八ヶ岳美術館全国公募展 第10回あなたが選ぶ信州の裂織展

原村では古くから機織りが盛んに行われてきました。厳しい生活を生き抜くため、ぼろ布ひとつを大切にと生み出された裂織は「ぼろ機織り」の名称で親しまれ、今なおその技が大切に継承されています。地域を代表する文化のひとつであるこの裂織は、近年では全国的に隆盛を見せ、高い芸術性を持ったアート作品としても注目され ...


「見て、感じて、楽しむ夏秋草図屏風」のアウトリーチプログラム開催について

箕輪町郷土博物館のリニューアル開館の記念事業として、東京国立博物館・文化財活用センターから職員をお迎えし、「風神雷神図屏風・夏秋草図屏風」の観賞ポイントを紹介する講座を下記のい日程で開催します。皆様のご参加をおお待ちしてちしております。               記 〇日時 令和6年10月12 ...


特別企画展 やきものの景色 窯のなかで生まれる色と模様

 やきものは、成形した素地を加熱する「焼成」という工程を経てつくられます。うつわを焼き締めることで強度や硬度を高めることができるため、焼成は世界各地で古くから行われていました。 焼成の際に欠かせない存在が窯です。窯のなかにうつわを並べてじっくりと時間を掛けて高温で焼いていきますが、炎の具合や土や釉 ...


秋季企画展「山に育まれて」

 赤石山脈の甲斐駒ヶ岳(東駒ヶ岳)が開かれてから200年。江戸時代中期に内藤家が高遠城主となったころには里山から高山帯付近まで広範囲にわたって植林・下草刈り・伐採が行われ、山中の環境が人為的に整備されていました。  良好な状態に保たれた山岳環境を見て育った中村弥六・伊澤多喜男といった高遠出身の政治 ...


「風神雷神図屏風・夏秋草図屏風(高精緻複製品)」の展示について

箕輪町郷土博物館リニューアル開館記念事業の一環として、東京国立博物館・文化財活用センターから重要文化財「風神雷神図屏風・夏秋草図屏風(高精緻複製品)」を借用・展示します。この屏風は江戸時代に尾形光琳と酒井抱一が描いた屏風の複製品ですので、間近で作品をご覧にいただくことができます。多くの皆様のご来館を ...


箕輪町郷土博物館リニューアル開館について

箕輪町郷土博物館は、令和5年度から耐震補強工事等のため休館していましたが、令和6年9月28日(土)に下記の通りリニューアル開館します!入館料も無料になり、今後、開館記念イベントも予定しておりますので、多くの皆様のお越しをお待ちしております。            記 日時:令和6年9月28日(土 ...


川北友果・元木庸子 ガラス展 ~秋の山遊び~

ガラス作家の川北友果さんは、バーナーの炎でガラスを溶かして成形するバーナーワーク技法で、花や植物の美しさをとんぼ玉やコアガラスで表現しています。 また、元木庸子さんは、ガラスに高圧の砂を吹き付けるサンドブラストとエナメル彩技法で、季節の花々や小動物などの世界を描き出しています。 四季折々 ...


高橋貞一郎・中島覚雄 師弟展

岡谷市出身の洋画家 髙橋貞一郎(1897-1955)は、教師をするかたわら、岸田劉生に師事し、フランスにも留学するなど画業に励み、春陽展、日展、一水会展などに出品、受賞を重ねました。晩年には自宅を開放して絵画教室を主宰し、そこに集う岡谷ならびに近隣地区の絵を志す人々に大きな影響を与えました。 その ...


北斎の植物図鑑

 桜、朝顔、菊、四季を彩る様々な植物たち。北斎が描いた植物の絵は、線一本で描いたシンプルなものから、線や色を重ねて細密に仕上げたものまで作品によって様々な表情を見せてくれます。本展では、北斎が描いた植物の絵で展示室を埋め尽くし「北斎の植物図鑑」と題して、草木、花の世界をお楽しみいただきます。その中で ...

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2024-09-04〜2024-11-10

信州が海になったころ【前期】-南信州と西日本の海-

「海なし県」である長野県にもかつて海が広がった時代がありました。この企画展では、長野県域に海が広がり始めた前期中新世(およそ2000万年前~1600万年前)の時代の化石と、当時の様子を紹介します。  前期展示では南信地域および西日本各地の化石を展示します。  (展示協力:阿南町化石館・飯田市美術 ...


北陸新幹線福井延伸記念特別展 かこさとし絵本への「まなざし」

北陸新幹線の福井延伸を記念し、軽井沢と福井県は連携事業を行ってきました。その一環として、軽井沢絵本の森美術館では、福井県出身の絵本画家・かこさとしの特別展を開催いたします。 かこさとしの絵本には、自身の経験や洞察が込められています。特に、戦後の自国を復興させようとはたらく人々の姿は、かこさとしの創 ...


四季の原画16デッサンと世界旅行展

日本初公開作品を含む季節ごとに描かれたペイネのデッサン16作品と、フランスで制作された図録「ペイネの世界旅行」の出版を記念する作品パネルをご覧いただきます。 会期:2024年7月4日(土)~2025年1月13日(月・祝) (12、1月は冬季休館日あり) 時間:午前9時~午後5時(冬季12月~ ...


特別展 エミール・ガレ没後120年記念「北澤美術館のガレ」

■展覧会内容 長野県諏訪市の北澤美術館では、エミール・ガレ没後120年を記念した特別展を開催いたします。 19世紀末から20世紀のはじめにかけてヨーロッパに広まった「アール・ヌーヴォー」、ガラス工芸の分野でこの運動を牽引したのが、フランス北東部の都市ナンシーに生まれたエミール・ガレ(18 ...


夏季特別展「繪のある詩集―深沢紅子と軽井沢ゆかりの文学者たち―」

深沢紅子(1903-1993)は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表するかたわら、戦前から訪れていた軽井沢をこよなく愛し、1964年から20年ほど、堀辰雄1412番山荘を夏のアトリエとして、軽井沢高原に咲く多くの野の花を多く水彩で描きました。 深沢紅子は、 ...


服部一郎コレクション近現代絵画展 画材を観る

服部一郎コレクションの作品を「画材」に注目して紹介する。制作に使われた紙やカンヴァスなどの支持体や、水彩・油彩などの描画材の違いによる表現の違いが味わえる。