心の糧としてとらえなおしていただければ幸いです。

 また、関連イベントとして、いせひでこ講演会「絵本を描く いのちを描く」を、 7月23日(土)と8月27日(土)に、予定しています。
イベント詳細 http://morinoouchi.com/news/220621.html




田崎廣助 - in Paris -

場所:田崎美術館  開催期間:2022-04-29〜2022-11-03


山岳画家・田崎廣助の欧州留学時代(1932~1933)の初期の作品を中心に、信州の山(浅間山、蓼科山、妙高山)と、故郷の九州の山(阿蘇山、桜島、由布岳)を展示構成とした内容になっております。




東急グループ軌跡と未来(ゆめ)TOKYU百年絵巻特別企画展

場所:五島慶太未来創造館  開催期間:2022-07-01〜2023-03-31  お問い合わせ:五島慶太未来創造館 電話0268-49-0303


 青木村出身の五島慶太が実質的な創始者である東急グループが9月2日創立100周年を迎えられます。創立100周年の記念企画として、五島慶太未来創造館において特別企画展を開催いたします。
 期間中は、season1からseason3の3回に分けて展示品の入れ替えをしております。展示品の主なものは、東急グループ100周年トレイン車内コンテンツ「事業の歴史シリーズ」・「車両の歴史シリーズ」を活用させていただき、実際の絵巻物として展示を行い、東急グループの歴史と未来について広く知っていただく特別企画展です。

関連ファイル



春夏展「フェアリーテイルの世界」(後期)

場所:軽井沢絵本の森美術館  開催期間:2022-06-22〜2022-10-10  お問い合わせ:ムーゼの森 TEL.0267-48-3340 info@museen.org


精霊、魔法使いや大男、悪魔、変身…
語り継がれる「妖精」の魅力

"Fairy Tale"(フェアリーテイル)の"Fairy"とは、今では「妖精」の意味を持ちますが、語源はラテン語の"fatum"(運命) や "fatare"(魔法をかける)にあり、人間に良いことも悪いことももたらす存在と考えられていました。
こうした「妖精」は、主にイギリスやアイルランドなどで成り立つブリテン諸島で語り始められました。例えば、12世紀頃の歴史家ジラルドゥス・カンプレンシスによる『ウェールズ旅行記』では、妖精の特徴についての記述が残っています。16世紀には、シェイクスピアが「夏の夜の夢」「テンペスト」などの 創作の妖精物語を綴り、イギリスでは妖精信仰の最盛期を迎え ました。
妖精信仰は時とともに失われていきますが、19世紀初め頃に起きた各国の昔話収集・出版の波によって蘇りました。『グリム童話』刊行を皮切りに、イギリスでは1849年J.O.ハリウェル『イングランドの伝承童話とおとぎ話』、1890年ジョセフ・ジェイコブズ『イギリスの昔話集(English Fairy Tales)』などが出版され、昔話が書物によって広く読まれるようになります。
昔話に出てくる「妖精」とは、羽の生えた精霊だけでなく、「シンデレラ」に出てくる魔法使い(または仙女)、「ルンペルシュテルツヒェン」の小人、「ジャックと豆のつる」の大男なども含まれます。このように、人間の力を超越した存在が登場する、あるいは魔法のような現象が起こる物語を、イギリスではまとめて「フェアリーテイル」と呼ぶようになりました。 こうして語り継がれていた「妖精」の存在は、物語とともに息を吹き返したのです。
本展は、絵本学会会長・昔話研究者である藤本朝巳氏(軽井沢絵本の森美術館顧問)の研究をもとに、イギリスとドイツの『 グリム童話』といった昔話を中心とした、妖精の役割や特性、知られざる魅力を紹介します。




春夏展「木のおもちゃの物語~おもちゃの町、ドイツ・ザイフェンを巡ろう!~」(後期)

場所:エルツおもちゃ博物館・軽井沢  開催期間:2022-06-15〜2022-10-03  お問い合わせ:ムーゼの森 TEL.0267-48-3340 info@museen.org


木工おもちゃに宿るドイツ・エルツ地方の物語

ドイツ東部のエルツ地方は、木工おもちゃ産業において300年以上の歴史を有しています。エルツ地方はもともと鉱業で栄えていました。しかし鉱業が衰退すると、それまで副業的に行われていた木工おもちゃ作りが本格化していきます。
特にザイフェンは、おもちゃの町として世界的に有名です。町のメインストリートにはマイスターたちのおもちゃ工房が立ち並び、「パイプ人形」や「くるみ割り人形」をはじめとした、良質な木工おもちゃが生み出されています。
木工おもちゃの題材となるのは、鉱業の様子や様々な職業、ドイツで親しまれている物語、イースターなどの伝統行事といった、エルツ地方の人々の暮らしと深く結びついた情景です。
伝統的なおもちゃの1つである「パイプ人形」は、「鉱夫」や「おもちゃ売り」、「お医者さん」など、人々の暮らしに根付いていた職業のモチーフが豊富です。また、「くるみ割り人形」には、冠を被った王様の姿をしているものが多くあります。これは一説によれば、昔庶民を苦しめていた王様の姿が反映しているためともいわれています。このようにエルツ地方の木工おもちゃには、当時の人々の生活を伝えてくれる一面もあります。
本展では、「パイプ人形」と「くるみ割り人形」を中心に、ザイフェンで作られる様々な木工おもちゃを紹介します。おもちゃの町・ザイフェンの雰囲気を楽しんでもらいながら、おもちゃのモチーフとなっているエルツ地方の歴史や文化について知っていただけたら幸いです。

【見どころ】
〇「パイプ人形」など伝統的なおもちゃの展示、パイプ人形の職業を当てるクイズ
〇ザイフェンの様々な工房の紹介




特別展「翼に希望をのせて ガレ、ドーム、ラリック -ガラス工芸にみるジャポニスムの鳥-」

場所:北澤美術館  開催期間:2022-03-19〜2023-03-14  お問い合わせ:0266-58-6000


■展覧会内容
ガレ、ドーム、ラリックのコレクションで知られる北澤美術館では、コロナ終息の願いをこめて、空高く飛びたつ鳥をテーマにした特別展を開催します。

皇帝を表すワシやフランスの象徴オンドリは、西洋の紋章にもみられる伝統のモチーフですが、ガレとドームが脚光を浴びた19世紀末のアール・ヌーヴォー期には、開国間もない日本に対する関心の高まりから、ツバメやスズメのような身近な小鳥、あるいはガンやサギといった水辺の野鳥など、日本の浮世絵や工芸にみられる鳥たちが、異国情緒ただよう洒落たモチーフとして人気を博しました。

ガラスに映る優雅な翼の彼方に希望の光が輝きます。《ひとよ茸ランプ》、《フランスの薔薇》をはじめ、北澤美術館が誇るガレの傑作もあわせてお楽しみください。


■開催情報
会期:2022年3月19日(土)~2023年3月14日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
休館日:年中無休、9月30日(金)一部展示替のため休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※ワークショップ事前予約の方は大人800円、中学生400円

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

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■関連イベント
〇記念講演会
『ガラス工芸にみるジャポニスムの鳥』
日時:2022年9月18日(日) 14:00~15:00
講師:池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)
参加費:聴講無料(要入館料)

〇ワークショップ
1:『アロマ香る鳥せっけん作り』
お好きな精油を加えて鳥のモチーフのアロマ石鹸を作ります。
講師:佐川尚恵氏(Neilikka Aroma 主宰)
日時:8月6日(土)・8月27日(土)・9月24日(土)
各日①10:30~、②13:00~、③14:30~より(約60分)
各回最大4名まで(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:1,300円(税込/別途要入館料)※材料費含む

2:『ポーセリンアート体験』
鳥や花の絵付シールを貼りマイカップを作ります。
講師:柿澤朱美氏、小平さちこ氏(アトリエAS主宰)
日時:7月23日(土)・8月20日(土)・9月10日(土)
各日①10:30~、②13:00~、③14:30~より(約60分)
各回最大4名まで(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:3,000円(税込/別途要入館料)※材料費含む
焼付け後郵送時、要別途送料550 円

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各予定が変更になる場合があります。
最新情報は当館ホームページ、またはお電話でご確認ください。




企画展「諏訪信仰と仏たち―知られざる上社神宮寺―」

場所:諏訪市博物館  開催期間:2022-10-01〜2022-11-27  お問い合わせ:諏訪市博物館(0266-58-7080)


6世紀半ばに大陸から伝来した仏教は、日本の神道にも様々な形で影響を与えました。古代から中世にかけて、神と仏を一体のものとしてみる「神仏習合」という信仰が全国でうまれ、諏訪社(現 諏訪大社)にも、上社・下社それぞれに多くの寺院や坊が作られるようになりました。
しかし、明治元年(1868)に新政府が出した「神仏判然令」が引き金となり、全国各地で廃仏毀釈運動が起こりました。これにより、五重塔をはじめとした歴史ある寺院や堂は壊され、多くの仏像は諏訪地域の寺院などに移されました。本展示では、150年前に姿を消した諏訪社の「神仏習合」を、現代まで残された貴重な資料をもとに振り返ります。

期 間:令和4年10月1日(土)~11月27日(日)
入館料:一般500円・小中学生150円(団体20名以上 一般400円・小中学生100円)
    諏訪地方在住・在学の小中学生は無料


【期間中のイベント】
●ミニ「諏訪社遊楽図屏風」を作ろう!
日 時:11月6日(日)午後1時30分~4時
場 所:諏訪市博物館 学習室
材料費:200円
内 容:発泡スチロールパネルや紙を貼り合わせて、本物の1/10サイズのミニ屏風を作ります。
対 象:小学生以上(小学校3年生以下は保護者同伴)
その他:事前申し込み制、定員20名(10月6日から申込受付を開始します)

●講演会「諏訪の神さまを讃える仏教音楽―『諏方講之式』についてとその実演―」
日 時:11月12日(土)午後1時30分~3時30分
場 所:諏訪市博物館 学習室
参加費:入館料のみ
講 師:小林崇仁氏(岡谷市平福寺住職・蓮花寺仏教研究所研究員)
    岩崎宥全氏(仏法紹隆寺住職)
その他:事前申込制、定員30名(10月12日から申込受付を開始します)

●展示解説
日 時:10月10日(月・祝)午後1時30分~2時
    11月23日(水・祝)午後1時30分~2時
参加料:入館料のみ
その他:申込不要




第76回特別展「高遠の先人たちのこころ ―預けられた資料から」

場所:伊那市立高遠町歴史博物館  開催期間:2022-09-10〜2022-12-11  お問い合わせ:0265-94-4444


 昨年、当館は5年に一度の寄託期間更新手続きを実施しました。高遠町郷土館時代から現在までに90名の方から合計約1,760点もの資料の寄託を受け、保存・活用してきました。当館の場合、所有者にとって大変重要な意味を持っている品々は、寄附ではなく寄託となる傾向にあります。寄託される場合、寄託者のほぼ全員が公の施設で多くの方に見てもらえるようになることを強く願っています。しかしながら、展示スペースの問題やテーマに合うかどうかといった問題があり、よく出される資料としまわれたままとなる資料とがはっきりしていました。
 そこで、今回の特別展では、当館が収蔵する寄託資料のうち、公開する機会が少なくなっていたものを中心に公開することとしました。高遠藩士の書画、歴史ある城下町高遠ならではの貴重な古文書や古記録、かつての民俗芸能・馬の文化・手筒花火の文化などを伝えるもの、旧高遠藩士の家で代々伝えられてきた武器や調度品、高遠藩主の書画、最後の高遠藩主が神社へ奉納した具足、昔の地理的な情報が満載の絵図・地図などを展示します。
 今回の展示によって高遠の先人たちが各資料にこめた「こころ」が伝われば幸いです。

展示会期 令和4年9月10日(土)~令和4年12月11日(日)
休 館 日 9月12日(月)・20日(火)・26日(月)、
     10月3日(月)・11日(火)・17日(月)・24日(月)・31日(月)、
     11月7日(月)・14日(月)・21日(月)・24日(木)・28日(月)、
     12月5日(月)
展示会場 伊那市立高遠町歴史博物館 2階 第3展示室
入 館 料 大人400円(20名以上の団体300円)、
     高校生以下及び18歳未満は無料
   ※ 身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳を
     お持ちの方と付き添いの方1名の入館料を免除




秋葉絢 ガラス展 ー路傍の楽園ー

場所:北澤美術館  開催期間:2022-10-08〜2022-11-13  お問い合わせ:0266586000


ガラス作家、秋葉絢氏の個展です。

秋葉氏は、熔けたガラスを石膏型に巻き付けて成形するコアガラスと、バーナーワーク技法を組み合わせて作品を制作しています。日常の中で見つけた、心をくすぐられるような一瞬をとらえ、情感豊かに表現した作品は、そこにある物語を感じさせます。

小さなガラスの中に広がる世界をご高覧ください。


◆作家在廊日
10月8日(土)、11月13日(日)

開催内容は今後の感染状況により変更・中止の場合もあります。
最新情報はHPやお電話でご確認ください。

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■開催情報
会期:2022年10月8日(土)~11月13日(日)
開館時間:9:00~17:00 ※最終入館は16:30まで

入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。

■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp




秋冬展「アーサー・ラッカムとギフト・ブックの時代」

場所:軽井沢絵本の森美術館  開催期間:2022-10-14〜2023-01-09  お問い合わせ:ムーゼの森 TEL.0267-48-3340 info@museen.org


「挿絵本の黄金時代」を築いたアーサー・ラッカム
彼の作品と「ギフト・ブック」の時代を辿る

 「ギフト・ブック」とは、19世紀末頃から20世紀初めに出版されていた、豪華な装飾がほどこされた挿絵入りの本です。その主な内容は、グリム童話をはじめとする昔話や、アンデルセン童話などの児童文学となっており、芸術家たちによる美しいイラストともに、物語を楽しむことができました。また、クリスマスプレゼントの贈り物としても喜ばれていました。
 こうした「ギフト・ブック」の挿絵画家の代表格が、イギリスの画家アーサー・ラッカムです。ラッカムは『リップ・ヴァン・ウィンクル』(1905年)や『ケンジントン公園のピーター・パン』(1906年)のヒットを皮切りに、一躍人気のイラストレーターとなりました。彼が挿絵をつけた『不思議の国のアリス』(1907年)は、現在でも高い人気を誇ります。また、『グリム童話』(1900年)は、後に豪華増補版が出るほどの売れ行きでした。
 彼が描く妖精や動物、騎士やお姫さまといった登場人物は、美しさや力強さの中にどこかあやしさを兼ね備え、子どもたちの想像力や好奇心を誘いました。彼の表現は「魔力」や「魔術師」と例えられることもあり、没後から80年以上経った今も、ヨーロッパ中で個展が開催され、世界中のイラストレーターに影響を与え続けています。
ラッカムの目覚ましい活躍は、当時「ギフト・ブック」が多くの人に望まれていたことを表します。一方、1914年に起こった第一次世界大戦を境に、その出版数は減少していきました。この時期は印刷コストが制限されたことから、ラッカムはシルエット絵を用いた『シンデレラ』(1919年)を生みだしました。また、遺作となったケネス・グレアム作『たのしい川辺』(1936年)は、依頼を受けた当初は契約や多忙の事情で描くことができず、晩年にようやく取りかかれた仕事でもありました。このように、彼の作品から、「ギフト・ブック」の時代の様相を垣間見ることができます。
 本展では、アーサー・ラッカムの挿絵の魅力にせまりながら、子どもたちの絵本の歴史を飾った「ギフト・ブック」を振り返ります。このほか、当館の収蔵品の中から貴重な60点以上の「ギフト・ブック」と、ラッカムと同時代に活躍した画家であるロビンソン三兄弟、レズリー・ブルックらの原画も展示いたします。

アーサー・ラッカム画「食料品屋のこびと」『アンデルセン童話集/Fairy Tales by Hans Andersen』1932年刊




秋冬展「おもちゃたちのクリスマスマーケット」

場所:エルツおもちゃ博物館・軽井沢  開催期間:2022-10-07〜2023-01-09  お問い合わせ:ムーゼの森 TEL.0267-48-3340 info@museen.org


あたたかな光があふれるドイツのクリスマス

 日照時間も短く寒さも厳しいドイツの冬。長く暗い季節の中、人々が心待ちにしているのが「クリスマス」です。ドイツにはクリスマスに関する様々な文化があります。そのうちの1つが、「クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)」です。
クリスマスマーケットは、クリスマスの準備期間である「アドヴェント(Advent)」の時期に、町の広場で開催されます。大都市では市庁舎や教会の前の広場などで盛大に行われます。グリューワインやソーセージ、ドイツのクリスマスケーキ「シュトレン(Stollen)」を売る屋台など、様々な屋台が立ち並びます。クリスマスツリーの「オーナメント(Baumschmuck)」や「くるみ割り人形(Nussknacker)」、「クリスマスピラミッド(Weihnachtspyramiden)」など木工おもちゃを販売する屋台もあります。クリスマスピラミッドは、ろうそくを灯した状態で窓辺に飾られます。ろうそくを灯すおもちゃのあたたかな光は、人々の心も明るくしてくれるのかもしれません。
 クリスマスマーケット以外にも、クリスマスに家々をまわり聖歌を歌う「聖歌隊(Kurrende)」や「クリスマスプレゼントが2度貰える」、「木の棒を持ったサンタクロースがいる」など、日本では珍しい文化もみられます。
 本展では、クリスマスマーケットにちなんだおもちゃを中心に展示します。クリスマスマーケットの屋台を再現したミニチュアや、シュトレンを抱えたパン屋のパイプ人形などクリスマスマーケットならではのモチーフをご紹介します。また、サンタクロースにまつわる文化や聖歌隊などのクリスマスの慣習も、クリスマスプレゼントにぴったりな木工おもちゃとともに展示します。クリスマスマーケットの雰囲気を味わいながら、お気に入りのおもちゃを見つけていただけたら幸いです。

【見どころ】
〇クリスマスマーケットの屋台を模したミニチュア
〇ドイツのクリスマスの雰囲気を味わえる

クリスマスマーケットの屋台/Gläßer他




令和4年度秋季企画展「諏訪と武田氏」

場所:長野県立歴史館  開催期間:2022-10-08〜2022-11-20  お問い合わせ:総合情報課 026ー274ー3991


諏訪における武田信玄・勝頼の支配や信仰に注目し、武田氏の権力も利用し発展した諏訪地域と、信仰心とともに神や仏の存在を巧みに利用した武田氏とのかかわりを考えます。




共同企画展 縄文いきものがたり

場所:八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)  開催期間:2022-07-07〜2022-11-23


縄文人といきものたち

鹿、イノシシ、鳥、へび、カエル…等々、縄文の人々が出会った、たくさんの「いきもの」たち。彼らは食料や資源として、またある時は信仰のモチーフとして、生活に欠かせない存在でした。数千年を遡る縄文時代、この八ヶ岳西麓に生きた人々は、どんな「いきもの」たちと、どんな関わりを持っていたのでしょうか。
八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)では、人といきものの共生をテーマに、土器装飾や狩猟道具など、「いきもの」に関連する出土遺物に焦点を当てて紹介します。




八ヶ岳美術館全国公募展 第9回あなたが選ぶ信州の裂織展

場所:八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)  開催期間:2022-09-17〜2022-12-04  お問い合わせ:八ヶ岳美術館 原村歴史民俗資料館 TEL/FAX 0266-74-2701 〒391-0115 長野県諏訪郡原村17217-1611


隔年にて開催されてきました「あなたが選ぶ信州の裂織展」も今秋、第9回目となります。裂織文化の振興と発展を目的に今回も全国より公募し開催します。ご来場いただいたお客様の投票によって賞が選ばれます。裂織、ぼろ機織りが盛んな原村のみなさまの多くのご来場お待ちしております。




服部一郎生誕90周年記念 名物 記録と鑑賞

場所:サンリツ服部美術館  開催期間:2022-09-16〜2022-12-04  お問い合わせ:電話0266-57-3311


 抹茶を点てるための茶道具は美的価値や伝来などが重視され、大切に伝えられてきたものが数多くあります。特に由緒ある優れた茶道具は名物と呼ばれ、なかには一国一城に匹敵するほどの高い値打ちの評価を受けたものもありました。
 このような貴重な茶道具に並々ならぬ関心をもっていた茶人は多く、図を添えて、寸法、付属品、所蔵者など詳細な情報が記された名物記が数多くつくられています。現在では、人から人へと移動することが多い道具の伝来や、道具に対する価値観の変化、失われてしまった道具の姿を知ることができる史料として、茶道史研究には欠かせない存在となりました。
 この度、サンリツ服部美術館では、名物記の変遷をたどりながら茶道具の名品をご紹介いたします。また、本展では近年収蔵いたしました茶道具も初公開いたします。茶人たちが憧れた名物の世界とともに、当館に新たに加わりました魅力あふれる茶道具の数々をぜひご堪能ください。




田崎廣助 - in Paris -

場所:田崎美術館  開催期間:2022-04-29〜2022-11-03


山岳画家・田崎廣助の欧州留学時代(1932~1933)の初期の作品を中心に、信州の山(浅間山、蓼科山、妙高山)と、故郷の九州の山(阿蘇山、桜島、由布岳)を展示構成とした内容になっております。




東急グループ軌跡と未来(ゆめ)TOKYU百年絵巻特別企画展

場所:五島慶太未来創造館  開催期間:2022-07-01〜2023-03-31  お問い合わせ:五島慶太未来創造館 電話0268-49-0303


 青木村出身の五島慶太が実質的な創始者である東急グループが9月2日創立100周年を迎えられます。創立100周年の記念企画として、五島慶太未来創造館において特別企画展を開催いたします。
 期間中は、season1からseason3の3回に分けて展示品の入れ替えをしております。展示品の主なものは、東急グループ100周年トレイン車内コンテンツ「事業の歴史シリーズ」・「車両の歴史シリーズ」を活用させていただき、実際の絵巻物として展示を行い、東急グループの歴史と未来について広く知っていただく特別企画展です。

関連ファイル



特別展「翼に希望をのせて ガレ、ドーム、ラリック -ガラス工芸にみるジャポニスムの鳥-」

場所:北澤美術館  開催期間:2022-03-19〜2023-03-14  お問い合わせ:0266-58-6000


■展覧会内容
ガレ、ドーム、ラリックのコレクションで知られる北澤美術館では、コロナ終息の願いをこめて、空高く飛びたつ鳥をテーマにした特別展を開催します。

皇帝を表すワシやフランスの象徴オンドリは、西洋の紋章にもみられる伝統のモチーフですが、ガレとドームが脚光を浴びた19世紀末のアール・ヌーヴォー期には、開国間もない日本に対する関心の高まりから、ツバメやスズメのような身近な小鳥、あるいはガンやサギといった水辺の野鳥など、日本の浮世絵や工芸にみられる鳥たちが、異国情緒ただよう洒落たモチーフとして人気を博しました。

ガラスに映る優雅な翼の彼方に希望の光が輝きます。《ひとよ茸ランプ》、《フランスの薔薇》をはじめ、北澤美術館が誇るガレの傑作もあわせてお楽しみください。


■開催情報
会期:2022年3月19日(土)~2023年3月14日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
休館日:年中無休、9月30日(金)一部展示替のため休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※ワークショップ事前予約の方は大人800円、中学生400円

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

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■関連イベント
〇記念講演会
『ガラス工芸にみるジャポニスムの鳥』
日時:2022年9月18日(日) 14:00~15:00
講師:池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)
参加費:聴講無料(要入館料)

〇ワークショップ
1:『アロマ香る鳥せっけん作り』
お好きな精油を加えて鳥のモチーフのアロマ石鹸を作ります。
講師:佐川尚恵氏(Neilikka Aroma 主宰)
日時:8月6日(土)・8月27日(土)・9月24日(土)
各日①10:30~、②13:00~、③14:30~より(約60分)
各回最大4名まで(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:1,300円(税込/別途要入館料)※材料費含む

2:『ポーセリンアート体験』
鳥や花の絵付シールを貼りマイカップを作ります。
講師:柿澤朱美氏、小平さちこ氏(アトリエAS主宰)
日時:7月23日(土)・8月20日(土)・9月10日(土)
各日①10:30~、②13:00~、③14:30~より(約60分)
各回最大4名まで(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:3,000円(税込/別途要入館料)※材料費含む
焼付け後郵送時、要別途送料550 円

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各予定が変更になる場合があります。
最新情報は当館ホームページ、またはお電話でご確認ください。




第76回特別展「高遠の先人たちのこころ ―預けられた資料から」

場所:伊那市立高遠町歴史博物館  開催期間:2022-09-10〜2022-12-11  お問い合わせ:0265-94-4444


 昨年、当館は5年に一度の寄託期間更新手続きを実施しました。高遠町郷土館時代から現在までに90名の方から合計約1,760点もの資料の寄託を受け、保存・活用してきました。当館の場合、所有者にとって大変重要な意味を持っている品々は、寄附ではなく寄託となる傾向にあります。寄託される場合、寄託者のほぼ全員が公の施設で多くの方に見てもらえるようになることを強く願っています。しかしながら、展示スペースの問題やテーマに合うかどうかといった問題があり、よく出される資料としまわれたままとなる資料とがはっきりしていました。
 そこで、今回の特別展では、当館が収蔵する寄託資料のうち、公開する機会が少なくなっていたものを中心に公開することとしました。高遠藩士の書画、歴史ある城下町高遠ならではの貴重な古文書や古記録、かつての民俗芸能・馬の文化・手筒花火の文化などを伝えるもの、旧高遠藩士の家で代々伝えられてきた武器や調度品、高遠藩主の書画、最後の高遠藩主が神社へ奉納した具足、昔の地理的な情報が満載の絵図・地図などを展示します。
 今回の展示によって高遠の先人たちが各資料にこめた「こころ」が伝われば幸いです。

展示会期 令和4年9月10日(土)~令和4年12月11日(日)
休 館 日 9月12日(月)・20日(火)・26日(月)、
     10月3日(月)・11日(火)・17日(月)・24日(月)・31日(月)、
     11月7日(月)・14日(月)・21日(月)・24日(木)・28日(月)、
     12月5日(月)
展示会場 伊那市立高遠町歴史博物館 2階 第3展示室
入 館 料 大人400円(20名以上の団体300円)、
     高校生以下及び18歳未満は無料
   ※ 身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳を
     お持ちの方と付き添いの方1名の入館料を免除




秋冬展「アーサー・ラッカムとギフト・ブックの時代」

場所:軽井沢絵本の森美術館  開催期間:2022-10-14〜2023-01-09  お問い合わせ:ムーゼの森 TEL.0267-48-3340 info@museen.org


「挿絵本の黄金時代」を築いたアーサー・ラッカム
彼の作品と「ギフト・ブック」の時代を辿る

 「ギフト・ブック」とは、19世紀末頃から20世紀初めに出版されていた、豪華な装飾がほどこされた挿絵入りの本です。その主な内容は、グリム童話をはじめとする昔話や、アンデルセン童話などの児童文学となっており、芸術家たちによる美しいイラストともに、物語を楽しむことができました。また、クリスマスプレゼントの贈り物としても喜ばれていました。
 こうした「ギフト・ブック」の挿絵画家の代表格が、イギリスの画家アーサー・ラッカムです。ラッカムは『リップ・ヴァン・ウィンクル』(1905年)や『ケンジントン公園のピーター・パン』(1906年)のヒットを皮切りに、一躍人気のイラストレーターとなりました。彼が挿絵をつけた『不思議の国のアリス』(1907年)は、現在でも高い人気を誇ります。また、『グリム童話』(1900年)は、後に豪華増補版が出るほどの売れ行きでした。
 彼が描く妖精や動物、騎士やお姫さまといった登場人物は、美しさや力強さの中にどこかあやしさを兼ね備え、子どもたちの想像力や好奇心を誘いました。彼の表現は「魔力」や「魔術師」と例えられることもあり、没後から80年以上経った今も、ヨーロッパ中で個展が開催され、世界中のイラストレーターに影響を与え続けています。
ラッカムの目覚ましい活躍は、当時「ギフト・ブック」が多くの人に望まれていたことを表します。一方、1914年に起こった第一次世界大戦を境に、その出版数は減少していきました。この時期は印刷コストが制限されたことから、ラッカムはシルエット絵を用いた『シンデレラ』(1919年)を生みだしました。また、遺作となったケネス・グレアム作『たのしい川辺』(1936年)は、依頼を受けた当初は契約や多忙の事情で描くことができず、晩年にようやく取りかかれた仕事でもありました。このように、彼の作品から、「ギフト・ブック」の時代の様相を垣間見ることができます。
 本展では、アーサー・ラッカムの挿絵の魅力にせまりながら、子どもたちの絵本の歴史を飾った「ギフト・ブック」を振り返ります。このほか、当館の収蔵品の中から貴重な60点以上の「ギフト・ブック」と、ラッカムと同時代に活躍した画家であるロビンソン三兄弟、レズリー・ブルックらの原画も展示いたします。

アーサー・ラッカム画「食料品屋のこびと」『アンデルセン童話集/Fairy Tales by Hans Andersen』1932年刊




秋冬展「おもちゃたちのクリスマスマーケット」

場所:エルツおもちゃ博物館・軽井沢  開催期間:2022-10-07〜2023-01-09  お問い合わせ:ムーゼの森 TEL.0267-48-3340 info@museen.org


あたたかな光があふれるドイツのクリスマス

 日照時間も短く寒さも厳しいドイツの冬。長く暗い季節の中、人々が心待ちにしているのが「クリスマス」です。ドイツにはクリスマスに関する様々な文化があります。そのうちの1つが、「クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)」です。
クリスマスマーケットは、クリスマスの準備期間である「アドヴェント(Advent)」の時期に、町の広場で開催されます。大都市では市庁舎や教会の前の広場などで盛大に行われます。グリューワインやソーセージ、ドイツのクリスマスケーキ「シュトレン(Stollen)」を売る屋台など、様々な屋台が立ち並びます。クリスマスツリーの「オーナメント(Baumschmuck)」や「くるみ割り人形(Nussknacker)」、「クリスマスピラミッド(Weihnachtspyramiden)」など木工おもちゃを販売する屋台もあります。クリスマスピラミッドは、ろうそくを灯した状態で窓辺に飾られます。ろうそくを灯すおもちゃのあたたかな光は、人々の心も明るくしてくれるのかもしれません。
 クリスマスマーケット以外にも、クリスマスに家々をまわり聖歌を歌う「聖歌隊(Kurrende)」や「クリスマスプレゼントが2度貰える」、「木の棒を持ったサンタクロースがいる」など、日本では珍しい文化もみられます。
 本展では、クリスマスマーケットにちなんだおもちゃを中心に展示します。クリスマスマーケットの屋台を再現したミニチュアや、シュトレンを抱えたパン屋のパイプ人形などクリスマスマーケットならではのモチーフをご紹介します。また、サンタクロースにまつわる文化や聖歌隊などのクリスマスの慣習も、クリスマスプレゼントにぴったりな木工おもちゃとともに展示します。クリスマスマーケットの雰囲気を味わいながら、お気に入りのおもちゃを見つけていただけたら幸いです。

【見どころ】
〇クリスマスマーケットの屋台を模したミニチュア
〇ドイツのクリスマスの雰囲気を味わえる

クリスマスマーケットの屋台/Gläßer他




八ヶ岳美術館全国公募展 第9回あなたが選ぶ信州の裂織展

場所:八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)  開催期間:2022-09-17〜2022-12-04  お問い合わせ:八ヶ岳美術館 原村歴史民俗資料館 TEL/FAX 0266-74-2701 〒391-0115 長野県諏訪郡原村17217-1611


隔年にて開催されてきました「あなたが選ぶ信州の裂織展」も今秋、第9回目となります。裂織文化の振興と発展を目的に今回も全国より公募し開催します。ご来場いただいたお客様の投票によって賞が選ばれます。裂織、ぼろ機織りが盛んな原村のみなさまの多くのご来場お待ちしております。




服部一郎生誕90周年記念 名物 記録と鑑賞

場所:サンリツ服部美術館  開催期間:2022-09-16〜2022-12-04  お問い合わせ:電話0266-57-3311


 抹茶を点てるための茶道具は美的価値や伝来などが重視され、大切に伝えられてきたものが数多くあります。特に由緒ある優れた茶道具は名物と呼ばれ、なかには一国一城に匹敵するほどの高い値打ちの評価を受けたものもありました。
 このような貴重な茶道具に並々ならぬ関心をもっていた茶人は多く、図を添えて、寸法、付属品、所蔵者など詳細な情報が記された名物記が数多くつくられています。現在では、人から人へと移動することが多い道具の伝来や、道具に対する価値観の変化、失われてしまった道具の姿を知ることができる史料として、茶道史研究には欠かせない存在となりました。
 この度、サンリツ服部美術館では、名物記の変遷をたどりながら茶道具の名品をご紹介いたします。また、本展では近年収蔵いたしました茶道具も初公開いたします。茶人たちが憧れた名物の世界とともに、当館に新たに加わりました魅力あふれる茶道具の数々をぜひご堪能ください。




東急グループ軌跡と未来(ゆめ)TOKYU百年絵巻特別企画展

場所:五島慶太未来創造館  開催期間:2022-07-01〜2023-03-31  お問い合わせ:五島慶太未来創造館 電話0268-49-0303


 青木村出身の五島慶太が実質的な創始者である東急グループが9月2日創立100周年を迎えられます。創立100周年の記念企画として、五島慶太未来創造館において特別企画展を開催いたします。
 期間中は、season1からseason3の3回に分けて展示品の入れ替えをしております。展示品の主なものは、東急グループ100周年トレイン車内コンテンツ「事業の歴史シリーズ」・「車両の歴史シリーズ」を活用させていただき、実際の絵巻物として展示を行い、東急グループの歴史と未来について広く知っていただく特別企画展です。

関連ファイル



特別展「翼に希望をのせて ガレ、ドーム、ラリック -ガラス工芸にみるジャポニスムの鳥-」

場所:北澤美術館  開催期間:2022-03-19〜2023-03-14  お問い合わせ:0266-58-6000


■展覧会内容
ガレ、ドーム、ラリックのコレクションで知られる北澤美術館では、コロナ終息の願いをこめて、空高く飛びたつ鳥をテーマにした特別展を開催します。

皇帝を表すワシやフランスの象徴オンドリは、西洋の紋章にもみられる伝統のモチーフですが、ガレとドームが脚光を浴びた19世紀末のアール・ヌーヴォー期には、開国間もない日本に対する関心の高まりから、ツバメやスズメのような身近な小鳥、あるいはガンやサギといった水辺の野鳥など、日本の浮世絵や工芸にみられる鳥たちが、異国情緒ただよう洒落たモチーフとして人気を博しました。

ガラスに映る優雅な翼の彼方に希望の光が輝きます。《ひとよ茸ランプ》、《フランスの薔薇》をはじめ、北澤美術館が誇るガレの傑作もあわせてお楽しみください。


■開催情報
会期:2022年3月19日(土)~2023年3月14日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
休館日:年中無休、9月30日(金)一部展示替のため休館
入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※ワークショップ事前予約の方は大人800円、中学生400円

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

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■関連イベント
〇記念講演会
『ガラス工芸にみるジャポニスムの鳥』
日時:2022年9月18日(日) 14:00~15:00
講師:池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)
参加費:聴講無料(要入館料)

〇ワークショップ
1:『アロマ香る鳥せっけん作り』
お好きな精油を加えて鳥のモチーフのアロマ石鹸を作ります。
講師:佐川尚恵氏(Neilikka Aroma 主宰)
日時:8月6日(土)・8月27日(土)・9月24日(土)
各日①10:30~、②13:00~、③14:30~より(約60分)
各回最大4名まで(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:1,300円(税込/別途要入館料)※材料費含む

2:『ポーセリンアート体験』
鳥や花の絵付シールを貼りマイカップを作ります。
講師:柿澤朱美氏、小平さちこ氏(アトリエAS主宰)
日時:7月23日(土)・8月20日(土)・9月10日(土)
各日①10:30~、②13:00~、③14:30~より(約60分)
各回最大4名まで(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:3,000円(税込/別途要入館料)※材料費含む
焼付け後郵送時、要別途送料550 円

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各予定が変更になる場合があります。
最新情報は当館ホームページ、またはお電話でご確認ください。