夏季企画展「君は河童を見たか!-水辺の出会い-」

場所:長野県立歴史館   開催期間:2018-06-16〜2018-07-29  お問い合わせ:長野県立歴史館(TEL:026-274-2000 )

 水は人にとって必要不可欠である一方、災いをもたらす原因でもありました。そのため、水と人の接点となる水辺は、生産の場であると同時に祈りの場でもありました。やがて水を制御できると考えはじめると、圧倒的な力を持つ神ではなく、河童が姿を現します。
 水辺に暮らす河童は、人が暮らす世界と水の世界を往き来し、人に幸を運んできたり、あるいは恐怖を与えてきたりしました。そして、人に寄り添いながら、時代とともに立場を変えていきます。
 本展示では、各時代における河童のイメージを通して、人の水に対する意識の変化を示します。そのことを通して、県内の水にまつわる景観を再認識し、河童ともども水辺への関心が高まることを願います。

☆求む!河童情報 メール rekishikankappa@outlook.jp まで

☆主な展示史資料
・「蛙状装飾付有孔鍔付土器」中越遺跡出土 縄文時代中期 宮田村教育委員会蔵
・「銅鑵子」長野市松代町大鋒寺蔵
・「寛永年中豊後肥田ニテ捕候水虎之図」 川崎市市民ミュージアム蔵
・「河伯手(河童の手)」 江戸時代 個人蔵
・月岡芳年「錦絵 和漢百物語 白藤源太」 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵
・「『つうふうの妙茶』内包紙下書」 天竜かっぱ広場おもしろかっぱ館蔵
・小川芋銭「河童百図第六十五図 カッパ」昭和12年 牛久市蔵

☆講演会「妖物の誕生」
6月16日(土) 13:30~15:00
講師:関西学院大学文学部教授 西山 克 氏

☆関連講座
7月14日(土) 13:30~15:00
「河童が登場するまで-水と人との関係史-」
講師:寺内隆夫(当館職員)
「君は河童を見たか!-水辺の出会い-」
講師:溝口俊一(当館職員)