2024年秋冬展「秋と冬の絵本めぐり」

紅葉が彩る秋、雪が白く染める冬 絵本が描く季節を楽しむ    絵本には、季節をテーマにした作品が数多くあります。そうした絵本の中から、本展では「秋」と「冬」の絵本に注目します。  秋の絵本に描かれる主な風景は、「紅葉」と「実り」です。例えば、バーナデット・ワッツ『リサのちいさなともだち』は、 ...


2024年秋冬展「クリスマスのおくりもの」

 エルツおもちゃ博物館では、ヨーロッパや北欧のおもちゃを収集・展示しています。特に、ドイツ・エルツ地方のおもちゃの町として世界的に有名な、ザイフェンの木工おもちゃは、当館の展示の中心です。  ザイフェンは、かつて鉱業で栄え、後に木工おもちゃ作りの町となりました。1699年、ヨハン・フリードリヒ・ヒ ...


西洋の薫り~宮沢賢治絵本原画展

おかげさまで今年、当館は開館30周年を迎えました。当館がその精神世界を指針にしている宮沢賢治作品の今年の展示として、「西洋の薫り~宮沢賢治絵本原画展」を開催致します。 宮沢賢治が生前に出版した書籍はたったの2冊。今年は、その詩集(心象スケッチ)『春と修羅』と、童話集『注文の多い料理店』の発刊か ...


八ヶ岳美術館全国公募展 第10回あなたが選ぶ信州の裂織展

原村では古くから機織りが盛んに行われてきました。厳しい生活を生き抜くため、ぼろ布ひとつを大切にと生み出された裂織は「ぼろ機織り」の名称で親しまれ、今なおその技が大切に継承されています。地域を代表する文化のひとつであるこの裂織は、近年では全国的に隆盛を見せ、高い芸術性を持ったアート作品としても注目され ...


特別企画展 やきものの景色 窯のなかで生まれる色と模様

 やきものは、成形した素地を加熱する「焼成」という工程を経てつくられます。うつわを焼き締めることで強度や硬度を高めることができるため、焼成は世界各地で古くから行われていました。 焼成の際に欠かせない存在が窯です。窯のなかにうつわを並べてじっくりと時間を掛けて高温で焼いていきますが、炎の具合や土や釉 ...


秋季企画展「山に育まれて」

 赤石山脈の甲斐駒ヶ岳(東駒ヶ岳)が開かれてから200年。江戸時代中期に内藤家が高遠城主となったころには里山から高山帯付近まで広範囲にわたって植林・下草刈り・伐採が行われ、山中の環境が人為的に整備されていました。  良好な状態に保たれた山岳環境を見て育った中村弥六・伊澤多喜男といった高遠出身の政治 ...


箕輪町郷土博物館リニューアル開館について

箕輪町郷土博物館は、令和5年度から耐震補強工事等のため休館していましたが、令和6年9月28日(土)に下記の通りリニューアル開館します!入館料も無料になり、今後、開館記念イベントも予定しておりますので、多くの皆様のお越しをお待ちしております。            記 日時:令和6年9月28日(土 ...


川北友果・元木庸子 ガラス展 ~秋の山遊び~

ガラス作家の川北友果さんは、バーナーの炎でガラスを溶かして成形するバーナーワーク技法で、花や植物の美しさをとんぼ玉やコアガラスで表現しています。 また、元木庸子さんは、ガラスに高圧の砂を吹き付けるサンドブラストとエナメル彩技法で、季節の花々や小動物などの世界を描き出しています。 四季折々 ...


高橋貞一郎・中島覚雄 師弟展

岡谷市出身の洋画家 髙橋貞一郎(1897-1955)は、教師をするかたわら、岸田劉生に師事し、フランスにも留学するなど画業に励み、春陽展、日展、一水会展などに出品、受賞を重ねました。晩年には自宅を開放して絵画教室を主宰し、そこに集う岡谷ならびに近隣地区の絵を志す人々に大きな影響を与えました。 その ...


北斎の植物図鑑

 桜、朝顔、菊、四季を彩る様々な植物たち。北斎が描いた植物の絵は、線一本で描いたシンプルなものから、線や色を重ねて細密に仕上げたものまで作品によって様々な表情を見せてくれます。本展では、北斎が描いた植物の絵で展示室を埋め尽くし「北斎の植物図鑑」と題して、草木、花の世界をお楽しみいただきます。その中で ...

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2024-09-04〜2024-11-10

開館30周年記念 令和6年度秋季企画展「描かれた川中島合戦~屏風・錦絵にみる戦の世界~」

 川中島合戦は、第5回の戦いを終えてから令和6(2024)年で460年となります。第4回の戦いが有名であり、いくつかある『川中島合戦図屏風』では勇壮な一騎打ちの場面が描かれることが多いですが、本展示は、戦にかかわった信州の武者や地元の人々にも焦点をあて、様々な立場から戦いの実際について考える機会とし ...


信州が海になったころ【前期】-南信州と西日本の海-

「海なし県」である長野県にもかつて海が広がった時代がありました。この企画展では、長野県域に海が広がり始めた前期中新世(およそ2000万年前~1600万年前)の時代の化石と、当時の様子を紹介します。  前期展示では南信地域および西日本各地の化石を展示します。  (展示協力:阿南町化石館・飯田市美術 ...


四季の原画16デッサンと世界旅行展

日本初公開作品を含む季節ごとに描かれたペイネのデッサン16作品と、フランスで制作された図録「ペイネの世界旅行」の出版を記念する作品パネルをご覧いただきます。 会期:2024年7月4日(土)~2025年1月13日(月・祝) (12、1月は冬季休館日あり) 時間:午前9時~午後5時(冬季12月~ ...


特別展 エミール・ガレ没後120年記念「北澤美術館のガレ」

■展覧会内容 長野県諏訪市の北澤美術館では、エミール・ガレ没後120年を記念した特別展を開催いたします。 19世紀末から20世紀のはじめにかけてヨーロッパに広まった「アール・ヌーヴォー」、ガラス工芸の分野でこの運動を牽引したのが、フランス北東部の都市ナンシーに生まれたエミール・ガレ(18 ...


服部一郎コレクション近現代絵画展 画材を観る

服部一郎コレクションの作品を「画材」に注目して紹介する。制作に使われた紙やカンヴァスなどの支持体や、水彩・油彩などの描画材の違いによる表現の違いが味わえる。