高橋貞一郎・中島覚雄 師弟展

岡谷市出身の洋画家 髙橋貞一郎(1897-1955)は、教師をするかたわら、岸田劉生に師事し、フランスにも留学するなど画業に励み、春陽展、日展、一水会展などに出品、受賞を重ねました。晩年には自宅を開放して絵画教室を主宰し、そこに集う岡谷ならびに近隣地区の絵を志す人々に大きな影響を与えました。 その ...


北斎の植物図鑑

 桜、朝顔、菊、四季を彩る様々な植物たち。北斎が描いた植物の絵は、線一本で描いたシンプルなものから、線や色を重ねて細密に仕上げたものまで作品によって様々な表情を見せてくれます。本展では、北斎が描いた植物の絵で展示室を埋め尽くし「北斎の植物図鑑」と題して、草木、花の世界をお楽しみいただきます。その中で ...

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2024-09-04〜2024-11-10

いせひでこ絵本原画展~プレリュード(前奏曲)

おかげさまで2024年4月29日に、当館は開館30周年を迎えました。  その記念すべき年に、近年では夏の恒例のとなっている「いせひでこ絵本原画展」のテーマを「プレリュード(前奏曲)」として7月5日(金)~9月30日(月)の期間、下記の通り開催致します。  いせひでこは長年「音楽」「木」「いのち」 ...


信州が海になったころ【前期】-南信州と西日本の海-

「海なし県」である長野県にもかつて海が広がった時代がありました。この企画展では、長野県域に海が広がり始めた前期中新世(およそ2000万年前~1600万年前)の時代の化石と、当時の様子を紹介します。  前期展示では南信地域および西日本各地の化石を展示します。  (展示協力:阿南町化石館・飯田市美術 ...


ヨーロッパのおもちゃ工房(後期)

当館は、主にヨーロッパで作られたおもちゃを幅広く展示する博物館です。収蔵品の中心となるのが、ドイツ・エルツ地方のおもちゃの町、ザイフェンで作られたものです。例えばパイプ人形の制作で知られるKWOやメルテンなど、エルツ地方には多くのおもちゃの工房があります。ドイツ以外にも、スイスのおもちゃメーカー・ネ ...


北陸新幹線福井延伸記念特別展 かこさとし絵本への「まなざし」

北陸新幹線の福井延伸を記念し、軽井沢と福井県は連携事業を行ってきました。その一環として、軽井沢絵本の森美術館では、福井県出身の絵本画家・かこさとしの特別展を開催いたします。 かこさとしの絵本には、自身の経験や洞察が込められています。特に、戦後の自国を復興させようとはたらく人々の姿は、かこさとしの創 ...


ワークショップ「ポーセラーツ体験」

特別展 エミール・ガレ没後120年記念「北澤美術館のガレ」 関連イベント ◆ワークショップ『ポーセラーツ体験』 草花などの転写紙を磁器に貼り、オリジナルのマグカップ、プレート、小物入れを作ります。 講師:唐木みさ子氏 (ポーセラーツインストラクター、「アトリエ花あみ」主宰) ...


四季の原画16デッサンと世界旅行展

日本初公開作品を含む季節ごとに描かれたペイネのデッサン16作品と、フランスで制作された図録「ペイネの世界旅行」の出版を記念する作品パネルをご覧いただきます。 会期:2024年7月4日(土)~2025年1月13日(月・祝) (12、1月は冬季休館日あり) 時間:午前9時~午後5時(冬季12月~ ...


特別展 エミール・ガレ没後120年記念「北澤美術館のガレ」

■展覧会内容 長野県諏訪市の北澤美術館では、エミール・ガレ没後120年を記念した特別展を開催いたします。 19世紀末から20世紀のはじめにかけてヨーロッパに広まった「アール・ヌーヴォー」、ガラス工芸の分野でこの運動を牽引したのが、フランス北東部の都市ナンシーに生まれたエミール・ガレ(18 ...


夏季特別展「繪のある詩集―深沢紅子と軽井沢ゆかりの文学者たち―」

深沢紅子(1903-1993)は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表するかたわら、戦前から訪れていた軽井沢をこよなく愛し、1964年から20年ほど、堀辰雄1412番山荘を夏のアトリエとして、軽井沢高原に咲く多くの野の花を多く水彩で描きました。 深沢紅子は、 ...


令和6年度飯山市美術館企画展「猪瀬清四朗彫刻展〜人体彫刻を追究した60年〜」

 昨年1月に逝去した飯山市出身の彫刻家、猪瀬清四朗(1937-2023、飯山北高卒、武蔵野美術大学卒)の回顧展を開催します。  猪瀬は国展彫刻部への作品出品を創作活動の軸とし、そこで人体彫刻を 発表し続けました。それらのほとんどは一見愚直なまでに写実性の高い女性像ですが、ともすれば目新しさを追 ...


特別企画展 やきものの景色 窯のなかで生まれる色と模様

 やきものは、成形した素地を加熱する「焼成」という工程を経てつくられます。うつわを焼き締めることで強度や硬度を高めることができるため、焼成は世界各地で古くから行われていました。 焼成の際に欠かせない存在が窯です。窯のなかにうつわを並べてじっくりと時間を掛けて高温で焼いていきますが、炎の具合や土や釉 ...


服部一郎コレクション近現代絵画展 画材を観る

服部一郎コレクションの作品を「画材」に注目して紹介する。制作に使われた紙やカンヴァスなどの支持体や、水彩・油彩などの描画材の違いによる表現の違いが味わえる。