想いをつたえるミニチュア展 ~エルツ地方のおもちゃ工房をたどって~(後期展)

【展示内容】  ドイツ・エルツ地方は、木のおもちゃ作りで世界的に有名な地域です。「おもちゃの町」として名高いザイフェンをはじめ、木のおもちゃ作りを営む地域が多くあります。エルツ地方のおもちゃ工房では、「くるみ割り人形」などの伝統的なおもちゃの他に、多彩なミニチュアも制作されています。  例えば、 ...


日達れんげ展 きりえのふるさと

岡谷市出身のきりえ作家 日達れんげは、季節のものごとや身の回りの風景、諏訪地域の風物などをモチーフにしたきりえ作品を制作しています。その作品は、きりえの持ち味である繊細かつ端正な雰囲気、遊び心のあるかわいらしさ、新鮮な画面構成など、さまざまな美しさをもって私たちの目を楽しませます。 日達はきりえに ...


みんなのおうち絵本原画展

さて、当館では開館記念日(4月29日)を含む2025年4月11日(金)~6月30日(日)の期間、館名にもなっている“おうち”をテーマに、さまざまなおうちと暮らしを題材にした絵本3作品のすべての原画を展示する「みんなのおうち絵本原画展」を下記の通り開催致します。 『みんなのいえ』は、人気絵本作家・た ...


バーナーワークの世界 2025

バーナーの炎でガラスを熔かして成形するバーナーワーク。 毎年開催を重ね、14回目を迎える本展では、現在活躍中の作家4名の作品を紹介します。 さまざまな生き物や植物、古代文様などを表した多彩なとんぼ玉、帯留、モダンなアクセサリーなど、作家の個性が光る作品の数々をご覧ください。 ■出品 ...


知られざる秀逸コレクション 東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展

1986年の開館以来、足立区ゆかりの歴史・美術資料の発掘と収集に尽力されている足立区立郷土博物館には、1000点を超える浮世絵版画のコレクションが収蔵されています。松方三郎旧蔵品を中核としたこのコレクションは、初期浮世絵の奥村政信に始まり、錦絵の創始者鈴木春信や歌麿、北斎、広重、といった人気絵師、さ ...

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2025-05-25〜2025-10-05

企画展「大正・昭和初期の東京アトリエ村を彩った画家たち 鈴木金平と清水多嘉示」

 赤レンガの高架と道行く人を色彩豊かな表現で描いた「有楽町附近」(東京国立近代美術館蔵)で知られる洋画家 鈴木金平(1896-1978)とその同時代の芸術家たちの絵画展を開催します。  鈴木金平は岸田劉生に師事し、白馬会葵橋洋画研究所で油絵を学びます。大正元(1912)年には、その卓越した画力 ...


2025年度 特別展「万国博覧会のガレ」

■展覧会内容 科学と技術の進歩の時代といわれる19世紀。それを象徴する催しが、1851年にロンドンで第1回目が開催された万国博覧会です。最新の発明や発見、遠い異国の生き物や風俗が一大パノラマを展開する光景に、皇帝から庶民まで老若男女が目を見張り、興奮の渦に包まれました。 パリでは1855 ...


響き合う陶磁器の色 三彩と五彩

中国では、高い技術と研ぎ澄まされた感性によって数々の陶磁器の名品を生み出してきました。特に鮮やかな色彩で知られているのが三彩と五彩です。どちらも複数の色で装飾されていることからつけられた名称ですが、三彩は素地に釉薬を掛け流すのに対し、五彩は上絵具を用いて文様を描いています。器面を覆う艶やかな釉薬、絵 ...


春の企画展「見るカイあり!貝の魅力大集合—長野の貝化石から現在の貝殻まで—」

貝の仲間は、私たちになじみ深い巻貝や二枚貝の仲間をはじめ、タコやイカの仲間や細長い筒状の殻をもつツノガイの仲間など、地球上の動物の中で昆虫に次いで多くの種が確認され、大繁栄しています。貝殻の色彩や形態は多様性に富み、生息域も深海から淡水そして陸上にまでおよびます。  長野市では、かつて海の底だった ...


「風薫る~春から夏を彩る野の花たち~」

深沢紅子(1903-1993)は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表するかたわら、1930年代から訪れていた軽井沢をこよなく愛し、1964年から1983年までの20年間、軽井沢の堀辰雄1412番山荘(現在、軽井沢高原文庫に移築)を夏のアトリエとして使用し、浅 ...


ユーモアが溢れるペイネの展覧会

この展覧会では、レイモンペイネのユーモアのある作品を中心にご覧いただきます。生涯にわたり画中にユーモアやアイディアを次々と生み出していく様子はまるで枯れない泉のようです。 会期:2025年3月15日(土)~2025年9月2日(火) 会期中無休 時間:午前9時~午後5時 会場:重要文化財 ア ...


春季企画展「高遠石工守屋貞治の美意識」

 高遠石工は江戸時代に急速に発展していった職人集団で、手がけた石造物が立派で簡単に倒壊しないことなどからブランドのように認識されていたとみられ、歴史的・文化的価値を持つ文化財だと認識されるに至っています。  この高遠石工の中で最も注目を集めたのは守屋貞治です。江戸時代の明和2年(1765)に生まれ ...


特別展「柘植伊佐夫展 : 記憶の人々」(絵画)

柘植伊佐夫展:記憶の人々(絵画) ISAO TSUGE exhibition : PEOPLE OF MEMORY ※途中展示替えあり 会 場 伊那市創造館 1階特別展示室 会 期 令和7年3月29日(土曜日)から令和7年6月30日(月曜日) 時 間 午前10時から午後5時 ...


2025年春展 「たのしいイソップ童話の世界」

たのしい「教訓」の世界? イソップ童話の面白さ  絵本の起源と言われる「世界図絵」は、現在でいう教科書や図鑑のような役割を持っていました。その後、「ホーン・ブック」「バトルドア」など、聖書の内容やアルファベットを子どもに教える印刷物が普及し、現在の絵本を含む子どものための本につながっていきまし ...


開館30周年記念 水のある風景

 2025年に開館30周年を迎えるサンリツ服部美術館は、長野県で最も大きな湖・諏訪湖のほとりに建っています。建物は「水辺より湧き上がる雲」をイメージして設計されており、館内2階の喫茶室からは春夏秋冬、朝に夕に多彩な表情をみせる諏訪湖を眺めることができます。この度は開館30周年を記念し、服部一郎コレク ...


開館30周年記念 令和7年 長野県立歴史館所蔵品展「原始~開館30年のあゆみ展~」

 令和6年、当館は開館30周年を迎えました。本展では、30年間収集した館蔵資料(考古資料)を対象として、 (1)長野県の特徴をあらわす遺物の展示 (2)長野県の文化力を表現する遺物の展示 (3)常設展示に合わせた展示テーマを前提とした30年間の資料収集、研究の進展についての提示 の3つの柱に ...