ポーブル?セ・ラ・ヴィ!展

場所:ペイネ美術館   開催期間:2021-03-13〜2021-08-31  お問い合わせ:0267-46-6161

男の子は風来の詩人、女の子は細腕の淑女。フランス人画家レイモン・ペイネ(1908~1999)が描く「恋人」たちは、その可愛らしい姿にふさわしく?のん気で、ほんの少し浮世離れしていて、何だか世渡りはあまりうまくないようです。
詩人という夢追う職業と、そして、若さゆえの常でしょうか、どうやら懐が少し寂しいようで、破れたズボンに当て布、泊りは安宿、暖炉はとうに壊れてる...。そんな風に、彼らの生活はところどころ“ほころび”が見えます。しかし、二人の手にかかれば、何だか、とても楽しそう。ユーモア、洒落っ気、充足性。どんなに足りなくたって、セ・ラ・ヴィ(それも人生)!彼らの心の余裕が、できない満たされない尽くしの日常を色彩豊かに変えてくれます。
見ているだけで、春の陽気のように浮き立ってしまう「恋人たち」の絵画を、収蔵作品の中からペン画やリトグラフなど、約30点程ご覧いただきます。


【開館】2021年3月13日(土)~8月31日(火)9時~17時
    感染症により会期を変更する可能性がございます。
【料金】大人1000円 子供500円(軽井沢タリアセン入園含) 小学生未満無料
    軽井沢高原文庫・深沢紅子野の花美術館とのセット券 大人1600円 小中学生800円
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217軽井沢タリアセン
【交通】<鉄道>軽井沢駅(JR北陸新幹線/しなの鉄道)または中軽井沢駅(しなの鉄道)下車
    タクシー約10分、町内循環バス「塩沢湖」から徒歩約1分または「風越公園」から徒歩12分
    <自動車>上信越自動車道「碓氷軽井沢I.C.」から約15分または「小諸I.C.」から約30分


Raymond Peynet「ピンクの部屋もブルーの部屋も満室だし、ソファーも全部ふさがっているんだ。空いているのは僕の心だけ。」@ADAGP,Paris&JASPAR,Tokyo,2021 E4139