いせひでこ絵本原画展~目にはさやかにみえねども・・・

場所:絵本美術館&コテージ森のおうち   開催期間:2025-07-04〜2025-09-29

さて、当館では2025年7月4日(金)~9月29日(月)の期間、夏の恒例となっている画家・絵本作家いせひでこの絵本原画展を、今年は「目にはさやかに見えねども…」のテーマで下記の通り開催致します。
 ひと、どうぶつ、木(植物)などとの出会いを大切にし、スケッチと記録を重ねて作品を創り上げる、いせひでこは、15年前(2009年)から、 岳俳句会(主宰・宮坂静生)発行の俳句誌「岳」の表紙絵を担当してきました。その表紙絵には、その時々に創作していた絵本につながるテーマがモチーフになっています。今回はその表紙原画を一同に展示することで、画家が風・音・光を表現し続けた表紙に込めた物語が見えてくる企画展にいたします。
 また、発刊から30周年を迎えた『雪女』(小泉八雲/作、平井呈一/訳)の原画を全点展示します。この原画は、和紙を使って気温や風などで質感の違う雪の表情を描き分けた渾身の作品です。昨年の冬にはアイルランドのコーラス・グループ 「アヌーナ」の公演でも使われ話題となりました。その時の様子も写真にて紹介致します。
 その他、7月10日に発刊になる(森のおうちは先行して発売)、新エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』の表紙や挿入画の原画のほか、新作タブローを含めご覧頂きます。
 さらに、関連イベントとして7月26日に講演会、9月14日には俳句誌「岳」の編集長・小林貴子との対談を予定しております。




期間●2025年7月4日(金)~2025年9月29日(月)

「いせひでこ絵本原画展~目にはさやかに見えねども…」
【展示作品】
・『雪女』伊勢英子/絵、小泉八雲/作、平井呈一/訳 (偕成社) 全点
・俳句誌「岳」表紙 と、モチーフに繋がった絵本原画たち
~風・音・光を表現し続けた15年、表紙に込めた物語
・新刊:エッセイ集『絵の具がかわくあいだ』(講談社)表紙原画ほか
・タブロー「カササギと榕樹」、「見えない蝶をさがして」など


絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30~17:00(最終入館は閉館30分前まで、変更日は当館HP参照)
休館日●木曜※8/14(木)はお盆の週のため開館
入館料●大人900円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9
TEL0263-83-5670 FAX0263-83-5885
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