場所:長野県立歴史館 開催期間:2019-11-23〜2020-02-02 お問い合わせ:長野県立歴史館 学芸部 総合情報課 (電話026-274-3991)
縄文時代の祈りの道具「土偶」は、ユニークなデザインや造形力の高さから、国の内外で注目を浴びています。県内では国宝2箇をはじめ多数の土偶が出土しており、土偶は信州縄文文化の象徴と言えます。
「中部高地の土偶展」では、長野・山梨両県の土偶文化の広さを提示します。日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」と周辺地域では、一遺跡で1000点を超える事例があるなど、多種・多様な土偶が大量に作られました。一点一点大きさや表情などが異なることから、各自のクリアしに寄り添う場面で製作され、使われたと考えられます。国宝に指定されるような大型土偶に対し、個人や集団の祈りに対応したと考えられる小・中形土偶にスポットを当てます。重要文化財、県宝も多数展示します。
【会 期】 中部高地の土偶展:令和元年11月23日(土)~令和2年2月2日(日)
【会 場】 長野県立歴史館 企画展示室 及び 第2企画展示室
常設展示室で関連展示あり
【観覧料】 一般300円 大学生150円 高校生以下無料
※常設・企画展共通券は一般500円
【講座】 11月23日(土・祝)「長野県内出土の土偶」
当館 総合情報課長 寺内隆夫
12月 7日(土)信州学講座「土偶と土器胎土」
当館 総合情報課 水沢教子
※時間13:30~15:00,会場は県立歴史館講堂 先着220名
【報告会】 1月18日(土)10:00~「長野県内出土の土偶をめぐって」
※会場:当館講堂
【シンポジウム】1月19日(日)10:00~「(仮)土偶の埋葬」
※会場:当館講堂
【イベント】 期間中の土・日・祝は土偶写生・ぬり絵大会
1月13日(月・祝)「ラヴィちゃんと遊ぼう」
2月1日(土)写生等 優秀作品表彰式
※写真は「バンザイ形土偶」富士見町坂上遺跡 富士見町教育委員会蔵 重要文化財