豊福まきこ『おくりもの』絵本原画展

場所:絵本美術館&コテージ森のおうち   開催期間:2024-01-26〜2024-04-08  お問い合わせ:絵本美術館 森のおうち TEL0263-83-5670

おかげさまで2024年4月に、当館は開館30周年を迎えます。その記念すべき年の始めの企画展として1月26日(金)~4月8日(月)の期間「豊福まきこ『おくりもの』絵本原画展」、「江口みつおき 詩画集『風の伝言』原画展」、「バーナデット・ワッツ所蔵絵本原画展」の3タイトルを同時展示として開催致します。

「豊福まきこ『おくりもの』絵本原画展」では、人気急上昇中の絵本作家・豊福まきこ/作・絵の絵本『おくりもの』の原画を全点、読める形で展示します。

『おくりもの』は、豊福まきこさんの絵本『わすれもの』、『おどりたいの』に続く3作目です。

小さなハリネズミくんが葛藤の末、森の仲間たちと心を通わせ、美しい景色を作り出す心温まる物語です。特に最後のシーンは春を待ちわびる季節に、ぜひご覧頂きたい1枚です。


【絵本の内容】
春です。ながい冬のあいだ眠っていたハリネズミくんが目をさましました。「おはよう。よく ねむれたかい?」と、森の動物たちが、おたがいにハグする時も、みんなで持ちよったおやつを食べる時もハリネズミくんだけ、ちょっと遠くにいました。ハリがみんなにささってしまうのです。クマさんがなぐさめてくれたことで、ハリネズミくんは「ぼくの ハリにも できることが あるのかな…?」と考えて、ハリでみんなにマフラーをプレゼントしました。すると、クマさんはみんなと相談して、ハリネズミくんにおれいで何をプレゼントしたと思ますか?


【展示作品】
『おくりもの』豊福 まきこ/作・絵(BL出版)全19点