ミュージアムワンダールーム 触れられない・でも・覚えている

場所:安曇野市美術館   開催期間:2025-12-02〜2026-01-12  お問い合わせ:0263-73-5638

令和7年度 安曇野市美術館 冬の特別展
ミュージアムワンダールーム
触れられない・でも・覚えている

本展では長野県にゆかりのある4名の現代アーティストを招き、展示室や回廊で独自の空間を演出します。淺井真至は、見えないものを掴み取るかのように淡い色彩で抽象的な形、文様やキャラクターを描き続けます。平良光子は生き物を自身の世界の中心に据え、聖書や詩などから着想を得た物語の一場面を、深い祈りの表情を持つ動物彫刻で表現します。平田尚也は、インターネットに漂う画像や3Dデータなどの素材を寄せ集め、AIを用いて、彫刻や映像作品を制作します。宮内由梨はからだの感覚、とりわけ「かゆみ」を起点とした皮膚感覚や内臓感覚に焦点を当てています。
 物理的には触れられない作品が私たちの記憶となって循環していくように、この鑑賞体験が、共通認識や共感とも言い難い、漠然とした“気づき”や、自身の奥底にある人間本来の知覚や感情を見出すきっかけとなれば幸いです。

会 期:2025年12月2日(火)~2026年1月12日(月・祝) 
休館日:2025年12/8(月)、15(月)、22(月)、28(日)~2026年1/5(月)
時 間:午前9時~午後5時(入館受付は午後4時30分まで)
会 場:安曇野市美術館 Azumino Art Museum
料 金:一般700(600)円、大学生・高校生500(400)円
  ※()内は20名以上の団体料金。中学生以下・安曇野市在住の70歳以上の方・障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名は無料
主 催:公益財団法人 安曇野文化財団
共 催:市民タイムス
後 援:信濃毎日新聞社、あづみ野テレビ、あづみ野エフエム