企画展「没後50年 考古学者 藤森栄一と諏訪の考古学」

考古学者の藤森栄一(1911-1973)は諏訪市上諏訪の商家に生まれ、旧制諏訪中学校(現 諏訪清陵高校)の在学中すでに考古学についての論文を発表するなど、若くして頭角を現します。大学への進学は叶わず家業を手伝いながら独力で調査や論文執筆を続けますが、考古学への思いは断ち切れず、昭和8年には諏訪を離れ ...


森からきこえる「宮沢賢治絵本」原画展

宮沢賢治は、生前に出版したたった1冊の童話集『注文の多い料理店』の序文にて、自身の作品に対し、「(前略)~これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらつてきたのです。~(後略)」と紹介しています。今回の展示では、特に、そんな賢治からのメッセージを感じて頂けるよ ...


千曲市武水別神社神官松田邸 開館記念特別展「徳川家康 vs. 武田信玄」

当館では、開館を記念し、千曲市内に残る戦国時代の古文書(松田家文書・屋代家文書)7点を特別展示します。その中には、大河ドラマ「どうする家康」の主人公徳川家康や、家康が恐れた戦国武将武田信玄の直筆の古文書もあります。これまでほとんど公開されたことのない古文書ばかりです。ぜひ間近でご覧ください。 ...


ちいさくてもいいじゃないか みんなのミニチュア作品展

岡谷美術考古館では、令和4年度に「ちいさくてもいいじゃないか みんなの0号作品展」と題し、一般の方々から小さな作品を募集し、一堂に展示いたしました。本展に際しては、子どもから大人までの100名を超える皆様から作品をお寄せいただきました。 今年度は「ちいさくてもいいじゃないか みんなのミニチュア作品 ...


浮世絵いろは

 本展覧会は、北斎の絵手本『北斎漫画』の中に描かれた約4千にも及ぶ図をいろは順にご紹介し、北斎の多種多様な画題と創造力を感じていただくものです。 生涯で3万点以上の作品を制作したとも伝えられる北斎は数多くの作品を生み出し、森羅万象を描く絵師として名を残しました。なかでも、北斎の代表作の一つである『北 ...

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2023-11-18〜2024-01-14

「花筐(はながたみ)展」

 深沢紅子野の花美術館では、10月25日(水)から2024年1月8日(月)まで、秋冬季企画展「花筐(はながたみ)展」を開催いたします。花筐とは、花や若菜などを摘んで入れるかご、花かごのことです。  深沢紅子は、長い画業人生を通じて、「華やかなものより落ちついたもの」を愛し、軽井沢や山中湖、岩手の土 ...


2023年秋冬展「アメリカ絵本の魅力」

『かいじゅうたちのいるところ』をはじめ、数々の名作を輩出したアメリカ絵本。 本展では、すぐれた絵本に送られる「コールデコット賞」の受賞作を中心に、 アメリカ絵本がどんなところから始まったのか、どんな絵本があるのか、ルーツや魅力に迫ります。 時には「冒険」を楽しみ、時には昔なつかしさを感じさせる ...


2023年秋冬展「くるみわり人形とクリスマス」

ドイツ・エルツ地方で作られる木工おもちゃでも、特に有名な「くるみわり人形」。 エルツ地方のおもちゃの町・ザイフェンでは、1870年頃に本格的な制作が始まりました。 本展では、たくさんのくるみわり人形とともに、その歴史やしくみ、物語をご紹介します。 合わせて、クリスマス・ピラミッドなどクリスマス ...


移転開館10周年記念 収蔵作品展Ⅱ「岡谷美術の巨匠たち 後編」

岡谷は、明治以降多くの美術作家を輩出してきた地域です。 文人墨客の出入りが多く、文化的気風のあった市内の西堀地区からは、篆刻で名高い八幡郊処・竹邨兄弟をはじめとして、郊処に影響を受けて芸術を志した武井武雄や武井直也が世に出ました。また、他地区からも日本画の宮坂巴堂、洋画の髙橋貞一郎、それに続く作家 ...


秋季企画展「森泉 智哉 展 TOMOYA MORIIZUMI EXHIBITION」

2023年秋季企画展  森泉 智哉 展 TOMOYA MORIIZUMI EXHIBITION 会期◎2023年9月23日(土)〜 2023年12月10日(日) 開館時間◎9:00~17:00(入館は16:30まで) 休館日◎ 9・10月/水・木曜日  11・12月/木曜日 入館料◎ ...


特別企画展 描き継がれる日本の美 琳派

装飾性豊かな作風で今も多くの人々に愛され続けている琳派。本展では「私淑」「古典」「装飾」「草花」の4つのテーマから、江戸時代を鮮やかに彩った琳派の魅力に迫ります。初出品は前後期合わせて7点あります!


企画展「縄文前期の巨大祭祀場 阿久」

 国史跡の阿久遺跡は、前期の前半に住居50軒と11基の方形柱列と土坑群、後半に立石・列石を中心にドーナツ状に広がる集石群などが含まれる14軒の大規模集落と祭祀場が発見された遺跡です。長野県を横断する中央自動車道の工事に伴い発掘、埋没保存され1979年に国史跡に指定。長野県立歴史館と八ヶ岳美術館には、 ...


彼の地で描く 此の地で描く 特集:生誕120年 棟方志功

 サンリツ服部美術館の服部一郎記念室では、1995年の開館以来、服部一郎(1932-1987)が収集した近現代絵画をご紹介して参りました。コレクションには日本生まれの画家の作品も多数含まれています。本展覧会では風景画を中心に、初公開8点を含む日本人画家の作品をご紹介いたします。 風景画は、ヨーロッ ...


北澤美術館 開館40周年記念特別展 「エミール・ガレ、自然への眼差し -我が根は森の奥深くにあり-」

■展覧会内容 長野県諏訪市の北澤美術館では、開館40周年を記念し特別展を開催いたします。 19世紀末から20世紀初頭に活躍したフランスのガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)は、草花や昆虫など自然のモチーフをデザインに取り入れ、1889年と1900年のパリ万国博覧会でグランプリ ...