「ことばの森へ ―軽井沢を愛した文学者・芸術家たちスペシャル」展

場所:軽井沢高原文庫   開催期間:2022-04-16〜2022-07-11  お問い合わせ:E-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp TEL:0267-45-1175 FAX:0267-45-6626

日本の中の西洋であった軽井沢は、明治以降、多くの文学者・美術家らにより文学作品や美術作品に描かれてきました。
本展では「ことばの森へ―軽井沢を愛した文学者・芸術家たちスペシャル―」展と題して、明治以降に軽井沢を訪れ、創作活動を行った文学者・芸術家の作品の中から、軽井沢を舞台に描いた詩・小説・戯曲・俳句・短歌・随筆から、私たちの心に響く“ことば”を集め、豊かな森のようにしてご紹介します。肉筆資料、著作、初出紙誌、絵画等約200 点を展示。

紹介作家(予定):有島武郎、正宗白鳥、室生犀星、芥川龍之介、片山廣子、北原白秋、萩原朔太郎、志賀直哉、与謝野晶子、野上弥生子、岸田國士、中西悟堂、寺田寅彦、川端康成、堀辰雄、立原道造、津村信夫、芹沢光治良、阿部知二、円地文子、吉川英治、井上靖、芝木好子、壺井栄、中野重治、佐多稲子、大原富枝、小島信夫、中村真一郎、福永武彦、加藤周一、加藤道夫、後藤明生、辻邦生、北杜夫、矢代静一、なだいなだ、谷川俊太郎、武満徹、三善晃ほか。

軽井沢の豊穣な文学世界を、浅間山麓の自然の中で、お愉しみいただけます。

昨年5月、当館は横浜市立大学および庄司達也教授の協力の下、堀辰雄愛用の蓄音機1台(堀多恵氏より1985年受贈)を調査、修復致しました。分解、清掃などを通じて、蓄音機は1930年以降に国内で製造された1台であると判明。また全面的な修復により、SPレコードの再生が可能となり、堀が聴いていた当時の音色を鑑賞できるようになりました。会期中、ご希望の方には当館1階にて、堀が所蔵していたのと同じSPレコードの1枚、バッハ「ブランデンブルグ協奏曲」をお聴かせしています(予約制)。
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「堀辰雄愛用の蓄音機」

関連イベント
※2つのイベントはすでに満員となり予約を締め切っております。ご了承ください。
●2022文学散歩①「新緑の信濃追分を歩く~追分の文学に逢いに行く~」
5月21日(土)13:00~14:30
堀辰雄や立原道造ら、信濃追分ゆかりの文学者たちの足跡を、新緑のもっとも美しい季節の中に訪ねます。
料金:一般1500円、友の会会員1000円(資料代込)  定員:10名程度
※要予約 案内:当館学芸員 
追分宿駐車場(浅間神社前)に13:00集合

●2022辻邦生山荘見学会① 
6月4日(土)13:00~14:30
2013年にご遺族より寄贈された辻邦生山荘を、現地にて学芸員がご案内します。
料金:2500円、友の会会員2000円(資料代込、軽井沢駅より送迎あり) 定員:13名
案内:当館学芸員
※要予約(受付4月15日am9:00~)  

〇2つのイベントのご予約は、次のEメール、FAX、電話にてお受けいたします。

ご予約
E-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp
FAX:0267-45-6626  TEL:0267-45-1175

軽井沢高原文庫 
THE LITERARY MUSEUM OF KARUIZAWA
料金:大人(高校生以上)800円、小中学生400円 ※GW期間中は駐車料金500円かかります。
(入館料には堀辰雄1412番山荘、有島武郎別荘「浄月庵」、野上弥生子書斎の見学も含まれています。) 
長野県北佐久郡軽井沢町長倉202-3 TEL0267-45-1175 Fax.0267-45-6626
http://kogenbunko.jp  〒389-0111

□交通:JR北陸新幹線・軽井沢駅、または、しなの鉄道・中軽井沢駅下車、タクシー約8分
上信越自動車道・碓氷軽井沢.I.C.より車で15分。
※会期中、次のバスが運行いたしますのでご利用ください。
〈急行塩沢湖線〉通年「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料410円)
〈町内循環バス(東・南廻り線)〉通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「塩沢湖」下車(有料100円)

※展覧会&イベントにつきましては、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、変更になる場合がございます。何卒ご了承ください。