鳥の来る道 ~ 脇田和特別展

場所:脇田美術館   開催期間:2026-06-06〜2026-11-24  お問い合わせ:0267-42-2639

 脇田和の絵 — 目に映るものたちや、触れるもの、耳に響く小さきものの声も、時に嬉々として躍動し、整然と調和した美しき音色をキャンバスの上で奏でます。
 絵を学ぶために15歳でベルリンに渡った時から筆をおくその日まで、脇田は、毎日のデッサンを止めることはありませんでした。
 そして、ある日の“鳥との出会い”が、画家を自身と対峙させその先へと導いていきます。
晩年に描いた大作「鳥の来る道」(150号/1986年)は、約80年に及ぶ画業の中で、代表作の一つとなりました。
 脇田は、東京にあった最初のアトリエを戦争で焼失しますが、1949年に新たにアトリエを設け創作に打ち込みました。
 本展では、戦前や戦後1940年代後半以降に描かれた稀少作品等を新装にて紹介する他、軽井沢にアトリエを構えた1970年以降に描かれた油彩代表作を中心に、素描、コラージュ作品等の習作他、脇田が初期から熱心に取り組んでいた版画作品も多数展示し、画家の創作の原点に触れながら、真摯にみつめてきた芸術の軌跡を多角的に紹介いたします。

画像は「鳥の来る道」1986 油彩