「日本の花、フランスの花~深沢紅子とルドゥーテ~」展

場所:深沢紅子野の花美術館   開催期間:2019-03-01〜2019-07-08

新年度第一回企画展として「日本の花、フランスの花~深沢紅子とルドゥーテ~」展を開催します。
深沢紅子は生涯を通じて、浅間高原に咲く野の花を愛し、描き続けました。
他方、「バラの画家」「花の画家」として知られるルドゥーテ(1759~1840)は、ベルギーに生まれ、19世紀初め、ナポレオン1世の皇后ジョゼフィーヌがマルメゾン城に営んでいたバラ園において、バラや他の植物の絵を数多く描きました。ルドゥーテはいくつかの植物図譜を著しましたが、その中でも「バラ図譜(Les Roses)」は最高傑作と言われています。
本展では、それぞれに花を愛し、花を描き続けた日本とフランスの二人の画家の作品を同時にご紹介します。深沢紅子が早春から初夏にかけての高原の野の花を描いた水彩作品約30点と、ルドゥーテの「バラ図譜(Les Roses)」の中から約30点を中心に、そのほか油彩や関連書籍など約20点を、展示します。

<イベント>
深沢紅子バースデーイベント 
お話:広川小夜子(元軽井沢ヴィネット編集長)「深沢紅子さんの思い出」
日時:3月23日(土)14時30分~15時30分 
場所:深沢紅子野の花美術館
料金:500円(コーヒー&紅茶付、入館料込) *要予約(電話0267-45-3662美術館)
2017年から始まった恒例イベント。深沢紅子の誕生日(3/23)に、紅子ゆかりの人のお話をうかがい、紅子を偲びます。冒頭、参加者に新展示を館長がご説明します。

[入館料]大人700円、小中学生400円、未就学児無料
[休館日]会期中無休

左・画像は、深沢紅子野の花美術館・外観。国登録有形文化財。1911年(明治44年)建築の旧・軽井沢郵便局を移築保存し、美術館として活用しています。