移転開館10周年記念 収蔵作品展Ⅱ「岡谷美術の巨匠たち 後編」

岡谷は、明治以降多くの美術作家を輩出してきた地域です。 文人墨客の出入りが多く、文化的気風のあった市内の西堀地区からは、篆刻で名高い八幡郊処・竹邨兄弟をはじめとして、郊処に影響を受けて芸術を志した武井武雄や武井直也が世に出ました。また、他地区からも日本画の宮坂巴堂、洋画の髙橋貞一郎、それに続く作家 ...


ミニギャラリー展「矢澤米三郎と牧野富太郎」

諏訪市中洲上金子出身で松本女子師範学校の初代校長などを務めた教育者 矢澤米三郎(やざわよねさぶろう)(明治元年-昭和17年)は、戦前に活躍した博物学者でもあります。その業績は多様で、植物や昆虫、山岳登山やそこでの高山植物の研究、そして雷鳥の研究者でもあります。 その矢澤は、「日本の植物学の父」とも ...


指定文化財展「未来に伝えよう諏訪市の文化財-上諏訪編-」

史跡や建物、絵画などの諏訪市内の指定文化財を地区ごとに分けて、展示および写真パネルで紹介します。今年度は、江戸時代に高島藩主の居城であった高島城や、その城下町などが所在した上諏訪地区を展示します。


秋季企画展「森泉 智哉 展 TOMOYA MORIIZUMI EXHIBITION」

2023年秋季企画展  森泉 智哉 展 TOMOYA MORIIZUMI EXHIBITION 会期◎2023年9月23日(土)〜 2023年12月10日(日) 開館時間◎9:00~17:00(入館は16:30まで) 休館日◎ 9・10月/水・木曜日  11・12月/木曜日 入館料◎ ...


令和5年冬季企画展「和田 英 ~糸づくりに懸けた明治の女性~」

糸づくりによる産業振興に懸けた明治の女性の姿を、富岡製糸場や六工製糸場などで活躍した和田英の著書や書状、富岡製糸場の資料の展示によって紹介します。(写真「富岡日記」(個人蔵・長野市立博物館寄託)


美術講座 描き継がれる琳派の美 サンリツ服部ベストテン

琳派研究の第一人者であり、「饒舌館長」ブログでおなじみの河野元昭先生をお迎えし、「特別企画展 描き継がれる日本の美 琳派」展に出品する作品の見どころなどをご紹介いただきます。 講師:河野元昭氏(東京大学名誉教授) 日時:2023年11月2日13時30分から(開場13時) 会場:サンリツ ...


アーティスト育成展の出品者募集(長野県ゆかりのアーティストを支援します)

アーティスト育成展の出品者募集(長野県ゆかりのアーティストを支援します) 1.開催趣旨 長野県ゆかりのアーティストまたはグループに対する未来に向けた育成及び支援を目的として、市立岡谷美術考古館の1階 企画展示室を個展会場として約一ヶ月間無償で提供いたします。 2.応募の条件 ①長野 ...


飯岡由美子 ガラス彫刻展

ガラス作家・飯岡由美子氏の個展です。 飯岡氏は、ガラスの表面に文様を彫るグラヴィール(ガラス彫刻)技法で 多くの作品を生み出しています。 また、深い浮き彫りのレリーフ作品も、 時間をかけて丹念にガラスを彫り込んで制作する数少ない作家の1人です。 動物、植物、人物、仏像など、様々な対 ...


特別企画展 描き継がれる日本の美 琳派

装飾性豊かな作風で今も多くの人々に愛され続けている琳派。本展では「私淑」「古典」「装飾」「草花」の4つのテーマから、江戸時代を鮮やかに彩った琳派の魅力に迫ります。初出品は前後期合わせて7点あります!


知られざる至極の木版画 摺物

 葛飾北斎の「冨嶽三十六景」や歌川広重の「東海道五十三次之内」など、今日よく知られている「浮世絵」の多くは、販売用の商品として制作された作品です。その一方で、注文制作による、いわば私家版の木版作品が作られることもありました。「摺物」と呼ばれるそれらの作品は、正月や季節の節目に仲間内で配布され、あるい ...

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2023-09-02〜2023-11-12

特別展 蓼科保養学園・メモリアル 未来を創る子どもたちに寄り添って-想い紡ぐ100年物語-

蓼科保養学園(茅野市北山小斉)は、高原療養に着目した医師小澤侃二が中心となり、大正12年(1923)に上諏訪町(現・諏訪市)の子どもたちを連れて保養訓練を行ったことにはじまります。戦後は諏訪市に移管され、昭和27年(1952)に児童福祉法に基づいた通年の施設となりました。児童の健康づくりを行う全国で ...


SMALL CORPORATION_JP_23

スイスを拠点に活動する美術家であるマリアンヌ・ミュラー氏とハイジ・シェーニ氏の展覧会を開催します。日本絵画の伝統的な主題である「八景」に基づいたインスタレーション作品で、日本の美術館空間を再解釈します。 2018年に日本で着手した作品群、そして今年伊那市で滞在制作された最新のインスタレーションとと ...


若手アーティスト応援展 INTERACT/インタラクト

当館でこれまで6回開催している「若手アーティスト展」出品作家の中で、長野県内で活動する若手作家たちに焦点をあて、現在を生きる作家たちの進化と、今を見つめる展覧会を開催しています。 【作家】展覧会出品作家:松尾みゆき(陶)、小山光弘(写真)、髙井亜都子(ガラス)、ひがしだゆう(色鉛筆画)、ババモエナ ...


いせひでこ×舘野鴻 対談 ~「木」と「いのち」と「絵本」

いせひでこ・「木」のタブローと絵本原画展 関連イベントⅡ いせひでこ×舘野鴻 対談 ~「木」と「いのち」と「絵本」 9月16日(土) 13:00開場 14:00開演(16:00終了) 参加費:大人3500円 小学生1500円(入館料込) 定員50名(完全予約) ※終了後サイン ...


「いせひでこ講演会」~出会いを待つ「木」

いせひでこ・「木」のタブローと絵本原画展 関連イベントⅠ 「いせひでこ講演会」~出会いを待つ「木」 7月29日(土) 13:00開場 14:00開演(16:00終了) 参加費:大人3000円 小学生1500円(入館料込) 定員50名(完全予約) ※終了後サイン会があります  ...


森よそだて・いせひでこ「木」のタブローと絵本原画展

絵描きは旅で出会った、いくつもの「木」の物語を描いてきた。 土の中の種にも、芽吹きの森にも、年老いた大木にも、切り株の跡にも、めぐる命がかがやいている。 いせひでこが、描かずにはいられなかった「木」たち。タブロー作品と、これまで描いてきた絵本原画の中から木が登場するの場面を抜粋して展示。 ...


夏季特別展 「生誕100年記念 遠藤周作展―『沈黙』から『深い河』まで―」 Shusaku Endo 100th Anniversary Exhibition From “Silence”to “Deep River”

戦後日本を代表する作家の一人、遠藤周作(1923~1996)は、今年生誕100年を迎えます。没後四半世紀を経た現在も、多くのファンに愛され続け、新たな読者を獲得しています。また、代表作の一つ『沈黙』は2016年、ハリウッドで映画化されるなど、遠藤文学は国内外を問わず、新鮮な感動を与え続けています。 ...


市立岡谷美術考古館移転開館10周年記念特別企画展 天王垣外遺跡の勾玉・管玉~東京国立博物館から115年ぶりの里帰り~

岡谷市の天王垣外遺跡から発見された勾玉・管玉類は、弥生時代を代表する貴重な文化財として東京国立博物館に収蔵・展示されてきました。その玉類が115年ぶりの里帰りとなり、一堂に展示します。 明治40年8月、天王垣外遺跡の一画から一つの壺が発見されました。 場所は現在の中央通りとなる村道の開通工事で、 ...


市立岡谷美術考古館移転開館10周年記念特別企画展 神田さおり展「龍と女神と絹の道」 諏訪湖の龍に誘われ 女神がひらく芸術展

SAORI KANDA in OKAYA ART EXHIBITION & PERFORMANCE 全身全霊で内なる魂の悦びを表現するアーティスト神田さおり。 世界各地で踊絵師として描きあげた生命のエネルギーに満ちた作品群を一堂に集めました。 会期中には岡谷蚕糸博物館のアーティスト・イ ...


令和5年度秋季企画展「信州やきもの紀行~江戸から明治へ~」

江戸時代以降、瀬戸・美濃地方の技術などを取り入れて信州各地で作られた「やきもの」。現代まで引き継がれた「やきもの」から、地域の生活や交流の様子をみていきます。 【写真 徳利(松代焼)(真田宝物館蔵 古川コレクション)】