2023年夏展「童話のなかのアンデルセン」

「おやゆびひめ」や「人魚姫」などの童話で知られるH.C.アンデルセン。彼の書いた童話は「アンデルセン童話」と呼ばれ、世界中で親しまれています。 アンデルセン童話には、アンデルセンの幼少期の思い出、見聞きした風景や昔話などが散りばめられています。 本展では様々なアンデルセン童話を、アンデルセンの生 ...


開館25周年記念 2023年夏展「エルツ地方のミニチュア」

木のおもちゃの名産地として知られるドイツ・エルツ地方。おもちゃ産業が栄えたきっかけには、小さな動物の人形を使った「ノアの方舟」や、マッチ箱の中に物語や日常風景が描かれる「マッチ箱おもちゃ」といったミニチュアの誕生があります。現在も個性あふれる数々のミニチュアの工房が存在します。 本展では「ミニチュ ...


田中有希・静観朋恵 ガラス展  ー 気配 ー

粘土やワックスで作った原型を耐火石膏などで型取りし、 ガラスを詰めて電気炉でゆっくり熔かして鋳造する 「キルンキャスト」技法で作品を制作する、作家二人の展覧会です。 成形後、絵具やエナメル彩で着色してうまれた、 個性的で温かな魅力にあふれる動物作品を中心に紹介いたします。 ■作 ...


登戸研究所調査研究会結成5周年記念シンポジウム

登戸研究所調査研究会 結成5周年記念シンポジウム テーマ 「信州長野における戦争遺跡とともに登戸研究所の疎開の実態と意味を考える!」 登戸研究所調査研究会は戦後70年記念として行われた平和講座をきっかけに、「歴史の教訓を次世代に」「資料を地域の財産に」することを目的に結成され、2018年5月 ...


特集展示「赤羽史亮 SOILS AND SURVIVORS」収蔵作品展「めぐる表現」

茅野市在住の画家、赤羽史亮さんを紹介する特集展示です。 赤羽史亮は、1984年上伊那郡南箕輪村に生まれ、2008年武蔵野美術大学造形学部油彩学科を卒業。2019年より茅野市を拠点に活動をしています。 一貫して絵画に取り組みながらも作品のスタイルを様々に変化させてきました。 近年では触覚的な ...


片岡鶴太郎展 心の音色―その世界―

片岡鶴太郎氏は、幼少の頃より役者を夢みて、 片岡鶴八かたおかつるはち師匠に弟子入り、東宝名人会、浅草演芸場に出演。現在、役者として多方面で活躍しています。 画家としても活躍し、好奇心と探求心旺盛な片岡氏は、絵画にとどまらず、書、焼き物、漆、染め、生け花、ガラス制作など、広く手がけています。 ...


企画展「岩波其残と画友 ~激動の幕末・明治時代を生きた諏訪の画家たち~」

 岩波其残(1815-1894)は文出村(現・諏訪市豊田文出)生まれの俳人・画人で、久保島若人に学んだ俳句、温かなユーモアにあふれた視点で人々の営みを捉えた俳画や楽焼、諏訪の名所を紹介した明治時代の旅行ガイドブックの先駆け『諏訪土産』のさし絵で知られています。幼いころから文筆と諸芸に長けていた其残は ...


春季企画展「わたしの野良着」

野良着の変化から、人々の暮らしや意識、社会がどう移り変わったからを見る。


春季企画展 「トミ ツカダ アート★ショー Arts&Lifestyle 」

2023年春季企画展 「トミ ツカダ アート★ショー Arts&Lifestyle 」  長野県中野市出身・在住のトミ ツカダはグラフィックデザイナーであり、イラストレーターであり、アーティストでもあります。  トミ ツカダのデザインする画面、アートの創造性や色彩は、幼少期 ...


森にあつまれ「鳥の絵本」原画展

飛ぶ姿に様々な想像をかきたてられ、希望を託して描かれることの多い鳥の絵本に焦点をあて、「森にあつまれ“鳥の絵本”原画展」として、下記の通り展示を致します。  『鳥の巣ものがたり』、『ツバメのたび』を描いた鈴木まもるさんは、画家・絵本作家でありながら、鳥の巣研究家としても活躍しています。日本だけでな ...


東都遊覧〜北斎と巡る江戸の町〜

 西の京都に対し、東に位置する江戸は「東都」とも称され、江戸時代には人口100万人を超える世界でも有数の巨大都市を形成していたことで知られています。およそ260年続いた江戸時代において、後期は特に町人文化が花開き栄えた時代でした。人々は変わりゆく四季を感じながら各地に点在する名所を巡り、また歌舞伎や ...

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2023-04-01〜2023-06-11

須藤珠美 ガラス展

埼玉県に工房を構えるガラス作家・須藤珠美氏の個展です。 須藤氏は多彩な技法と艶やかな色彩あふれる独自の表現で注目を集めています。 木漏れ日や風に舞う花びら、流れる雲など、移ろう自然の姿が吹きガラスの流動性を活かして伸びやかに表現された作品のほか、天使を象るなど、趣の異なる最近の意欲作もご紹介 ...


北澤美術館 開館40周年記念特別展 「エミール・ガレ、自然への眼差し -我が根は森の奥深くにあり-」

■展覧会内容 長野県諏訪市の北澤美術館では、開館40周年を記念し特別展を開催いたします。 19世紀末から20世紀初頭に活躍したフランスのガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)は、草花や昆虫など自然のモチーフをデザインに取り入れ、1889年と1900年のパリ万国博覧会でグランプリ ...


令和5年度夏季企画展「主張する古墳~新たなシナノの古墳時代像~」

東アジアの動乱の最中にあった古墳時代。シナノの王が、畿内王権や渡来系集団との交渉を通じてどのような戦略をもって地域経営を行ったのかみていきます。【飯田市畦地1号古墳出土の銀製耳飾(復原複製・当館蔵)】


2023年所蔵品展 至宝の名品 学芸員のイチオシ 古文書編ー読めなくても面白いー

所蔵品展として古文書に焦点をあて、重要文化財を含む当館所蔵の逸品を一堂に紹介します。学芸員イチオシポイントに着目しじっくりご覧ください。(「鳥羽院庁下文」当館蔵・重要文化財※実物展示:3月18日~3月26日)


近代・モダン 新しい時代の絵画をもとめて

コレクションより、明治期から昭和期の芸術家が制作した絵画を中心に紹介する展覧会。彼らが自分の生きる時代にふさわしい美術をもとめてつくりだした、多彩な作品をお楽しみください。


収蔵作品展Ⅱ 「田中隆夫展」地味なものたちへのまなざし

画家 田中隆夫(1923~1980)は現伊那市に生まれ、鉄道員として勤務するかたわら、絵画制作を続けました。 1937年、最初の職場となる国鉄岡谷駅の駅員となり、岡谷に居を構え、髙橋貞一郎や矢﨑牧廣に師事、春陽会研究会に入会しました。その後は主に春陽会に出品を続け、春陽会志村一男や野村千春にも指導 ...


生誕120年記念 深沢紅子 少女を描く

軽井沢にゆかりをもち、野に咲く花を描き続けた洋画家・深沢紅子(1903~1993)は、今年生誕120年を迎えます。これを機に、深沢紅子が描いた野の花の水彩と、花のように可憐な少女を描いた油絵を展示いたします。  深沢紅子は岩手県盛岡市に生まれました。16歳の時、上京し、女子美術学校日本画科に入 ...


追悼 加賀乙彦館長~軽井沢高原文庫と歩んだ25年~

 加賀乙彦館長が2023年1月12日、老衰のために東京都内で亡くなりました。享年93歳。本名は小木(こぎ)貞孝。  このたび、加賀乙彦先生の訃報を受け、軽井沢高原文庫では、ご遺族の許可をいただき、令和5年度第1回企画展として、2023年3月18日(土)~同5月23日(火)まで、「追悼 加賀乙彦館長 ...


第78回特別展「伊那のお寺と仏教文化」

 令和4年度春季の第78回特別展「高遠が誇るお寺の文化財」にて、お寺に眠っている多くの資料を公開したことで、仏像や仏画、昔の住職や高僧がしたためた書画や檀家による寄附品など、お寺が持つ文化財が非常に多いことを市民に伝えることができました。所在の把握と公開に向けた活動は継続していく必要があると考え、今 ...