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馬場家住宅全景

住所
〒399-0023 松本市内田357-6
TEL
0263(85)5070 
FAX
0263(85)5070
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜(休日の場合は翌日) 年末年始6日間
料金
一般・高大生300(200)円/小中生無料/(20名以上)
駐車場
50台(無料)
交通アクセス
長野道塩尻北ICより車10分。JR松本駅よりバス30分、寿台東口バス停より徒歩15分

本棟造りの建物と豊かな自然環境が
織りなす小宇宙

山ふところの古屋敷

 広い敷地を有し、屋号を「古屋敷」と呼ばれた馬場家住宅は、江戸時代末期の長野県西南部を代表する民家建築として、重要文化財に指定されています。先祖は武田信玄の家臣馬場美濃守信春【ばばみののかみのぶはる】の縁者とされ、武田氏の滅亡を機に、この地を開発し、住宅を築造したとされています。
 左右に門長屋の続く表門を入ると、主屋があり、その奥手に文庫蔵、奥蔵、坪庭の茶室があります。
 屋敷地中央の主屋は、棟の正面に「雀【すずめ】おどし」の棟飾り【むねかざり】を付けた本棟造りと呼ばれる民家の典型的な様式で、内部の優美な彫刻や、釘隠しなど匠の技【たくみのわざ】がところどころに施されています。馬場家の歴史や生活資料も展示されており、先人の暮らしを見ることができます。
 敷地からは、北アルプス連峰を遠望でき、松本平が眼下に広がっています。

屋敷内の仕掛け

 当主の居間に使われていたとみられる「コザシキ」の地袋【じぶくろ】(床面につくられた小さな戸棚)は、戸を開けると「ネマ(寝室)」に抜けられるようになっています。幕末、賊の侵入にあったときに、この地袋から「ネマ」に抜け、さらにその上の2階に上り、軒先に吊るしてある半鐘を鳴らしたり、屋根づたいに逃げ出す仕掛けと伝えられています。

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ザシキ・ゲンカン境の板欄間

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開館以来続くお茶席の会

重要文化財馬場家住宅の企画展・イベント情報

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主な展示品

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