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関根正二「自画像」(1916年制作)

住所
〒386-1436 上田市前山300
TEL
0268(38)6599 
FAX
0268(38)8263
開館時間
9:00~17:00
休館日
火曜(祝祭日の場合は翌日休)
料金
大人1000円/高大生800円/小中生100円(槐多庵と共通)
駐車場
40台(無料)
交通アクセス
上信越道上田菅平ICより車30分。JRまたは、しなの鉄道上田駅下車タクシー30分。上田電鉄別所線塩田町駅より徒歩30分、タクシー10分

若くして逝った作家の人生
思い伝わる命の作品

夭折の画家たちの作品

 才能を惜しまれながらも若くして死んだり、孤高の道を歩み埋もれていった「夭折【ようせつ】の画家」と呼ばれる作家たちの作品を収蔵し、展示しています。
 村山槐多【むらやまかいた】(1896~1919)は愛知県岡崎市出身。院展で多数の受賞をし、大正期の天才画家と称されました。この槐多が18歳のときに描いた『尿する裸僧』をはじめ、デッサンなどの槐多作品のほか、福島県大沼村(現白河市)出身の関根正二【せきねしょうじ】(1899~1919)の希少な作品や、アメリカ生まれの日系二世、野田英夫【のだひでお】(1908~1939)の絶筆となった『野尻の花』などの作品を展示しています。
 館内には、24歳で夭折した詩人画家・立原道造【たちはらみちぞう】(1914~1939)の記念展示室を併設し、彼が少年時代に描いたパステル画を中心に、詩作の自筆原稿、東京帝国大学建築学科在学中の設計図を展示しています。

現代作家の作品も展示

 館は、前山寺の参道入口にあり、ツタの絡まる建物。喫茶室を併設しています。
 道路を挟んで100メートルほど行ったところには、別館「槐多庵」があります。館内にはつり橋のような階段で結ばれた展示室があり、夭折した作家に加え、現在も活躍している作家たちの作品も展示しています。

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館内の様子

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別館「槐多庵」

信濃デッサン館の企画展・イベント情報

主な展示品

該当する展示品はありません